勉強を習慣化するコツ5選!やろうと思ってもできない人の対策も解説
テスト勉強の時だけ必死に頑張るというのはあまり健全とは言えません。
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テスト勉強の時だけ必死に頑張るというのはあまり健全とは言えません。毎日コツコツと勉強をし続ける、いわゆる勉強の習慣化の状態が大切であり、社会人になってもその姿勢が重視されます。
そもそも習慣とはどういうものか、習慣化するメリット、勉強とセットで習慣化すべきことなどを詳しくご紹介します。
習慣とは何か?
そもそも習慣とはどういうものなのか、習慣に関して詳しく解説します。
習慣とは無意識に反復できる行為
習慣の意味は辞書によって表現が様々ですが、長い間繰り返すことでその人のきまりになることが「習慣」の基本的な意味です。最初は意識をもって取り組んでいたことも、長い間意識的に繰り返していく中で次第に無意識でも同じことを繰り返し行えるようになることで、無理せず行えるようになり、それをしなければ気が済まない状況になっていきます。この状態こそが習慣です。
勉強を習慣化するために必要な期間はどれくらい?
これまで勉強に限らず、習慣化させるのに3週間ほどかかると言われてきました。ただこの説に否定的な意見が目立ち始め、近年では3週間ではまだ習慣化に至らないという説が強まっています。最近登場しているのがおよそ2か月、66日かかるという説です。これは研究結果で明らかになっており、被験者の平均が66日だったため習慣化に66日かかると言われています。
一方で18日で習慣化に成功した人もいれば、254日かけてようやく習慣化した人も。半月程度から8か月以上とかなりの幅があるため、少なくとも半年は習慣化に時間をかけるべきでしょう。(参照:STUDY HACKER)
勉強を習慣化するメリットとは?
勉強を習慣化することでどんなメリットがあるのか、解説します。
勉強時間を確保しやすくなる
勉強の習慣があると、毎日一定時間勉強を行うのが普通になります。勉強の必要性もわかっているので、テスト勉強や受験勉強などで勉強時間を増やさないといけない場合でも自発的に伸ばすことができます。長時間の勉強に対する心理的なハードルを下げることにもつながるでしょう。
勉強のコツがわかる
毎日勉強を行い続けることで、勉強のコツが理解でき、効率よく勉強が行えるようになります。勉強をし慣れていないと、ムダな勉強に時間をかけてしまうことがありますが、テストを重ねて勉強法を確立していくと、洗練されたやり方になっていき、効率的でムダのない勉強が行えるようになります。
勉強する楽しさを感じやすくなる
勉強が嫌いな人、習慣がない人は勉強を苦行のように考えがちです。しかし、勉強することでわからないことがわかったり、理解度が一気に上がって今まで見たことがない世界へ行くことができ、より楽しさを感じやすくなるでしょう。なにより結果が出る喜びが大きく、モチベーションにつながります。
勉強を習慣化するためのコツ5選とは?
勉強を習慣化させていくために必要なこととは何か、習慣化のコツを5つご紹介します。
性格に合わせた対策を立てる
今まで勉強の習慣がなかった人が、急に習慣化を目指して毎日勉強を始めても性格によっては1日で挫折する場合があります。特に三日坊主の人はすぐに挫折するのが癖になっています。周囲に勉強の習慣化を目指していることを伝えて、周囲にプレッシャーをかけてもらうなど、否が応でも続けなければならない環境を作り出すのも習慣化のコツです。動機が不純だったとしても習慣化につながるのであれば関係ありません。
まずは簡単な目標を毎日立てる
ランニングの習慣がないのに、フルマラソンにチャレンジする場合、いきなり42.195kmを走れと言われても走れるはずがありません。むしろ嫌気が差し、ランニングすら嫌いになるでしょう。まずはウォーキングから始め、距離も近くのコンビニまでとか、駅1つ分などに設定して1つずつこなしていくことで自信がついていきます。勉強に関しても同じで、まずは簡単な目標を毎日設定し、それをこなしていき、自信をつけ習慣化を目指しましょう。
記録をつける
毎日記録をつけていくことで、今日は何時間できたとか、ここ3週間2時間以上勉強し続けられているとか、自分が行ってきた行動が可視化され、それが自信につながります。そして、毎日勉強を続けていると、今まで勉強し続けてきたのがもったいないと感じ、その行動を保とうとします。その考えに至れば、勉強の習慣化はうまくいったと言っていいでしょう。
If-Thenプラニングを取り入れる
勉強の習慣化という目標を達成するために取り入れたいのが「If-Thenプラニング」です。習慣化を達成するために、いつ、どこで何をどのように行うかを事前に決めます。例えば、お風呂を出たら勉強を行うという計画を事前に決めておけば、お風呂を出たら勉強のスイッチが入るようになります。例外を設けず、「これをしたらこれをする」と計画を立てることで、実行する癖がつき、目標達成につながりやすくなるでしょう。
具体的な数字を使う
ダイエットを挫折しやすい人は、漠然と痩せたいと思うだけで、いつまでに何キロ痩せたいかを考えていません。最初の行動で躓きやすく、次につなげにくくなります。コツとしては具体的な数字を使うのがおすすめです。1週間で20時間勉強すると決めれば、1日何時間勉強しないと難しいか逆算で考えられます。また1日最低でも30分は勉強し、それを3週間続けると決めれば、その通りにこなそうとします。漠然とした表現ではその人の匙加減で都合の良いように解釈できますが、具体的な数字があればそれができません。だからこそ、行動につなげやすくなります。
勉強を習慣化する方法を属性ごとに解説
勉強を習慣化させるコツ、方向性がわかったところで、ここからは小学生や中学生など、年代別の習慣化の方法を解説します。
小学生の勉強習慣化
小学生のうちは遊んでいるのが普通であり、勉強を習慣化させるには親が誘導する必要があります。とはいえ、勉強しなさい!と強制するのは好ましくありません。そこでおすすめなのが親自らも勉強を行うこと。これで勉強することに対する興味を抱かせます。親も勉強しているし家で勉強するのが当たり前という環境になれば、習慣化は実現したようなものです。子どもは親の背中を見て育つので、親自身が勉強の習慣化を目指していけば子どもにもいい効果が出てきます。
中学生の勉強習慣化
部活などがあり、体力的にもヘトヘトな状態で無理やり勉強をさせるのは得策ではありません。アプローチ方法は小学生の時と同じで、親自身が勉強の習慣化に挑戦し、その姿を見せるのが確実です。思春期を迎え、勉強しなさい!という言葉に反発するのは致し方ないことです。そのため、将来何を目指し、どんな高校・大学に入るのがいいのかを考えてもらった上で今やるべきことは何かを決めるように促し、そのサポートを行うことが求められます。
高校生の勉強習慣化
高校生になっても部活で忙しいのは中学時代と変わりませんが、勉強の大切さを自覚するようになります。最初は5分でも10分でもいいので寝る前にその日の復習を行うようにしていきます。たとえヘトヘトでも10分でも復習をしていれば勉強をしたと認めれば、少なくとも復習だけはしようと心がけるようになります。これを半年でも続けていけば習慣化はうまくいき、あとは時間を少しずつ伸ばしていけばいいでしょう。
大学生の勉強習慣化
大学生の場合も基本的には高校生のやり方と同じで、その日学習した内容を寝る前に行います。バイトや就活もあるので時間で定めず、「寝る前」にするのがポイントです。その日に授業がない場合は、漢検や英検などの資格勉強を行うようにし、1日の勉強時間を消化しましょう。就活生であれば一般常識、SPⅠなどの勉強を行うなど、臨機応変にやるべきことを変えつつ、机に向かう時間は必ず確保すれば大丈夫です。
社会人の勉強習慣化
社会人に関しては残業などで帰宅が不定期になることもあります。この場合、たくさん勉強時間を確保するなら休みの日に、普段の日は30分でもいいので勉強をこなし続けるようにしましょう。どうしても本業での仕事が優先され、勉強は二の次になりがちです。あえて家で勉強するのではなく、コワーキングスペースやカフェで勉強を行うようにし、勉強をしなければならない状況にしてしまうのも1つのやり方です。勉強する場所を決めて休みの日に行くようにすれば、自然と習慣化されるようになります。
やろうと思ってもできない人が勉強を習慣化する方法
勉強の習慣化は意識が高い人しかできないのではないかと思う人も多いはず。やりたくてもできないと嘆く人もいるでしょう。なぜできないのか、その対策をご紹介します。
意思があってもできない理由
そもそもの意思が弱め
元々習慣にはなかったものを習慣化する際には色々な障壁が待ち構えています。勉強の習慣化を目指したいという意思が弱いと、その障壁に邪魔されて挫折することになります。強い意思を持っていないと障壁にぶつかってもそれを跳ね返せません。意思があってもできないのは意思そのものが弱い可能性が考えられます。
習慣化の目的があやふや
絶対に習慣化させるという気持ちがあれば、習慣化はうまくいくはずです。しかし、習慣化をしようがしまいが関係ない、習慣化の目的ってなんだっけ?という状態では当然習慣化を目指そうと思っても頓挫するのは目に見えています。
意思を行動に変化させる方法
自分の性格や性質を知る
習慣化を目指すにあたり、自分の性格や性質を知る必要があります。自分の長所や短所を理解し、それを踏まえて習慣化に向けた行動をとることで、効率的に習慣化を目指すことができます。調子に乗るように取り組んでいけば困難をあっさり乗り越えられるという成功体験があれば、自分は天才だ!と思いこめるような形で習慣化に向けた計画を立てていくといいでしょう。
記録をつけていく
塗り絵勉強法のように、勉強時間に応じてマス目を塗っていくやり方など、記録をつけていくことで自分の意思の強さや傾向をつかむことができます。最初は5分、10分程度で習慣化のみを目指して勉強していた中で記録をつけていれば、この条件ならもっと勉強できそうというのがあぶり出されます。そこから勉強時間を延ばす、内容を難しくするといったことにつながるので、記録をつけることはとても大切です。
If-Thenプラニングの活用
先ほども紹介したIf-Thenプラニングは、意思を行動に変化させる上でかなり有力な方法です。例えば、この時間になったら勉強を始めると決めればその時間に合わせて行動を考えるようになります。またコワーキングスペースで勉強をしたら、帰りにラーメンを食べて帰るというような形で組み立てていくと、勉強終わりのラーメンのために頑張るという形にすることができます。
勉強の習慣化に必要なモチベーションを高める方法
勉強の習慣化を目指す上で欠かせないモチベーション、やる気。このモチベーションの高め方について解説します。
習慣化には内からのモチベーション(動機付け)が大事
モチベーションには内発的動機付け、外発的動機付けの2種類があります。例えば、誰かに評価されたい、ご褒美をもらいたい、怒られたくないといった理由でモチベーションを上げるのを外発的動機付けと言います。外発的動機付けの場合、他人ありきになりがちで、目標達成がしやすく、やる気を保ちにくいのが実情です。
しかし、内発的動機付けは自分の好奇心や向上心といった内側から湧いて出てくるものが原動力になり、すべては自分次第です。納得しながらこなせるため、習慣化を目指す際には内からのモチベーションが非常に重要になるでしょう。
モチベーションを高める方法
小さな目標を決める
内側からのモチベーションを高めていくには目標を達成する必要がありますが、この場合の目標達成は習慣化です。習慣化までの道のりにおいて小さな目標を設定し、それをクリアすることでモチベーションを高めていきます。自分へのご褒美を目指して毎日勉強をこなすのでもいいでしょう。とにかく達成できそうな小さな目標を定めるのが確実です。
最初は外発的動機付けを利用する
ゼロから始める際に内発的動機付けをフルで利用するのは難しく、最初は外発的動機付けで引っ張ってもらい、徐々に内発的動機付けに切り替えていくのが理想的です。例えば周囲の人に、「勉強で頑張る」と伝え、監視をしてもらい、怒られないように頑張る、褒められるように努力するという具合に続けていくのもありです。習慣化に向けたプロセスなので、最初の入りがどうかは関係なく、利用できるものは利用するべきです。
できるだけ自分で決めていく
内からのモチベーションを高めるのに大切なものとして「自律性」があります。自分で考え自分で決めて行動するのが自律性で、これを高めるには自分で決める機会を意識的に増やしていくことが大切です。習慣化に取り組む前に、自分はどんな人間になりたいか、どんな状態を目指すのか、そのために何をすればいいかを事細かに決め、自分で決めた目標は実現させてみせるという強い気持ちを持てれば、習慣化までの道のりは容易くなります。
勉強と一緒に習慣化すべきこと5選
勉強の習慣化とセットで行っていくべきこととして何があるのか、詳しく解説します。
勉強前後の運動
運動を行うことで気分がリフレッシュされるだけでなく、脳が活性化し、暗記しながらランニングを行うと記憶力アップにつながりやすいなど、相乗効果が期待されます。早めに起きてランニングを行い、家に帰って勉強をやって学校に行くような習慣がつくと、早寝早起きにもつながってきます。
早寝早起きで規則正しく
夜型の生活で最大のネックになるのが睡眠時間の確保です。ついつい真剣に取り組んでしまい、睡眠時間を削ってでも勉強を行うのは、長い目で見た時に大変です。できれば早めに寝て早めに起き、先ほどの運動も行って朝に勉強時間を確保するようにするといいでしょう。夜も勉強は行いますが、早めに起きる分、自然と早めに眠くなるので、生活サイクルも固定化されやすいです。
読書を行う
本を読むことは一般常識を理解することや語彙力を高めること、想像力をつけることなど色々な能力アップにつながります。読書はスキマ時間さえあれば十分で、勉強と勉強の合間に読書を行うのがいいでしょう。最初は自分の読みたい本を読み、時に自己啓発本を読むなどして、意識を高く持ち続けられるようにしていくのがおすすめです。
朝ご飯を食べる
意外と朝ご飯を食べる人が少なく、食べても少量のみという人も少なくありません。お腹が空いていないから食べなくてもいいと言う人がいますが、これは間違い。脳は寝ている間も動き続け、いわばガス欠状態です。脳を朝から動かす場合にはしっかりとご飯を食べる必要があり、朝ご飯の習慣化も欠かせません。
昼寝を行う
早寝早起きを行い、朝も昼もしっかりと食べれば、バイオリズム的に昼間はウトウトしてしまいがちです。この状態で無理に勉強をしても効率は上がりません。昼寝を行うことは効率を上げるために行うだけでなく、ムダな時間を過ごさないようにするためです。15分程度の昼寝にとどめれば、午後もいいスタートが切りやすいです。
勉強の習慣化におすすめのアプリ3選
勉強の習慣化をする上でとても役に立つであろうスマホアプリがありますので、ご紹介します。
超じぶん管理「リズムケア」
超じぶん管理「リズムケア」は、習慣化させたいものを何でも記録でき、管理が行えるアプリです。無料で、使い方がわかりやすいのが特徴的で、習慣化の状況も視覚的に見やすく、誰でも簡単に使えます。
Pastlyze
Pastlyzeは、記録をつけられるだけでなくその日の目標、長期的な大目標などを一緒に管理できるアプリです。進捗状況の管理や習慣化に向けたプロセスが記録でき、振り返ることもできるため、習慣化を目指す中で改善を重ねていくことができます。
Way of Life
Way of Lifeは、いい習慣はもちろんのこと、改善したい習慣まで記録できるアプリです。勉強中にスマホを開いた回数や習慣化に対して弱気になった回数などをまとめて、どこで挫折しそうになったかをグラフにすることで新たな対策を立てて、習慣化を目指せます。
まとめ
勉強の習慣化は早い人で1か月ほど、長くかかる人で半年以上かかるため、この期間頑張れば習慣化が確実にできるというのは断言できないのが実情です。しかし、これをやれば勉強する、この時間になったら勉強机に座るなど行動を決めていけば、知らず知らずのうちに習慣化が実現しているでしょう。今日から習慣化に成功した!というものではなく、いつのまにか習慣化していたというものなので、自然と自発的に勉強するようになった時がその時です。色々とルールや計画を立てていきながら習慣化を目指しましょう。
勉強を習慣化できない方へ
勉強したくてもできないという問題は、やる気や根性だけでは解決できないことも多いです。
そのような場合は、科学的アプローチで、環境や考え方を変えることで、多くの方が勉強時間を増やすことができます。
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