学習院大学に合格するための勉強法!問題傾向・難易度を紹介
難関大学として近年はGMARCHに組み込まれるなど
難関大学として近年はGMARCHに組み込まれるなど、進学先としても人気を集める学習院大学。憧れの大学として学習院大学に入りたいと思う学生にとって、いかにして合格を目指せばいいのか、勉強法が気になるところです。
この記事では学習院大学の勉強法を中心に、問題傾向や難易度なども併せてご紹介していきます。
学習院大学に合格するのに必要な勉強時間は2200時間
そもそも学習院大学に合格するのにどれくらいの勉強時間が必要なのかですが、おおよそ2200時間程度が必要であると言われています。この2200時間は、単純計算で4月から2月までの10か月間において、平均7時間半を費やすと届く数字です。
もちろん、学校や部活もあるので毎日7時間半というのは現実的ではなく、平日と休日でメリハリをつけた勉強時間が求められます。トータルが2200時間、それ以上になるような勉強時間の設定、組み立てが必要です。
一方で、必ず2200時間程度勉強すれば合格できるわけではありません。4月の時点で既にGMARCHレベルに手が届きそうな人もいれば、偏差値50を割っている人もいるからです。
あくまでも2200時間は目安ですが、GMARCHの偏差値帯に近い学生は2200時間を、偏差値50を割っている学生は2200時間を大きく上回るような勉強時間をそれぞれ目指すのがいいでしょう。
学習院大学の入試に合格するには基礎を完成させよう
学習院大学はおおむね偏差値60前後の学部学科が多いため、まず偏差値60が一つの目安になります。偏差値60の段階は応用をある程度こなさないと届かない偏差値であるとともに、基本的な問題を完璧にこなす段階にいなければ60を目指すことはかなり難しいです。
応用問題はあくまでも基礎が完璧にできているからこそこなせるので、基礎問題が全然できなかったり、ムラが激しかったりすると偏差値50を超えることはあっても、60に手が届くような状態にはなりにくいです。ですので、まず取り組むべきことは基礎固めを完璧に行うことなのです。
GMARCHでは基礎知識があれば解けるものが全体の7割程度を占め、残り3割は応用問題や奇問難問と称されるものです。時に7割を大きく超え、8割に迫るケースもありますが、GMARCHで好成績を残すにはまず基礎を完璧にこなして基礎知識でできる問題を1問でも多く正解することです。
この傾向はGMARCHにも当てはまります。特に科目によっては基礎知識で解ける問題が8割を超えているケースもあり、取りこぼしが命取りになることは明らかです。取りこぼしをなくし、基礎知識を活用して応用問題を1問でも多く正解することができれば、学習院大学の合格に近づきます。
【科目別】学習院大学に1年で合格するための勉強法・問題傾向
ここからは、学習院大学に1年で合格をするためにどのような勉強法をしていけばいいのか、どのような問題傾向があるのか科目別にまとめましたのでご紹介します。
国語
国語に関しては全体的に難易度は高いとされ、GMARCHの中で見てもなかなかに苦戦を強いられることが多いレベルとなっています。最大の要因は現代文や古文それぞれにあります。
現代文は文章量の多さ、古文は読解問題の難易度の高さが見られ、現代文に時間を使いすぎると古文がおろそかになり、古文を先に解けば現代文の時間が足らなくなるなど、いかに長文読解をスピーディーにこなせるかがポイントとなります。
一方で文章量が多くても実際に問われる内容は標準的な内容が多く、速読力を身につけること、古文は文法や単語を徹底して覚えておくことが求められます。そして、過去問を含め、文章量の多さに慣れることもポイントになるでしょう。
数学
数学は学部の傾向で分かれているため、全体的な傾向はありませんが、オーソドックスな内容が中心になりやすく、苦手な人が多い微分積分や三角関数などは出やすいため、事前に対策を立てる必要があるでしょう。
また学習院大学では奇問難問の類が出にくいため、数学の基礎をしっかりと固めた上で参考書の演習問題を解いていき、確実に標準問題で得点を稼いでいくことが求められます。
英語
意外にも英語のレベルは標準的なレベルにとどまっており、基本的な内容を問うようなケースが目立ちます。一方で自由英作文など記述もあるため、この記述で苦戦する学生が例年見られます。ですので、自由英作文をいかに乗り切るかがポイントです。
基本的な内容が問われやすいため、まずは語彙力を徹底して固めることが求められます。そして、自由英作文で結果を残すため、自由英作文で使える表現や文法などの知識をつけて実際に英作文を作ってみるといったことを重ね、学校の先生などに見てもらうことをおすすめします。
日本史
多くの受験科目の中で最も難易度が高いとされるのが日本史で、GMARCHで比較してもその難易度はトップクラス。基本的な内容は当然頭の中に叩き込んでいることを前提とし、通史以外のテーマ史や史料など様々な角度から問題が出題されるため、注意が必要です。
いち早く基礎固めを終わらせるほか、教科書の内容以外にも参考書などを活用し、細かなところまで覚えていくことが大切です。また学習院大学では史料問題がとても出やすいため、資料集などに出てくる史料をできるだけチェックしていき、対応できるようにしておきたいところです。
世界史
日本史に次いで難易度が高いとされるのが世界史です。細かな知識が問われやすいという点で日本史と共通していますが、世界史ならではの傾向は現代史が出やすいという点。現代史は学校で急ピッチで教えられるケースがあり、ついついおろそかにしやすい点なので、かなり注意が必要となります。
まず教科書レベルの内容をしっかりと固めておくことを行い、その上で細かな知識を用語集などで身につけていくことがおすすめです。そして、記述問題対策のために過去問を活用しながら傾向をつかんで対策を立てることも必要です。
地理
日本史や世界史ほどではありませんが、地理も多少難しさがあるとされています。難しさにつながっているのは、地理に関連した時事的な問題です。一方で地理の基礎的な知識があれば対応できる問題もそれなりにあり、あとは学部ごとで問題の傾向が異なるため、学部の傾向をつかむことが必要となります。
基本的な問題が多く出題されるため、まずは地理に関する基礎知識習得の徹底が求められます。その上で時事的な問題の傾向を探り、普段からニュースなどをチェックして対応できるように努力を重ね、参考書なども活用して演習問題をこなしていきましょう。
政治経済
政治経済は日本史や世界史と同じく、かなり難しいレベルとされています。その要因は政治経済の知識だけでなく、地歴の知識がないと解けないような問題も出てくるためです。地理でも出てくる時事問題など総合的に問われやすいのも、他のGMARCHではあまり見られない特徴と言えるでしょう。
政治経済は選択科目なのでついつい軽視されがちですが、学習院を目指す以上、国語や英語と同じくらい力を入れなければ痛い目に遭います。まずは基礎的内容を徹底して覚えること、そして、新聞などを見ながら統計学に関連する知識や時事的な話題、最近の政治に関する出来事に関心を持つこともとても重要となります。
物理
物理のレベルに関しては標準的なレベルにとどまっており、取りこぼしをせずに解き切れるかの勝負になりやすいです。スピーディーに解けるかどうか、素早く知識を出して解けるか、そのあたりのスキルが問われやすいのが特徴的ですが、必ず出てくる「力学」や「電磁学」に関しては対策を立てなければなりません。
基本的な内容が中心となるため、まず取りこぼしをしないよう、演習問題を多く解いてミスの特徴をつかむことがおすすめです。イージーミス、ケアレスミスといってもミスの種類は多く、対策を立てるだけで防ぐことができます。
化学
化学に関しても基本的な問題中心で、全体的な平均点は高めとされています。ということは、こちらも取りこぼしは厳禁。また化学の場合は化学式なども書けるようにしなければならず、すぐに化学式を書けるようにするなどの対策も必要でしょう。
範囲に関しては全範囲から出てくるため、満遍なく知識をつけていくことが問われています。教科書の内容を正しくつかんで、身につけていくことが求められます。
生物
他の大学では「暗記科目だからやりやすい」と思われがちな生物ですが、学習院大学では意外と生物の難易度が高めです。これは単に暗記で解けるような問題形式にせず、計算問題や記述、論述など色々な角度から問題が出され、応用レベルの知識も問われやすいからです。
教科書レベルの知識をつけることはもちろん、それを活用して解いていく応用問題を1問でも多く解けるように演習をこなす必要があります。そして、出題範囲は全範囲で偏りが見られないため、一通り知識を身につけ、記述や論述に対応する力をつけなければなりません。
学習院大学に合格する難易度
ここまで学習院大学の科目別難易度や傾向をご紹介しましたが、科目別のところでも明らかになったように学習院大学は難関大学であり、MARCHとほぼ同格にあたります。
ここからは実際の学習院大学の難易度はどれくらいなのか、合格難易度についてご紹介します。
私大入学定員管理の基準緩和で合格者増加?
ここ数年、首都圏の大学を中心に難化が進んでいました。これは大学定員の厳格化の問題が大きく、補助金をカットされないよう、文部科学省が示した定員に関する基準を順守する大学が急増、結果的に定員に近い学生しか合格させることができず、難化につながっていました。
ところが、昨今の報道でこの大学定員の厳格化の風向きが変わり、ある程度の緩和が見られるのではないかという憶測が飛び交うようになりました。これまでは毎年の入学定員で定員のチェックを行っていたところ、今後は全学年全体の定員数で判断することになったと言われているからです。
これにより、一気に余裕が生まれるため、1人でも多くの学生を確保しようと多くの合格者を出すことができます。結果的にボーダーが下がり、難易度は以前よりも下がるのではないかという憶測が、学習院に限らず難化傾向にある大学全体で言われています。
しかし、この定員厳格化からの一部緩和は正式な情報ではなく、あくまでも憶測的な情報なので最新情報を追うことをおすすめします。
学習院大学の入試概要
ここからは学習院大学の入試概要についてご紹介していきます。
一般選抜は3通りある
学習院大学では一般選抜が3通り存在します。1つ目の「コア試験」はいわゆる3科目で行われる一般的な入試形式で、募集人員が最も多いため、このコア試験をメインに受験対策を行っていくことになります。
2つ目の「プラス試験」は他の学部のコア試験が行われている日に、そのコア試験で出る問題を使って別の学部が行う入試形式です。例えば、法学部でコア試験を行っている時、法学部で出されたコア試験の問題を、同日に行われる国際社会科学部のプラス試験で用いることができます。
最後に「大学入学共通テスト 利用入学者選抜」ですが、他の大学における共通テスト利用入試とやり方は同じです。ただし、学部学科によっては必要な科目が異なるほか、必要な科目数が多いことも特徴的です。そのため、国公立大学を志望する学生にとって狙い目の入試形式となります。
入試日程
最後に学習院大学の入試日程についてご紹介します。今回ご紹介する入試日程は2023年に行われた入試についてです。
法学部
| 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
|---|---|---|---|
| コア試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月10日 | 2023年2月18日 |
| プラス試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月6日 | 2023年2月18日 |
| 共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月18日 |
経済学部
| 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
|---|---|---|---|
| コア試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月6日 | 2023年2月15日 |
| プラス試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月11日 | 2023年2月19日 |
| 共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月15日 |
文学部
| 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
|---|---|---|---|
| コア試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月9日 | 2023年2月17日 |
| プラス試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月7日 | 2023年2月17日 |
| 共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月17日 |
理学部
| 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
|---|---|---|---|
| コア試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月7日 | 2023年2月17日 |
| プラス試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月9日 | 2023年2月17日 |
| 共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月17日 |
国際社会科学部
| 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 | |
|---|---|---|---|
| コア試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月11日 | 2023年2月19日 |
| プラス試験 | 2023年1月6日~1月24日 | 2023年2月10日 | 2023年2月19日 |
| 共通テスト利用入試 | 2023年1月6日~1月13日 | 2023年1月14日・15日 | 2023年2月19日 |
まとめ
学習院大学はGMARCHでくくられているように、MARCHと同格にあり、難易度もMARCHクラスとなります。MARCHは基礎的な内容を正しく理解した上で、応用問題を解けるようにしなければいけない一方、特定の科目が突出して難しいことがあるため、先に入試の傾向をつかんでから2200時間以上の勉強の計画を立てなければなりません。
コア試験やプラス試験など他の大学にはない独自の入試形式も特徴的な学習院大学。しっかりと対策を立てて学習院大学合格に向けて合理的かつ効率的に労力を割いていきましょう。
学習院大学合格を目指す方へ
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