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#GMARCH

中央大学の特徴|求める学生像と学部の特色

2025年2月26日

中央大学は、文系学部も理系学部も有する総合大学です。

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中央大学は実学を重んじる総合大学です。建学の精神は「實地應用ノ素ヲ養フ」、求める学生像は「行動する知性」。法学部を看板に8学部26学科13専攻を置き、学部を越えて学ぶFLPなど独自のプログラムもあります。

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中央大学の3つのポリシーと求める学生像

中央大学の方針は「実学」で一貫しています。入口(アドミッションポリシー)から学びの過程、卒業時の到達目標まで、社会で使える知識と行動力を重視する点が共通しているためです。

アドミッションポリシーとは、大学が求める学生像を示した方針のことです。志望理由書や面接の準備では、まずここを読み解くと方向性がぶれません。

建学の精神は「實地應用ノ素ヲ養フ」

中央大学の建学の精神は「實地應用ノ素ヲ養フ」です。

もともと法律学校として生まれた中央大学の創設者が、「抽象的体系性よりも具体的実証性を重視し、実地応用に優れたイギリス法についての理解と法知識を普及させる必要がある」と考えたことが背景となっています。

つまり中央大学は、社会生活に実際に役立つ学問である「実学」を重視している大学だと読み取れます。抽象的な学問ではなく、日々の生活や社会の基盤づくりに役立つ実用的な学問を重んじています。

求める学生像は「行動する知性」のある学生

中央大学が求める学生像として、「行動する知性。-Knowledge into Action-」が掲げられています。

ユニバーシティ・メッセージにもなっており、建学の精神である「實地應用ノ素ヲ養フ」とともに、人材養成像として発信されました。実学を学び、学んだことを実際の行動に移せる人が求められています。

カリキュラムポリシーは「『實地應用ノ素』の獲得」

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施に関する方針)は「『實地應用ノ素』の獲得」とされています。

必要な能力・素養を養うため、学部ごとの科目群により教育課程を編成し、演習形式や実習形式による教育方法を展開しています。豊かなコミュニケーション能力、他者と協働する姿勢、主体的に学び続ける姿勢を養う点も特徴です。

ディプロマポリシーは「国際社会に貢献できる人材」

ディプロマポリシー(卒業・学位授与に関する方針)は「国際社会に貢献できる人材」とされています。学士課程では、下記を満たした人に学位を授与すると明言されています。

  • 幅広い教養と学科・専攻に係る専門知識を獲得し、「實地應用ノ素」を身に付けている
  • 社会の課題を自らの課題として捉え、解決のために幅広い教養や専門知識を用いることができる
  • 他者や異文化に対する理解力を備え、他者と円滑にコミュニケーションを図ることができる
  • 生涯にわたり主体性をもって学びを継続できる

中央大学の学部・学科一覧

中央大学は、8学部26学科13専攻を有する総合大学です。学部と学科の対応は下表のとおりです。

学部学科
法学部法律学科/国際企業関係法学科/政治学科
商学部経営学科/会計学科/国際マーケティング学科/金融学科
文学部人文・社会分野を幅広く扱う(学科・専攻の区分は大学公式サイトで確認)
国際経営学部学科を置かない(2019年開設)
経済学部経済学科/経済情報システム学科/国際経済学科/公共・環境経済学科
理工学部数学科/物理学科/都市環境学科/精密機械工学科/電気電子情報通信工学科/応用化学科/ビジネスデータサイエンス学科/情報工学科/生命科学科/人間総合理工学科(各学科に対応する専攻あり)
総合政策学部政策科学科/国際政策文化学科
国際情報学部国際情報学科

学部ごとの人気や志願動向の違いは、中央大学の人気学部と学部序列の解説もあわせて確認すると比較しやすくなります。

学部ごとの特色

法学部

法学部は中央大学の看板学部です。中央大学が「英吉利法律学校」として設立された歴史を持ち、法学部は130年の歴史を重ねてきたためです。

これまで法曹界をはじめ、官界・政界・実業界などに優れた人材を多く輩出してきました。伝統を重視した学びができる一方、社会の変化と大学教育へのニーズに応じてカリキュラムを定期的に見直しており、時代に合った学びも可能です。

すべての学科で、外国語の習熟度別クラス編成、海外留学の支援、国際的視野で考える能力を養う科目が設置されています。少人数の演習では、論文作成、問題の発見・解決、ディスカッションのトレーニングも行われます。

商学部

商学部は「経営」「会計」「国際マーケティング」「金融」の4学科制のもと、ビジネスを幅広く・深く学べる日本でも数少ない学部です。

それぞれの学科で授業科目を体系的に配置し、段階を踏んで学修を進める環境が整っている点は、実学重視の中央大学らしい設計です。キャリア科目やプログラム科目では、学んだことを実践しながらコミュニケーション能力やリーダーシップを高められます。

企業を永続的に成長・発展させるために必要な専門知識に加え、グローバル人材に欠かせない視点や教養も育めます。

文学部

文学部は、人文・社会分野を幅広く扱う学部です。専攻の区分が細かく、関心に応じて学びを絞り込める構成になっています。

志望する専攻の科目内容は年度によって見直される場合があるため、出願前に大学公式サイトの最新のカリキュラムを確認してください。

国際経営学部

国際経営学部は、経営学・経済学に関する理論とその関連領域の教育研究を通じて、企業経営やグローバル経済に係る専門知識と高い語学運用能力をもち、国際社会を舞台に活躍できるグローバルビジネスリーダーの育成を目的としています。

2019年に開設された新しい学部で、企業経営やグローバル経済、国際地域研究といった専門科目群と、情報統計や教養科目といった総合教育科目群が用意されました。

ゼミ活動を通じてこれらを融合させ、戦略的思考や国際コミュニケーション能力といった「実践知」を修得できます。

経済学部

経済学部は、経済活動の発展・多様化に伴って研究・教育領域を広げ、4学科を設置しています。

「専門的技量をもった高度な職業人の育成」「国際社会で活躍できる人材の教育」を掲げ、「教員と学生の密着した少人数教育」を教育の柱としています。AO入試(現在の総合型選抜にあたる入試方式)を考えている場合は、この方針と自分の学びたい内容が重なるかを確認しておくと準備しやすくなります。

1年次から導入演習を約60講座、2〜4年次には3年間続く専門演習を各学年約50講座開講しており、ゼミでの学びが活発です。自治体・企業へのインターンシップ、パソコンを使った授業や各種講習会も取り入れられています。

理工学部

理工学部は、中央大学の学部のなかで唯一、後楽園キャンパスを使用する学部です。「中央大学=郊外」のイメージとは異なる立地で学べます。

都心に位置するため、企業へ足を運びやすく、就職活動時の移動の負担は小さくなります。産学連携を通じて寄せられる求人がある点も挙げられます。

また、中央大学大学院理工学研究科との連携も強く、研究という実学的な教育方法を通じて積極的な学びができるよう工夫されています。

総合政策学部

総合政策学部は、「外国語と情報処理の実践能力」「その実践能力と異文化に対する理解をもとにしたコミュニケーション能力」「政策的な思考にもとづく問題発見・解決能力」の3つを身につけ、「よりよい社会づくり」に貢献できる人材の育成をめざす学部です。

「政策」「文化」「外国語」「情報」を4つの柱とし、段階的に教養、スキル、専門領域の知識を身につける発展型のカリキュラムが採用されています。

少人数教育の徹底、多彩な教員スタッフによるゼミ、フィールドワーク、プロジェクト学習やリサーチフェスタなど、実践的な取り組みが並びます。

国際情報学部

国際情報学部は、教員との距離が近い環境で学べます。入学定員150名に対して専任教員21名という体制のためです。

相互のコミュニケーションを図りながら、サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムによって、人間中心の社会(Society5.0)における課題解決を図ります。

情報技術によるアプローチと、情報をとりまく法律・ルールによるアプローチの両方を学べるため、総合力を身につけたい人に向いています。都心キャンパスの利点を活かし、社会の第一線で活躍する実務家教員を多数招聘している点も特徴です。

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中央大学の特徴的なカリキュラムや教育プログラム

中央大学には、所属学部の学びと並行して履修できる全学的なプログラムがあります。実学重視の方針が、学部横断の仕組みとして形になっているためです。

全学生対象の「AI・データサイエンスプログラム」

中央大学では、全学生を対象に「AI・データサイエンスプログラム」を発足させています。

AI・データサイエンス分野を基本的内容(リテラシー)から応用基礎レベルまで系統的に学修でき、所属学部の学びと並行して、自分の希望とスキルに合った科目を履修できます。

すべての科目は遠隔授業で実施されます(一部にオンデマンド、オンラインの遠隔授業と面接授業を混合した科目があります)。キャンパスを超えて学生が集う科目は、所属学部での学びとは異なる刺激があります。

実践的な学びができる「FLP」

中央大学では、「FLP(=Faculty-Linkage Program・ファカルティ・リンケージ・プログラム)」が2003年からスタートしています。

各学部に設置されている授業科目を有機的にリンクさせ、新たな知的関心の領域に対応する教育の「場」として設けられました。学部の枠を越えた知的領域を系統的・体系的に学修でき、特定の研究テーマに複数の学部生が参加する教育プログラムです。

文理横断型の総合的・学際的な視点から、専門知識の修得と問題解決能力を高めやすい設計になっています。FLPは下記の領域に分かれています。

  • 環境・社会・ガバナンス
  • ジャーナリズム
  • 国際協力
  • スポーツ・健康科学
  • 地域・公共マネジメント

手厚いキャリア&資格取得サポート

中央大学では、キャリアサポートおよび資格取得サポートを受けられます。

キャリアセンターには多数の求人が寄せられ、在学生のなかには就職サイトを使わずに就職活動を終える人もいます。完全マンツーマンでのキャリアコンサルティングや自己分析も行われ、理想の将来像に向けて希望を可視化できます。インターンシップの紹介やOB・OG訪問も可能です。

中央大学で取得できる資格は下記のとおりです。

  • 教員免許
  • 社会教育主事
  • 司書・司書教諭
  • 学芸員
  • 電気主任技術者
  • 第1級陸上特殊無線技士
  • 第2級海上特殊無線技士
  • 測量士補・測量士
  • 第1級陸上無線技術士
  • 電気通信主任技術者
  • 土地家屋調査士
  • 臨床心理士
  • 公認会計士
  • 弁護士
  • 不動産鑑定士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 証券アナリスト
  • 税理士
  • 宅地建物取引士
  • 中小企業診断士
  • 社会保険労務士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 情報処理技術者

このほか、大卒資格が不要な各種検定試験に挑戦することもできます。卒業後の進路の広がりは、中央大学の著名な卒業生の一覧からもイメージできます。

よくある間違い:ポリシーを読まずに志望理由を書く

よくある間違いは、アドミッションポリシーを読まないまま志望理由書や面接の回答を組み立てることです。「行動する知性」という言葉だけを引用しても、学部の学びとつながらない内容になりがちです。

回避策は、3つのポリシーと志望学部のカリキュラムをセットで読むことです。手順は下記のとおりです。

  • 建学の精神と求める学生像を自分の言葉で言い換える
  • 志望学部の演習・実習・プログラム名を具体的に挙げる
  • 入学後に取り組みたいことを、その科目名と結びつけて書く

FAST-UPが見てきた中央大学志望者のつまずき

指導の現場で目立つのは、「中央大学=法学部」という印象のまま学部選びを進めてしまうケースです。学部ごとに学ぶ内容もキャンパスも異なるため、イメージだけで出願先を決めると、入学後の学びとずれが生じやすくなります。

もう一つ多いのが、過去問に触れる時期の遅れです。中央大学は学部・方式ごとに問題の構成が異なるため、同じ対策を全方式に流用すると、形式への対応が間に合わなくなります。志望学部を早めに絞り、形式に合わせて演習量を配分するほうが伸びやすい傾向があります。

併願先の検討では、学部の性格が近い大学の出題傾向も見ておくと計画が立てやすくなります。立教大学の地理受験と入試傾向の解説のように、科目単位で傾向を確認する視点が役に立ちます。

よくある質問

Q. 中央大学のアドミッションポリシー(求める学生像)は何ですか。 A. 「行動する知性。-Knowledge into Action-」です。実学を学び、学んだことを実際の行動に移せる人が求められています。建学の精神「實地應用ノ素ヲ養フ」とあわせて示されています。

Q. 中央大学の特徴を一言でいうと何ですか。 A. 実学重視です。社会生活に実際に役立つ学問を重んじ、演習形式や実習形式の教育、学部を越えたFLP、全学生対象のAI・データサイエンスプログラムなどが用意されています。

Q. 中央大学に理系の学部はありますか。 A. 理工学部があります。中央大学の学部のなかで唯一、後楽園キャンパスを使用し、大学院理工学研究科との連携も強い学部です。

Q. 学部の枠を越えて学べる制度はありますか。 A. FLP(Faculty-Linkage Program)があります。2003年に始まり、「環境・社会・ガバナンス」「ジャーナリズム」「国際協力」「スポーツ・健康科学」「地域・公共マネジメント」の領域で、複数学部の学生が同じテーマに取り組みます。

まとめ

中央大学は文系学部も理系学部も有する総合大学で、実学重視の方針が3つのポリシーと学部の学びに一貫して表れています。学部ごとの特色と、FLPやAI・データサイエンスプログラムといった全学的な制度を見比べ、進学したい学部を定めていきましょう。

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