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#GMARCH

学習院大学の共通テスト利用ボーダーと倍率・科目

2025年3月6日

学習院大学では2021年度から大学入学共通テスト利用入学者選抜を実…

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学習院大学の共通テスト利用入試のボーダーは、学部学科で7割前後から8割台半ばまで幅があります。法学部が最も高く、理学部化学科が低めです。科目数が多い方式ほど得点率は下がる傾向です。倍率は学科によって差があります。

2026年9月時点の情報です。

ここでいう共通テスト利用入試とは、共通テストの得点だけで合否が決まる私立大学の入試方式のことです。学習院大学は2021年度からこの方式を実施しています。以下、ボーダーとなる合格最低点、倍率、入試科目と配点の順に整理します。

学部学科別のボーダー(合格最低点と得点率)

ボーダーの水準は学部によってはっきり分かれます。法学部が最も高く、理学部化学科や文学部教育学科は相対的に低めです。志望学科の満点と配点を先に確認し、目標得点率から逆算するのが現実的です。

法学部

法学部満点合格最低点得点率
法学科350点294点84%
政治学科350点294点84%

法学科と政治学科はいずれも同じ水準です。他の学部学科と比べても得点率が高いため、9割近い点数を目標に掲げて共通テストに挑むことが求められます。

経済学部

経済学部満点合格最低点得点率
経済学科4科目型550点434点79%
経済学科6科目型800点600点75%

経済学科には4科目型と6科目型があり、それぞれ得点率は7割台後半です。科目数が増えれば得点率のボーダーが下がる傾向にあるため、苦手をいかになくし、得意科目で点数を稼ぐかが問われます。

文学部

文学部満点合格最低点得点率
哲学科400点328点82%
史学科300点234点78%
英語英米文化学科400点304点76%
ドイツ語圏文化学科400点300点75%
フランス語圏文化学科400点320点80%
教育学科500点355点71%

文学部は6つの学科で共通テスト利用入試が行われています。満点が大きい教育学科で得点率が低いなど、ここでも科目数の影響がうかがえます。

理学部

理学部満点合格最低点得点率
化学科800点560点70%

理学部は化学科のみが共通テスト利用入試を導入しており、得点率は70%ほどと低めです。

国際社会科学部

国際社会科学部満点合格最低点得点率
国際社会科学科450点337点75%

国際社会科学科を共通テスト利用で受ける場合は、苦手科目を捨てない対策が有効です。1科目でも得点率が3割未満だと、その時点で不合格となるためです。合計点が届いていても失格になり得るので、極端に苦手な科目がある人は注意してください。

共通テスト利用入試の倍率と他大学との比較

倍率は学科ごとの差が大きく、同じ学部内でも方式によって倍以上に開きます。まず2023年度の倍率を確認します。

学部学科受験倍率
法学部法学科5.3倍
法学部政治学科4.8倍
経済学部経済学科4科目5.8倍
経済学部経済学科6科目2.1倍
文学部哲学科4.0倍
文学部史学科6.1倍
文学部英語英米文化学科4.3倍
文学部ドイツ語圏文化学科6.5倍
文学部フランス語圏文化学科4.3倍
文学部教育学科3.0倍
理学部化学科4.5倍
国際社会科学部国際社会科学科3.2倍

この倍率をもとに、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政の総称)のうち明治大学と中央大学と比較します。

明治大学との比較

明治大学は2022年度が最新のデータとなっており、そちらとの比較です。

学科学習院大学明治大学
法学科5.3倍2.7倍
政治学科4.8倍6.4倍
経済学科4科目5.8倍3科目型9.7倍
経済学科6科目2.1倍7科目型2.4倍
哲学科4.0倍3.6倍
史学科6.1倍ー
英語英米文化学科4.3倍2.3倍
ドイツ語圏文化学科6.5倍2.4倍
フランス語圏文化学科4.3倍2.4倍
教育学科3.0倍ー
化学科4.5倍ー
国際社会科学科3.2倍国際日本学科4.1倍

全体としては学習院大学の方が高めです。最終的に多くの学生を合格にすることもあるため倍率が下がる学科もありますが、明治大学の経済学科3科目型で10倍近い倍率があるなど、方式ごとのメリハリが見られます。

中央大学との比較

中央大学も2022年度のデータが最新のため、そちらとの比較です。

学科学習院大学中央大学
法学科5.3倍3.7倍
政治学科4.8倍2.7倍
経済学科4科目5.8倍6.9倍
経済学科6科目2.1倍6.9倍
哲学科4.0倍2.6倍
史学科6.1倍ー
英語英米文化学科4.3倍2.3倍
ドイツ語圏文化学科6.5倍2.9倍
フランス語圏文化学科4.3倍2.1倍
教育学科3.0倍2.3倍
化学科4.5倍ー
国際社会科学科3.2倍国際政策文化学科3.5倍

中央大学との比較でも学習院大学の方が倍率は高めです。ただし中央大学では経済学部の人気が高く、1学科だけ突出している形になっています。学部ごとの人気の違いは、中央大学の人気学部と学部序列の解説記事もあわせて確認すると把握しやすくなります。

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入試科目と配点

配点は学科ごとに異なり、外国語と国語が重い学科が中心です。志望学科の配点表を見てから、どの科目に時間を割くかを決めてください。

法学部

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)150点
国語国語100点
地歴公民・数学日本史B、世界史B、地理B、政治経済から1科目、もしくは数学ⅠA、数学ⅡBの中から2科目選択100点

経済学部(4科目型)

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目200点
国語国語150点
数学数学ⅠA100点
地歴公民・数学日本史B、世界史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理+政治経済、数学ⅡBの中から1科目選択100点

経済学部(6科目型)

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目200点
国語国語200点
数学数学ⅠA100点
数学数学ⅡB募集要項で確認
地歴公民・理科日本史B、世界史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理+政治経済から2科目選択、もしくは理科基礎科目、物理、化学、生物、地学の中から2科目選択200点

文学部 哲学科

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)、ドイツ語、フランス語から1科目選択150点
国語国語150点
地歴公民・数学・理科日本史B、世界史B、地理B、倫理、政治経済、倫理+政治経済、数学ⅠAの中から1科目、もしくは理科基礎科目から2科目選択100点

文学部 史学科

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目選択100点
国語国語100点
地歴公民日本史B、世界史B、地理B、政治経済から1科目選択100点

文学部 英語英米文化学科

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)150点
国語国語150点
地歴公民・理科日本史A、日本史B、世界史A、世界史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理+政治経済、数学Ⅰ、数学ⅠA、数学Ⅱ、数学ⅡB、筆記・会計、情報関係基礎、物理、化学、生物、地学から1科目、もしくは理科基礎科目の中から2科目選択100点

文学部 ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)、ドイツ語、フランス語から1科目選択150点
国語国語150点
地歴公民・数学日本史B、世界史B、地理B、倫理、政治経済、数学ⅠAの中から1科目100点

文学部 教育学科

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)100点
国語国語100点
数学数学Ⅰ、数学ⅠA、数学Ⅱ、数学ⅡBから1科目選択100点
地歴公民日本史A、日本史B、世界史A、世界史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理+政治経済から1科目選択100点
理科物理、化学、生物、地学から1科目選択、もしくは理科基礎科目、物理、化学、生物、地学の中から2科目選択200点

理学部 化学科

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目選択200点
国語国語200点
数学数学ⅠAと数学ⅡB各100点・合計200点
理科物理と化学各100点・合計200点

国際社会科学部

教科科目配点
外国語英語(リスニング含む)150点
国語国語100点
数学数学ⅠA100点
地歴公民・数学日本史B、世界史B、政治経済、数学ⅡBの中から1科目選択100点

地理を選択科目に使える学科もあります。地理で私立大学を受ける選択肢については、立教大学の地理受験について解説した記事も参考になります。

よくある間違い:旧課程の科目名のまま対策を進めてしまう

上の一覧にある日本史Bや数学ⅡBといった表記は、旧課程の科目名です。募集要項の科目名は必ず最新年度のものを確認してください。共通テストは新課程に移行し、科目名や出題科目が変わっているためです。

回避策はシンプルです。学習院大学の最新の募集要項で、志望学科の指定科目・選択範囲・配点の3点を自分の目で確かめ、そのうえで学習計画を組み立てます。ネット上のまとめだけで判断しないことが、出願ミスを防ぎます。

FAST-UPが見てきた共通テスト利用でのつまずき

指導現場で多いのは、私立大学の個別入試の対策に寄りすぎて、共通テスト形式の演習量が足りなくなるケースです。学習院大学の共通テスト利用は、配点の大きい外国語と国語で崩れると取り返しがききません。形式に慣れないまま本番を迎えると、時間配分だけで失点します。

もう一つは、出願方式を広げすぎて準備が分散する形です。4科目型と6科目型のように、同じ学科でも必要科目がまったく違う方式が並びます。どの方式を本命にするかを決めずに併願を重ねると、どの科目も仕上がりきらないまま直前期に入ります。

逆に伸びる受験生は、志望学科の配点表を早い段階で手元に置き、配点の重い科目から順に仕上げています。理科基礎や地歴公民の着手が遅れがちな点も、計画段階で先に日程へ落とし込んでいます。

まとめ

学習院大学の共通テスト利用入試は、国公立大学志望者の併願先になりやすい方式です。学習院大学が公式サイトで国立大学との併願のしやすさを示しているためです。科目数の多い方式ほどボーダーの得点率は下がる一方、準備の負担は増えます。

一方で、日本史Aや世界史Aなど入試科目としてあまり見かけない科目で受験できる学科があるのも特徴です。自分が受ける学科でどの科目が対象になるのかを踏まえ、対策を立ててください。

よくある質問

Q. 学習院大学の共通テスト利用は何割を目標にすればよいですか。 A. 学科によって異なります。法学部は得点率84%が目安で、9割近い点数を狙う構えが必要です。理学部化学科や文学部教育学科は7割台前半の水準です。志望学科のボーダーに届く得点を、配点の重い科目から積み上げてください。

Q. 科目数の多い方式と少ない方式では、どちらが有利ですか。 A. 一概には言えません。経済学科のように、6科目型は4科目型よりボーダーの得点率が低く、倍率も低い傾向があります。ただし準備する科目は増えます。国公立大学を併願していて科目をすでに固めている場合は、科目数の多い方式が有効です。

Q. 1科目でも大きく失敗すると不合格になりますか。 A. 国際社会科学科では、1科目でも得点率が3割未満だとその時点で不合格となります。他の学科は合計点での判定ですが、配点の重い外国語や国語で崩れると挽回は難しくなります。

Q. 共通テスト利用だけで学習院大学を受験してもよいですか。 A. 得点率のボーダーが高い学科が多いため、一般選抜との併用を前提に考える方が安全です。共通テストの結果が想定を下回った場合でも、個別試験で勝負できる状態を作っておくと出願の選択肢が残ります。

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