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#GMARCH

MARCHの滑り止めにおすすめの大学|文系・理系別

2025年1月9日

偏差値60レベルの学力を持つ人にとって一番ターゲットになりやすいの…

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MARCHの滑り止めは、偏差値が10程度下の日東駒専が基本線です。学部によって難易度差が大きいため、志望学部ごとに確認します。文系は武蔵大学や二松学舎大学、理系は東京電機大学などが候補になります。

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偏差値60レベルの学力を持つ受験生にとって、もっともターゲットになりやすいのが明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学で構成されるMARCH(マーチ)です。文系と理系それぞれに有力な学部を持ち、甲乙つけがたいのが実情です。

一方、偏差値60レベルということもあり、年によって難易度が上がって厳しい受験になることもあります。それでいて浪人はできないという状況で必要になるのが滑り止めです。どんな滑り止めの大学があるのか、まとめました。

MARCHの滑り止めにおすすめの大学群

滑り止めの基本線は日東駒専で、関西在住なら産近甲龍も現実的な選択肢です。成成明学と関関同立はMARCHのすぐ下か同等の水準のため、滑り止めとしては機能しにくい位置にあります。関東と関西の主要な大学群を、MARCHとの関係で整理します。

大学群構成大学MARCHとの関係
日東駒専日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学2021年の文系偏差値でおよそ10ポイントの差
大東亜帝国大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学日東駒専よりワンランク下、偏差値50程度
成成明学成蹊大学・成城大学・明治学院大学MARCHにわずか及ばない水準、日東駒専より上
関関同立関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学若干MARCHが上、学部によっては同等以上
産近甲龍京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学日東駒専とほぼ同じ、関関同立とは偏差値10程度の差

日東駒専

MARCHの滑り止めとして全国の受験生にとって定番となっているのが日東駒専です。日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学で構成され、2021年の最新の文系偏差値ではMARCHと日東駒専の間におよそ10ポイントの差があります(参照:ダイヤモンドオンライン)。日東駒専の中にも多少の難易度の違いはありますが、グループ内で決定的な差はついていません。

ここ数年で日東駒専の難易度は上がっているとはいえ、それなりの差が生じていることは明らかです。一方で学部によって偏差値に大きな差がつくため、学部によってはMARCHレベルの難易度が必要になるところもあります。滑り止めとしてふさわしいかは、学部ごとの精査が求められます。

大東亜帝国

大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学で構成されるのが大東亜帝国です。ネットスラングでは偏差値のボーダーが存在しないFランク大学と言われてきましたが、実情は日東駒専よりワンランク落ちる程度で、偏差値50程度を保っています。

さらに日東駒専が難化したことで、大東亜帝国は日東駒専の滑り止め的な位置になりつつあります。MARCHの滑り止めとしてはやや物足りない一方、レベルはネットで語られているほど低くはありません。

成成明学

成蹊大学、成城大学、明治学院大学で構成されるのが成成明学です。偏差値を確認するとMARCHにわずか及ばないものの、一部の学部はMARCHと互角を演じています。MARCHに限りなく近い大学群と考えるべきで、日東駒専よりも偏差値は上です。

本来の滑り止めは、第一志望の大学より偏差値が10程度下の大学が望ましいと言われています。成成明学はMARCHのわずか下に位置するため、滑り止めとしては機能しない可能性が高めです。成成明学を滑り止めに置く場合は、早慶上智などの難関大学を第一志望にしないと釣り合わないでしょう。

関関同立

関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学で構成されるのが関関同立です。偏差値では若干MARCHが上であり、成成明学と同じような位置にいると言えます。学部によってはMARCHの学部を凌駕するケースがあり、関西では関関同立の人気が高く、MARCHと双璧をなす存在とも言えます。

関関同立とMARCHをセットで受ける受験生もいます。ただしこれは、同じような難易度の大学であり、同じようなブランド力のある大学だからです。決して滑り止めで受けているわけではありません。

産近甲龍

京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学で構成されるのが産近甲龍です。偏差値では日東駒専とほぼ同じで、関関同立と比べれば偏差値10程度の違いが見られます。MARCHと関関同立がほぼ同じであることを踏まえれば、MARCHの滑り止めとして産近甲龍を受験することは十分にあり得ます。

問題は、関東に住む受験生がわざわざ関西の大学で滑り止めを受ける必要があるのかという点です。関関同立の滑り止めで産近甲龍を受けるのが現実的で、関西に住む受験生の滑り止めと考えるのが一般的です。

文系・理系別のおすすめ滑り止め大学

文系は科目の組み合わせで戦える大学、理系は研究や就職で納得できる大学を選ぶと、滑り止めが単なる保険で終わりません。具体的な候補を挙げます。

文系におすすめの滑り止め大学

武蔵大学

成成明学は3つの大学で構成されますが、これに加えて成成明学獨國武というまとめ方もあります。獨協大学、國學院大學、そして武蔵大学が加わる形です。武蔵大学をおすすめする理由は、経済学部や人文学部、社会学部では英語を使わず、得意な2科目で受けられる点にあります。国語と政治経済、国語と日本史という受け方も可能です。知名度は低く、意外な穴場にもなっています。

科目の組み合わせで受験校を広げる発想は、MARCH本体の対策でも有効です。選択科目の選び方については立教大学の地理受験は可能かも参考になります。

二松学舎大学

二松学舎大学は文学部が一定のレベルを保っており、MARCHの滑り止めに適しています。文学部志望の受験生にとっては手ごろな滑り止めになる可能性があります。日東駒専が全体的に難化する中で、二松学舎大学の文学部は大東亜帝国グループのやや上に位置するとされます。日東駒専でも滑り止めとして不安がある文学部志望なら、候補に入れる価値があります。

神奈川大学

神奈川大学は偏差値では日東駒専より低めですが、給費生試験の存在が特徴です。合格すれば返還義務のない奨学金を最大880万円給付してもらえます。給費生として合格できなくても「一般入試免除合格」が用意されています。

試験日は12月に設定されるため入試の前哨戦になり、試験問題のレベルは一般入試と同じです。MARCHを目指すうえで乗り越えなければならない壁とも言えます。就職にも強いため、給費生試験に合格した場合は検討の価値があるでしょう。

理系におすすめの滑り止め大学

東京都市大学

東京都市大学は知名度では目立ちませんが、過去は武蔵工業大学という名前で実績は豊富です。就職に強いだけでなく研究面にも力を入れており、滑り止めではなくそのまま入っても十分よさそうな大学です。研究に取り組みたい受験生にとっては、MARCHの学部よりも魅力的に思えるかもしれません。

東京電機大学

東京都市大学、芝浦工業大学、工学院大学、そして東京電機大学は、伝統的な工業系の大学として知られています。東京電機大学はその中では一番入りやすく、滑り止めには適していると言えます。キャンパスが北千住駅の駅前にできるなど、交通アクセスも申し分ありません。

名城大学

名城大学は文系理系それぞれに学部がありますが、理系はMARCHの滑り止めとして十分機能します。そのまま入った場合でも就職に強く、特に愛知県内の知名度が高めです。愛知県には愛知大学、愛知学院大学、名城大学、中京大学の愛愛名中というグループがあり、日東駒専と同じレベルとされています。就職、特にトヨタを視野に入れている場合にはおすすめです。

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MARCHの滑り止めになるおすすめの女子大

女子大を滑り止めにする場合、日東駒専と同程度の水準にある大学が候補になります。就職支援や立地で評価が高く、そのまま進学しても後悔しにくい3校を挙げます。

大学難易度の目安特徴
昭和女子大学平均的には日東駒専とほぼ同じ面倒見のよさと就職支援で女子大トップクラスの評価
実践女子大学日東駒専と同じかやや下渋谷キャンパス移転後に人気・偏差値が上昇傾向
大妻女子大学日東駒専レベル100年以上の歴史、就職実績と立地、家政学部への注目度

昭和女子大学

昭和女子大学の偏差値は学部によってかなりの差がありますが、平均的なレベルは日東駒専とほぼ同じくらいとされています。面倒見がよい大学として高い評価を集め、就職にも力を入れており、女子大の中ではトップクラスです。滑り止めとして機能しつつ、そのまま入っても損はない女子大と言えます。

実践女子大学

実践女子大学の偏差値は、日東駒専と比べると同じかやや下回る程度と言われています。ただし渋谷キャンパスに移転してから立地のよさも相まって人気が上がり、偏差値も上昇傾向です。MARCHの滑り止めとしてふさわしい位置まで押し上がっています。

大妻女子大学

大妻女子大学は100年以上の歴史を誇り、偏差値では日東駒専レベルにあります。就職の実績が豊富なことに加え、キャンパスの立地のよさ、家政学部という独自の学部への注目度も高いため、滑り止めの大学に通うことになっても苦にする必要はありません。

滑り止め大学を選ぶ際の3つのポイント

選ぶ基準は、試験日程、万が一通う場合の納得感、模試の判定の3つです。偏差値だけで並べず、この3点で組み合わせます。

試験日程

滑り止めの優先順位はMARCHより低いため、MARCHの試験日程と丸被りするのは避けます。優先度の低い大学に本命の受験機会を削られる形になるからです。理想は、先に滑り止めの入試があり、そこで入試に慣れて本番のMARCHの入試につなげる流れです。無理のない日程を組み、MARCH合格に向けてよい流れを作ります。

万が一通うことになった場合の対応

滑り止めはいわば保険であり、心から行きたい大学ではありません。それでも滑り止めしか残らず、浪人は避けなければならない状況なら、そこに進む以外の道はありません。入ってみたら設備が立派で学問に集中できる、という状態になれば「禍を転じて福と為す」形になります。手ごろな偏差値で、魅力を感じる大学を滑り止めにするのがよいでしょう。

模試のA判定の大学

おそらく合格するであろう大学が滑り止めになるため、模試でA判定だった大学から選ぶのが手堅い方法です。A判定なら合格可能性は80%以上あるため、滑り止めとして十分です。A判定の中から探す一方で、A判定の大学を1つでも多く作っていくことが、MARCH合格を狙ううえでも大事になります。

よくある間違い:大学単位の偏差値だけで決める

もっとも多い失敗は、大学群や大学単位の偏差値だけを見て滑り止めを確定させることです。日東駒専でも学部によって偏差値に大きな差がつき、学部によってはMARCHレベルの難易度が必要になります。安全なつもりで出願した学部が、実際には本命と同水準というケースが起こります。

回避策は、志望する学部・学科の単位で難易度を確認し、さらに入試方式ごとの難易度差も見ることです。学部による人気や難易度の差がどの程度生じるかは、中央大学の人気学部と学部序列のような学部単位の情報を見ると実感しやすくなります。

FAST-UPが見てきた滑り止め選びのつまずき

指導現場で目立つのは、滑り止めを「どこでもいいから受かる大学」として後回しにし、出願直前に埋めてしまうケースです。この進め方では、試験日が本命の直前に重なったり、受ける気のない大学の過去問に時間を取られたりします。

もう一つのつまずきは、滑り止めの過去問に一度も触れないまま本番を迎えることです。難易度が下がっても出題形式は大学ごとに違うため、初見の形式で崩れることがあります。滑り止めでも、形式の確認だけは早い段階で済ませておくと安心です。

併願校を早く固めた受験生は、本命の対策に使える時間が読みやすくなります。滑り止めを決める作業は、第一志望の勉強計画を守るための作業でもあります。

MARCHの滑り止めは何校受ければよい?

3校から4校を受ける前提なら、滑り止めは1校から2校が目安です。1回の大学受験で何校受けるかはかなりばらついており、3校や4校が多いものの、本命しか受けない人も1割近く、7校以上受ける人も2割近くいます(参照:河合塾)。

共通テスト利用入試、つまり共通テストの成績だけで合否が決まる方式で滑り止めを押さえるケースもあります。金銭面で余裕がある場合も最大5校ぐらいにとどめ、無理な日程を組まないようにするのがおすすめです。

MARCHの滑り止め大学はいつまでに決めるべき?

夏ごろには候補を絞っておきたいところです。入試の日程はこの時期には確実に出ているため、日程から逆算した組み立てができます。

結局のところ、第一志望校があっての滑り止めです。MARCHを志望すると決まった時点から絞り込んでいくのが理想的です。日程から逆算して決めるのもよいですし、共通テスト利用入試を積極的に活用するのもよいでしょう。共通テスト利用入試を使うなら、合格に何点必要になるかを設定する必要があるため、高3の夏から秋にかけて決めておくと勉強が捗りやすくなります。

まとめ

MARCHの滑り止めをどこにするか、考え方は人それぞれです。知名度で日東駒専を選ぶ人もいれば、将来を考えて就職に強い大学を選ぶ人もいます。いずれの場合でも、状況によっては滑り止めの大学に進む展開が出てきます。

その時に後悔しないよう、滑り止めとはいえ真剣に選ぶことをおすすめします。日東駒専より偏差値が下の大学でも魅力的な大学はたくさんあります。納得のいく滑り止めを決めて、勉強に専念しましょう。志望校の学びや卒業後の進路をイメージしたいときは、法政大学の著名な卒業生のような情報に目を通すのも一つの方法です。

よくある質問

Q. MARCHの滑り止めは何校がちょうどよいですか。 A. 3校から4校を受験する想定なら、1校から2校が目安です。金銭面に余裕がある場合でも最大5校ぐらいにとどめ、日程が密集しないようにします。受験校数は人によってばらつきがあり、本命しか受けない人も、7校以上受ける人もいます。

Q. 成成明学や関関同立は滑り止めになりますか。 A. MARCHの滑り止めとしては機能しにくい位置です。成成明学はMARCHにわずか及ばない水準で、一部の学部はMARCHと互角です。関関同立も若干MARCHが上という程度で、学部によってはMARCHを上回ります。成成明学を滑り止めにするなら、早慶上智などを第一志望にする形が釣り合います。

Q. 滑り止めの出願はいつまでに決めればよいですか。 A. 夏ごろには候補を絞っておきたいところです。入試日程はこの時期には出ているため、日程から逆算できます。共通テスト利用入試を使う場合は必要点数の設定が必要になるため、高3の夏から秋にかけて固めておくと勉強の計画が立てやすくなります。

Q. 滑り止めに進むことになった場合、後悔しませんか。 A. 選び方次第です。就職支援が充実した大学、研究に力を入れている大学、立地のよい大学など、偏差値が下でも魅力のある大学は多くあります。手ごろな難易度の中から、進学しても納得できる大学を滑り止めに選んでおくことが対策になります。

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