数学のチャート式を使った勉強法を徹底解説!ノートを使った勉強法も
高校数学で最も有名な参考書と言ってもいい「チャート式」。
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高校数学で最も有名な参考書と言ってもいい「チャート式」。今使っている人も過去に浸かった人も多く、チャート式を使いこなせる人が数学を制すると言っても過言ではありません。
今回はチャート式の概要から特徴、勉強法、チャート式を使ったノートの作り方などをまとめました。
数学の参考書「チャート式」の概要
チャート式とはどのようなものなのか、基本情報から色別のレベル、特徴までをご紹介します。
チャート式の基本情報
チャート式の参考書を手掛ける数研出版によると、チャートとはCHARTから来ており、「浪風荒き問題の海に船出する若き船人に捧げられた海図」という意味があります。学習を、「見知らぬ大洋をたったひとりで航海していくようなもの」と定義しており、その羅針盤の存在を果たしているのがチャート式になります。(参考:数研出版)
そしてチャート式解説は、「学習内容の重点をおさえ、生徒自身が問題の急所がどこにあるのか、その解法をいかにして思いつくかをわかりやすく示す」ことに重きを置いていると紹介しており、問題の解き方、チャート、解答という流れで基本を学び、応用を解き、解説を読んで理解力を高めることができます。チャート式は高校数学だけでなく、小中高大すべてにおいて用意されています。
チャート式の色ごとのレベル感とは?
白チャート
白チャートはチャート式の中でも一番難易度が易しいバージョンのチャート式です。だいたい偏差値50までとなっており、そのレベルの大学を受ける人は白チャートでも十分です。数学が苦手な人向けなので、基礎の基礎から固めていくことができます。数学ができる人、基礎がしっかりと入っている人はここから始める必要はありません。
黄色チャート
黄色チャートは、オーソドックスなレベルの参考書で、日東駒専などを受験する人向けの内容になっています。一般的な内容が多く、基礎レベルとやや上回るレベルの問題が中心です。受験では使わないものの、授業では数学を受ける文系学生にとっては、黄色チャートの内容をマスターできれば十分と言われています。
青チャート
青チャートは、目標偏差値が60以上とGMARCHレベルに難易度が上がった参考書です。例題からレベルが高く、ストレートな問題よりも多少いじわるな問題が多いのが特徴です。理系学生が難関大学を目指す際に確実にクリアしたいレベルであり、理系学生は必ず持っておくべき参考書となっています。
赤チャート
赤チャートは旧帝大レベルの、一番難しいレベルに設定された参考書です。数学的思考力を高めるためにもってこいの1冊で、青チャートでは物足りない人向けです。ただ、青チャートは解説が詳しいのに対し、赤チャートはそこまで詳しくないため、青チャートの内容をマスターした人だけが解いた方がいい代物です。
チャート式の特徴
教科書レベルの解説の細かさ
チャート式を購入した人は、結構分厚い参考書であることを知っている方が多いと思います。同時に、半分ほど問題の解説や答えが書かれた別冊の冊子になっている事を知る人も多いはずです。チャート式はとにかく解説が細かく、なぜこの答えに至ったのかが明確に書かれています。白チャートを使って基礎を固めたい学生にとっても参考になります。
独学にも使える
チャート式のいいところは、独学でも使えるところにあります。解説は教科書レベルに詳しく、どのように解けばいいのかの方法も冊子に書かれています。白チャートからあるので、数学を苦手にする人も学校や予備校に通わずして成績アップを狙えます。しかも、白から赤まで段階別に用意されているので、完璧にこなしたらレベルを上げることもできます。
目的別にチョイスできる
チャート式は4段階ありますが、黄色チャートを何周も解いていき、内容が完璧になれば一定レベルの数学の知識がつくようになります。それぞれに1周解き切ることでかなりの力がつきますが、解き切ることでどこまで到達するかはチャートごとに違います。自分自身がどこを目指すのか、文系なのか理系なのかでチョイスすべきチャートの色が異なるのです。それがわかりやすく示されているのがチャート式です。
数学のチャート式の勉強法
ここからは数学のチャート式の勉強法についてステップごとに解説します。
STEP①:まずは例題を解く
チャート式の例題は、覚えるべき基本が詰まった問題であり、まずはここをクリアしないことには先には進みません。黄色チャートでは基本例題と重要例題の2つがありますが、まずは自分の力で解いてみて、うまくできるかどうかを確かめましょう。
STEP②:チャートで解き方の方向性をチェックする
例題のすぐ下にはチャートが書かれています。どのように解けばいいのか、そのヒントとなることが書かれています。端的に分かりやすく紹介されているので、どのように解けばいいか、明快です。
STEP③:解説をチェックして正しい解き方かを確かめる
チャートのすぐ下には解説が載っています。図や解法が載っており、この場合どのように解いていけばいいのかがわかりやすく掲載されており、先ほど例題を解いた時と比べ、解き方が正しいのかをチェックします。高校数学になるとただ答えが合っていればいいわけではなくなり、解法まで正しくないとパーフェクトな正解として認められません。内容理解を深めるためにも解説のチェックは必要です。
STEP④:演習問題を解いて解説をチェックする
演習問題を解いていきますが、解き方は例題を解いたようにやればよく、基本例題やチャート、解説は見ない形で解いてみるのがおすすめです。内容が把握できているかどうかをチェックするには十分で、解き終わったら解説でチェックします。もし理解できていないところがあればそこが弱点になるので、注意しましょう。
STEP⑤:1つの単元を完璧にするまで復習する
参考書はなるべく何周もして内容を完璧にするのがいいですが、最初の1周目は単元ごとに完璧にしてから次に進む形にすることで着実に強化していくことができます。2周目以降は一通り解いて忘れている部分、難しい部分を再び強化し直して、数学の知識をより固めていき、学力を高められます。
数学のチャート式を使ったノートの作り方
数学のチャート式はノートで解くのが一般的です。チャート式を使ったノートの作り方についてご紹介します。
ルーズリーフに問題を貼り付けて最重要問題を絞り込む
単にノートに計算式を書き込むのもいいですが、おすすめしたいのがルーズリーフに問題を貼り付けて重要な問題だけを残すやり方です。ルーズリーフであれば、必要なものだけをファイリングできます。そして、ファイリングされたものをみて改めて解き直すなど、苦手分野を克服するのに役立ちます。
計算式を書くスペースとは別に余白を残す
ノートを使って計算式を書くのは当然として、これとは別に余白を残しておくのがおすすめです。3分の1程度を余白とし、その余白部分にコメントを書いていきます。どこで間違えたか、解説を読んでどのように違うと感じたかなどを書き込み、あとで振り返ることで気を付けるべきポイントが浮かび上がります。
解説を読み込んでから、何も見ないでノートに内容を書き込んで添削する
例題を解く際に解説を読んでから例題を解き、こうやって解くのかと理解します。解き方を理解できれば、あとは数値が入れ替わって出てくるので怖いものはありません。問題は本当に解説の内容を理解しているかどうかです。まずは解説を読み込み、計算式と解説をできる限り再現しようと書き込んでみることをおすすめします。そして、違っている部分を添削すると、どこが印象に残り、どこを覚えていないかがはっきりするでしょう。
数学のチャート式を1周するのにかかる時間はどれくらい?
たとえば数学1Aの問題だけで大体700問ほどと言われています。1問あたりにかける時間が10分だったとしても、だいたい120時間近くはかかる計算です。1000問以上あれば、さらに時間がかかります。1日1時間だったとしても半年はかかるでしょう。時間に余裕がある場合は高1の段階からコツコツと解いていくのが理想的で、余裕がない場合は問題を絞ったり、明らかにできる問題はパスしたりして時間節減に務めるのがおすすめです。
数学のチャート式を終えた後に取り組むべき参考書は?
チャート式を解き終えた場合、次にどんな参考書に取り組めばいいのか、解説します。
実戦 数学重要問題集
「実戦 数学重要問題集」はチャート式を出版する数研出版が出している問題集です。文系数学、理系数学に分かれており、入試を想定した問題が数多く収録されています。こちらも解説はしっかりと書かれており、数学の入試対策、チャート式から継続して強化したい場合におすすめです。
文系数学の良問プラチカ・理系数学の良問プラチカ
「文系数学の良問プラチカ・理系数学の良問プラチカ」は、難関大学を中心とした入試問題を厚かった参考書です。チャート式で扱った知識を網羅でき、できない問題があれば改めてチャート式で振り返るような勉強法も行えます。より上のレベルを目指す場合におすすめです。
スバラシクよくわかると評判の合格!数学
「スバラシクよくわかると評判の合格!数学」は、良問ばかりを集めた参考書です。チャート式よりも丁寧な解説と評判で、一緒に行うことで正確性をより高めることができます。知名度は低くあまり知られていませんが、意外な人気を誇っており、ライバルに差をつけたい時に手を出してみるのもいいでしょう。
まとめ
数学のチャート式は誰しもが持っており、文系学生でも黄色チャートぐらいは解いたことがあるかもしれません。とはいえ、分厚くすべてを解き切ることができる人は限られ、愚直にこなした人だけが数学の力をつけられています。より効率的なチャート式の学習法を理解し、数学を得点源にしていきましょう。
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