慶應義塾大学の偏差値を解説!東京大学との偏差値比較も紹介!
私立大学の中でも最高峰に位置する慶應義塾大学。
私立大学の中でも最高峰に位置する慶應義塾大学。最高峰という紹介は、ブランド力もさることながら、なんといっても偏差値がとても高いから。実際の偏差値の推移を見ていると、その安定感に度肝を抜かされます。
今回は慶應義塾大学の偏差値にスポットを当てるとともに、国立大学との比較や偏差値から判断する入りやすい学部についてご紹介します。
慶應義塾大学のレベルは?過去5年間の全学部の偏差値
慶應義塾大学の偏差値の変遷はどのようになっているのか、慶應の全学部過去5年間の偏差値をまとめました。
文学部
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 人文学科 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
文学部では昨年度まで5年間同じ偏差値をキープし続けています。他の大学では文学部の中にいくつも学科があるため、学科によって偏差値が上下しますが、慶應の場合は1学科のみなので、それも偏差値の安定につながっていると考えられます。
経済学部
A方式
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 経済学科 <br>A方式 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 |
A方式は数学を利用する入試方式で、平均点や倍率ではB方式と比べると下回ることが多いです。ただ偏差値は安定しており、5年間偏差値67.5で推移している状況です。
B方式
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 経済学科 <br>B方式 | 70.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 |
B方式は地理歴史を用いるため、文系学部の学生の多くはこちらで受験することが多いです。そのため、偏差値もA方式より上回る年もありましたが、現状では同じ偏差値となっています。
法学部
法律学科
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 法律学科 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 67.5 | 67.5 |
法律学科は慶應の中でも看板学科の意味合いが強く、大変有名です。偏差値もかなり高い印象ですが、最近は落ち着いてきており、経済学部同様偏差値67.5にとどまっています。
政治学科
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 政治学科 | 70.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 |
法律学科と同じくらい存在感がある政治学科ですが、偏差値的には法律学科に負ける年もあった中で最近は法律学科に落ち着いており、こちらも経済学部同様の偏差値をキープし続けています。
商学部
A方式
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商学科 <br>A方式 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
経済学部同様A方式は数学を用いた入試形式となっています。B方式と比べると倍率などは低めなので、B方式と比べると差がつきやすく、偏差値65.0をキープしている状況です。
B方式
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商学科 <br>B方式 | 70.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 |
B方式は地理歴史を採用しているほか、倍率が非常に高いのが特徴的です。商学部志望の文系学部はB方式で勝負をかけることもあってか、A方式よりも偏差値が高く、67.5と経済学部や法学部と変わりません。
医学部
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 医学科 | 72.5 | 72.5 | 72.5 | 72.5 | 72.5 |
慶応大学病院もある医学科ですが、知名度も手伝い、人気は安定し、偏差値も72.5と慶應トップクラスの偏差値をキープし続けています。
理工学部
学門A
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 学門A | 62.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
慶應の理工学部は学門制を採用し、AからEまでに分けられています。学門Aは「物理・電気・機械分野」のカテゴリーで、主に物理情報工学科、物理学科、電機情報工学科、機械工学科の4学科に配分されます。偏差値はここ5年で見ればやや上がり気味という状況です。
学問B
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 学門B | 62.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
学門Bは「電気・情報分野」のカテゴリーで、電気情報工学科、情報工学科、システムデザイン工学科、物理情報工学科に配分されます。偏差値は学門A同様、やや上がり気味という状態です。
学問C
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 学門C | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
学門Cは「情報・数学・データサイエンス分野」のカテゴリーで、管理工学科、情報工学科、数理科学科、生命情報学科に配分されます。偏差値は5年間同じ偏差値をキープし続けています。
学問D
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 学門D | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
学門Dは「機械・システム分野」のカテゴリーで、機械工学科、システムデザイン工学科、管理工学科に配分されます。こちらも学門C同様、偏差値65を5年間保っています。
学問E
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 学門E | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 62.5 |
学門Eは「化学・生命分野」のカテゴリーで、応用化学科、化学科、生命情報学科で構成されています。これまでと違い、工学科要素がないため、偏差値も他4つとは異なる動きを見せており、2022年度は偏差値を落とした形です。
総合政策学部
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合政策学科 | 70.0 | 72.5 | 70.0 | 72.5 | 72.5 |
SFCにあり、個性的な学生が多い総合政策学科は根強い人気と少ない受験科目も相まって、偏差値70もしくは72.5を記録しており、慶應トップクラスの偏差値をマークしています。
環境情報学部
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 環境情報学科 | 70.0 | 72.5 | 72.5 | 72.5 | 72.5 |
総合政策学部同様、湘南のキャンパスで存在感を見せる環境情報学科ですが、倍率も高いこともあり、偏差値の安定ぶりは総合政策学部を上回っており、ここ4年間は偏差値72.5の状態です。
看護医療学部
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 看護学科 | 60.0 | 57.5 | 60.0 | 60.0 | 60.0 |
看護学科の偏差値は他と比べれば低いですが、全国にある看護学科ではトップクラスの偏差値。専門性のある学科であることを考慮すれば、偏差値60をキープしていることは素晴らしいことです。
薬学部
薬学科
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 薬学科 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 62.5 | 62.5 |
他の大学と合併して誕生した薬学科はここ数年で若干偏差値を落とし気味になっており、偏差値62.5に下がっています。
薬科学科
| 18年度偏差値 | 19年度偏差値 | 20年度偏差値 | 21年度偏差値 | 22年度偏差値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 薬科学科 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 62.5 |
薬学科と比べると偏差値の浮き沈みがやや激しい薬科学科。ここ数年で薬学科優勢、薬科学科リードと目まぐるしく変化する中で2022年度は久しぶりに同じ偏差値に落ち着きました。
【2023年度】慶應義塾大学の入試の偏差値
全く偏差値が動かない学部もあれば、5年間で多少でも変化した学部もあり、学部間の偏差値の争いはより激化しています。ここからは2023年度の入試偏差値をご紹介します。
文学部
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 人文学科 | 65.0 | 65.0 |
ここまで偏差値65で安定してきた文学部ですが、2023年度入試でも同じ偏差値をキープし続けています。
経済学部
A方式
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 経済学科 <br>A方式 | 67.5 | 67.5 |
2023年度入試も数学を活用した入試を行うA方式ですが、現状では今まで通りの偏差値に落ち着きそうです。
B方式
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 経済学科 <br>B方式 | 67.5 | 67.5 |
A方式と比べれば倍率が高いB方式ですが、偏差値はまだ67.5のままで、A方式との差はありません。
法学部
法律学科
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 法律学科 | 67.5 | 67.5 |
看板学科の1つである法律学科ですが、偏差値的には前年度と変わらずという形です。
政治学科
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 政治学科 | 67.5 | 67.5 |
法律学科と同じくらい存在感がある政治学科ですが、2023年度の偏差値では法律学科と同じ数値を残しています。
商学部
A方式
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 商学科 <br>A方式 | 65.0 | 65.0 |
経済学部同様、数学を用いる入試形式のA方式は、2022年度と変わらない偏差値をキープしています。
B方式
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 商学科 <br>B方式 | 67.5 | 67.5 |
A方式と比べて倍率が高いB方式ですが、前年度と変わらずA方式を上回る偏差値となっています。
医学部
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 医学科 | 72.5 | 72.5 |
全国の医学科の中でも偏差値ではトップクラスの慶應医学部ですが、2023年度も変わらず偏差値72.5のままです。
理工学部
学門A
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 学門A | 65.0 | 65.0 |
ここ5年間で若干偏差値が上がり気味の学門Aでしたが、現状では据え置きとなっています。
学門B
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 学門B | 65.0 | 65.0 |
学門A同様の偏差値の動きを見せる学門Bですが現状維持の偏差値になっています。
学門C
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 学門C | 65.0 | 65.0 |
学門Cは過去5年同じ偏差値をキープしており、2023年度も同じ偏差値のままです。
学門D
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 学門D | 65.0 | 65.0 |
学門Dも学門Cと同様、ここ数年は偏差値の上下がなく、2023年度も同様でそおままの偏差値です。
学門E
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 学門E | 62.5 | 65.0 |
2022年度は唯一偏差値を落とした学門Eでしたが、2023年度は再び偏差値を上げ、他の学門と再度肩を並べることができました。
総合政策学部
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 総合政策学科 | 72.5 | 72.5 |
変わらず人気を維持し続ける総合政策学科は偏差値をしっかりとキープしており、高位安定です。
環境情報学部
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 環境情報学科 | 72.5 | 72.5 |
環境情報学科も総合政策学科同様根強い人気があり、その結果、偏差値も変わらず推移しています。
看護医療学部
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 看護学科 | 60.0 | 60.0 |
全国の看護系学部ではトップクラスの看護学科は、今年も偏差値60をキープした状態です。
薬学部
薬学科
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 薬学科 | 62.5 | 62.5 |
ここ数年で若干偏差値が下がってきた薬学科ですが、今年度も挽回することはまだできていない状態です。
薬科学科
| 2022年度偏差値 | 2023年度偏差値 | |
|---|---|---|
| 薬科学科 | 62.5 | 62.5 |
薬学科との偏差値レースが熾烈を極める薬科学科ですが、前年度と偏差値は同じとあって、薬学科と引き分けの状況です。
慶應義塾大学と国立大学との偏差値比較
慶應全学部の偏差値をチェックしたところで、ここからは国立大学との偏差値比較を行います。
東京大学との偏差値比較
東京大学と共通する学部は、法学部、経済学部、文学部、薬学部、医学部です。最低の偏差値が67.5のため、少なくとも文学部と薬学部に関しては東大が上、その他は互角もしくは慶應が上回っています。ただし科目数が大きく異なり、東大の方がかなり多くの科目を受けないといけない点で、偏差値以上の差があるとみるべきでしょう。
京都大学との偏差値比較
京都大学と慶應の共通学部は、文学部、法学部、経済学部、医学部、薬学部で、東大とほぼ同じです。京大の経済学部は慶應の経済学部と同じく、文系と理系に分かれています。慶應では互角でしたが、京大では文系優勢です。こちらも慶應優勢の学部よりも京大優勢の学部が目立ちます。
一橋大学との偏差値比較
一橋大学は学部が限られており、一致する学部は商学部、経済学部、法学部に限られます。やはり東大京大と同じく、互角はもしくは一橋大学という図式に変化はありません。特に経済学部は後期試験で72.5をマークしているため、多くの科目をこなすことを考えれば、やはり偏差値以上の差があるでしょう。
慶應義塾大学の入りやすい学部
ここまで偏差値を中心にご紹介をしてきましたが、ここで紹介するのは主に偏差値で入りやすいと判断された学部です。
経済学部
経済学部は看板学部の割に突出した偏差値ではないため、勉強の取り組み方次第で十分合格が狙える学部です。経済学部では数学主体のA方式、地理歴史主体のB方式に分けられており、小論文が行われることを考えれば、事実上2科目の勉強をすればいいことになります。特に数学が得意な文系学生はチャンスです。
総合政策学部
総合政策学部は小論文プラスアルファで合否が決まるため、総合政策学部に専念した場合、より深いレベルまで集中的に勉強を重ねていけばチャンスが出てきます。特に小論文がモノを言うため、小論文対策を万全にしておけば、偏差値的に最高レベルでありながら難なく合格することができるでしょう。
文学部
文学部は傾向が変わらず、倍率もさほど高くなく、偏差値も他の文系学部より落ち着いているため、狙いやすい学部と言えます。他の学部と比べて小論文の影響力は高いですが、しっかりと対策を立てれば何ら問題はなく、対策が立てやすいのも特徴的です。
まとめ
慶應の偏差値は早稲田と比べて若干低めに出やすいですが、反対に早稲田よりも突出した偏差値を持つ学部がいくつもあります。しかも、小論文や論述など偏差値で示しがたい科目を含めた数値なので、実際には偏差値以上に難しいと考えるべきでしょう。それでも、目指すべき目標を知った以上はそこに向かって勉学を重ねていくのみです。
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