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国語の共通テスト勉強法を文系・理系で解説!分野ごとの勉強法もご紹介

2025年1月22日

文系学生にとっては避けては通れず、理系学生にとっても決しては無視は…

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文系学生にとっては避けては通れず、理系学生にとっても決しては無視はできない教科である国語。国公立大学を受ける受験生にとって国語は必須であることが多く、いかに対策を立てるかはとても重要です。

今回は国語の共通テストの概要から勉強法、おすすめの参考書、高得点をとるためのコツなどをまとめました。

国語の共通テストの概要

基本情報

2021年に行われた国語の共通テストは設問が4つ、それぞれ50点の配点となっており、評論、小説、古文、漢文に分かれています。設問が減った一方でマーク数が増えています。2021年、古文では25年ぶりに歴史物語から出題されるなど、これまでの傾向から外れた動きも見られますが、取り組むべきことは変わっていません。

特徴

複数の資料を提示して読解力を問う問題が多い

センター試験になく、共通テストから始まったものとして、複数の資料を提示して読解力を問う問題が「全ての設問」で登場します。資料を読み解いてそれにふさわしい答えを見つけ出すという能力がないと正解は難しく、いかに素早く資料を読み解くかが勝負となります。読解力に思考力まで問われるのが、これまでのセンター試験にはなかった特徴です。

1つの問題で複数の答えを出さないといけないケースも

共通テストの特徴として1つの問題で複数の答えを出さないといけないケースが出てきます。2021年では古文でその形式が出てきましたが、1つの正解で8点、2つ正解して16点と、かなりの比重を占めています。こうした形式は国語に限らず、他の科目でも見られますが、1つ正解するだけでは不十分です。共通テストの試行問題では、答えがいくつかを明記せず、正しいものをすべて選ばせる問題もあり、正答率がかなり低かったそうです。こうした問題にも対応しないといけません。

センター試験のテクニックが通じるケースが目立つ

センター試験から共通テストにかけて、ガラッと変わった部分がある一方、古文や漢文はさほど大きな変化がなかったと言われています。もちろん複数の文章が登場して関連づける問題はありますが、求められる知識は今までと変わりません。文法の知識問題がなくなり、読解とセットになるなどちょっとした違いはあるものの、大きな部分では変わりません。2021年度の平均点がさほど変わらなかったのも、センター試験とさほど変わっていないことの現れでしょう。

国語の共通テストの難易度

複数の素材から読み解いて答える設問の対策を立てて、それを乗り越えれば、センター試験と比較しても急に難しくなるということはないでしょう。漢字の問題も出てきますが、これまで5つの選択肢から選ぶ問題だったものが4つになっています。単語や文法よりも読解力と思考力を問う問題に力を入れていると見るべきです。この後に登場する対策を参考に戦略を立てましょう。

共通テスト国語の勉強法を文系・理系で解説

共通テストの勉強法について、文系と理系に分けて解説します。

文系

語彙力を強化し、漢字で取りこぼさない

文系学生は国語で8割以上、できる限り満点に近づけるような勉強法が求められます。そのためには取りこぼしは避けることが重要で、漢字問題はすべて正解することが必須です。語彙力を強化することで漢字問題に答えられるようにするだけでなく、語彙力強化は読解力強化にも通じます。言葉の意味が分かるからこそ文章の内容も分かるからです。スキマ時間を活用し、少しでも多く言葉を覚えて語彙力を高めるようにしていきましょう。

和歌や修辞法に取り組む

古文が得意な人でも点数を落としやすいのが和歌が出てくるケースです。共通テストでは和歌や修辞法などが出題され、表現技法の問題で苦戦する受験生が少なくありません。まず古文の基礎である単語と文法を覚えることだけでなく、修辞法、古文における常識を知ることも重要です。例えば身分制度によって敬語の使い方が変わるなど、色々なルールがあります。これらの知識を入れて演習問題をどんどん解くことが求められます。

問題を解き、解説を読み込む

知識をどんどん詰め込むことはとても大事なことですが、あくまでもインプットのみです。入試を含め、いかにアウトプットを正しく行うかで点数が決まり、合否が出るわけですから、アウトプットをしないことには話になりません。このアウトプットを行う中で、ただ問題を解くのではなく、その時に解説を読み込んで新たなインプットを行います。これを何度も繰り返していく中で読解力や思考力がより強まり、多角的なモノの考えが行えるようになるのです。

理系

古文と漢文に時間をかける

理系の中には国語を苦手とする人が少なくありません。読解力や思考力を身につけるのは時間がかかるとともに、暗記だけではかなり限界があります。しかし、古文と漢文は暗記を行い、文法や句形、句法さえ把握してしまえばそれなりの点数は狙えます。1つの設問はそれぞれ50点、古文と漢文で100点近い点数をとれば、あとは現代文で漢字など取りこぼしてはいけない問題を正解し続ければまとまった点数になります。古文と漢文に時間をかけるのは、理系学生には効率的と言えるでしょう。

文法は主要なところを完璧にしておく

古文の成績を大きく左右するのは単語、文法などいわゆる語彙力の質です。ここがあやふやだと何が書かれているかさっぱりわからなくなります。単語に関してはとにかく重要単語を丸暗記することが重要ですが、文法は覚えることが多く、すべて丸暗記は現実的とは言えません。そこで動詞や形容詞、形容動詞、助動詞など主要な部分を中心に覚えることをおすすめします。使用頻度が多く、何かと設問で問われる部分が多く、ここを覚えておくといいでしょう。

消去法で絞っていくクセをつける

理系学生にとって国語が苦手な要因に、抽象的な表現が多く、はっきりと答えを絞り切れないことが考えられます。共通テストの場合、一発で答えを導き出すことは難しいので、何が正解なんだろうかと現代文を解いてイライラする人も多いはずです。ポイントは、問題文で語られていなかったこと、書かれていなかった内容が選択肢に含まれていればそれを消していくことです。明らかに違う選択肢が結構多いので絞るのは意外と簡単です。事実をベースに組み立てていく理系的な考え方が利用できるのでおすすめです。

共通テスト国語の分野ごとの勉強法

国語の共通テストでは分野ごとに勉強法が存在するので、ご紹介します。

現代文

現代文は語彙力を鍛えることも必要ですが、共通テストからの出題傾向である「実用的な文章」への対策が必須です。情報処理と要点整理の能力も必要になっています。このため、参考書を使って演習に取り組んでいくことが一番の勉強法となります。もちろん解きっぱなしではダメで、解説を読んだ上でどのような着眼点を持つべきかを学びます。とにかく問題量をこなす、そして1回1回解説で確認し、再度解いてみる、この繰り返しが現代文の勉強法です。

古文

古文に関してはまず単語と文法の知識をしっかりと頭に叩き込むことから始まります。スキマ時間を活用して単語を覚え、定期的に文法の勉強を行ってから、古文の問題集に取り組みます。やり方は現代文と同じで、解説の存在が古文はより大きくなります。古文常識の有無で間違う問題が出てくるため、古文常識の一種だと解説を読んで気づくことも。覚えるべきものを覚え、どんどん問題を解いて間違いを糧にしていくのが効率的な勉強法です。

漢文

漢文はまず句形、漢字の勉強から始めます。漢文で使われる漢字は日常で使っている漢字とは意味合いが異なり、別の意味を持つことが多く、現代的な意味合いで考えて痛い目を見るケースがあります。それを学習したら、レ点、返り点の確認をしながら、演習問題に取り組みます。こちらも演習と解説を読み込むことを繰り返します。そして、「複数の素材から問題を読み解く問題」などを共通テスト対策問題集で確認し、仕上げます。

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国語の共通テストで高得点を取るための解き方・コツ

共通テストで高得点をゲットするための解き方やコツについて解説します。

漢文から解き始める

センター試験では先に漢文から解き、古文、現代文と続けていきます。80分しかないため、できれば漢文と古文で30分、残りの50分は現代文で費やすのが理想的です。特に漢文は文章そのものが短く、15分以内で済むこともあります。共通テストまでに同じ形式の模試を何度も受ける際、体感することができます。漢文と古文はサッと解けて高得点、現代文はじっくりと解いて高得点、これが理想形です。

大事だと思った場所に線を引いていく

現代文で答えを導く際におすすめなのが、ここは重要なポイントだという部分に線を引く、印をつけるというやり方です。どこが大事なポイントで、注意すべき部分かがすぐにわかります。現代文では接続詞の前と後で内容がガラッと変わり、筆者が言いたいことが書かれていることがあるため、チェックをしておくことは答えを導く上でとても重要です。

登場人物の心情や変化に着目する

現代文を苦手とする人は、主人公に感情移入したり、自分ならこうする!と考えたり、あさっての方向にベクトルが向きがちです。淡々と事実だけをチェックすることが重要ですが、この時、登場人物の心情や変化に着目するのが高得点を狙える秘訣です。なぜ心情が変わったのかを問われることが多く、その理由や出来事が答えになる可能性が高いです。それをチェックしておくとその前後に書かれていることを踏まえて問題が解けるので、おすすめです。

国語の共通テスト対策でおすすめの参考書・問題集

共通テスト対策におすすめな参考書、問題集を分野ごとにご紹介します。

現代文

田村のやさしく語る現代文

「田村のやさしく語る現代文」は、現代文を解くために必要なスキルをイチから学ぶことができる参考書です。現代文が苦手な人でも取り組みやすい内容になっており、現代文をネックにする理系学生にもおすすめの1冊です。

現代文読解力の開発講座

「現代文読解力の開発講座」は、読解力を本格的に引き上げたい学生にぴったりの参考書です。読み応えがある1冊で、難しい単語も出てきますが、何回も解いて解説を読み込むことで、読解力のレベルアップを次第に感じ取れるようになります。

共通テスト 現代文 実用的な文章・図表の読解問題

「共通テスト 現代文 実用的な文章・図表の読解問題」は、共通テストで鬼門となりそうな実用的な文章や図表の読解問題に絞った参考書です。評論にプラスしてグラフや写真などの資料、会話文が提示され、そこで問題が出されるなど、共通テストならではの形式に対して練習することができます。

古文

古文上達 基礎編 読解と演習45

「古文上達 基礎編 読解と演習45」は、古文の基礎を固めていきたい理系学生にもぴったりな参考書です。基礎編は内容的にやさしく、古文への苦手意識が強い人にもおすすめです。文法など細かく記載されており、共通テストの過去問を行う前にこなしておきたい1冊です。

岡本梨奈の 1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本

「岡本梨奈の 1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」は、わかりにくい古文文法を基礎レベルから入試標準レベルまで押し上げてくれる参考書です。全37回で構成されており、計画的に取り組むことで、文法レベルが高まっていくことを実感できます。

マドンナ古文常識217

「マドンナ古文常識217」は、古文常識の内容に絞った参考書です。古文を読む際に持っておくべき予備知識を習得することができるほか、様々な作品の背景を読み解くことができるので、入試において役立つこと必至の1冊です。

漢文

漢文ヤマのヤマ

「漢文ヤマのヤマ」は、漢文で覚えるべき基本的な句形、句法をまとめた参考書です。覚えるべき66の句法が紹介されているほか、書き下し文や直訳の練習になるなど、漢文を苦手とし、基礎固めをしたい人にとっておすすめです。共通テスト対応をしているのも魅力的です。

漢文早覚え速答法

「漢文早覚え速答法」は、暗記を少なくして漢文に慣れることを優先した参考書です。30年以上バージョンアップを重ねて進化し、漢文特有の読み方や出題者の意図に関する裏技など、学生にとって役に立つ情報が数多く出てきます。

漢文道場 入門から実戦まで

「漢文道場 入門から実戦まで」は、基礎、錬成、実践と段階的に実績を重ねていくことができる参考書です。語彙力や句法のチェックが行えるほか、実際に大学入試で出た問題が出てくるので、入試に挑む際、最後の総仕上げまできっちりと使える1冊です。

国語の共通テスト勉強に必要な時間はどれくらい?

どこまでの得点を狙うかにもよりますが、できれば1週間で数時間程度、1年で200時間程度は確保しておきたいところです。過去問を解く時間も含まれており、できるだけスキマ時間で単語や文法、句形の知識のインプットを行い、勉強机でしっかりと取り組む際は問題演習を行うようにするのが理想的です。

国語の共通テストの点数が伸びない人の特徴

共通テストを解いていてもなかなか点数が伸びない人がいますが、それはなぜか。特徴を解説します。

解く順番が悪い

共通テストは1つ目の設問から順番通りに解くと時間切れになる可能性が高く、国語に限らず、数学や英語でも解きやすいところから始めていくのがセオリーです。現代文に時間がかかりやすく、古文と漢文を解く時にはギリギリになることもあります。古文と漢文は勉強をすればするほど解きやすく点数も確保しやすいため、ここを最初に解かないと、時間切れになりやすく、点数も稼げません。最初に古文と漢文からはじめ、セットで30分で解くイメージを持ちましょう。

問題文をすべて読んでから解き始める

問題文の長さはそれなりのものがあり、読み込むだけで相当な時間がかかります。もし、問題文をすべて読んでから解き始めると、それだけでかなりのタイムロスになるので、設問で問われている部分をピンポイントで読んでいくやり方がおすすめです。そこで要領を得なければさらに広げて読めばよく、最初から問題文をすべて読む必要はありません。

自分の考えが入り込む

小説、評論など筆者の考えや登場人物の気持ちなど、自分の考えとは異なるモノを目にした時、それは違う!と思ってしまうなど、冷静に文章を読めていないことがあります。普通に読書をする分にはいいですが、これは共通テスト。たとえ自分とは全く相いれない意見であっても、冷静に読まなければいけません。意外と自分の考え、気持ちで解いてしまう人が多く、そこが点数を損ねる原因となります。多くの問題を解いて解説を読み込むほかありません。

まとめ

国語の共通テストは常に平均点が6割程度になっており、古文が低い点数になりがちです。しかし、古文も漢文も覚えるべき語彙力が絞られているので、覚えれば覚えるほど武器になり、点数は上がりやすくなります。現代文も冷静に淡々と読み、事実を照らし合わせていけば安定した点数が見込めます。あとは演習をどれだけこなし、解説を理解する姿勢を持てるかどうか、高得点のカギはそこに隠されています。

大学受験における国語の勉強法を徹底解説!おすすめの参考書もご紹介

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