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#早慶

慶応義塾大学の受験勉強法|偏差値30・40台でも合格可能?

2025年2月20日

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受験にさほど詳しくない人でも難関大学であることが認知されている慶応義塾大学。受験をする以上、慶応に憧れを持つ学生は少なくなく、浪人をしてでも慶応合格を目指す人もいます。

偏差値30や40だった場合、果たして慶応義塾大学の合格は可能なのか、合格のためにやるべき勉強法、科目ごとのおすすめの参考書などをご紹介します。

慶応義塾大学の勉強法を確認する前に知っておきたい4つのポイント

慶応合格に向けていくつかの確認事項、知っておくべきポイントが4つあります。その4つのポイントをご紹介します。

勉強時間は最低、1500時間を確保

慶応義塾大学に合格するために、勉強時間は最低でも1500時間は確保しなければなりません。この場合の1500時間は高校3年になって2月の入試までに行う勉強時間であり、高1や高2は含まれていません。もし高1や高2でほとんど勉強をしてこなかった場合は1500時間以上が必要になります。

しかも、あくまでも「最低」1500時間なので、1500時間を確保すれば必ず合格できるわけではなく、2000時間、2500時間と時間をかけなければいけないケースも。10か月間で1500時間、1カ月150時間、1日平均5時間の勉強が慶応合格を目指すためにクリアすべき「最低ライン」です。

復習をし知識を定着させる

最低でも年間1500時間の勉強をする中で、それでも成績が伸びない学生が出てきます。これはただただ時間をかけて勉強をやっているだけにすぎず、知識が何も定着していないことを意味します。

エビングハウスの忘却曲線では、学習して20分後には4割以上の内容は忘れ、1日もすれば4分の1の内容しか覚えてないことを示しています。エビングハウスの忘却曲線では、意味のない言葉を記憶して数値を出しているため、英単語などの記憶では全く同じことになるとは言えないものの、脳は工夫なしでは基本的に忘れやすく作られていることは明らか。

つまり、最低1500時間の勉強の中で復習を行うことは必須です。エビングハウスの忘却曲線では、定期的に復習を行うことで忘れる割合がかなり緩やかになっています。常に復習を行い、完璧な状態で進めていく形になれば知識を着実に積み重ねられるのです。

科目ごとの出題傾向を把握し対策する

慶応義塾大学では国語の科目で入試を受けることができません。国語に置き換えて、小論文や論述が出題されます。論述でどのような問題が出されるかは学部によって異なるように、科目ごとではそれぞれ出題傾向が出ており、それを理解した上で対策を立てる必要があります。

当然ながら学部ごとに科目ごとの難易度は異なりますし、数学を見ても、文系学部の数学と理系学部の数学が同じ難易度のはずがありません。つまり、受験する学部の科目ごとの出題傾向をしっかりと理解することで、入試に取り組むことができるというわけです。

例えば、記述式なのかマーク式なのかといったところから出題傾向を見ていくことも大切です。また数学であれば途中式までしっかりと書くとか、英語であれば時事的な話題が英文で出てくるなど、どのように準備を重ねていけばいいかが、出題傾向を知れば明らかです。

出題傾向を知ることは、入試に備えるために行うべき下準備です。

過去問の分析を行う

出題傾向を知るということは、過去問の分析を行うことにもつながっていきます。何が出やすいのかを知ることで、重点的な対策を行うことができます。また英語であれば、どれくらいの語彙力がないと厳しいか、小論文や論述であればどのような題材が出て、何字で書かなければならないかなどを過去問から理解し、勉強につなげられます。

そして、過去問を何度も解いてみて完璧にすることで、慶応の入試問題の難易度を体感し、現状何が足りていて何が足りないのかを知ることができます。根拠もなく「楽勝」、「大丈夫」と思ってしまうことが一番最悪であり、まずは現状の実力を知ることが大事です。

【科目別】慶応義塾大学に合格するための勉強法・おすすめ参考書

慶応に合格するためには参考書を効果的に活用する必要があります。ここでは主に5科目のおすすめの参考書をご紹介します。

英語

英語は早稲田と並び、私立大学の英語で最も難しいレベルとされています。まず語彙力は英検準1級レベル、時事的な話題も英文に登場するため、ニュースに登場するような英語も押さえておく必要があります。そのため、英検準1級レベルの語彙力プラスアルファが問われるほか、学部によって出題傾向が異なるのも要注意。

勉強法としては、まず語彙力を真っ先に固めて英検準1級レベルに到達させること、そして、長文読解では一文ずつ、英文を理解していきながら、少しずつ速読を行い、素早く内容理解につなげられるようにしましょう。ただまずは語彙力を固めることから始めましょう。

英語のおすすめ参考書

まず語彙力を高めるのに必要なのは、「システム英単語」と「リンガメタリカ」です。「ミニマル・フレーズ」と呼ばれる連語で単語を覚えていくタイプのシステム英単語、経済や医療など専門性の高いジャンルで登場する英単語をまとめたリンガメタリカを活用して、語彙力を高いレベルに引き上げましょう。

長文読解でおすすめの参考書は「英文解釈の技術」シリーズと、「やっておきたい英語長文」シリーズです。慶応の英文読解では1つ1つの文章の意味を理解しないと正しく読み解くことができないので、英文解釈のスキルを高める必要があります。そのレベルアップに適しているのが英文解釈の技術シリーズ。

そこから先は、やっておきたい英語長文シリーズで徐々に長文読解の語数を増やして慣れていきます。あとは速読で読めるよう、練習を重ねていけば対応は可能です。

世界史

世界史も英語と同様、学部によって出題傾向が異なります。特に経済学部は1500年以降の題材しか取り上げないなど、他の学部と一線を画しています。ただ、語句を問う問題や論述が出やすいのは全学部共通。特に語句を問う問題は細かな知識がないと解けないため、対策が必要です。

勉強法としては、まず世界史を通史で理解すること、重要な単語を覚えること、テーマ史などを抑えることが求められます。それからアウトプットを行い、知識の定着を図ります。

世界史のおすすめ参考書

通史を一通り理解するのにおすすめなのが「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」です。1つのストーリーとして通史理解につなげられるほか、細かく知識を詰め込んでいくための基礎にもなります。また「ナビゲーター世界史B」でより深いレベルの内容まで理解していくことが可能です。

山川出版社から出ている資料集や用語集も欠かせません。1つの用語でいくつもの情報が出てくるような状態でなければならず、教科書を発行する山川出版社の資料集と用語集は頼りになる存在です。

インプットばかりでは定着しないのが脳なので、アウトプットのための参考書として、一問一答集も用意しましょう。この場合も山川出版社から出ているものがいいですが、東進から出ている「世界史B一問一答完全版」もおすすめです。その後に、「実力をつける世界史100題」や「世界史標準問題精講」で仕上げていきましょう。

日本史

日本史もまた学部によって傾向が異なり、経済学部では1600年以降の題材しか取り扱いません。つまり、江戸時代以降が出るため、学校ではあまり触れられていない近現代史からピックアップされる可能性が高いことを意味します。

勉強法は世界史とほとんど変わりがなく、まずは通史理解、細かな単語まで覚える、テーマ史などを理解する、そして一問一答形式の参考書などでアウトプットを行って、足りないところを補います。

日本史のおすすめ参考書

日本史の場合もまずは「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」で通史理解を行います。年号が出てこないため、おおよその歴史の流れをつかみながら読み進められるため、基礎固めに適しています。これに加えて「石川晶康 日本史B講義の実況中継」で事細かく通史を学んでいきましょう。

ここから先も世界史と似ており、山川出版社から出ている資料集や用語集、一問一答形式の参考書でインプットやアウトプットを繰り返していきます。そこから先も、「実力をつける日本史100題」や「日本史標準問題精講」で着実に力をつけて、あとは過去問に挑みましょう。足りないものがあれば資料集や用語集などで再び勉強し、再度挑むというサイクルがおすすめです。

小論文

慶応ならではの入試科目である小論文は、学部によって若干名称が違いますが、資料が渡されてそれを踏まえて書いていくという点ではほとんど同じであり、理解力や論理的思考力などが問われます。

小論文の勉強法は、まず資料を読み解いて内容を理解するところから始めます。トンチンカンな内容では話にならないため、自分の考え、客観的な視点などを身に着けないといけません。あとはどんどん文章を書き、信頼できる人に添削をしてもらいましょう。

小論文のおすすめ参考書

小論文の参考書で最も人気を集めているのが「全試験対応! 直前でも一発合格! 落とされない小論文」です。公務員試験や大学入試など小論文試験に何でも対応しているのが特徴。それぞれの試験で出やすいテーマ、そのテーマの対策、小論文試験で失敗しやすい12のミスなども網羅されており、犯しやすいミスを理解しておくことでトンチンカンな文章を防げます。

そもそも小論文の書き方がわからないという場合は、「大学入試 小論文をひとつひとつわかりやすく。」で学び直すのも1つの手。あとは想定される題材について新聞などで調べておくと、出題された時に対応しやすいです。

数学

数学は経済学部や商学部、理工学部などが出題しますが、文系と理系で如実に傾向が異なります。商学部などは答案に記載する際に計算式は必要なく、答えだけを書けばいいパターンですが、理工学部などは途中式まで書くタイプになっているので、ただ答えが合っていればいいということにはなりません。

基本的には参考書の典型問題を解くだけでは不十分で、レベルの高い参考書を活用して問題演習を行い、答えや解説を見ながら解き方を理解し、再度解けるかどうかを確かめていくのがいいでしょう。とにかく計算が問われるため、できる限り問題を解いていく手も有効です。

数学のおすすめ参考書

数学の参考書といえばチャート式ですが、基礎固めをする場合は「黄色チャート」、基礎を固め終わったら「青チャート」がおすすめです。青チャートは理系学生のバイブルのような存在であり、これを外すわけにはいきません。

あとは「大学への数学 1対1対応の演習」シリーズをこなしていきます。標準レベルの問題がボリュームよく出てくるのが特徴的で、何冊かシリーズとなっており、苦手なものをピンポイントに行うのもおすすめです。あとは「基礎問題精講」、「標準問題精講」で途中式を意識しながら取り組んでいけば、レベルアップにつなげられます。

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慶応義塾大学の受験勉強はどのように計画を立てると良い?

ここまで勉強法やおすすめの参考書をご紹介してきましたが、ここからは慶応合格に向けた計画の立て方についてです。

マイルストーンを設定する

マイルストーンとは、ビジネスの世界で「中間地点」という意味合いで使われ、本来は道路の標識として用いられた標石がルーツとなっています。大目標は慶応合格、しかし、スタートからはるか先の大目標を目指すのはなかなかしんどいものです。そこでマイルストーンを設定することで、着実に目標をクリアしていくような形がとれます。

設定の仕方は様々ですが、具体的な数値を用いるのが理想的です。「模試の合格判定を1学期でC判定まで上げる」、「2学期までに英検準1級に合格する」など色々あります。英検準1級の合格は英語の語彙力を早めに固め、あとは演習問題・過去問に専念できることを意味しており、慶応合格と無関係ではありません。

このように、マイルストーンをいくつか設定し、そこをクリアしていく中で慶応合格を現実的なものにしていきましょう。

英語・歴史・小論文を優先的に勉強する

慶応合格を考える場合、文系であれば英語と歴史、小論文のレベルを高めなければいけません。では、何から手を付ければいいかですが、この場合は真っ先に英語、その次に歴史、ラストに小論文がおすすめです。

再三ご紹介している通り、英語は英検準1級レベルの語彙力などが必要とされ、演習にも時間がかかります。加えて英語が最難関であり、ここでの点数の獲得状況で合否を左右することから、最優先に取り組むべき科目です。

その次が歴史。歴史はただ暗記すればいいわけではなく、1つの用語でいくつもの情報を引き出せる状態にしなければ高得点が狙えないため、英語に準じた力の入れ具合が求められます。

小論文は3番目ですが、決して楽勝ではなく、小論文の作法・スキルを身に着けてから知識を入れないとただただ読みにくい文章になってしまいます。小論文の作法・スキルを身に着け、添削を行うのは確かに時間はかかるものの、毎日長時間確保すべきことではなく、英語>歴史>小論文という優先順位になります。

慶応義塾大学の受験勉強はいつから始めると良い?

慶応義塾大学に合格するためにいつから受験勉強を始めるべきなのか、ご紹介します。

現役合格を狙う場合は高校2年生前から

慶応に現役合格をするには高校2年生になる前から受験勉強を行い始める必要があります。これは慶応合格に必要な3年間の勉強時間が3000時間とも4000時間ともいわれるからで、早めに始めれば始めるほど、4000時間に到達しやすくなります。

理想としては高3で確保する勉強時間を、高1と高2でこなすような形。高3で2000時間勉強するのであれば、高1と高2で同じくらいこなせれば確保できます。高2まで全く勉強せず、高3の1年間で猛勉強を重ねて合格できるほど、慶応は甘くありません。

偏差値30・40台で慶応義塾大学に合格は可能?

偏差値30台、40台から慶応合格を目指すのは可能です。しかし、それを可能にするか不可能にするかは、残された時間が大きく影響します。例えば、高1の時に偏差値30、40といったレベルであれば、高校3年間で猛勉強を重ねていけば合格は可能です。

しかし、3年生になってからの1年間では非常に厳しいでしょう。理由は、基礎固めにかかる時間が読めないこと。基礎固めが完璧になった時点で偏差値的には少なくとも50以上は超えるでしょう。偏差値を10から20上げるのにそれなりに時間がかかります。

ただ時間をかけて基礎固めを行い、慶応の出題傾向の分析などを徹底的に行って対策を立てながら勉強を行えば合格は可能です。毎日12時間以上の猛勉強を1日も欠かさない根気、少ない時間を有効活用する工夫がいかにできるかがポイントになるでしょう。

まとめ

今回は慶応合格を目指すために必要な勉強法などをご紹介してきました。ただ時間をこなせばいいわけではなく、効果的な勉強法や参考書などが必要になります。

あとは長時間の勉強を日々続けるモチベーションの維持。これにはなぜ慶応でないといけないのかという根本の部分から考える必要が出てきます。そのモチベーションがしっかりとしていれば、長時間の勉強にも耐えられ、合格に一歩近づくでしょう。

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