【2022年】慶應義塾大学の浪人率は?浪人は不利?浪人差別はあるのか?
全国的に知られている大学であり、早稲田大学と並んで学生たちの憧れと…
全国的に知られている大学であり、早稲田大学と並んで学生たちの憧れとなっている慶應義塾大学。憧れの大学ということもあって、浪人してでも慶應義塾大学に行きたいと思っている方はとても多いです。
果たして慶應義塾大学に行くのに浪人は不利に働くのか、それとも有利に働くのか、早稲田との浪人率の比較や浪人生差別の有無などをご紹介します。
【2022年】慶應義塾大学・早稲田大学の合格者の中で浪人率を比較!
慶應義塾大学の浪人率はどのような感じなのか、過去5年間における浪人者数の推移を早稲田大学の数字と比較しながらご紹介します。
ちなみに2022年に関する合格者数と現役率、浪人率の割合は御覧の通りです。
| 合格者数 | 現役率 | 浪人率 | |
|---|---|---|---|
| 慶應義塾大学 | 9,975人 | 67.2% | 1浪:29.0% <br>2浪以上:3.8% |
| 早稲田大学 | 13,038人 | 75.4% | 24.1% |
慶應の方が現役率が低く、早稲田の方が現役合格をしやすいことがわかります。では、過去5年ではどのような推移を辿っているのかをご紹介します。
過去5年間における浪人者数の推移
まずは慶應義塾大学における過去5年の推移をご紹介します。
| 慶應義塾大学 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 8,817人 | 61.3% | 1浪:35.0% <br>2浪:3.7% |
| 2019年度 | 8,797人 | 59.8% | 1浪:36.1% <br>2浪:4.0% |
| 2020年度 | 8,590人 | 62.1% | 1浪:33.6% <br>2浪:4.3% |
| 2021年度 | 9,237人 | 64.5% | 1浪:31.6% <br>2浪:3.9% |
| 2022年度 | 9,975人 | 67.2% | 1浪:29.0% <br>2浪:3.8% |
ここ5年を見てもわかる通り、年々1浪して慶應に合格する学生の割合は下がっており、現役率は上昇しています。67.2%という数字は過去20年を見ても過去最高となっており、浪人はそこまで有利ではない可能性があります。ちなみに2浪以上となると大きな変化は見られません。(参照:代々木ゼミナール)
次は早稲田大学の数値です。
| 早稲田大学 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 11,481人 | 67.6% | 31.7% |
| 2019年度 | 11,134人 | 65.7% | 33.9% |
| 2020年度 | 11,527人 | 68.3% | 31.1% |
| 2021年度 | 12,753人 | 73.0% | 26.5% |
| 2022年度 | 13,038人 | 75.4% | 24.1% |
早稲田大学に関しても、現役率は年々上昇しており、20年ほど前は現役率と浪人率が半々だった時期があった中で、圧倒的な差になっています。志願者の割合で見れば、20年ほど前は浪人生の方が多かった時期もある中、明らかに浪人生が減っていることがわかります。(参照:代々木ゼミナール)
【学部別】慶應義塾大学の合格者の中での浪人率
全体的な慶應での浪人率が分かったところで、ここからは学部別の過去5年の浪人率をご紹介します。
文学部
| 文学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 1,023人 | 61.5% | 1浪:34.0% <br>2浪:4.5% |
| 2019年度 | 1,033人 | 62.7% | 1浪:32.3% <br>2浪:4.9% |
| 2020年度 | 1,022人 | 63.6% | 1浪:31.8% <br>2浪:4.6% |
| 2021年度 | 1,208人 | 64.2% | 1浪:30.8% <br>2浪:5.0% |
| 2022年度 | 1,189人 | 68.8% | 1浪:27.1% <br>2浪:4.1% |
過去5年では現役率が上がっていますが、実は10年ほど前までは現状より高く、2018年で一気に現役率が落ち込み、再び回復している形です。一時期は浪人率が巻き返した時期があるものの、段々と戻りつつあります。
経済学部
| 経済学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 1,470人 | 59.7% | 1浪:37.5% <br>2浪:2.8% |
| 2019年度 | 1,507人 | 60.1% | 1浪:37.0% <br>2浪:3.0% |
| 2020年度 | 1,376人 | 63.9% | 1浪:32.1% <br>2浪:4.0% |
| 2021年度 | 1,603人 | 63.6% | 1浪:32.9% <br>2浪:3.6% |
| 2022年度 | 1,566人 | 67.8% | 1浪:28.9% <br>2浪:3.3% |
現役率はここ5年で上昇傾向にあり、1浪が占める割合も減っています。過去は多くても4割程度で、3割台がしばらく続きましたが、2022年度でついに1浪の割合が3割を切りました。
法学部
| 法学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 666人 | 69.5% | 1浪:28.7% <br>2浪:1.8% |
| 2019年度 | 643人 | 68.0% | 1浪:28.5% <br>2浪:3.6% |
| 2020年度 | 637人 | 70.8% | 1浪:27.0% <br>2浪:2.2% |
| 2021年度 | 680人 | 72.6% | 1浪:24.4% <br>2浪:2.9% |
| 2022年度 | 679人 | 71.7% | 1浪:25.5% <br>2浪:2.8% |
法学部は現役率が7割程度、浪人率がおおむね3割程度と若干現役率が高めに出ています。過去と比べると明らかに今の方が現役率が高めです。また2浪以上の割合が非常に少なく、2浪以上が決して有利とは言い難い状況を示しています。
商学部
| 商学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 1,558人 | 62.8% | 1浪:35.0% <br>2浪:2.2% |
| 2019年度 | 1,651人 | 59.2% | 1浪:37.9% <br>2浪:2.8% |
| 2020年度 | 1,636人 | 61.0% | 1浪:34.8% <br>2浪:4.2% |
| 2021年度 | 1,905人 | 62.5% | 1浪:34.8% <br>2浪:2.7% |
| 2022年度 | 1,993人 | 69.1% | 1浪:28.4% <br>2浪:2.5% |
商学部では全体の現役率の平均とさほど変わらない状況ですが、A方式B方式で分けると実は差がかなりあり、数学を利用するA方式の方が現役率が下がることが明らかになっています。浪人生は数学系になると有利になりやすいことを示している可能性があります。
医学部
| 医学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 180人 | 67.2% | 1浪:27.8% <br>2浪:5.0% |
| 2019年度 | 159人 | 69.2% | 1浪:27.0% <br>2浪:3.8% |
| 2020年度 | 166人 | 63.9% | 1浪:32.5% <br>2浪:3.6% |
| 2021年度 | 171人 | 69.0% | 1浪:27.5% <br>2浪:3.5% |
| 2022年度 | 178人 | 72.5% | 1浪:25.8% <br>2浪:1.7% |
医学部は2浪以上をして合格する学生が多く、一時期は2浪以上の合格者が20%という年もあったぐらいです。ところが、ここ5年で一気に減り、ついに2022年度には1%台にまで低下。医学部も現役合格がしやすい時代になったと言えます。
理工学部
| 理工学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 2,532人 | 59.4% | 1浪:37.9% <br>2浪:2.7% |
| 2019年度 | 2,411人 | 56.1% | 1浪:41.1% <br>2浪:2.9% |
| 2020年度 | 2,444人 | 57.6% | 1浪:39.6% <br>2浪:2.8% |
| 2021年度 | 2,309人 | 63.0% | 1浪:34.6% <br>2浪:2.3% |
| 2022年度 | 2,641人 | 65.7% | 1浪:32.1% <br>2浪:2.2% |
理工学部は他の学部と比べると浪人率が高く、現役率が低いことがわかります。ただ2浪以上となると合格者の割合は下がるため、1浪までは浪人が有利に働く可能性があると言えます。
総合政策学部
| 総合政策学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 351人 | 53.8% | 1浪:35.3% <br>2浪:10.8% |
| 2019年度 | 385人 | 60.8% | 1浪:28.8% <br>2浪:10.4% |
| 2020年度 | 356人 | 60.7% | 1浪:26.7% <br>2浪:12.6% |
| 2021年度 | 404人 | 65.8% | 1浪:23.3% <br>2浪:10.9% |
| 2022年度 | 518人 | 64.7% | 1浪:25.9% <br>2浪:9.5% |
2浪以上の割合が3%を割るケースが目立つ中、総合政策学部に関しては1浪が少ない分、2浪以上の割合が多いという特殊な状況となっています。2浪以上の学生が入りやすい学部であることは明らかです・
環境情報学部
| 環境情報学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 333人 | 61.0% | 1浪:26.7% <br>2浪:12.3% |
| 2019年度 | 302人 | 61.6% | 1浪:26.8% <br>2浪:11.6% |
| 2020年度 | 282人 | 64.5% | 1浪:23.8% <br>2浪:11.7% |
| 2021年度 | 336人 | 63.4% | 1浪:25.9% <br>2浪:10.7% |
| 2022年度 | 446人 | 58.3% | 1浪:26.5% <br>2浪:15.2% |
環境情報学部も総合政策学部同様の動きを見せるほか、年々現役率が高まる中で環境情報学部は2022年度に60%を割り込むなど、浪人にとって勝負しやすい学部になっていると判断できます。
看護医療学部
| 看護医療学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 156人 | 82.7% | 1浪:15.4% <br>2浪:1.9% |
| 2019年度 | 174人 | 71.8% | 1浪:21.3% <br>2浪:6.9% |
| 2020年度 | 158人 | 81.0% | 1浪:14.6% <br>2浪:4.4% |
| 2021年度 | 197人 | 81.2% | 1浪:14.2% <br>2浪:4.6% |
| 2022年度 | 160人 | 79.4% | 1浪:16.3% <br>2浪:4.4% |
現役率が高い傾向にある慶應において、かなり現役率が高いのが看護医療学部。実に8割の現役率を誇り、浪人の割合がかなり低く、他よりもより傾向がはっきりとしています。
薬学部
| 薬学部 | 合格者数 | 現役率 | 浪人率 |
|---|---|---|---|
| 2018年度 | 548人 | 56.0% | 1浪:37.0% <br>2浪:6.4% |
| 2019年度 | 532人 | 54.5% | 1浪:40.2% <br>2浪:5.3% |
| 2020年度 | 513人 | 62.2% | 1浪:32.7% <br>2浪:5.1% |
| 2021年度 | 514人 | 62.6% | 1浪:31.9% <br>2浪:5.4% |
| 2022年度 | 605人 | 61.5% | 1浪:34.2% <br>2浪:4.3% |
薬学部は多少現役率が低めで浪人率が高い傾向にあります。これは慶應に薬学部が出来てからあまり変わっておらず、薬学部ならではの傾向と言えなくもありません。
慶應義塾大学は浪人して入学すると不利?
慶應義塾大学は浪人してから入ると不利があるのか、その真偽についてご紹介します。
大学生活に支障が出ることもある
浪人して入ると不利になる要素として、大学生活に支障が出る場合もある点が挙げられます。浪人をすると同級生が年下、いわゆる後輩になるので後輩からタメ口をきかれて、ムッとしてしまう人もいるかもしれません。
コミュニケーションがとりにくいと感じるなど、1浪以上をすることで同級生との付き合いがしにくい人もいます。しかし、社会に出ると年上の部下など様々なシチュエーションが生じるはず。その練習と思って過ごすのがいいでしょう。
就職活動がうまくいかないことも
就職活動が不利になるというのも浪人して入ることで生じるデメリットと言われています。なぜ浪人をしたのかと問われ、就職活動がうまくいかなくなる可能性もないわけではありません。
しかし、慶應の場合、2浪ぐらいであれば、そこまで何も思われない可能性が高く、むしろ学歴が慶應なので現役で普通の大学に入る学生よりも評価される可能性も。
例えば、慶應の医学部に何浪もして入ったとしても医師になることが重要なので、浪人は問われませんし、むしろ苦労人であるという評価になる可能性も。ですので、あまり気にしなくてもいい要素と言えます。
慶應義塾大学は浪人生差別がある?
ネット上で噂される入試における浪人生差別。慶應義塾大学には浪人生差別のようなことはあるのか、ご紹介していきます。
浪人生への差別はない
慶應義塾大学の大学院生のブログでは、慶應に浪人生差別はないという見解が述べられています。理由は明快で、社会人が入学するケースがあるからです。万が一年齢で区別をつければ、大人になってから学問を究めたい人を排除するような、おかしな状況を生み出すことになります。
1浪か2浪かと浪人歴が考えがちですが、もっと広い視野で考えてみると、1浪も2浪も大学からすればさほど関係ないことが言えるのです。(参照:大学受験情報blog)
医学部では浪人生に一部減点するうわさも
その一方、医学部に関しては浪人生が不利になるという話もあります。これは慶應以外の大学で問題になっており、複数の大学が浪人を理由に減点を行っていました。また女性の評価を落として男性を多く合格にさせる大学もあり、この流れを受けて慶應も同様の事をしているのではないかと言われています。
しかし、慶應義塾大学医学部において、このような減点があったという話は報道されておらず、「一部の大学のみで行われていただけ」とも考えられるでしょう。また浪人を繰り返して入学しても留年が目立ちやすいという理由で浪人の評価を下げているという風潮もあり、できれば1浪までで決めるのがいいでしょう。
まとめ
浪人に絞って物事を見ると学部学科によってかなり異なる傾向にあることがわかります。理系学部は浪人が強い、SFC2学部は2浪以上の学生の割合が多いなど、データを見なければわからないことがありました。ただ、できるだけ現役で合格した方がいいことも明らかで、浪人が有利になるのは一部。
現役で合格するためにも、早い段階から勉強を重ねて対策を立てていくことが求められます。
慶應合格を目指す方へ
慶應義塾大学合格には、学部・受験方式ごとの細かい対策が必要です。
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