メインコンテンツへスキップ
#早慶

慶應義塾大学の学部別浪人率と低下の理由

2025年2月22日

慶應義塾大学に浪人をしてでも入りたいという方は昔からいます。

FAST-UP

早慶特化の個別計画で、0から逆転合格へ。

早慶の出題傾向から逆算した、最短ルートの学習計画をご提案

慶應義塾大学の浪人率は、合格者に占める割合で見ると学部ごとに20〜40%台です。看護医療学部が最も低く、薬学部薬科学科や環境情報学部が高めで、全体としては低下傾向にあります。

2026年9月時点の情報です。

慶應義塾大学の浪人率は合格者全体の20〜40%

慶應義塾大学の浪人率は全体で20〜40%とされています。浪人率とは、合格者のうち高校を卒業してから受験した人の割合を指します。学部や受験方式によって差が大きく、同じ学部でも学科・方式で傾向が分かれます。

以下は過去5年の学部別の推移です。A方式・B方式は経済学部・商学部の入試区分で、A方式は数学を使う方式です。

学部・方式2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
文学部38.5%37.3%36.4%35.8%31.2%
経済学部A方式42.7%40.2%38.0%37.1%33.1%
経済学部B方式34.3%39.3%31.5%35.0%30.1%
法学部法律学科30.5%33.5%31.0%27.6%26.5%
法学部政治学科30.5%30.4%37.1%37.1%30.6%
商学部A方式39.1%42.5%40.2%39.4%32.4%
商学部B方式29.2%33.2%34.1%28.9%24.9%
医学部32.8%30.8%36.1%31.0%27.5%
理工学部40.6%43.9%42.4%37.0%34.3%
総合政策学部46.2%39.2%39.3%34.2%35.3%
環境情報学部39.0%38.4%35.5%36.6%41.7%
看護医療学部17.3%28.2%19.0%18.8%20.6%
薬学部薬学科38.9%44.9%36.2%36.3%34.5%
薬学部薬科学科49.2%46.3%39.8%38.8%43.4%

学部ごとの読み取り方

  • 文学部:5年を通じて30%台を保っていますが、年々下がっていることは明らかで、今後20%台に入ることも十分に考えられます。
  • 経済学部:もともと浪人率が高かったのはA方式で、一時期は40%を超えていました。2022年度には33%まで下がり、この数年で10%近く下がったことになります。B方式は年度によってばらつきがあり、20%台に入っても不思議ではありません。
  • 法学部:もともと浪人率が高くないため、2018年度と2022年度を比べてもほとんど変わりません。法律学科が先に30%を切り、政治学科は30%ぎりぎりを保っている状況です。政治学科が法律学科に追いつく可能性も考えられます。
  • 商学部:数学を用いる試験方式では浪人率が若干高くなる傾向があり、A方式もその流れにあります。2022年度に一気に下がりましたが、継続した流れになるかは今後次第です。対照的にB方式はもともと低く、2022年度はさらに低くなり、10%台も視野に入ってきました。
  • 医学部:意外にも浪人率は低く、文系学部に近い水準です。ただし志願者の割合では半数ほどが浪人生であることを考えると、多くの現役生が合格し、浪人生が再び夢破れるという状況が考えられます。
  • 理工学部:理系科目がある入試形式は浪人率が高く出やすく、水準は高めです。それでも2022年度には30%前半まで下がり、全体的な傾向に沿っています。
  • 総合政策学部:2018年度には46%と現役と浪人が拮抗した時期がありましたが、以降は30%台です。浪人生の志願率がやや高いため、浪人生がやや苦戦している様子がわかります。
  • 環境情報学部:文系の学部ですが、理系で習うこともやや含まれるため理系的要素があります。そのせいか浪人率は高止まりし、2022年度は40%を超えており、他学部とは傾向が異なります。
  • 看護医療学部:他学部が30%前後で推移する中、低い水準が続いています。現役生中心の受験層であることを前提に、現役のうちに仕上げる計画が必要です。
  • 薬学部:理系学部のため基本的に高めで、薬科学科は50%に迫る年もあります。学科間で10%ほどの差があり、同じ薬学部でも差がはっきり見られます。

看護医療学部の浪人率は、他学部と比べて低い水準にとどまります。志願者の割合でも現役生が多数を占めており、そこからさらに選抜されるためです。

学部ごとの入りやすさを合わせて知りたい場合は、慶應義塾大学の受かりやすい学部の比較も参考になります。

無料相談

早慶まで、あと何が足りないか。

出題傾向から逆算して、今やるべき科目と順番を無料でお伝えします。

慶應義塾大学の浪人率が低下した理由

浪人率の低下は、受験生側の事情と進学先の選択肢の広がりという2つの要因で説明されます。

経済的に余裕がない家庭が増えたから

経済的に余裕のない家庭では、浪人よりも現役での進学が重視されます。浪人して予備校に通う場合は、その分の費用を追加で負担することになるためです。

物価が上昇する割に賃金が上がらないなど、経済的に厳しい家庭は少なくありません。浪人は独学でも対応できますが、予備校を利用する場合は支払いが発生します。結果として、浪人を選ぶ人が減っていきます。

大学数が増加したため

大学数の増加も浪人率低下の背景にあります。慶應以外の選択肢が増え、他大学への進学で十分と考える層が出てきたためです。

年1948年1962年1977年1991年2006年2022年
大学数12校260校431校592校744校807校

大学数は年々増加の一途をたどり、少子化が叫ばれているここ30年で比較しても200校以上増えています(参照:学校基本調査)。

慶應義塾大学の浪人率は高い?MARCHとの比較

慶應義塾大学の浪人率は、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の総称)と比べて高い水準です。

大学名浪人率
慶應義塾大学32.8%
明治大学25.1%
青山学院大学ー
立教大学20.4%(2015年)
中央大学29.2%
法政大学27.7%

青山学院大学は浪人率のデータがなく、立教大学は最も新しい情報が2015年のため、厳密な比較はできません。それでも、おおむね20%台にとどまっていると言えます。

慶應義塾大学はここ数年で浪人率が下がっているとはいえ、30%台を記録しており、MARCHより高いことがわかります。早慶と上智・ICUを含めた位置づけは、早慶上智ICUの偏差値ランキングと序列で整理しています。

よくある間違い:浪人率の高さを有利・不利と読み替える

浪人率の数字を「浪人生の有利さ」として読むのは誤りです。ここで扱っている浪人率は合格者に占める割合であり、受験者のうち何割が受かったかを示すものではありません。

回避策は、志願者に占める浪人の割合と、合格者に占める浪人の割合を分けて見ることです。医学部は合格者に占める浪人率が低い一方、志願者の割合では半数ほどが浪人生とされます。同じ数字でも、見ている母集団が違えば意味が変わります。

FAST-UPが見てきた浪人生のつまずきどころ

指導現場で多いのは、浪人の1年を「同じ勉強をもう一度やる時間」として使ってしまうケースです。現役時に手が回らなかった範囲を放置したまま、得意科目の演習だけが増えていきます。

もう一つのつまずきどころは、学部・方式の選び方です。数学を使う方式と地歴で受ける方式では、仕上げるべき内容が変わります。浪人率の高い方式をあえて選ぶ場合は、そこに時間を割けるだけの土台があるかを先に確認する流れが有効です。

現役生の場合は、過去問に触れる時期が遅れることが多く見られます。学部ごとの出題形式を早く知るほど、残り期間の配分を決めやすくなります。

まとめ

慶應義塾大学の浪人率は年々下がっているものの、他大学と比べるとまだ高い水準です。安定志向が広がる一方で、学部によっては浪人率が高く、特に理系学部にその傾向があります。

文系志望は安定志向、理系志望は勝負志向と単純には言えませんが、理系科目が絡むと浪人率が高く出やすいのは学部間の比較からも読み取れます。これを踏まえ、現役生・浪人生それぞれが対策を立てていくことになります。学部選びの幅を広げたい場合は、早慶上智の穴場学部も検討材料になります。

よくある質問

Q. 慶應義塾大学に浪人差別はありますか。 A. 浪人を理由に扱いを変える仕組みは確認できません。学部別に見ると合格者の20〜40%台を浪人生が占めており、浪人生が一定数合格しています。ただし医学部や総合政策学部のように、志願者に占める浪人の割合が高いのに合格者の割合はそれほど高くない学部もあり、学部ごとに競争の様子は異なります。

Q. 浪人率が高い学部・低い学部はどこですか。 A. 高いのは薬学部薬科学科や環境情報学部、理工学部で、低いのは看護医療学部と法学部法律学科、商学部B方式です。理系科目が関わる入試では高く出やすく、現役生が中心の学部では低く出やすい傾向があります。

Q. 看護医療学部は浪人だと厳しいのですか。 A. 合格者に占める浪人の割合は他学部より低い水準で推移しています。志願者も現役生が多数を占めるため、現役のうちに合格する前提で計画を組む形が現実的です。浪人して受験する場合は、受験科目の仕上がりを早い段階で確認しておくと判断しやすくなります。

Q. 浪人率の数字は何に使えばよいですか。 A. 学部ごとの受験層の違いを把握する材料として使えます。浪人生の割合が高い学部は、仕上がった受験生と競うことを前提にした対策が必要になります。合否の見通しそのものは、倍率や自分の過去問の出来と合わせて判断する流れが安全です。

無料相談

早慶合格には、最短ルートの対策が必要です

早慶受験のプロと一緒に、無駄のない学習計画を作成しませんか?

塾選びで迷っている方へ

料金・指導内容・向き不向きを、入塾前に確認できます。

年間の費用、一般的な学習管理型塾との違い、評判・口コミで気になる点、毎日3時間の特訓。 入塾前の判断材料を、記事にまとめました。

数値で分かるFAST-UP

数字で証明するFAST-UPの実力。

早慶GMARCH・関関同立への「一点特化」。
合格に必要なこと以外を全て排除することで、逆転合格を運ではなく仕組みで狙います。

※1
2,400人
受講者数
※2
21時間
指導時間(週)
※3
87%
難関私立合格率
月額59,800円(税込)
追加費用一切なし
  • ※1 = 2026年8月末時点の受講者数
  • ※2 = コーチが直接指導する時間(毎日3時間×7日)をもとに算出。原則毎日開催で、参加時間は個人により異なります
  • ※3 = 毎日個別特訓に9割以上参加し、毎日のミニ模試の平均が9割以上で、高3の5月末までに入塾した塾生のうち、難関私立大学(早慶上理ICU・GMARCH・関関同立)に合格した人の割合
無料無料カウンセリングを予約