勉強法を確立することはとても大事なことです。学生の時だけ学ぶわけではなく、社会人になってからも学ぶことはあるからです。その時に学び方、勉強法を知っていることは、大きなアドバンテージになるはずです。
今回は高校生が勉強法を学べるおすすめの本や受験勉強に役に立つ本、浪人生向けの本などをご紹介します。
【高校生におすすめの勉強法】教科ごとの勉強法や効率を上げるコツも解説
高校生が勉強法を学べるおすすめの本10選
東大生が選んだ勉強法
「東大生が選んだ勉強法」は、文字通り東大生が行っている勉強法をまとめた本です。東大を目指す受験生はもちろんのこと、様々な勉強法が掲載されているため、高校生に限らず、中学生にも社会人にもおすすめです。たくさんの勉強法が世の中には存在することを知ることができる1冊です。
10万人が難関資格試験を突破した 受かる勉強33のルール
「10万人が難関資格試験を突破した 受かる勉強33のルール」は、読んだ直後から実践できるような勉強法がたくさん載っている本です。実践的な内容が多く、ちょっとしたコツまで載っているので独自の勉強法を編み出したい高校生におすすめの1冊です。
塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書
「塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書」は、中学生を対象にした勉強法の本です。ただ、とてもオーソドックスな勉強法に関する内容が多く書かれているため、高校生にも当てはまるものが多いです。作者は教育系YouTuberとして有名な葉一さん。学習計画の作り方ややる気の保ち方など、多種多様な勉強法、それに関連するテクニック、コツが掲載されています。
最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」は、メンタリストのDaiGoさんが書いた本です。効率を求めてムダを省く勉強法が多く、一見すると楽をして勉強をすることを求めるように見えますが、精神論や根性論を度外視し、科学的な根拠のあるテクニックが多く、効率的かつ効果的な勉強法を身につけたい人におすすめです。
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55は、すぐに取り組むことができる勉強法やテクニックが紹介されている本です。時間の使い方や長い時間勉強し続けるテクニック、息抜きの効果的なやり方まで詳しく載っています。高校生でもすぐに始められるものばかりで、1日30分から勉強をし続けることでどれだけ夢を実現できるのかが実感できる内容です。
読むだけで面白いほど成績が上がる 高校生の勉強法
「読むだけで面白いほど成績が上がる 高校生の勉強法」は、マンガなどをミックスさせながら、勉強の正しいやり方について説く本です。授業の受け方など、勉強法の根本の部分からそのテクニックを紹介しており、マンガを通じて内容が入りやすくなるようにしているのもポイントで、高校生でも内容が入りやすいようになっています。
夢を叶えるための勉強法
「夢を叶えるための勉強法」は、東大王でもおなじみの鈴木光さんが書いた本です。学習計画の立て方はもちろん、暗記法や問題の解き方などが掲載されているほか、主要5教科をどのように取り組めば成績が上がるのかを具体的に書いており、成績を伸ばしたい高校生はぜひとも手に入れたい1冊です。テレビに出ながらも司法試験予備試験に合格するなど、多忙でも結果を残し続ける鈴木光さんの勉強法を知ることができるため、おすすめです。
東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法
「東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法」は、テレビ番組にも登場する河野玄斗さんが書いた本です。医学部に在学中でありながら、司法試験に一発合格を果たすなど、離れ業をやってのける河野さんがいかにして勉強をしてきたかがわかる1冊です。高校生には馴染みのないPDCAサイクルを活用した勉強法などが紹介されており、河野さんが考案した独自の勉強法、考え方に触れることができます。
ムダにならない勉強法
ムダにならない勉強法は、できるだけムダを省いて効果的に勉強をしたい人におすすめの本です。著者は、インプットやアウトプットそれぞれに関する本を出すなど、勉強法に通じる本を数多く書いています。科学的に根拠があり、裏付けもされている勉強法が紹介されており、とにかくムダがなく、自分に合った勉強法を見つけることができる1冊です。
勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法
「勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法」は、東大出身の伊沢拓司さんが書いた本です。結果を出すために行ってきた勉強法を紹介しており、そもそもなぜ受験勉強をするのかというところから始まり、勉強法の大切さ、実際の方法など勉強法につながるエッセンスをふんだんにちりばめた一冊となっています。
大学受験勉強でおすすめの本5選
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法
「受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法」は、高校生が受験勉強に取り組む際、勉強の内容を効率的に記憶していくために役立つ本です。著者は東大の教授であり、脳科学者でもあるため、脳の仕組みを熟知しており、効果的に勉強を進めていくための方法を紹介しており、限られた時間で多くの科目の勉強をしないといけない高校生はぜひとも読んでおきたい1冊です。
受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】完全版
「受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】完全版」は、受験勉強のノウハウが凝縮された本です。飛び道具、必殺技のような勉強法が書かれているわけではなく、イチからコツコツと、かつ濃厚に勉強を行っていきたい人に向けて書かれており、そのボリュームは559ページという分厚さにも出ています。多くの東大生、医学部合格者などを輩出してきた学習塾における指導内容が1冊にまとめられており、説得力はピカイチです。
現役ドクターが教える! 医学部合格への受験戦略・勉強法
「現役ドクターが教える! 医学部合格への受験戦略・勉強法」は、現役の医師であり、予備校を主宰する細井龍さんが書いた本です。医学部に合格するための戦略や勉強法が書かれていますが、受験勉強をする学生や浪人生、社会人にも通ずるものが多く、医学部を目指さないものの、難関大学を目指す高校生は必読の本です。
[図解] 合格判定0%から1年で東大医学部に合格した人の秘密の勉強法
「[図解] 合格判定0%から1年で東大医学部に合格した人の秘密の勉強法」は、9カ月の中で東大模試E判定からA判定まで押し上げた著者の受験勉強のやり方をまとめた本です。継続して学べるやり方を考案し、受験勉強を楽しく乗り越えるノウハウが詰まっています。個性的な勉強法も多く、ユニークなやり方で受験勉強に挑みたい人におすすめです。
残り3ヶ月からでも難関大学の逆転合格を可能にする驚異のショートカット勉強法
「残り3ヶ月からでも難関大学の逆転合格を可能にする驚異のショートカット勉強法」は、武田塾の塾長である林尚弘さんが書いた本です。予備校に通い続けて失敗し、参考書を中心とした勉強に切り替えて劇的に偏差値が上がった林さんの実体験を中心としており、高校生はもちろん、浪人生にとっても目から鱗が落ちる1冊となっています。
高校生がノート術を学べる本3選
中学生から使える! 東大女子のノート術 成績がみるみる上がる教科別勉強法
「中学生から使える! 東大女子のノート術 成績がみるみる上がる教科別勉強法」は、浪人中、予備校に行かず、独学で東大合格をつかみ取った女性が書いた本です。教育系YouTuberのみおりんさんがYouTubeチャンネル「みおりんカフェ」で紹介したノート術などが載っています。ノートの余白の使い方などノートの有効活用の方法だけでなく、勉強法まで掲載されており、一石二鳥な1冊となっています。
地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術
「地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術」は、地頭力をつけるために必要な力を養うために必要なノートの取り方をまとめた本です。図解でわかりやすく書かれているため、読んですぐに実践できるのが特徴です。付箋やノート、ホワイトボードの用途や使い方なども載っているので、情報をまとめ、正しく認識していくためには欠かせない1冊です。
NHKテストの花道 勉強力がぐんとアップする合格ノート術
「NHKテストの花道 勉強力がぐんとアップする合格ノート術」は、NHKで放送されていた番組で紹介されたノート術をまとめた本です。テストの花道は高校生を対象にしており、テストで点数をとるために必要な力を身に着けて、志望校に合格してもらうことを目標にしており、とても学びが多い番組として話題を集めました。参考になるノート術が多く登場します。
浪人生におすすめの本3選
多浪で東大に合格してわかった 本当にやるべき勉強法
「多浪で東大に合格してわかった 本当にやるべき勉強法」は、2浪以上して東大に合格した学生たちの勉強法をまとめた本です。苦労を重ねて見つけ出した勉強法から精神的な強さを身に着けた方法など、何度も浪人をした人だからこそ言える話が詰まっています。中でも、多浪あるあるは、悲哀を感じさせるほか、ためになる話ばかりです。
大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント
「大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント」は、東大王でもレギュラー出演する砂川信哉さんが書いた本です。自らも浪人経験があり、どのように浪人生活を乗り越えてきたかがわかります。砂川さんが浪人生などに向けて書いたヒントの数々は浪人生はもちろん、高校生にも響くような内容になっており、浪人生以外にも読んでほしい1冊です。
だからおまえは落ちるんだ、やれ!
「だからおまえは落ちるんだ、やれ!」は、元暴走族で現在は古文講師として活躍する吉野敬介さんが書いた本です。タイトルは過激ですが、その中身は大変素晴らしく、勉強の大切さと本気に取り組むことの素晴らしさが書かれています。予備校講師として長年多くの浪人生を見てきた中で感じたことをぶつけており、「よし、頑張ろう!」と思わせる内容となっています。
勉強法(勉強の仕方)を知ることはとても重要
勉強で躓く人、自宅学習で苦戦する人は、勉強のやり方が分からない人がほとんどです。例えば、サッカーがうまくなりたい場合に、誰からも教えがないと、何から始めればサッカーがうまくなるのか普通はわかりません。指導者から練習法などを学んでいくことで自分なりに工夫をしながら練習が行えて上達していくようになります。勉強法を知ることは、成績アップのためには必要不可欠であり、いくつもの引き出しを持つべきです。
資格取得に向けても学生時代の勉強法は役に立ち、アプローチのやり方さえ見つけてしまえばあとは上達あるのみなので、集中して取り組めるようになります。勉強法を確立できていない人は、勉強法が書かれた本を読んで身に着けていきましょう。
まとめ
東大に合格したのはその人が元々頭がいいからではないかと思っている人が少なくありません。しかし、偏差値が低い人でもスイッチが入り、正しい勉強法で必死に取り組めば東大に合格することはできます。あとは努力と根気の部分になり、決して能力だけではないのです。多くの勉強法、それに関連する本が登場しましたが、自分なりのやり方を見つけ、失敗を重ねてようやく正解にたどり着いた人が多いのも特徴です。自分にマッチした勉強法は必ず存在します。それは勉強法の本に書かれた内容そのままなのか、自分なりにアレンジしたものかは人それぞれですが、まずは実践してみることをおすすめします。