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大学受験数学の勉強法|学年別と参考書ルート

2025年1月18日

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大学受験の数学は、公式と解法パターンを覚えて使える状態にし、途中式まで確認しながら参考書1冊を完璧に仕上げる進め方が基本です。高1・高2は定期テストと予習復習で基礎を固め、高3は模試と過去問で演習量を積みます。

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数学はⅠA・ⅡB・ⅢCと段階に分かれ、受験で使う範囲は人によって違います。理系学部の志望者や国公立大学を狙う場合は避けて通れない科目です。以下では学年別の勉強法、勉強のコツ、時期別スケジュール、文系・理系別の参考書ルート、苦手科目からの立て直し方をまとめます。

大学受験における数学の特徴

数学は「答えが1つに定まる」「暗記だけでは点にならない」「問題文の読解力が要る」という3点で他教科と性質が違います。この3点を踏まえるだけで、勉強の優先順位が決まります。

明確な答えがある

数学には明確な答えがあります。誰が解いても、正しく解いていけば同じ答えになります。

英語や国語の長文読解では、作者の意図を答えるよう求めながら、実は作者自身の意図と問題作成者の意図が異なることがあります。人によって答えが微妙に違うケースは文系科目でよく見られます。一方の数学は、答えを出すまでの過程は人によって違っても、結論は同じです。だからこそ、いかに最短ルートで解けるかが問われます。

公式を覚えるだけでは点数になりにくい

数学は公式を覚えるだけでは点になりません。公式は答えを出すための道具にすぎず、どう扱うかは受験生次第です。

英語なら英単語、地歴公民なら重要な用語を覚えれば、点数はある程度獲得できます。数学でも公式を覚えることは大変重要です。ただし違う道具を使って無駄に時間を費やすこともあれば、道具を持っておらず問題文を見て呆然とするしかないこともあります。公式を覚えるだけでなく、使い方まで仕上げて初めて点数になります。

読解力まで問われる

入試問題の問題文は、時に国語の読解力を要するほど、すぐには理解できないことがあります。

この問題は何を問うているのか。これがすぐに理解できないと時間のロスになります。難しい問題は文章の表現が回りくどい場合もあります。このあたりは練習を重ねて慣れていくしかありません。

学年ごとの数学の勉強法

学年が進むほど「覚える」から「解く」に重心が移ります。高1は基礎の徹底、高2は数ⅡBの難所と解法の蓄積、高3は基礎の点検と演習です。

高校1年生

高1で学ぶ数ⅠAは、その後の数学全体を左右します。数ⅠAの知識を土台に数ⅡBを解いていくことになるためです。

ポイントは、覚えるべきものを徹底して覚えることです。特に三角比で登場するsin・cos・tanの3つの出し方は、早めに覚えることをおすすめします。

基礎的な部分は理解するまでこなします。ここで躓くと高校数学は何もうまくいきません。場合によっては中学時代まで振り返り、苦手分野を克服することも必要になります。

問題の出し方にはパターンがあり、あとは数値が違うだけです。参考書を使ってひたすら問題を解き、パターンを理解するのが一番です。この癖を高1でつけると、高2や高3が楽になります。

高校2年生

高2は数ⅡBが入り、難易度が一気に上がります。スキマ時間に英単語を覚えるようにして、机で勉強する時間の多くを数学に割くのがおすすめです。

数ⅡBではベクトルや三角関数など難しい問題が目白押しで、覚えることもたくさんあります。例えばベクトルなら「基本ルールはいくつあるのか」「例外的なルールは何個あるのか」を整理して覚え、演習問題をどんどん解いていけば躓きにくくなります。

考える問題が多いこの時期は、思ったことを全部ノートに書くことも大事です。頭の中だけで進めるとミスを犯しやすく、ミスの犯し方も分からなくなります。ミスを犯したら、そのミスを二度と犯さない対策を立てる。これを繰り返します。

高校3年生

高3は、数学Ⅲまで習う人と数学ⅠA・ⅡBまでの人に分かれます。数学Ⅲまで進む場合も勉強の仕方は同じで、基本的なルールと例外を知り、あとは問題を解いていきます。

数ⅠA・数ⅡBを学習し直す場合は、まず基礎固めです。高1で覚えた公式やルールを忘れていては元も子もありません。改めて解いて、公式を覚え続けているかを点検し、苦手分野を洗い出します。

高3になったら模試(本番と同じ形式で実力を測る全国規模の試験)にどんどん挑戦するのがおすすめです。本番と同じ時間で解く感覚、ケアレスミスの犯し方、苦手分野が出た場合の対処法、部分点の取り方など、多くのことを学べます。公式と基本ルールを仕上げ、出題パターンを理解し、見直しの癖をつける。これを入試本番までに完成させます。

大学受験数学の勉強のコツ

コツは3つです。公式は割り切って覚える、途中式を書いて確認する、参考書1冊を完璧にする。いずれも特別な才能を必要としません。

公式は割り切って覚え、体に叩き込む

数学が苦手な人には、なぜこの公式が必要なのかと疑問に思ってしまう人がいます。分かりやすく例えれば、なぜ燃えるゴミの日は水曜と土曜なのかと疑問に思うようなことです。どれだけ疑問に思っても、燃えるゴミの日は変化しません。「数学の公式とはそういうもの」と割り切って覚えることが大事です。

あとは、その公式を用いる問題を数多く解くか、1つの問題を完璧に解いて、公式を体に叩き込めば十分です。英語の長文読解も英単語を覚えれば段々と意味が分かるようになります。数学も公式を覚えて解き方が分かれば、自然と解く意欲がわきます。

途中式を必ず書いて、チェックする

答え合わせは、答えだけを見て正解不正解をチェックするやり方を避けます。同じ正解でも、正しい解き方で解けた結果なのか、間違った解き方を重ねて奇跡的に正解したのかで意味が全く異なるためです。

不正解も同じで、ケアレスミスによるものか、全く見当違いな解き方をしていたのかで対策が変わります。必ず途中式を書き、参考書の解説で途中式までチェックしたうえで正誤を確認します。そこまで見ると、ミスの犯し方や苦手分野が頭で理解でき、対策が立てられます。

参考書1冊を完璧に解く

数学はパターンを覚えてしまえば、あとは当てはめていくだけです。一方で、同じ確率の問題でも「この出し方は得意だが、あの出し方になると分からない」ということが起こります。これは特定のパターンしか覚えていない状態です。

参考書には、公式を含めほぼすべてのやり方が網羅されています。1冊を完璧に解くことは、ほぼ全てのパターンを理解したことに近づきます。最初は難易度が低く分かりやすいものを完璧にし、段階的に難易度を上げ、何周も解けば自然と穴は埋まります。

よくある間違い:参考書を何冊も買い足して全部中途半端になる

苦手分野が見つかるたびに新しい参考書を買い、どれも最後まで終わらないという状態が最も多い失敗です。

回避策は、手持ちの1冊を基準にすることです。穴が見つかったら新刊を探す前に、その1冊の該当分野を解き直します。次の1冊に進むのは、今の1冊の例題を解法ごと説明できるようになってからにします。

数学の理想的な勉強スケジュール

時期別にやることを整理すると、次のようになります。高1・高2は定期テストと予習復習が中心、高3は基礎固めから演習へ移ります。

時期主にやること
高1春~夏中学数学の苦手分野を潰す/公式を覚える/予習復習
高1秋~冬定期テスト対策/参考書でパターンを叩き込む/解く速さを意識
高2春~夏数ⅡBの公式を覚える/解法暗記/模試で数ⅠAの抜けを確認
高2秋~冬高1内容の復習と解法暗記のやり直し/模試で見つけた穴を埋める
高3春~夏レベルに合った参考書で基礎固め(白チャートは初夏までに)
高3秋~冬青チャートの完成/模試の見直し/共通テストと志望校の過去問

高1春~夏

中学時代に苦手にした分野を潰しておきます。この時期は中学数学の延長線上のことを学ぶため、中学数学が分からなければ高校数学も分かりません。早期に穴を埋めておくと、授業で置き去りにされる可能性が小さくなります。

やるべきことは、公式を覚えること、そして日々の学校の授業で予習復習をこなすことです。大学入試では高校3年間の勉強の成果が問われます。授業を怠らず、予習復習を行い、テストで好成績をとることを心がけます。夏休みにこれまで学んだことを復習すると、さらに定着します。

高1秋~冬

やるべきことは春から夏と変わりません。定期テストで高得点を獲得するために予習復習を徹底し、参考書でパターンを叩き込みます。

基本的な問題の解き方を身につけ、速く解くことを心がけると、入試や模試で時間切れになるのを防げます。数学は、教科書の内容を暗記すれば高得点がとれる教科とは違います。一方で、学校の定期テストで高得点を獲得できれば、模試でもいい点数につながる可能性があります。この時期は目の前の定期テストに力を注ぎ、冬休みなどのまとまった休みで復習を行うのが有効です。

高2春~夏

考え方は高1と同じです。数ⅡBをやりながら数ⅠAの復習を行うのはかなり大変なので、まずは覚えるべき公式を覚えて定期テストに備えます。模試を受けて数ⅠAの状況を確認し、抜けているところを復習する程度でも十分です。

いわゆる「解法暗記」をやっておくと、高3で覚え直す事態を防げます。覚え直す時間はロスです。解法暗記は定期テストで高い点数を獲得することにも通じるため、参考書で体に叩き込んでいくのが理想です。

高2秋~冬

ようやく受験を意識した勉強に移る時期です。基本は定期テスト対策で問題ありませんが、高1から学んできたことを復習し始め、解法暗記をし直します。

高2の秋以降は模試の回数が段々と増えます。自分の力量を知れる場ですが、解きっぱなしにせず、どこに穴があるのかを知り、すぐに埋める作業に入ります。高3で基礎固めを強いられる状況を避けられます。

高3春~夏

高3の夏までに基礎固めを終えるのが目標です。共通テスト(大学入学共通テストの略で、1月に全国一斉で実施される試験)は基礎を理解し、その知識を活用して応用問題を解く構成になっているためです。まずはレベルに合った参考書を用意し、完璧にします。

使いやすいのはチャート式ですが、白・黄・青など難易度別に分かれています。一番下の白チャートで基礎固めを行い、基礎を仕上げてから黄や青へ進めます。白チャートに取り組む時期は高2の終わりから高3の初夏までとし、夏が終わる頃までに終えられるとよいでしょう。

高3秋~冬

高3秋以降は、これまでやったことのレベルアップです。青チャートを完璧に解き切ることを目指します。これは実際には結構なハードルで、やり切れている人は少ないのが実情です。少しでも解き進めることが自信につながります。

毎月のように受ける模試の見直しはもちろん、共通テストや志望校の過去問を徹底的に解くことも大事です。入試では「新たな問題」に触れますが、基本的にはこれまで学んだ公式が多少アレンジされて出てきます。青チャートにも似た問題が載っています。「この問題はこのパターンで解けばいいのか」とひらめくには、演習問題を数多く解き、パターンを把握しておくことが求められます。

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大学受験の数学におすすめの参考書ルート

参考書は段階的にレベルを上げます。文系と理系では出発点と到達点が違うため、ルートも分けて考えます。

順番文系ルート理系ルート
1白チャート(チャート式基礎と演習数学I+A・Ⅱ+B)文系の数学 重要事項完全習得編
2基礎問題精講シリーズ黄チャート(新課程チャート式解法と演習数学)
3文系の数学 実戦力向上編標準問題精講
4きめる!共通テスト数学Ⅰ・A&Ⅱ・B大学への数学 1対1対応の演習
5国公立標準問題集CanPassやさしい理系数学

文系におすすめの参考書ルート

  • 白チャート(チャート式基礎と演習数学I+A・Ⅱ+B):チャート式の中で一番易しいレベルで、基礎固めに向きます。I+A・Ⅱ+Bを合わせた例題はおよそ600題近くあり、演習問題を入れれば相当な数です。ここを完璧にすれば、共通テストでも7割ほどの点数は獲得できると言われています。
  • 基礎問題精講シリーズ:1か月で1冊を解き切れる基礎問題集です。チャート式に比べて問題数が厳選され、基礎問題→解説→演習問題という流れです。基礎レベルは白チャートよりやや難しく、解説が詳しいため「基礎固めの総仕上げ」として使うのがおすすめです。
  • 文系の数学 実戦力向上編:文系学部で登場する数ⅡBまでの問題を網羅した参考書です。関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の総称)レベルまでカバーできるため、基礎固めを終えてさらに上を目指す人に向きます。シリーズには重要事項完全習得編もあります。
  • きめる!共通テスト数学Ⅰ・A&Ⅱ・B:共通テストで数学を選択する文系向けです。出やすい問題を扱い、必要な知識を押さえられます。解き方をまとめた別冊が付いており、共通テスト当日に確認したい場合にも使えます。
  • 国公立標準問題集CanPass:国公立大学を志望する文系向けです。2次試験(共通テスト後に各大学が個別に課す試験)で登場する記述問題・証明問題の演習ができるのが最大の特徴です。私立難関大学で記述問題が出る場合にも応用できます。解法暗記だけでは解けない内容で、応用力を鍛えたい人に向きます。

理系におすすめの参考書ルート

  • 文系の数学 重要事項完全習得編:文系の受験生を対象にした参考書ですが、数ⅡBまでの基本がカバーされ、問題数もあるため理系の基礎固めに使えます。1問ごとの説明が詳しく、解法暗記にとどまらずプロセスごとに理解できます。
  • 黄チャート(新課程チャート式解法と演習数学):チャート式の中で白チャートの次のレベルです。青チャートでも構いませんが、難易度に大きな違いはないため、基礎固め段階では黄チャートのほうが進めやすいでしょう。できそうなほうを選んで構いません。
  • 標準問題精講:難関大学志望の理系向けです。基礎問題精講とのレベル差が大きいとされ、黄チャートなどで基礎固めをしてから入るほうが挫折しにくいでしょう。本格的な問題が多く、解説は細かいため、一定の学力があれば理解して進められます。
  • 大学への数学 1対1対応の演習:難関私立大学で必要な応用力を身につけられる参考書です。問題数は少ないものの、1つ1つの中身が濃く、質も高いため、実践的な力をつけたい人に向きます。
  • やさしい理系数学:名前とは裏腹に難易度が高く、偏差値60以上を想定する人に向きます。記述を想定した問題が多く、記述問題がよく出る大学の受験にも役立ちます。上位の「ハイレベル理系数学」に進むかどうかは、やさしい理系数学をこなせるかで判断するとよいでしょう。

FAST-UPが見てきた数学でつまずく生徒の共通点

指導現場で多いのは、問題を解いた量ではなく「確認の仕方」でつまずいているケースです。答えの数値だけを合わせて丸をつけ、途中式を見ないまま次へ進むため、同じ型のミスが何週間も残り続けます。

次に多いのが、公式は言えるのに使う場面が判断できない状態です。公式を単語として覚え、どの条件のときに使うかをセットで覚えていないため、少し表現を変えられると手が止まります。覚えるときに「この条件が出てきたらこの公式」という形で紐づけ直すと、解ける問題が増えていきます。

もう1つは、苦手分野を飛ばしたまま難しい問題集に進むパターンです。難しい問題集は前の段階が終わっている前提で書かれているため、解説を読んでも理解が追いつきません。易しい教材に戻ることは後退ではなく、最短ルートになることが多いです。

数学を苦手科目から得意科目にするには

苦手の正体は多くの場合「基礎が足りず、解ける経験が少ないこと」です。したがって、分かりやすい教材で成功体験を作ることが出発点になります。

数学に苦手意識を持つ原因

解法暗記に苦痛を覚える人、数学的思考力に乏しい人、数学の勉強に意味を見出せない人など、苦手の理由はさまざまです。結局のところ、できないから苦手と感じる人が多く、基礎的な数学力に欠けることで苦手意識を持ってしまっているケースがほとんどです。

文部科学省が行った調査では、数学に関して興味関心を持つ人ほど学力テストの成績が高い傾向にあることが明らかになっています。また、数学の勉強が好きと答えた高校生の割合は英語よりも低く、数学を苦手とする学生の多さを物語ります。(参考:文部科学省)

解ける喜びが分かれば解く意欲がわき、解き方が分からない状態が続けば意欲は失われます。克服のポイントは、いかに「解ける喜び」を感じるかです。

数学が苦手な人と得意な人の大きな違い

数学指導が全国レベルと噂される永野数学塾の塾長である永野裕之さんは、苦手な人と得意な人の差を、問題を俯瞰して捉えられるかどうかの差と語っています。(参考:NIKKEI STYLE)

数学の問題は基本を理解し、1つずつ解いていけば難しい問題も解けます。絡み合った糸をゆっくりとほぐしていくのに似ています。答えを出すアプローチや視点を複数持っているのも、得意な人の特徴です。

では視点をいくつも持つにはどうするか。ここで「解法暗記」が登場します。まず解法を暗記し、その知識で問題を解き、色々なアプローチ方法を学んでいきます。押してダメなら諦めるのが苦手な人、押してダメなら相手に合わせて変化できるのが得意な人です。

数学を得意科目に変える3つの手順

  • 分かりやすい参考書を使う:「やさしい理系数学」は名前と違い非常に難しい参考書ですが、「やさしい高校数学」は数学ⅠAの分野をかみ砕いて説明した本で、視覚的にも理解しやすい内容です。参考書ルートの前段階にこうした1冊を入れ、段階的に進めると、苦手意識が薄れていきます。
  • 簡単な問題を解いて成功体験を作る:スマホゲームにチュートリアルがあるのと同じで、簡単な問題をたくさん解くと「こうやって解くのか」という感覚が得られます。その後は問題を解き、解き方が複数あることを知り、ぶつかって解法を学ぶ流れで自然と身につきます。
  • 成功体験を得てから過去の問題を解く:苦手意識は、これまでの失敗体験から形成されます。成功体験を得たあと、過去に苦戦した定期テストや模試の問題を解き直すと、取り組めば点数は伸びるという実感が持てます。そうなれば、あとは問題を解くだけです。

勉強法の型は科目ごとに違うため、他科目の進め方も確認しておくと計画が立てやすくなります。理科の学習順を知りたい場合は生物の勉強法とおすすめ参考書が参考になります。受験校の組み方で迷ったときは大学受験は何校まで併願できるかも合わせて確認しておくと、必要な科目数が整理できます。学習の環境面を比べる段階では高校生の塾の費用の相場も材料になります。

まとめ

数学で高得点を狙うことは、決して難しいことではありません。むしろ数学で差が生じやすく、ライバルに勝つなら数学で勝負をかける価値があります。

数学ほど高校の授業や定期テストが受験に直結しやすい科目はありません。高1・高2はまず数学の授業を、予習復習を徹底して受けることを心がけるとよいでしょう。

よくある質問

Q. 大学受験の数学はいつから始めればよいですか。 A. 高1の春からです。中学数学の延長線上の内容を学ぶ時期なので、中学で苦手にした分野を潰しながら予習復習を進めます。学年が上の場合は、まず数ⅠAの公式とルールが残っているかを点検し、苦手分野の洗い出しから始めます。

Q. 白チャートと青チャートは、どちらから始めればよいですか。 A. 基礎が不安なら白チャートからです。白チャートはチャート式の中で一番易しく、基礎固めに向きます。白が仕上がったら黄または青へ進みます。黄と青は難易度に大きな違いはないため、進めやすいほうを選んで構いません。

Q. 答え合わせはどこまで見ればよいですか。 A. 途中式まで見ます。答えだけを合わせると、正しい解き方で正解したのか、偶然正解したのかが区別できません。参考書の解説と自分の途中式を照らし合わせると、ミスの型と苦手分野が分かり、対策が立てられます。

Q. 数学が苦手で、問題集を開く気になれません。 A. まずは易しい教材で解ける経験を積む方法が向いています。「やさしい高校数学」のようにかみ砕いた参考書で理解し、簡単な問題を数多く解きます。そのうえで過去に苦戦した定期テストや模試を解き直すと、伸びを実感しやすくなります。

Q. 文系でも記述対策は必要ですか。 A. 国公立大学の2次試験や、記述問題が出る私立難関大学を受ける場合は必要です。国公立標準問題集CanPassのように記述問題・証明問題を扱う教材で、解法暗記だけでは解けない問題に慣れておきます。

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