学習院大学の偏差値を全学部解説|GMARCH比較と今後
昔から日本国民に知られ、最近では若い人も偏差値が良くて就職率も高い…
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学習院大学の偏差値は55.0〜60.0が中心です。最も高いのは法学部法学科の60.0で、理学部は55.0前後が並びます。GMARCHの文学部比較では6校中5位ですが、私大全体では中堅上位の位置にあります。
2026年9月時点の情報です。
以下では全学部・全学科の偏差値、GMARCH内での比較、私大全体での立ち位置、そして今後偏差値が上がるかどうかの見通しまで順に整理します。
学習院大学の偏差値一覧【全学部・全学科】
学習院大学の偏差値は、学部をまたいでも55.0〜60.0の範囲に収まります。学科間の差は大きくなく、同じ学科でも入試方式によって数字が動く点が特徴です。なお学習院大学の一般選抜は、科目構成の異なる「コア入試」「プラス入試」という呼称で区分されています。
法学部
| 法学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 法学科 | 60.0 |
| 政治学科 | 57.5 |
法学部のボーダー偏差値は、法学科の方が若干高い状況にあります。一方で、共通テスト利用入試(大学入学共通テストの成績で合否が決まる方式)のボーダー得点率では政治学科の方が若干高く出ています。
偏差値では差が生じていますが、その差はわずかです。入試形式によって上下が変わる点に注意が必要です。
経済学部
| 経済学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 経済学科 | 57.5 |
| 経営学科 | 57.5〜60.0 |
経営学科のプラス入試で60.0をマークしている一方、そのほかでは57.5となっています。こちらも入試形式で若干の差が生じます。
文学部
| 文学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 哲学科 | 55.0 |
| 史学科 | 57.5 |
| 日本語日本文学科 | 57.5 |
| 英語英米文化学科 | 55.0 |
| ドイツ語圏文化学科 | 55.0 |
| フランス語圏文化学科 | 55.0 |
| 心理学科 | 57.5 |
| 教育学科 | 57.5〜60.0 |
文学部は8つの学科があります。トップは教育学科のコア入試で60.0、あとは55.0もしくは57.5です。共通テスト利用入試のボーダー得点率は教育学科が若干低く出ており、現状は偏差値ほどの差がない可能性もあります。
国際社会科学部
| 国際社会科学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 国際社会科学科 | 57.5 |
国際社会科学科の偏差値はコア・プラスそれぞれ57.5で、差はありません。他学部では方式による差が生じることもありますが、現状の国際社会科学部ではそれが見られません。ボーダー得点率も80%で、他の学部学科と比較してもほとんど差がありません。
理学部
| 理学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 物理学科 | 55.0 |
| 化学科 | 55.0 |
| 数学科 | 55.0〜57.5 |
| 生命科学科 | 55.0 |
理学部はどの学科も同じような偏差値ですが、数学科のプラス入試で57.5をマークしています。
GMARCHと比較した学習院大学の偏差値
文学部の偏差値で比較すると、学習院大学はGMARCH6校中5位です。6大学のいずれにもある学部のうち、ここでは文学部を比較対象としています。
| 偏差値 | |
|---|---|
| 学習院大学 | 55.0〜60.0 |
| 明治大学 | 60.0〜62.5 |
| 青山学院大学 | 60.0〜65.0 |
| 立教大学 | 57.5〜62.5 |
| 中央大学 | 52.5〜60.0 |
| 法政大学 | 55.0〜65.0 |
学習院大学は60.0の学科が1つだけでした。対して明治大学はすべての学科が60.0もしくは62.5で、平均としても高い部類にあります。青山学院大学も明治大学とほぼ同じ傾向で、看板学部といっていい英米文学科で65.0をマークしています。
立教大学は明治大学・青山学院大学と比べると若干下がりますが、偏差値62.5の学科があるなど健闘している部類です。文学部に14学科を抱える中央大学は60.0の学科こそあるものの、偏差値52.5の学科もあり、平均的には学習院大学をやや下回ります。学部ごとの人気差については中央大学の人気学部と学部序列の解説も参考になります。
法政大学は60.0の学科が多い中、日本文学科のT日程(法政大学の全学部統一型入試)で65.0をマークし、青山学院大学と最高偏差値でトップタイに並んでいます。
私大全体で見た学習院大学の位置
私大全体で見ると、学習院大学は決して低い部類ではありません。トップクラスには手が届かないものの、中堅上位もしくはその上にいることは確かです。文系・理系それぞれの並びを見ると、その位置が分かります。
文系では早慶上智、ICU、学習院大学以外のGMARCH、関関同立が上位に並びます。その中で学習院大学が登場したのは法学部政治学科のコア入試で、東進の偏差値では63です。GMARCHの中では一番遅い登場となり、大学の中では文系だと15番目前後の位置になります。
理系は医学部も含まれるため、文系より多くの大学が並びます。最も高い慶應義塾大学医学部の偏差値71を皮切りに大学が続き、医大や東京理科大学、四工大などが入ってきた結果、偏差値60で学習院大学が登場する頃には30程の大学が登場しています。
今後の入試で学習院大学の偏差値は上がるのか
結論として、学習院大学の偏差値は上がる可能性が高いと言えます。2023年度において志望者数が増えていることや、GMARCH全体が人気であることが大きく関係しています。志望者数が増えればそれだけ激戦になり、偏差値の上昇につながります。
人気を大きく支えるのが就職面のサポートです。学習院大学では1年生の段階からキャリアデザインに力を入れ、卒業後どのような社会人になりたいかをイメージさせます。3年になれば面接対策セミナーがあり、内定を勝ち取った4年生もサポートを行う熱の入れようです。
加えて、学習院大学は少人数教育を心掛け、きめ細やかな指導ができる環境にあります。学習院大学ならではのブランド力の高さも相まって、就職先も自治体を中心に豊富です。こうした人気の下支え要因も、偏差値上昇につながると言えるでしょう。
FAST-UPが見てきた学習院大学志望者のつまずき
指導現場で多いのは、偏差値の数字だけを見て受験校と方式を決めてしまうケースです。偏差値の数字だけで学科の難易度を決めるのは危険です。同じ学部でも入試方式によって偏差値とボーダー得点率の上下が入れ替わるためです。
もう一つのつまずきは、GMARCHの中で相対的に落ち着いた位置に見えることから、対策の着手が遅れる点です。学習院大学は学科間の偏差値差が小さく、第一志望層と併願層が同じ方式に集まりやすい構造にあります。結果として、過去問に触れる時期が遅れた受験生ほど、科目構成の違いに気づかず本番を迎えがちです。
学科の出題傾向と方式の組み合わせを早い段階で確定させ、そこから逆算して科目配分を決める受験生は、学習の迷いが少なくなります。他大学でも方式ごとの違いは大きく、たとえば立教大学の地理受験と入試傾向のように、選択科目の可否から確認しておくと受験計画が崩れにくくなります。
よくある間違いと回避策
よくある間違いは、学部ページに並ぶ偏差値の上限値だけを見て「この学部は60.0」と判断してしまうことです。学習院大学の表では、経営学科や教育学科、数学科のように幅で示されている学科があります。上限はあくまで特定方式の数値です。
回避策は、次の3点をセットで確認することです。
- 志望学科の偏差値を、コア入試・プラス入試など方式ごとに分けて見る
- 共通テスト利用入試のボーダー得点率も併せて見る
- 偏差値と得点率で学科の順位が入れ替わっていないか確認する
法学部のように、偏差値では法学科が上でも得点率では政治学科が上という逆転が起こります。方式単位で見る習慣をつけると、出願先の選び方が変わります。
まとめ
学習院大学の偏差値は見た目には中堅上位クラスで、GMARCHの中でも落ち着いたポジションにいると思われがちです。しかし私大全体で見れば上位であり、教育の質を含めて考えると評価は変わります。
学習院大学は皇族の方々が多く通われてきた歴史があり、知名度とブランド力は全国的にも随一です。偏差値の数字は目立たないかもしれませんが、今後偏差値が上昇したとしても不思議ではありません。
よくある質問
Q. 学習院大学で最も偏差値が高い学部・学科はどこですか。 A. 法学部法学科が60.0です。経済学部経営学科のプラス入試、文学部教育学科のコア入試も60.0に達しています。
Q. 文学部の心理学科・史学科、理学部の数学科の偏差値はどのくらいですか。 A. 心理学科と史学科は57.5、数学科は55.0〜57.5です。数学科はプラス入試で57.5となっています。
Q. 学習院大学の偏差値は今後上がりますか。 A. 上がる可能性が高いと言えます。2023年度に志望者数が増えていること、GMARCH全体の人気、就職支援や少人数教育といった人気の下支え要因があることが理由です。
Q. 30年前など過去の偏差値と比べたいときはどうすればよいですか。 A. 本記事は現在公表されている水準を扱っています。過去との比較は、模試実施団体や大学が公表している当時の資料で確認するのが確実です。年度が異なる数値を混ぜて比べると、母集団が違うため誤差が出ます。
Q. GMARCHの中で学習院大学はどの位置ですか。 A. 文学部の偏差値で比較した場合、6校中5位です。ただし差はわずかで、学科と入試方式によっては他校と重なる水準にあります。


