高1高2のうちはまだ受験当日まで十分に日があるように見えることから、「今の成績が多少奮わなくても逆転合格できるだろう」「周りも同じくらい受験勉強していないから大丈夫だろう」と考えてしまいがちです。
しかし、現在の学力が低い高1高2生は、志望校に落ちる可能性が高いので注意が必要です。
今回は、学力が低い高1高2生がやるべきことを解説します。
今から受験対策を万全にする必要はありませんが、何をするべきか可視化して準備していきましょう。
学力の低い高1高2生は志望校に落ちる可能性が高い
結論からお伝えすると、今現在学力が低い高1高2生は志望校に落ちる可能性が高いです。
大学受験は、もちろん長期間コツコツ努力して基本的な知識と解法を身につけてきた人が有利な世界です。
高校進学だけでなく小中学校のときから高い成績を維持している人や、自分の苦手と真っ向から向き合って細かく対策できる人は、塾や予備校を使わなくても難なく志望校に受かるでしょう。
しかし、今の成績が低い高1高2の場合、下記のような理由で志望校の合格が遠ざかるのでチェックしていきましょう。
高1高2で学ぶ基礎知識がないと受験問題が解けないから
高1高2で学ぶ範囲は基礎的な単元が多く、十分に習得しておかないと受験問題を解くことができません。
「基礎ができていないと応用はできない」というのはスポーツや芸術の世界で言われることですが、勉強でも同じです。
高1高2の今の段階で成績が悪いということは基礎が徹底できていないということであり、修復には相当の時間がかかるでしょう。
場合によっては中学の単元まで遡って復習する必要があり、想定以上に時間がかかることも少なくありません。
その間に同級生は次の単元に進んでしまうのでどうしても学習の効率が悪くなり、今後も思うように成績が上がらなくなってしまうのです。
高3になると単元の難易度が上がるから
高3になると、高1高2で学んだ知識を習得できていることを前提に、単元の難易度がグッと上がります。
複数単元の知識を横断的に活用しないと解けない総合問題が出たり、新しく習うこと自体のレベルが高くついていけなくなったりすることが考えられます。
「高3になってさらに成績が下がってしまった」「高1高2のときは平均点が取れていたのに今では赤点ギリギリになってしまった」という人も多いのです。
高3は小中高と続く12年間の学習をまとめる1年でもあり、難易度が上がるのは当然かもしれません。
ついていくのに必死になっているうちに受験勉強に出遅れてしまい、そのまま受験当日を迎えてしまわないよう、早期の対策が必要です。
学力が低い高1高2生がやるべきこととは
高1高2で学力が低いのは大学受験上非常に不利なことですが、なかには逆転合格を成し遂げて理想通りの大学生活を送っている方がいます。
ここでは、学力が低い高1高2生がやるべきことを解説するので、参考にしてみましょう。
学習習慣を身につける
まずは、学習習慣を身につけておくことが大切です。
受験生のように1日10時間以上など長い時間を勉強に費やす必要はありませんが、机に向かうのが当たり前の時間をつくることがポイントです。
学習習慣がない人は、長時間勉強しようとしても集中力が続かず、挫折しやすくなります。
また、机に向かうことが苦痛に感じられるのでついサボってしまったり、何かと理由をつけて遊んでしまったりすることも増えていくでしょう。
しかし、スキマ時間だけでも机に向かったり、移動中にタブレットを使いながら勉強したりする癖をつけておけば、勉強に対する基礎体力が身につきます。
毎日継続するのが理想ですが、部活などで忙しい場合は自分なりにスケジュールを立てるところからはじめ、まずはスケジュール通り実行することを第一目標に努力していきましょう。
効率のよい学習方法を見つける
今のうちに効率のよい学習方法を見つけておき、定期テストなど必要なタイミングから逆算して勉強できるようにしておくこともポイントです。
限られた時間でも高い効果を発揮する学習法が見つかれば、自ずと勉強へのモチベーションも上がります。
また、目に見えて成果が出るのでいつの間にか勉強することが楽しくなり、よいサイクルが築けるかもしれません。
塾や予備校でも学習法を指導しているので、困ったときはプロに相談するのもひとつの方法です。
公式LINEからFAST-UP逆転塾の無料相談へ
FAST-UP逆転塾では、高1高2生に対する受験指導もしています。
特に、今成績が低いのであれば逆転合格を狙って対策していくことになるため、専用の学習カリキュラムを使った方がよいでしょう。
気になる方は公式LINEで無料のカウンセリングを受けることができます。
「今の成績のままでいるのが不安」「本当に逆転合格できるか疑わしい」という方はぜひ一度カウンセリングに参加し、勉強方法を学んでみてはいかがでしょうか。