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2023/8/17
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目次
全国的に知名度が高く、人気も上昇中の学習院大学。そんな学習院大学には5つの学部が存在します。今回は5つの学部に関する情報、入試日程、倍率、入試科目、配点などをご紹介します。
それぞれの学部に関する情報が網羅されておりますので、最後までご覧いただくことをおすすめします。
最初にご紹介するのは、学習院大学の全学部における入試日程についてです。ここでは主に一般選抜に該当する、コア入試・プラス入試・大学入学共通テスト利用入学者選抜の日程をご紹介します。
出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
コア入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月10日 | 2023年2月18日 |
プラス入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月6日 | 2023年2月18日 |
共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月18日 |
いずれの入試の合格発表は同じ2月18日です。共通テスト利用入試で受験した学生は1か月以上待たされることになるのに対し、コア入試の受験者は1週間程度で結果が出るので大きく異なります。
出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
コア入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月6日 | 2023年2月15日 |
プラス入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月11日 | 2023年2月19日 |
共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月15日 |
共通テスト利用入試で1か月ほど待たされるのは経済学部でも同じです。そのほかの入試は試験日から合格発表日までだいたい10日程度待たせることになります。プラス入試だけ2月15日の合格発表は厳しく、何日かズラされています。
出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
コア入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月9日 | 2023年2月17日 |
プラス入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月7日 | 2023年2月17日 |
共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月17日 |
合格発表日は全入試形式共通して2月17日でした。こちらは平均的な待ち時間といったところです。
出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
コア入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月11日 | 2023年2月19日 |
プラス入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月10日 | 2023年2月19日 |
共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月19日 |
国際社会科学科の場合は全体的に日程が遅めになっており、コア入試が2月11日と他の学部のコア入試の中でも最も遅くに行われます。
出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
コア入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月7日 | 2023年2月17日 |
プラス入試 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月9日 | 2023年2月17日 |
共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月17日 |
理学部のコア入試・プラス入試は文学部と順番が逆になっており、合格発表日も文学部と同じ日程です。
次にご紹介するのは学習院大学の全学部の倍率についてです。ここでは一般選抜全体の倍率をご紹介します。
2022年度 | 2021年度 | |
法学部 | 4.2倍 | 6.5倍 |
2021年度から2022年度にかけて倍率が大きく下がった要因は政治学科において、2021年度に8.4倍もあった倍率が、2022年度には3.2倍まで落ちたためです。法学科は4.2倍でほぼ変わらなかったため、政治学科1つが倍率の平均を大きく落としたと言えます。
2022年度 | 2021年度 | |
経済学部 | 3.6倍 | 4.4倍 |
経済学部も若干倍率を落としていますが、経営学科のコア入試において2021年度が5.2倍だったのに対し、2022年度は3.4倍まで落ちたためです。一方で同じ経営学科でもプラス入試は3.9倍から6.0倍まで増えましたが、採用人数が少ないため、コア入試の倍率の落ち込みが大きな影響を与えた形です。
2022年度 | 2021年度 | |
文学部 | 2.6倍 | 3.9倍 |
文学部も他の学部同様、倍率を大きく落としています。大きな影響を与えるコア入試において最も落ち込みを見せたのがドイツ語圏文化学科で。5.5倍からなんと1.4倍まで下がっています。その一方、比較的健闘していたのが心理学科で、倍率こそ落ちましたがそれでも5.4倍から4.4倍までにとどまっている状況です。
2022年度 | 2021年度 | |
国際社会科学部 | 3.1倍 | 3.1倍 |
国際社会科学部に関しては倍率がほぼ同じという結果となっています。これまで他の学部では落ち込みが目立ったコア入試で3.0倍から3.7倍と増加を見せているものの、2022年度から導入されたプラス入試が2.5倍と、このプラス入試が足を引っ張った形です。
2022年度 | 2021年度 | |
理学部 | 3.6倍 | 4.1倍 |
理学部は全体的に倍率の落ち込みが緩やかで、物理学科のように4.2倍から4.0倍と落ち込みが少ない学科もある中、生命科学科で4.3倍から3.3倍と1倍ほど落ちています。ただ他の学部学科で見れば優秀な部類であり、人気は比較的安定していることがうかがえます。
最後にご紹介するのは学習院大学全学部の入試科目・配点についてです。コア入試をご紹介するとともに、プラス入試ではどの学部のコア入試を用いるかについてご紹介していきます。
国語→国語総合・古典B(漢文は含まない)100点
外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ、ドイツ語、フランス語から1科目 150点
地歴公民・数学→日本史B、世界史B、地理B、政治経済、数ⅠA+数ⅡBから1科目 100点
ちなみに法学部のプラス入試は経済学部のコア試験を用いるため、プラス入試を受ける方は経済学部のコア試験をご覧ください。
国語→国語総合(漢文は含まない)120点
外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ、ドイツ語、フランス語から1科目 150点
地歴公民・数学→日本史B、世界史B、地理B、政治経済、数ⅠA+数ⅡBから1科目 120点
経済学部のプラス試験は国際社会科学部のコア試験と同じ問題が出題されます。
国語→国語総合・古典B・現代文B 15
0点
外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ、ドイツ語、フランス語から1科目 150点
地歴公民・数学→日本史B、世界史B、地理B、政治経済、数ⅠA+数ⅡBから1科目 100点
一方、理系色が強い心理学科と教育学科はプラス試験において英語・数学・理科で受けられるようになっており、理学部のコア試験を活用します。ちなみに文学部のプラス試験における数学は、数Ⅲも対象となります。
国語→国語総合(漢文は含まない)100点
外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ 150点
地歴公民・数学→日本史B、世界史B、政治経済、数ⅠA+数ⅡBから1科目 100点
国際社会科学科のプラス試験は法学部のコア試験を活用しますが、ポイントになるのが英語は英語4技能テストの外部試験を利用する点です。最大150点が与えられ、英検2級レベルであれば100点から120点が与えられます。
しかし、10点単位で刻まれていくため、英語で1つでも上のスコアを狙いに行かないと差を付けられやすくなるでしょう。
数学→数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲ 150点
外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ 150点
理科→物理基礎+物理、化学基礎+化学、生物基礎+生物から1科目 150点
理学部の理科は受験する学科によって選べる科目が異なり、例えば物理学科は物理しか選べず、化学科は物理と化学いずれかを選べます。そのほかの学科は生物も選択可能です。
一方プラス試験に関しては文学部のコア試験が対象ですが、同じ問題は英語のみで、数学と理科は独自問題を利用します。また数学科のプラス試験では理科を使わず、数学と英語の2科目で判定する形です。
学習院大学はコア入試やプラス入試のほかにも様々な入試形式があります。ですので、今回ご紹介したものはその一端であり、2024年度入試などの情報は今後出てくることになります。
同じプラス入試でも微妙に異なるものもあり、事前のチェックが必要です。特に英語4技能を使った外部試験が合否を左右するものもあるので、高1、高2の学生も将来的なことを踏まえ、前もって英検などに力を入れておくと後々楽になるかもしれません。
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