明治大学理工学部の難易度と偏差値を学科別に解説
明治大学理工学部は、明治大学内で比較的小規模な学部です。
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明治大学理工学部の偏差値は学科によって57.5〜60.0、学部としての平均偏差値は60.0です。共通テストボーダーは学科により79〜83%前後。明治大学の学部のなかでは低めの水準で、理系志望なら比較的ねらいやすい位置にあります。
2026年9月時点の情報です。
明治大学理工学部は、明治大学のなかでは比較的小規模な学部です。文系学部に強い大学として知られますが、豊富な設備と都心へのアクセスを備えており、毎年多くの受験生が集まります。
明治大学理工学部の偏差値と難易度
学科ごとの偏差値は57.5と60.0に分かれます。機械系と建築系が60.0、それ以外が57.5という並びです。
学科別の偏差値一覧
| 学科 | 偏差値 |
|---|---|
| 機械工学科 | 60.0 |
| 機械情報工学科 | 60.0 |
| 建築学科 | 60.0 |
| 電気電子生命学科 | 57.5 |
| 応用化学科 | 57.5 |
| 数学科 | 57.5 |
| 物理学科 | 57.5 |
各学科で学ぶ内容
- 電気電子生命学科:電気電子工学と、生命科学・バイオテクノロジーを含む領域を学びます。多様化する社会のニーズに応える技術者を育成しており、就職面でも生かしやすい内容です。
- 機械工学科:主要四力学として流体力学、熱力学、材料力学、機械力学の科目群などを学びます。企業のラボで開発者として活躍できる人材の育成を目指しています。
- 機械情報工学科:機械工学分野だけでなく、電気・情報技術も学べる点が魅力です。デジタルデバイスとの関連も深く、革新的な技術の創造に関わる力を養えます。
- 建築学科:「構造・材料」系、「環境・設備」系、「歴史・意匠・計画」系の3つの学問分野を軸にしています。環境建築やカーボンニュートラルへの関心の高まりを受け、人気が高まっています。
- 応用化学科:物性、構造、反応、合成を含む多彩な学問を取り入れています。化学一般を基礎から応用まで学べ、幅広い視点が身につきます。
- 数学科:数理的思考力を鍛え、数学の世界の真理を探究します。数学の知識と論理的思考を最大限に養える学科です。
- 物理学科:物理的なものの見方・考え方と、物理学研究の最先端を学びます。物理学を通して社会に貢献する人材の育成を目指す、専門性の高い学科です。
理工学部の平均偏差値は60.0
理工学部は明治大学のなかでも最大の学科数を持つ学部で、平均偏差値は60.0です。学科による差はありますが、57.5〜60.0程度をイメージしておくと準備しやすくなります。
明治大学内で理工学部の偏差値は高い?
学内で見ると、理工学部は低めの位置にあります。理数科目を使う学部は全体として数値が抑えめに出る年が多く、文系学部が上位に並びます。
理工学部以外の学部の偏差値
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 法学部 | 65.0 |
| 商学部 | 65.0 |
| 国際日本学部 | 62.5 |
| 政治経済学部 | 62.5 |
| 経営学部 | 62.5 |
| 情報コミュニケーション学部 | 62.5 |
| 文学部 | 60.0 |
| 総合数理学部 | 57.5 |
| 農学部 | 57.5 |
理系学部である理工学部・総合数理学部は低めになることが多く、反対に文系学部は比較的高めの偏差値です。
明治大学内の全学部・学科の偏差値ランキング
学科単位の一覧も確認しておきます。前の表とは指標の出どころが異なるため、数値をそのまま並べて比べるのではなく、順位の並びを見る資料として使ってください。
| 順位 | 学部・学科 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 1位 | 法学部法律学科 | 66 |
| 2位 | 情報コミュニケーション学部情報コミュニケーション学科 | 65 |
| 2位 | 国際日本学部国際日本学科 | 65 |
| 2位 | 政治経済学部政治学科 | 65 |
| 2位 | 経営学部 | 65 |
| 2位 | 商学部商学科 | 65 |
| 2位 | 政治経済学部地域行政学科 | 65 |
| 2位 | 政治経済学部経済学科 | 65 |
| 9位 | 総合数理学部現象数理学科 | 64 |
| 9位 | 理工学部建築学科 | 64 |
| 11位 | 文学部心理社会学科 | 63 |
| 11位 | 文学部文学科 | 63 |
| 11位 | 文学部史学地理学科 | 63 |
| 11位 | 総合数理学部先端メディアサイエンス学科 | 63 |
| 11位 | 農学部食料環境政策学科 | 63 |
| 11位 | 理工学部情報科学科 | 63 |
| 17位 | 農学部生命科学科 | 62 |
| 17位 | 農学部農学科 | 62 |
| 17位 | 理工学部機械情報工学科 | 62 |
| 17位 | 理工学部応用化学科 | 62 |
| 21位 | 理工学部物理学科 | 61 |
| 21位 | 総合数理学部ネットワークデザイン学科 | 61 |
| 23位 | 理工学部電気電子生命学科 | 60 |
| 23位 | 理工学部数学科 | 60 |
| 25位 | 理工学部機械工学科 | 59 |
| 25位 | 農学部農芸化学科 | 59 |
法学部・情報コミュニケーション学部や政治・経済系の学部が上位に並びます。反対に、理数科目を使うことの多い総合数理学部・理工学部・農学部は、明治大学内でも低めの数値になる年が多いと言えます。
学部ごとの人気や序列の付き方は大学によって事情が異なります。他大学の様子は中央大学の人気学部と学部序列の記事も参考になります。
結論:理工学部の偏差値は明治大学内で低い
理工学部の平均偏差値は60.0で、他学部と比べると低めです。年度によって57.5程度になる学科もあるため、明治大学への入学を最優先に考える場合は、ねらいやすい選択肢になります。
明治大学理工学部の偏差値はMARCH内で高い?
MARCH内で見ても、理工学部の水準は高い側ではありません。併願先を決めるときは、大学の枠を超えて比較しておくと判断しやすくなります。
MARCHの偏差値
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 立教大学 | 64.0 |
| 青山学院大学 | 63.0 |
| 明治大学 | 62.0 |
| 中央大学 | 61.0 |
| 法政大学 | 60.0 |
明治大学はMARCHのなかでも中間に位置し、学部・学科による影響を受けやすいことが分かります。
結論:理工学部の偏差値はMARCH内で低い
理工学部の平均偏差値60.0は、上の一覧と並べると低めの水準にあたります。法政大学の全体水準に近い数値になることもあり、明治大学全体のイメージよりは入りやすい側です。ただし他大学の理工学部と併願する場合は、各大学の出題形式が異なるため個別の対策が必要になります。
併願校の個別対策のイメージは、青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の記事のように、学部単位で傾向を調べる形が参考になります。
明治大学理工学部の共通テストボーダーはどれくらい?
ボーダーは79〜83%の範囲に収まり、数学科が最も低い水準です。ここでの共通テストボーダーとは、合格の可能性が半々になる得点率の目安を指します。
学科ごとの共通テストボーダー
| 学科 | ボーダー |
|---|---|
| 建築学科 | 83% |
| 機械情報工学科 | 83% |
| 応用化学科 | 83% |
| 電気電子生命学科 | 82〜83% |
| 機械工学科 | 82% |
| 物理学科 | 82% |
| 数学科 | 79% |
理工学部の共通テストボーダーは高い?低い?
偏差値と同様に、理工学部のボーダーは学内では低めです。学科ごとに傾向が異なるため、ボーダーの数値を追うより、出題傾向に合わせた対策を優先すると効率が上がります。
明治大学理工学部の入試傾向と対策
対策の軸は、時間配分・記述・出題分野の偏りの3点です。学部で共通する傾向を押さえてから、科目別の演習に入ります。
時間を意識して問題演習する
時間を意識した問題演習が必要です。全学部統一入試では60分で40〜55問を解く必要があるためです。全学部統一入試とは、共通の問題で複数の学部を併願できる方式を指します。
理工学部の入試は比較的時間に余裕がありますが、この方式だけは別です。同じ参考書を解き直すときも、1周目と2周目の所要時間を比べ、2周目が短くなるようにします。ストップウォッチを使い、参考書に所要時間をメモしながら少しずつスピードを上げていきましょう。
公式を活用する問題は記述に対応できるようにする
記述形式への対策は欠かせません。毎年少量ながら必ず記述形式の問題が出され、点差をつけるポイントになっているためです。
特に、公式に当てはめて数式を解き進める単元は、自分で1から立式して答えを導けるようにします。参考書で穴埋めや最終解答だけを求められる場合でも、途中式を正確に書く習慣をつければ、それが記述対策になります。
過去問には早めに取り掛かる
過去問には早めに取り掛かるのが理想です。明治大学の物理は特定の単元に大きく出題が偏る傾向にあり、傾向を掴んでから単元ごとに復習する順序が取れるためです。
一般に過去問は3年の夏以降とされますが、可能な範囲で前倒しします。物理では力学・電磁気分野、波・熱分野からの出題が多めです。化学は大問1で理論化学と無機化学、大問2で理論化学、大問3で有機化学といった、おおまかな出題パターンが見えてきます。
よくある間違い
「学内で偏差値が低いから対策も軽くて済む」と考えてしまうのが典型的な失敗です。理工学部は学科ごとに出題の重心が異なり、記述の扱いや時間配分も方式によって変わります。
回避策は、志望学科の過去問を先に数年分見て、頻出分野と記述量を書き出してから学習計画を組むことです。偏差値の一覧は併願の目安として使い、日々の演習内容は出題傾向から逆算します。
FAST-UPが見てきた理工系志望のつまずき
指導の現場で多いのは、数学と物理の仕上がりに差が開いたまま直前期に入るケースです。計算練習は進んでいるのに、立式の過程を言葉と式で残す練習が後回しになり、記述で手が止まります。
もう一つ目にするのは、偏差値の一覧だけで志望学科を入れ替えてしまう動きです。学科を変えると出題分野の重心も変わるため、演習の蓄積が生かしにくくなります。学科名より先に、出題分野と解答形式で比べる習慣をつけておくと、直前期の判断がぶれにくくなります。
まとめ
明治大学理工学部を受験する前に、学科ごとの偏差値とボーダーを把握しておくと、学内の他学部やMARCHの他大学との比較がしやすくなります。数値を押さえたうえで、出題傾向に沿った演習に時間を配分していきましょう。
よくある質問
Q. 明治大学理工学部で偏差値が高い学科はどこですか。 A. 機械工学科・機械情報工学科・建築学科が60.0で、学科別では高い側です。共通テストボーダーでは建築学科・機械情報工学科・応用化学科が83%となっています。
Q. 機械工学科の難易度はどのくらいですか。 A. 偏差値は60.0、共通テストボーダーは82%です。学科単位のランキングでは学内で下位に位置するため、明治大学の理系学部のなかでは比較的ねらいやすい部類に入ります。
Q. 明治大学理工学部は穴場と言えますか。 A. 学内の他学部と比べて低めの水準にあり、年度によって57.5程度になる学科もあります。明治大学への入学を最優先に考える場合は、有力な選択肢になります。
Q. 共通テストのボーダーが最も低い学科はどこですか。 A. 数学科の79%です。ほかの学科は82〜83%の範囲に並んでいます。


