中央大学の英語は難しい?学部別難易度と対策
中央大学の英語は難しいと言われており
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中央大学の英語は、MARCHのなかでも難易度が高めです。奇問は少ない一方、単語・文法の基礎、長めの文章を読み切る速さ、設問も英語で問われる形式への慣れが求められます。難易度は学部差が大きく、法学部と総合政策学部が特に高い水準です。
2026年9月時点の情報です。
MARCHとは、明治・青山学院・立教・中央・法政を指す私大のグループです。極端な難問・奇問は出ませんが、基礎が確実に身についていること、出題内容に応じて知識を引き出して使えること、問題量の多さに対応できること、この3つが求められます。以下では学部別の傾向と、2027年度入試に向けた勉強法を整理します。
中央大学の英語が難しいと言われる理由
理由は大きく3つです。基礎知識がないと手が止まる設計、看板学部である法学部の難度と配点、そして英語が前提になる国際系学部の存在です。他大学との比較で「どこが難しいのか」を切り分けると、対策の優先順位が決まります。
単語・文法などの基礎ができていないと解けない
中央大学の英語は「知らないと解けない」問題が多く、単語や文法などの基礎が重視されています。高3の終盤になってから付け焼刃で詰め込んだ内容では、太刀打ちできない場面が出てきます。
基礎を身につけたうえで、読むスピードや読解法といったスキルを重ねる順番が大切です。逆転合格を目指す場合も同じで、まずは学び漏らしている単元から優先して復習する進め方が有効です。
学部別入試では法学部のレベルと配点が高い
学部別入試では法学部の英語レベルが高いとされています。中央大学の看板学部であり、英語で受験生をふるいにかける狙いが読み取れるためです。
近年はグローバルリーガルに重点を置いており、法学部が茗荷谷キャンパスへ移転したことも重なって注目度が高まっています。注目度の高まりに伴い、倍率も上昇すると見られています。
留学機会の多い総合政策学部、外国文化を学ぶ機会の多い文学部も英語の難易度が高めです。志望学部に応じて過去問で傾向をつかむ必要があるため、早めの着手が向いています。学部ごとの人気傾向は中央大学の人気学部と学部序列の解説も参考になります。
英語が大前提になる国際系学部がある
総合政策学部は中央大学における唯一の国際系学部で、英語が使えることが前提とされています。専門科目が英語で講義されたり、レポートや提出物を英語で作成したりする場面があり、相当な英語力が求められます。
入学後もTOEICやTOEFLなど外国語検定試験を受ける機会が多く、英語の勉強は続きます。こうした環境でも学び続けられる学生を集めるため、入試の段階から選考がおこなわれます。総合政策学部の英語はレベルが高く、平均点も倍率も高い水準です。
学部別の英語難易度と傾向
学部によって難易度の体感は大きく変わります。まず全体像を一覧で確認してください。
| 学部 | 英語の難易度 | 押さえておきたい点 |
|---|---|---|
| 文学部 | 高め | 独自問題を作成。語学系専攻は平均点が高い |
| 総合政策学部 | 中央大学内で最難関 | 問題文・設問・解答すべて英語 |
| 経済学部 | 平均レベル | 他学部の過去問も演習材料になる |
| 商学部 | 高め | 国際系の学科は受験層のレベルが高い |
| 理工学部 | 低め | 数学・理科の難度が高く時間配分が鍵 |
| 国際経営学部 | 平均レベル | 問題量は少なくない |
| 国際情報学部 | 平均レベル | 問題量は少なくない |
文学部の英語難易度
文学部は、全学部入試でも文学部独自の英語問題を作成するほど英語に力を入れている学部です。全学部入試は、統一日程で複数学部に出願できる方式を指します。
英語文学文化専攻・ドイツ語文学文化専攻・フランス語文学文化専攻・中国言語文化専攻では英語の平均点が高くなる傾向があり、外国語スキルの高い受験生が集まります。問題自体に特殊な傾向はありませんが、受験生のレベルという点で警戒が必要です。
総合政策学部の英語難易度
総合政策学部の英語は、中央大学内でも最難関レベルです。国際コミュニケーションを重視し、留学や海外交流の機会も多いため、英語スキルが必須になります。
問題文・設問・解答のすべてで英語が求められ、暗記型に頼らない英語運用力が試されます。
経済学部の英語難易度
経済学部の英語は、中央大学内では平均レベルです。そのため他学部の過去問も演習に使えます。演習量を増やし、得点につなげられる状態にしておきましょう。
商学部の英語難易度
商学部は、なかでも国際系の学科で英語の難易度が高めです。問題そのものが難しいというより、英語が得意な受験生が集まり平均点が高くなる傾向があります。経営を英語で学ぶ授業も多く、入学後の英語コミュニケーション能力も必要です。
理工学部の英語難易度
理工学部の英語は、難易度が低めです。数学・理科など理系科目の難易度が高い傾向にあり、そちらに対策時間を割く必要があります。英語が得意なら、その分だけ有利に働きます。
国際経営学部の英語難易度
国際経営学部の英語は、平均レベルです。ただし「国際」と名のつく学部であり、問題量は決して少なくありません。他学部の過去問も参照しながら対策を進めると効率的です。
国際情報学部の英語難易度
国際情報学部の英語も、平均レベルです。こちらも問題量は少なくないため、他学部の過去問を含めて演習量を確保しておくとよいでしょう。
中央大学の英語を攻略する勉強法
優先順位は、基礎固め→設問形式への慣れ→時間内に解き切る練習の順です。ハイレベルで量の多い問題を前にしても慌てない基礎学力を作ることが出発点になります。
単語・語彙・文法の基礎固めに最も力を入れる
基礎固めには最も力を入れる価値があります。中央大学の英語には「知らないと解けない」問題が多いからです。
長文のボリュームが多く、十分な単語・語彙・文法力がないと解答にたどり着けません。専門用語には注釈が付きますが、注釈を追いながら全体を把握するのは難しく、文脈から内容を推測する力も試されます。
設問も選択肢も本文もすべて英語で書かれた問題では、読解スピードも必要になります。暗記項目の対策は後回しにしないことが大切です。
空欄補充に対応できるようセットで覚える
単語・語彙・文法は、空欄補充に対応できるようセットで覚える方法が向いています。英語には、組み合わさって初めて特定の意味を成す表現があります。
こうした語彙や文法は「知らないと解けない」問題になりやすいため、セットでの暗記が必要です。単体のときと文のなかに入ったときで意味が変わる単語も頻出なので、あわせて押さえておきましょう。
過去問で出題傾向と時間配分を把握する
早い段階で過去問に挑戦し、出題傾向と時間配分を把握しておきましょう。当日のイメージが固まれば、復習すべき単元の見通しが立ち、解く速さもシミュレーションしやすくなります。
過去問を始めた初期の段階では、合格最低点をクリアする必要はありません。学習スケジュールを組み立てるために先に出題を知るのが目的であり、得点を稼ぐことが目的ではないからです。得点を伸ばすのは受験直前で構いません。
長く難しい文章に慣れておく
中央大学は、短文を大量に解かせるより、難しい問題を絞って出す傾向にあります。注釈が必要な新単語・専門用語を含む硬質な文章に挑戦し、初見で焦らない経験を積んでおきましょう。少し長めの文章に取り組むことも効果があります。
同じ「硬い題材を英語で処理する」練習は他大学の問題でも可能です。たとえば青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策のような形式は、資料を読み取る訓練として併願対策にもつながります。
簡単な問題を落とさない
中央大学の英語は難易度が高く、英語が得意な受験生でも取りこぼしが出ます。そのため全体の平均点は低めになり、1点を争う展開にはなりにくい科目です。
この状況で得点を伸ばすには、簡単な問題を落とさないことが前提になります。易しい問題は取れて当たり前の水準に調整されており、落とした場合のリカバリーに手間がかかります。取れる問題を確実に取り、積み上げていきましょう。
推測力を上げる
すべての単語・熟語を暗記するのが理想でも、受験期間は限られ、他科目の対策も必要です。知らない単語・熟語・語法が出てくることは避けられません。
その場合は慌てず読み飛ばし、前後の脈絡から内容を推測します。一言一句を和訳できないと解けない問題はないため、おおよその内容を押さえるだけでも設問に対応できる可能性があります。英語力と同時に日本語力を高め、推測の精度を上げていきましょう。
8割を目標に組み立てる
中央大学は合格最低点を公開していないとされ、自己採点と合否を照らし合わせると8割程度で合格しやすいと言われています。目標設定の目安は次のとおりです。
| 想定 | 得点率の目安 |
|---|---|
| 最低限必要とされる水準 | 72〜73% |
| 安定を狙う場合 | 75% |
| 問題が易しかった年度に狙う水準 | 80% |
受験当日に難化・易化を判断するのは難しいため、最初から8割を目標に対策しておく組み立てが現実的です。過去問で8割程度取れていれば共通テストの得点も確保しやすく、共通テスト利用入試で合格をつかめる場合もあります。共通テスト利用入試とは、共通テストの得点だけで合否が決まる方式です。
よくある間違い:過去問を直前まで取っておく
「力が付いてから解く」と考えて過去問を直前まで残すのは、よくある失敗です。出題形式や時間配分を知らないまま基礎演習だけを続けると、設問も英語で問われる形式や長文のボリュームに初見で当たることになります。
回避策は、早い段階で1年分だけ解き、点数ではなく「何が足りないか」を記録することです。足りない単元を基礎教材に戻って埋め、学習計画を組み直してから次の年度に進みます。得点を目的にしないと決めておけば、早期に解いても心理的な負担は小さく済みます。
FAST-UPが見てきた中央大学英語でつまずく受験生の共通点
指導現場で多いのは、単語帳を一周した段階で読解演習に移り、選択肢の言い換えを処理できず止まるパターンです。単語の意味は思い出せても、文中での働きや熟語としての意味が結び付いていないため、空欄補充で迷います。
もう一つの傾向は、志望学部の形式を確認する前に問題集を進めてしまうことです。中央大学は学部ごとに難易度と形式の差が大きく、総合政策学部のように全面英語の形式では、慣れの有無がそのまま解答時間に現れます。
伸びる受験生は、分からない単語が出た時点で読み止めず、段落の役割を追う読み方に切り替えています。推測しながら読み進める習慣が付くと、硬質なテーマの長文でも設問に手が届くようになります。
まとめ
中央大学の英語は、MARCHの他大学と比較しても高めの水準です。限られた時間で多くの問題を処理する必要があり、専門用語を含む硬質なテーマも出るため、初見で慌てない準備が必要です。
裏を返せば、中央大学の英語対策が仕上がれば他大学にも通用する英語力が身につきます。併願も視野に入れ、早い段階から進めていきましょう。大学の雰囲気や進路イメージをつかみたい場合は、中央大学の著名な卒業生37名も参考になります。
よくある質問
Q. 中央大学の英語はMARCHのなかで難しいですか? A. 高めの水準です。極端な難問・奇問は出ませんが、問題量が多く、専門用語を含む硬質なテーマが出ます。基礎知識の精度と読むスピードの両方が必要になります。
Q. 英語がいちばん難しい学部はどこですか? A. 総合政策学部が中央大学内で最難関レベルです。問題文・設問・解答のすべてが英語で、平均点も倍率も高い水準です。学部別入試では法学部のレベルも高いとされています。
Q. 英語が苦手でも狙える学部はありますか? A. 理工学部は英語の難易度が低めです。ただし数学・理科の難易度が高い傾向にあるため、そちらに時間を割く前提で計画を立てる必要があります。
Q. 目標はどのくらいの得点率に置けばよいですか? A. 8割を目標に組み立てる方法が現実的です。最低限必要とされるのは72〜73%、安定を狙う場合は75%、易化した年度では80%が目安とされています。当日に難化・易化は判断しにくいため、高めに設定しておくほうが安全です。
Q. 過去問はいつから始めればよいですか? A. 早い段階で構いません。初期は合格最低点を超える必要はなく、出題傾向と時間配分の把握が目的です。解いて見つかった弱点を基礎教材に戻って埋める流れを作ると、学習計画が立てやすくなります。


