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#GMARCH

明治大学の国語|学部別の傾向と対策・参考書

2025年1月27日

近年、ますます人気が出て、難易度も上がった明治大学ですが

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明治大学の国語は難易度そのものは標準的で、現代文2題と古文1題が中心です。ただし試験時間60分に対して文章量が多く、政治経済学部や国際日本学部では50字程度の記述も出ます。合格には7〜8割が目安です。

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明治大学の国語の基本情報

明治大学の国語は、設問の難易度が極端に高いわけではありません。注意すべきは時間です。現代文と古文で長めの文章が出るのに、試験時間が短いため処理速度が問われます。

内容を深く読み込ませる問題も多く、総合的な読解力が必要です。漢文は基本的に文学部で出題され、法学部で少し出される年もあります。漢文の文章は比較的読みやすく短いものが多く、難易度は標準的です。

以下では出題範囲・出題形式・配点・試験時間・目標得点率を順に整理します。

出題範囲

出題範囲は学部によってかなり差があります。現代文は評論文が2題出る傾向で、接続詞や文学史が問われることが多いです。

古文はA4用紙1枚分ほどの長文が出され、人物関係まで理解しないと解答しにくい問題が出ます。記述式もあるため、古文は徹底した対策が必要です。

学部別の出題形式と解答形式

学部出題構成解答形式
政治経済学部読解問題3題+知識問題1題(選択問題が中心)マークシート・記述
法学部読解問題3題(現代文2題+古文1題)マークシート・記述
商学部読解問題3題(現代文2題+古文1題)マークシート・記述
文学部現代文1題+古文1題+漢文1題—
農学部現代文1題+古文1題+漢字2題(書き取り・読み取り)マークシート・記述
経営学部現代文1題+古文1題マークシート・記述
情報コミュニケーション学部現代文2題+古文1題マークシート・記述
国際日本学部読解問題3題(現代文2題+古文1題)マークシート・記述

学部や年度によって構成は変わります。志望学部の過去問を徹底的に研究することが前提になります。

学部別の配点

一般選抜(大学が独自に実施する学力試験中心の入試)における国語の配点は次のとおりです。

学部国語の配点合計備考
政治経済学部100点350点—
法学部100点350点—
商学部100点350点—
文学部100点300点「国語総合・現代文B・古典B」
農学部(農・農芸化学・生命科学科)120点360点国・数・理から2科目選択、漢文なし
農学部(食料環境政策学科)120点360点国語必須
経営学部100点350点漢文なし
情報コミュニケーション学部100点300点—
国際日本学部150点450点—

配点比率は学部で大きく異なります。国語の比率が高い学部では、国語の完成度が合否に直結しやすくなります。

試験時間と時間配分

60分の試験では、次の配分が目安になります。

解く順番大問目安時間
1古文20分
2現代文 大問120分
3現代文 大問220分

古文から解き始める順番が有効です。古文は長めの文章が出されることが多く、後回しにすると時間が足りなくなりやすいためです。

何割とれば良いのか

7〜8割を目標にするのが現実的です。国語がある学部の合格最低点の得点率が、およそ62%台から78%台に分布しているためです。

学部・学科合格最低点の得点率
政治経済学部約71.0%(学科平均)
法学部74.0%
商学部約75%
文学部約65.3%(学科平均)
農学部65.1%(農芸化学科は62.0%で最も低い)
経営学部68.9%
国際日本学部78.2%(国際日本学科が最も高い)

明治大学の国語は難しい?分野ごとの難易度

分野別に見ると、差がつくのは現代文の処理速度と古文の読解です。漢文は基本事項の確認で対応できる水準です。

現代文

現代文は評論文からの出題が多く、法学部と政治経済学部でその傾向が強いです。論旨がつかみにくい文章が多く、キーワード・キーセンテンスだけでなく、対照表現・同意表現にも着目する深い読みが求められます。

文章量は標準か少し多めですが、試験時間が短い割に問題数が多いため、手早く解く必要があります。漢字の書き取り、接続詞、記述問題も出るので個別に対策しておきます。

古文

古文は「大和物語」「住吉物語」「十訓抄」など有名な作品からの出題が多いです。古文単語、文法、敬語、古文常識、読解力、古典文学史といった総合的な知識が問われます。

難易度は標準的で、極端に高いわけではありません。他大学の過去問にも目を通し、より多くの作品に触れておくと読みやすくなります。

漢文

漢文が出るのは基本的に文学部です。短めで読みやすい文章が多く、基本的な問題が中心です。重要語の読みなどの基本ができていれば対応できます。基本事項を確実に暗記することが優先です。

学部ごとの入試傾向

傾向は学部でかなり異なります。志望学部の形式に合わせて演習量を配分します。

全学統一入試

全学統一入試(複数学部を共通問題で受験できる方式)の国語は、すべてマークシート方式です。構成は現代文2題と古文1題です。

現代文は「評論+随筆か小説」の組み合わせが多く、随筆では文学史などの知識問題や漢字問題が必ず出ます。作品が書かれた背景の知識も押さえておくと有利です。読解力が不足すると時間内に解き終わりません。

古文は単語力に加え、助詞や助動詞の働きなどの基本知識を確認します。登場人物が多い文章が出る傾向があるため、常に主語は誰か、指示語が誰を指すかを意識して読みます。

政治経済学部

現代文の長文読解2題、古文の長文読解1題、知識問題で構成されます。選択問題が中心ですが、本文中の言葉を使って50字程度で説明させる記述問題が一部出ます。日頃から内容を短くまとめる練習をしておきます。抜き出し問題はあまり出ません。漢字と古文は基本事項の理解で対応できます。

法学部

現代文の長文読解2題と古文の長文読解1題で構成されます。現代文では制度や法律に関係する文章が多く出るため、日本の思想史や世界の宗教についてある程度の知識を持っておくと読みやすくなります。

漢字問題は非常に難解です。そのため、国公立大学や早稲田大学・慶應義塾大学レベルの漢字対策まで広げておくのが有効です。

商学部

全体として標準レベルで、難問はあまり出ません。基礎ができているかどうかで差がつきます。現代文・古文ともに、まず基礎を確実に固めることが優先です。

文学部

現代文の長文読解に加え、古文と漢文が独立した大問として出ます。古文・漢文の演習量を増やし、文法、返り点などの決まり、口語訳を身につけます。漢字問題は確実に得点できるよう練習します。難易度は標準レベルです。

農学部

現代文の長文読解、古文、漢字の書き取り、漢字の読み取りの大問4題で構成されます。難易度は標準レベルですが、漢字の大問が2題あるため漢字と古文の対策が重要です。難読漢字は出ませんが、迷いやすい問題が出ることがあります。

経営学部

現代文の長文読解と古文の大問2題で構成されます。レベルは標準的ですが、1つ目の文章の解説文や同じ作品の別の箇所が2つ目の文章として出るなど、関連する2つの文章を並べて出す形式が多いです。重要単語と文法を確実に覚えます。現代文中の漢字問題は標準レベルなので、確実に得点します。

情報コミュニケーション学部

現代文の長文読解2題と古文1題で構成されます。古文は現代文より難易度が高めなので、古文で差をつける意識が必要です。長文読解の中で出る漢字問題は標準レベルです。

国際日本学部

現代文の長文読解2題と古文の長文読解で構成されます。選択式が中心ですが、毎年大問1の最後に50字以内の説明記述問題が出ます。内容を短くまとめる練習が必須です。現代文中の漢字問題は年によって難易度が大きく異なり、古文では知識問題も出ます。

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FAST-UPが見てきた明治大学の国語のつまずきどころ

指導現場で多いのは、現代文の設問処理は伸びているのに古文で時間を失い、最後の大問を解き切れないケースです。古文の主語判定が曖昧なまま読み進めるため、人物関係を取り違えて選択肢を絞れなくなります。

次に多いのが、記述問題を「書けたつもり」で終える状態です。本文の言葉を使う指示があるのに自分の言葉で言い換えてしまい、必要な要素が抜けます。字数内に入れる要素を先に箇条書きで決めてから書く手順に変えると、安定しやすくなります。

もう一つは、漢字・接続詞・文学史といった知識問題の取りこぼしです。読解力はあっても、この部分で落とすと得点率が目標に届きません。知識問題は短時間で回せる教材を毎日固定して触れる形にすると、直前期の負荷が下がります。

明治大学の国語の対策ポイント

対策は「読解力」「語彙力」「古文の基礎」の3点に集約されます。

読解力を付ける

現代文の長文読解は必ず出ます。試験時間60分に対して文章量が多めなので、日頃から読解力を鍛えます。キーワード・キーセンテンスに加え、対照表現・同意表現に着目する深い読みも身につけます。

語彙力を付ける

読解力と並んで必要なのが語彙力です。語彙が不足すると、長文の中で筆者が伝えたかったことを把握できません。読解演習と並行して語彙を増やします。

古文の単語や文法などの基礎を固める

古文も必ず出ます。文章量や設問内容は標準的なものが多いため、単語や文法などの基礎を徹底的に理解します。その上で古文の長文読解に慣れておきます。

学部・方式ごとに科目の作りが変わる点は、他大学でも同じです。青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策のように、方式独自の出題があるケースも比較して確認しておくと、併願の戦略が立てやすくなります。

明治大学の国語で高得点を取るための勉強法

着手の順番は、古文の基礎、現代文の解説理解、漢文の暗記です。

まずは古文の基礎を固める

単語、助動詞、敬語などの基礎を徹底的に暗記します。明治大学の古文は難易度が極端に高いわけではないため、基礎の完成度が得点に直結します。

現代文は長文読解に備えて参考書の解説を理解する

現代文は、まず参考書の解説を徹底的に理解し、長文の内容を自分で追える状態を作ります。内容を理解できるようになれば、高得点が見えてきます。

漢文は音読をしながら暗記する

漢文が出る学部を受ける場合は、参考書を音読しながら暗記します。難易度は標準的なので、基本事項の徹底が最短ルートになります。

併願先で選択科目を変える場合も、科目ごとの出題範囲の確認が先です。立教大学の地理受験の可否と入試傾向・対策のように、受験可能な科目と傾向を早めに押さえておくと、国語に回せる時間が読めます。

よくある間違いと回避策

よくある間違いは、現代文の演習ばかりに時間を使い、古文の基礎を後回しにすることです。現代文は伸びを実感しやすいため、こちらに偏りがちです。

回避策は、古文単語・助動詞・敬語を先に一巡させ、そのあとで現代文の解説読み込みと並走させる形にすることです。古文は多くの学部で必ず出題され、基礎知識がないと長文読解の練習自体が成立しません。

明治大学の国語の対策におすすめの参考書3選

参考書用途使い方の目安
現代文解法の新技術インプット(読解力)短めの文章と選択問題の構成。繰り返し使って読解の型を身につける
全レベル問題集 現代文レベル3アウトプット(総復習)全12題。3日に1題のペースで進め、1周で十分
ステップアップノート30 古典文法基礎ドリルインプット(古典文法)2か月程度で完璧にすることを目標に繰り返す

「現代文解法の新技術」は、読解力を養うための教材です。何度も繰り返すことで読み方が定着します。

「全レベル問題集現代文レベル3」は題数が少ない代わりに形式が多様で、それまでの学習の復習になります。解説が丁寧で、重要ポイントやキーワードが整理されています。

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」は古典文法の定着に向いています。古文が必ず出る明治大学の対策と相性がよい教材です。

まとめ

明治大学の国語は、長文の読解力と、漢字・古文の基礎の理解が得点を左右します。学部ごとに出題構成と配点が異なるため、志望学部の過去問で形式を確認し、古文の基礎から順に固めていく流れが有効です。

よくある質問

Q. 明治大学の国語の難易度はどれくらいですか。 A. 設問の難易度は標準的です。ただし文章量に対して試験時間が短く、内容を深く読み込ませる問題もあるため、体感の難しさは処理速度に左右されます。法学部の漢字問題のように、部分的に難度が上がる箇所もあります。

Q. 記述問題はどの学部で出ますか。 A. 政治経済学部では本文の言葉を使って50字程度で説明させる問題が一部出ます。国際日本学部では毎年、大問1の最後に50字以内の説明記述が出題されています。多くの学部の解答形式はマークシートと記述の併用です。

Q. 漢文の対策は必要ですか。 A. 漢文が出るのは基本的に文学部です。法学部で少し出される年もあります。経営学部と農学部(農・農芸化学・生命科学科)は漢文なしと案内されています。志望学部の出題範囲を確認してから、必要なら基本語の読みと返り点から固めます。

Q. 何割取れば合格ラインに届きますか。 A. 7〜8割が目安です。国語がある学部の合格最低点の得点率は、農学部農芸化学科の62.0%から国際日本学部国際日本学科の78.2%まで分布しています。国語の配点比率が高い学部では、より高い水準が必要になります。

Q. 解く順番はどうすればよいですか。 A. 古文、現代文大問1、現代文大問2の順が目安です。古文は長めの文章が出やすく、後回しにすると時間切れになりやすいためです。過去問演習で1題20分の感覚をつかんでおきます。

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