【世界史のノートの取り方・まとめ方】ノートを活用した勉強法も解説

暗記科目である世界史において、一問一答形式の問題集や参考書、教科書を丸暗記すれば点数が取れる印象を持つ人もいるはずです。しかし、歴史は流れで覚えるものであり、流れで覚えることで忘れにくくなるのも事実。要約を理解してから暗記を行う方が効率的と言えます。

今回は、世界史のまとめノートのメリット・デメリット、ノートの取り方やまとめ方、ノート作りのコツ、ノートの活用法などをまとめました。

世界史のまとめノートを作る勉強法は無駄なのか

世界史のまとめノートは必要と語る人もいれば、いらないと切り捨てる人も。果たしてまとめノートはするべきなのかどうか、メリット・デメリットを解説します。

世界史のまとめノートのメリット

世界史でまとめノートを作るメリットとして、自分が理解できる形でまとめられて、復習が行える点が挙げられます。教科書や参考書を眺めるだけで理解できる人もいれば、かみ砕いていかないと内容を理解できない人もいます。まとめノートは自分なりに解釈して内容を理解したい場合や、パッと見て内容を把握したい場合などにおすすめです。他人が見てもさっぱり分からない場合でも本人が理解できればそれでいいのが、まとめノートのいいところです。

また情報をひとまとめにできることもまとめノートのメリットで、教科書や参考書など自分に有益なものを1つにまとめることで、より効率的な勉強が行えるようになります。

世界史のまとめノートのデメリット

一方のデメリットですが、まとめノートを作ることで勉強をした感覚になってしまい、そこでやめてしまうことがある点です。まとめノートを作るだけでそれなりに時間がかかりますし、達成感もあります。しかし、まとめノートは勉強ツールの1つで、完成させた時点で初めてスタートラインに立てたようなもの。スタートラインに立っただけで満足しているようだと点数が取れることはないでしょう。時間がかかる分、試験がすぐ迫っている状態ではマイナスに働くこともあります。

結論:まとめノートは有効

手間暇はかかる一方、まとめノートを作るのはプラスであり、勉強をする上での理解を助けるツールとして高い効果を発揮します。注意したいのは、「まとめノートのクオリティにこだわること」であり、こだわり過ぎれば時間だけを費やすだけです。自分にとって理解しやすいノートにすることが大切であり、必要な情報だけをピックアップして作っていくことはとても大事でしょう。

世界史のノートの取り方・まとめ方を徹底解説

世界史のノートをどのように取って、どのようにまとめていくべきか、様々な切り口から解説していきます。

世界史のノートのまとめ方の流れ

ステップ❶:苦手部分などまとめたい部分を定める

ノートをまとめる際に、どこの部分をまとめたいかを定めます。既に理解できる部分よりも、なかなか理解できない部分、よくわからない部分を中心にまとめていき、理解度を高めていくのがおすすめです。時代でまとめるやり方やエリアでまとめるやり方など、まとめたい部分は人によって様々です。教科書の流れに合わせる必要はなく、自分が苦手とするところからまとめていくのがいいでしょう。

ステップ❷:教科書や参考書を読み込んで自分の表現で作っていく

まとめノートを作る際には教科書や参考書、資料集など様々なツールを駆使するのがおすすめです。教科書と参考書では表現に少し違いがあったり、より分かりやすく書かれていたりします。これらを読み込んでいく中で、「これはこういうことなのか」というのが理解できるようになるはずです。ここで気を付けたいのはコピペをするように丸写しをしてしまうこと。これでは頭の中に内容が入ってきません。自分なりの表現、自分なりの言葉で書き込んでいくことで内容理解につながっていきます。

ステップ❸:書き込むスペースを確保しておく

まとめノートを作る際に、書き込めるスペースを残しつつまとめていくのが大切です。現時点で自分にとって必要な情報を書きこんでいく一方、勉強をしたり、アウトプットをこなしたりする中で、この情報があった方がいいというモノが必ず出てきます。その時、新たに情報を加えることでより中身が詰まったモノになっていくでしょう。だからこそ、最初から高い完成度、高いクオリティを目指す必要はありません。

世界史のノートを作る際のコツ

必ずノートを作るコンセプトを決める

世界史のノートを作る際にのポイントは、ノートのコンセプトを定めることです。いわばノートまとめのルールを最初に定め、何のために世界史のまとめノートを作るのかをしっかりと認識しないといけません。まとめ方にブレが出れば、まとめ方が雑になり、使い物にならなくなることもあります。最初に教科書を読み込んでまとめる、参考書で必要なものを確かめる、アウトプットする中で要注意な情報を発見して書き込むという作業の流れを確立させてしまえば、クオリティの高いものを作れます。

丸写しはしない

コピペがなぜいけないかといえば、それは自分の言葉ではなく、他人が紡ぎだした言葉だからです。楽をして書いているようなもので、当然自分の中にその内容は入ってきませんし、再び読み返してもスッと頭の中に入ってきません。教科書を丸写ししたとしても、やっていることはコピペのようなもので、教科書のようなものを作りだしただけです。表現が多少間違っていたとしても自分の言葉で書き込んでイメージをしやすくさせることがとても重要です。

あえて完成度を低めにしてアップデート前提に

暗記科目である世界史、日本史などは、大まかな流れをつかんでから細かいところを覚えていくことで内容がつかみやすくなります。最初にノートを作る際、あえて完成度の低く、余白たっぷりなまとめノートにし、アップデートを前提としていきます。大まかな流れだけをつかんでもテストで高得点は狙いにくいですが、流れをある程度つかんでいるため、暗記をする際に定着しやすくなります。これと同じようにまとめノートを作っていくことで、アップデートした情報を書きこんでいく中で定着しやすくなるというわけです。

世界史のノート作りに関するよくある質問

世界史のノートは色分けすべき?

もし黒ペンだけで世界史のノートを作った場合、どこが重要でどこが重要でないかをパッと見て判断するのは大変です。そのため、色分け自体は必要です。問題なのは意味もなく多くの色を使うことで、これだと黒ペン同様、重要度がパッと見ただけではわかりません。色に意味を持たせることで、重要度がしっかりとわかるので色分けするにしても数色程度にし、それぞれに意味を持たせるのがいいでしょう。

世界史のノートは余白を残しておくべきか

先ほども紹介した通り、余白を残しておくことはとても重要です。参考書や問題集を解いていく中で、自分の中で理解しにくい部分や何度も出てくるので要注意の部分などが浮かび上がります。その情報を書き込み、アップデートすることも大切な作業です。そのため、余白は必要であり、ノートは広々と、余白が結構あるぐらいで作っていくと、色々な情報を入れていくことができるだけでなく、書き込んでいってもノートの見た目が悪くなることがありません。

世界史のノートに図やイラストは入れるべきか

世界史では地図、系譜など色々な図、イラストが出てきますが、ノートを作る際には、入れられる図やイラストはなるべく入れていきましょう。イメージのしやすさにつながるほか、記憶にとどまりやすく、知識として定着しやすくなります。見た目にわかりやすく、理解しやすさにつながるのであれば、書いておいて損はありません。絵が下手な人も別に自分の手で書く必要はなく、コピーを貼り付けるだけでも十分です。

世界史のノートに年表は入れるべきか

年表に関しても理解の助けにつながるのであれば入れておいていいでしょう。教科書に書かれているような年表をただ丸写しするようなものではなく、例えば見開き2ページでエリア別の年表を全て書き込めるようにして、横のつながりをチェックするのにも使えます。国別で分けるだけでも理解のしやすさにつながるため、歴史は流れで覚えていくことの必要性を理解できるはずです。

世界史のノートはルーズリーフで作成しても良いか

最近はルーズリーフで管理する学生が多いですが、ルーズリーフでノートをまとめることは何ら問題はなく、順番の整理や情報のアップデートなどがしやすくなります。バラバラになることがあるため、そこさえ注意しておけば大丈夫です。特に余白に書き込めなくなった場合、ルーズリーフであれば追加が可能なので、ノートよりも使い勝手はいいかもしれません。

世界史のまとめノートを活用した実際の勉強法

まとめノートを作ってどのように活用するべきか、勉強法をまとめました。

まとめノートの内容を、何も見ないで別紙に再現する

まとめノートの内容を理解していれば効率よく知識が入っており、点数が狙えます。しかし、まとめノートの内容を覚えてないとなると、知識が入っているかは疑わしいです。そこでおすすめなのは、何も見ないで別紙に再現していく勉強法です。完全再現をする必要はないですが、覚えておきたい知識を要所要所で押さえられているか、ここが再現できていれば理解しているということになります。まとめノートの内容の理解度をつかむには最適です。

まとめノートを音読して暗記する

世界史や日本史など歴史科目で効果的とされる教科書の丸暗記。何度も音読を行っていくことで教科書の内容が頭の中に入っていき、点数が狙いやすくなります。まとめノートを作った際に、これを音読して暗記していけばまとめノートに書かれていることは頭の中に入り、まとめノートを作った意味が出てきます。まとめノートは必要ないと声高に叫ぶ人は、「ノートをまとめて勉強した気になるから必要ない」と言いますが、音読して暗記まですれば、作った意味があると言えるでしょう。

まとめノートを使って、知らない人に説明する

自分にとって理解できるノートであればそれでいいわけですが、やはり知らない人にとっても理解しやすいものであれば、それに越したことはありません。まとめノートを使って、世界史の事を知らない人、もしくは世界史を苦手とする人に説明し、質問をされてしっかりと返せるかなどを確かめましょう。質問に返せないところがあれば、そこが自分にとって理解が及んでいないところなので、改めて勉強していけば知識の穴を防ぐことができます。

世界史の勉強におすすめの市販のノート3選

世界史の勉強に役立つ市販のノートがいくつかありますのでご紹介します。

詳説世界史ノート

「詳説世界史ノート」は、教科書の構成、流れに応じて作られているノートです。山川出版社から発売されており、重要語句のところが穴埋めになっています。教科書に沿っているため、共通テスト対策にもなります。教科書に書かれていることが理解できているかを確かめたい場合におすすめです。

大学受験 ココが出る!! 世界史Bノート

「大学受験 ココが出る!! 世界史Bノート」は、大学入試の問題を分析した上でよく出てくる問題を中心にまとめられたノートです。空欄に書き込んでいく中で内容を整理することができるほか、覚えておきたい重要キーワードなどが登場するため、理解度を調べるのにおすすめです。

ひと目でわかる 茂木誠の世界史ノート

「ひと目でわかる 茂木誠の世界史ノート」は、予備校講師として人気を集める茂木誠氏の、もぎせか授業ノートを1冊の本にまとめたものです。要点をまとめ、全体の流れをイラストや図で示すため、要所を押さえながら勉強できます。実に132のテーマがありますが、1冊で世界史の内容をすべて網羅できます。

まとめ

ノート作りで満足するからノートをまとめる必要はないと力説する人がいますが、なぜまとめノートを作るのかという根本を理解できている人にとってまとめノートは必要な存在であり、現状満足してしまっている人も、まとめノートの存在意義を理解すれば積極的に活用できるようになるでしょう。ノートをまとめるのは理解度を高めるため、そして、効率的に復習を行えるようにするためです。まとめて満足せず、まとめてからが本番と思って勉強に励みましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

選ばれる理由
定員制、逆転特化
FAST-UP逆転塾とは

K.T君

3865

偏差値27up

偏差値38から
青学3学部に逆転合格

高2の頃、焦りから独学で勉強を始めましたが、何をやってよいかさっぱりわかりませんでした。FAST-UP逆転塾では、1日単位の効率的なカリキュラムを作ってくれたので、迷うことなく合格まで進むことができました。僕の人生を変えてくれたFAST-UP逆転塾に感謝しかありません。

Y.M君

3664

偏差値28up

偏差値36から
明治大学に逆転合格

受験勉強を開始し右も左もわからない状態の時にFAST-UPに出会いました。FAST-UPでは、毎日自分に最適なTodoが提示されたため、一切迷うことなく合格まで突き進めたと思います。自分の勉強法に不安がある人や、やるべきことがいまいちわからない人にはとてもおすすめの塾だと思います。

H.I君

5167

偏差値28up

志望校を上げて
早稲田に逆転合格

高3の春に、MARCH志望でFAST-UPに入塾したのですが、入塾から2ヵ月ほどで予想以上に偏差値が上がったため、第一志望を早稲田に変更しました。そこからの学習で驚いたのは、個別講義にて早稲田特化の授業をしてくださったことです。これにより、常に早稲田の傾向やレベルを意識しながら学習に取り組むことができました。FAST-UPのメソッドで学習すれば、志望校を上げることも可能だと思います。

まずは無料相談