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#早慶

慶應義塾大学の総合型選抜を解説!募集要項・倍率・難易度は? 

2025年2月22日

慶應義塾大学では一般選抜がある一方

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慶應義塾大学では一般選抜がある一方、総合型選抜と呼ばれる入試制度があります。大きな括りで言えば推薦入試のようなもので、いくつかの形式が用意されています。

今回は慶應義塾大学の総合型選抜にスポットを当て、それぞれの特徴や倍率などをご紹介します。

慶應義塾大学の総合型選抜の特徴

慶應義塾大学の総合型選抜はいくつかの種類・特徴があります。ここでは総合型選抜の特徴を中心にご紹介します。

総合型選抜は3種類

慶應義塾大学の総合型選抜は全部で3種類あります。1つは自主応募制による推薦入学者選考、もう1つがFIT入試、最後がAO入試です。ここからはそれぞれの種類についてさらに詳しく掘り下げます。

自主応募制による推薦入学者選考

自主応募制による推薦入学者選考は、文学部のみで採用される総合型選抜の1つです。1994年からスタートし、一般的な選抜方法とは違う形で選考を行いたいという意味合いが込められています。

一般的な学力だけで決めるのではなく、慶應文学部への志望がしっかりとある人を対象に入ってもらいたいという目的があります。当時は学校からの推薦があって推薦入試が受けられる形が主流でしたが、いわゆる自己推薦入試のようなスタイルを1994年の段階で確立。

調査書だけでなく自己推薦書など、高校時代に何をやってきたかを含めて選考をしていくというのが当時注目されました。

FIT入試

FIT入試は2006年にスタートした法学部を対象にした入試形式です。FITは略されたもので、正しくは「Flexible and Intelligent Thinking入試」です。それぞれの単語の頭文字をとって、FIT入試としています。

多様性などが大事であるとし、様々な価値観を持った学生が入ることで、交流のプロセスで色々な学びができるという思いが込められており、学科試験なしで受けられるのもポイントです。

法学部では、一般的な自己推薦入試と違い、一芸でどうにかなる入試では総合的な評価はできないとしており、学力だけでなく素養などの面を含め、総合的に能力を問う内容になっています。

AO入試

AO入試は理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部で行われている方式です。特筆すべきは総合政策学部と環境情報学部で、日本初のAO入試が行われたことでも知られています。

また総合政策学部と環境情報学部では現状年3回のAO入試を行っており、入学時期を4月もしくは9月から選ぶことができます。例えば浪人した学生がAO入試を受けて合格すれば、半年遅れで入学する形になるため、敗者復活的な要素も。

募集要項などはそれぞれの学部で異なりますが、人材をしっかり確保しておきたいという思惑が込められています。

【2023】慶應義塾大学の総合型選抜の募集要項

総合型選抜の大まかな内容がわかったところで、ここからは総合型選抜の募集要項についてご紹介します。

自主応募制による推薦入学者選考

2023年の募集要項では募集人員が120名で、出願登録などが2022年10月14日から11月4日まで、選考が11月20日、合格発表が11月25日というスケジュールで進んでいきます。

出願資格では調査書の評定の条件が定められており、4.1以上が求められます。学業的な出願資格はこれぐらいで、あとは自己推薦書などを一緒に出せば受験できます。

実際の選考は日吉キャンパスで行われ、小論文形式の総合考査Ⅰ、テーマに関する記述で評価される総合考査Ⅱで決まります。総合考査Ⅰは120分と長く、集中力を切らさずに乗り切れるかどうかがポイントになるでしょう。

FIT入試

FIT入試では法律学科、政治学科それぞれ最大80名ずつを募集人員としており、2023年度は2022年8月9日から9月5日までが出願期間で、最終的な合格発表は11月1日です。その前にある第2次選考が9月24日もしくは25日に行われており、1カ月以上待たされることになります。

A方式は一般的な自己推薦入試ですが、B方式は理科以外の主要4教科、および全体の評定が4.0以上が目安です。

第1次選考では、いわゆる書類選考ですべてが決まる形になっており、自己推薦書や調査書などで判断されます。本番は第2次選考で、A方式は論述試験、口頭試問、B方式は総合考査と面接。特にA方式の口頭試問は2022年度からスタートしたため、サンプル数が少なく、傾向が探りにくい部分も。

AO入試

理工学部

理工学部では、数学オリンピックなど科学技術に関連した活躍やスポーツの大会で実績を残すなど、高校の時に一定の活動をしていた人が対象になります。募集人員は若干名で少なく、全体の評定が4.1以上、数学と理科が4以上であることが条件です。

出願期間は2022年10月4日から7日までと少なく、最終的な合格発表は12月16日と出願から合格まで2カ月以上かかります。

第1次選考は書類選考、第2次選考は面接選考として理系に関する口頭試問が行われます。口頭試問に慣れていない人は口頭試問の対策まで視野を入れて取り組む必要があります。

総合政策学部・環境情報学部

総合政策学部と環境情報学部はそれぞれ150名を募集人員としており、出願期間は9月1日から9月2日まで、最終的な合格発表は2022年11月8日です。評定に関する要件がないのも特徴的です。

1次選考は基本的に書類選考ですが、1次選考の免除を行うことができ、特定のコンテストで一斉の成績を残していれば2次選考から始められます。2次選考の面接では、湘南藤沢キャンパスで対面での面接となります。

看護医療学部

看護医療学部では、若干名を対象にAO入試が行われています。ちなみに、2022年の実績では最終的に12名が合格しており、若干名だから1人2人しか採用しないわけではないですが、人数は流動的です。

出願期間は2022年9月15日から9月20日、2次の合格発表は11月1日となっており、選考方法は2パターン。A方式の出願資格は明確な評定の条件は定められていませんが、B方式は評定4.5以上と厳しめです。第1次選考は書類審査、2次選考はオンラインでの面接となっています。

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慶應義塾大学の総合型選抜の倍率

ここからは慶應義塾大学の総合型選抜に関する倍率について、それぞれの選考方法ごとにご紹介していきます。

自主応募制による推薦入学者選考

2022年度では募集人員が120名に対し、志願者数は343名、最終的な合格者は123名です。そのため、倍率は2.79倍となります。合格者数は男性16名、女性107名と明らかに女性が多めですが、男性の倍率は4.06倍、女性は2.6倍と男女で倍率に差があることは明らかです。

FIT入試

2022年度の結果ですが、まず法律学科から。2つの方式合計で392名が志願し、最終的な合格者は108名です。このため、倍率は3.63倍となります。圧倒的に女性が多く、男女比は1:4程度です。

政治学科は2つの方式合計で435名が志願し、合格者は101名、倍率は4.31倍です。ここでも女性の方が圧倒的で、こちらも男女比は1:4です。志願者数だけを見れば男女比はそこまで激しくなく、女性の方が評価されやすいという見方もできます。

AO入試

理工学部

理工学部では7名が志願し、最終的な合格者は2名、倍率は3.5倍です。若干名ということもあって、志願者数は非常に少なく、1次合格者が3名で、最終的な合格までに1名だけが落ちるという、当事者からすればハラハラするような中で行われました。

総合政策学部・環境情報学部

総合政策学部は志願者が583名で、合格者が113名、倍率は5.16倍です。環境情報学部は554名が志願し、合格者は130名、倍率は4.26倍となっています。この数字は夏秋AO入試の結果を示しており、他2回のAO入試は含まれていません。

看護医療学部

看護医療学部は先ほど軽くご紹介しましたが、2つの方式で志願者数は合計88名、最終的な合格者は12名、倍率は7.33倍です。最終的に女性のみ12名が合格しましたが、第1次合格者の時点で男性が1名のみ。看護医療学部という学部の性質上、女性が多くなるのは仕方ないですが、結構な差と言えます。

慶應義塾大学のAO入試の難易度は?

ここではAO入試の元祖である総合政策学部と環境情報学部についての難易度をご紹介します。

1990年に導入して30年以上続けられているAO入試ですが、2021年度からAO入試の回数が減少したほか、求める人物像に実績や努力の積み重ねといったものも入ってきたため、一般的な自己推薦入試でありがちな実績の部分も問われるようになっています。

社会的事象から問題の本質をつかむこと、しっかりと自分で考えて問題解決に挑む姿勢なども試験で問われるため、難易度的には徐々に高まっているのが実情といえるでしょう。

まとめ

総合型選抜は学力を必要としない分、基礎固めをやり切れていない学生にはチャンスに見えますが、小論文は一般選抜にもあるので厳密にいえば、一般選抜とは無関係ではなく、しっかりとつながっています。総合型選抜を受けるにしても、小論文対策などを視野に入れた勉強を事前にしておくのがいいでしょう。

仮に早い段階で総合型選抜で合格したとしても、入学までに遊びまくっていいわけではなく、入学後のことを想定しながら計画を立てておくのが理想的です。

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