立教大学の強みと魅力を徹底解説|学部別の特徴も
今回は立教大学の強みについて解説していきます。
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立教大学の強みは、学部を横断して履修できる講義、池袋の緑豊かなレンガ造りの校舎、留学と語学教育の充実、就職支援と奨学金の手厚さです。落ち着いた校風と、女子学生の比率の高さも特徴に挙がります。
2026年9月時点の情報です。
立教大学の強みや魅力
立教大学の魅力は、学ぶ自由度の高さと環境の良さに集まります。学部の枠を越えた履修、設備の整った図書館、留学制度、就職や資格のサポートがそろっているためです。以下で項目ごとに見ていきます。
学部を横断できる充実した講義
立教大学には、学部ごとに設置された講義があります。文学部なら文学について、観光学部なら観光関連について、といった具合です。
これを、学部をまたいで履修することができます。しかも、卒業要件単位の中でも、かなりの単位数が設けられています。卒業要件単位を気にせず、自分の好きなことを学べます。人気の講義は抽選になることもあります。
キレイで設備の整った図書館
立教大学の図書館は、池袋と新座のキャンパスに1つずつ、また資料の保管場所として新座に保存書庫があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 池袋・新座に各1館、新座に保存書庫 |
| 池袋図書館のフロア | B2Fから3Fの5フロア |
| 最大収蔵冊数 | 200万冊 |
| 閲覧席数 | 1530席 |
| 完成年 | 2012年 |
| 主な設備 | プリンター、グループ学習室、自習スペース、映画の貸し出しと視聴スペース |
2012年に完成した建物なので、内装もとてもキレイです。本だけでなく学習に必要な環境がそろい、映画の視聴スペースもあるため映画好きにも向いています。
お洒落な校舎
正門をくぐって正面にある、ツタの生えたレンガ造りのモリス館が有名です。池袋キャンパスには、木々や花などの植物がたくさん茂っています。季節によって表情が変わり、キャンパスに彩りを与えてくれます。
キャンパス内の建物も、建てられた時代や設計した人によってつくりやデザインが違います。Googleのストリートビューでもキャンパスの中を見られるので、調べてみると雰囲気がつかめます。
奨学金制度の充実
立教大学には様々な種類の奨学金制度が用意されています。一般的な経済支援型、被災地入学者の経済的支援奨学金、留学支援、大学院進学の奨学金制度など、金銭面で諦めずにやりたいことができる支援があります。
立地や通学環境が良い
多くの学部が池袋のキャンパスに所属しており、通学の便がよいです。池袋駅は複数の路線が乗り入れるターミナル駅であるためです。
しかしながら新座のキャンパスは駅から離れているので注意が必要です。
就職に有利
2019年度の就職率は97.3%(全学部平均)と非常に高い数値になっています。企業や官公庁などで就業体験ができる「立教型インターンシップ」や、学内合同企業説明会など、手厚い就職支援の賜物といえます。卒業生の活躍もあり、立教大学の学生が欲しい企業が増えているのも特徴です。
国際色が豊か
立教大学は、建学当初から異なる文化を学び新しい価値観を身につけることを大切にしています。多くの学生が留学の機会を得られるよう、さまざまなタイプの留学・海外研修制度も用意されています。
半期・1年間を海外の大学で学ぶ協定校への派遣留学、夏休みや春休みに行われる語学研修など全学生を対象としたもののほか、インターンシップや学部独自のアカデミックなプログラムなど、多彩に展開しています。学部によっては海外研修を必須としており、語学教育に力を入れています。
また日本人学生と外国人留学生が交流できるスペースが設置されています。日常的な異文化交流の促進や海外留学に向けた支援を目的に、外国語で会話を楽しみながら諸外国の方々と交流ができます。
校風が落ち着いている
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学の総称)の中でも、比較的落ち着いた学生が多いようです。男女比もMARCHの中で唯一女性の方が多いため、そちらも校風に影響があるかもしれません。
資格取得のサポートが充実
在学中あるいは卒業後のキャリアアップ支援として、各種資格に対応したプログラムが設けられています。「教職課程」をはじめとする『学校・社会教育講座』のほか、『立教キャリアアップセミナー』では外部専門機関と提携して公務員講座などを学内開催し、各種資格取得や国家試験の合格をめざす学生を支援しています。
立教大学にしかないものは何か
他大学と比べて立教大学らしいと言えるのは、学部の個性がそのまま制度になっている点です。代表例を挙げます。
- 理学部の「サイエンスコミュニケーション」:科学を伝える力を学ぶ、日本初の試み
- 異文化コミュニケーション学部:留学が必須科目で、学部全員が海外へ出る
- 経済学部の「大学院特別進学制度」:学部入学から通算5年で大学院前期課程を修了できる
- 法学部:教養科目と言語科目以外の専門科目に必修がない
- ツタの生えたレンガ造りのモリス館と、植物が茂る池袋キャンパス
立教大学の強みを学部ごとに紹介
学部ごとの強みは、下の一覧で全体像をつかんでから、気になる学部の説明を読むと比べやすくなります。
| 学部 | 強みのポイント |
|---|---|
| 文学部 | 教育学科や文芸思想専修まで、学べる範囲が広い |
| 異文化コミュニケーション学部 | 留学が必須科目、奨学金の紹介も豊富 |
| 経済学部 | 大学院特別進学制度 |
| 経営学部 | 英語教育とディスカッション授業 |
| 理学部 | サイエンスコミュニケーション |
| 社会学部 | グローバル教養副専攻と協定他大学の科目履修 |
| 法学部 | 専門科目に必修がない |
| 観光学部 | 2年次からのゼミと業界ゲストスピーカー |
| コミュニティ福祉学部 | 領域別の専門化と現場での学び |
| 現代心理学部 | 心理学の基礎から応用まで学べる |
文学部
文学部の中に教育学科が入っていたり、文芸思想専修ではアニメや漫画について真剣に学べたりと、とにかく様々な事を学ぶことができます。大学で何を学びたいのか分からないという人でも、何かしら自分のやりたい事を見つけることができる学部というのが魅力です。
異文化コミュニケーション学部
大学全体で海外の提携校が多く、様々な国に学びに行ける環境が魅力です。特に異文化コミュニケーション学部は留学が必須科目だったため、2年生の秋には学部全員が世界中に飛び立ち、それぞれが知見を広めて帰ってきていました。
奨学金制度も豊富で、学校支給以外にも提携団体の奨学金も多く紹介してくれる環境なので、金銭的に余裕のない家庭でも4年間十分通える環境です。ユニークな学生が多く、刺激的で周りを高め合える人たちが多いのも特色です。
経済学部
大学院の講義を4年次のうちに1年間受講してから進学し、学部卒業後に大学院の前期課程(修士)を1年で修了できる「大学院特別進学制度」を設けています。
3年次に行う選抜試験を通過した学生は、4年次から大学院の授業を受講でき、大学院に進学後、学部入学から通算5年で大学院の前期課程を修了することができます。
経営学部
英語教育を他の学部以上に力を入れているところや、ディスカッション授業などの先進的授業を多く採用しているところから、様々な教育系の雑誌からも注目されています。
また、この学部出身のOB・OGが社会でも活躍してきているそうなので、立教大学生の評価を上げている存在であるところも、お勧めの理由の1つです。
理学部
日本初の試みである、科学を伝える力を学ぶ「サイエンスコミュニケーション」を取り入れています。理論的な思考法・文章法を身に付け、科学的な情報を分かりやすく表現して伝える力を育みます。
社会学部
リベラルアーツ(分野を限らず幅広く学ぶ教養教育の考え方)の教育理念の元、グローバル教養副専攻を取ることができ、より多面的に物事を考えられる力を付けることができます。
また、協定他大学の科目を履修し、単位を得ることもできます。LGBTやジェンダーレスなど社会で注目されている問題に関して学ぶこともできます。
法学部
法学部では、教養科目と言語科目以外の専門科目については必修科目というものがありません。そのため、法学部法律学科の学生も、政治学科の学生も、入学した後に法律系の授業と政治系の授業を選んで勉強できるところが魅力です。
例えば3年次までは政治系の科目を中心に勉強し、就職活動で金融業界を中心に進めるため、4年次には金融や保険関係の法律の授業を履修するということもできます。
観光学部
観光学部では、2年次よりほぼ全員が何かしらのゼミに所属することになります。初期は文献購読やレジュメの作り方など、学問に関する基本的なテクニックを学んでいきます。フィールドに出て研究するゼミもあれば、ひたすらに理論を身に着けてディスカッションを行うゼミもあります。
教師陣も観光の第一線で働いている方や、観光事業に関するエキスパートが多く勤めており、学生は観光について多面的に学ぶことができます。さらに、授業の中ではゲストスピーカーとしてJALやANA等の航空会社や、一流ホテル会社、エンターテインメント事業など多くの業界の方々が来られます。実際の働き方と照らし合わせながら学ぶことができるのは貴重な体験となるでしょう。
コミュニティ福祉学部
福祉について一通り勉強を終えた後、それぞれの領域(地域、障害、高齢、児童・女性など)を選び、さらに詳しく学ぶことができます。座学だけではなく、実際に施設に足を運び現場を見る機会も多くあります。
国家試験取得に向けての授業も開かれているため、勉強の環境は整っています。最後の学年では国家試験と卒業論文どちらも取り組む必要があるため、他の学部に比べると大変かもしれませんが、志がある方には向いています。
現代心理学部
基本的な心理学、認知心理学、知覚心理学から、応用的な臨床心理学、消費者心理学、児童心理学などを学ぶことができます。これらの授業では、テレビでよく見る内容のものも扱っていることがあり、興味を持って取り組みやすい工夫がされています。
また心理学以外にも、英語や第二言語(中国語など)の言語系から、キリスト教、イスラム教など宗教に関わること、スポーツ系まで、幅広く学ぶ機会が多いように感じられます。
先輩が立教大学を選んだ理由
進学した先輩の声は、教育内容・知名度・立地の3点に集まります。実際の声を紹介します。
教育内容
- 国際色が豊かで、今の時代に求められている異文化理解力の向上や、多文化共生を経験し養うことができるから
- 立教大学は英語教育にとても力を入れています。海外での生活、社会にとても興味があり、留学もしたいと考えていたので、魅力的な学校でした
- リベラルアーツの教育理念の元、グローバル教養副専攻を取ることができ、より多面的に物事を考えられる力がつくと考えたから
知名度が高い
- MARCHといえばわかってもらえるし、就活でも活かせそう
- 大学はMARCHです、と答えたい
立地・通学のアクセス
- 都心にある緑のオアシスみたいなキャンパスがいい、毎日ここに通いたいと思いました
- 池袋にあるのでバイトや遊びもしやすい環境
- 新座キャンパスは都会の喧騒から離れ、勉学に励むことができる
立教大学で学生生活が楽しい学部3選
学生生活の充実度で名前が挙がりやすいのは、異文化コミュニケーション学部・経営学部・社会学部です。学びの濃さと、学業以外に使える時間の取りやすさが理由です。
異文化コミュニケーション学部
2年次には原則1年間の海外留学を経験し、卒業研究(論文)も英語での提出が求められます。留学生も多く、交流をするためのスペースもあるため、英語を身に付けることができる環境です。
この学部は、語学力を伸ばす環境が整っています。留学が必須で、卒業研究(論文)も英語での提出が求められるためです。キャンパスも池袋にあるため、一般的な大学生の想像するキャンパスライフも満喫できます。少人数制のため、密度の濃い充実した学生生活を送ることのできる学部です。
経営学部
ディスカッションをしたり、プレゼンテーションをしたり、企業の方から直にお話を伺ったりと、色々な角度から経営学について深く学ぶことができます。特に実際に企業の経営に携わる方の講義は、教科書にはないリアルな話を伺えるいい機会です。
実際に社会に出なければわからないことについて、就活の前に学ぶことができ、キャリア選択の助けになります。企業からの注目も高い学部なので、就活で有利に戦えるのもメリットです。しっかり経営について学ぶことで独立について考える人もいるので、いい刺激を得られる環境でしょう。
社会学部
これは、大学生活をエンジョイしたい人向けの理由になります。他学部に比べると、比較的単位の取得がしやすい傾向にあるようです。
MARCHという看板を手に入れつつ、学業以外にも注力をしたいという方には比較的向いています。もちろん、学ぶ気があれば学業に注力することができます。学部を超えて授業を受けられるのが立教大学の強みです。
立教大学が人気の理由
人気の理由は、キャンパス・就職率・受験制度の3つに整理できます。
キャンパス
立地もそうですが、キャンパスそのものにあこがれる人も多くいます。都心にあるツタに覆われたモリス館、そこに通いたいがために立教大学に決める人もいます。キャンパス自体も人気の理由でしょう。
就職率の高さ
例年高い就職率を出しているのも人気の理由のひとつです。ただ就職率が高いだけでなく、毎年多くの学生が大手企業へ就職します。大手企業への就職実績に惹かれる人も多いと言えます。
豊富な受験制度
これは上記2つと違い、入るまでの話になります。MARCHの志願者数が軒並み減っている中、立教大学だけは前年に比べて唯一志願者数が増えた大学になっています。その背景が受験制度の多さです。
共通テスト(1月に全国で一斉に行われる大学入学共通テスト)に変わって不安な人が多い中、自分の得意科目を活かした受験がしやすい立教大学は人気を集めたといわれています。科目選択の幅をどう使うかは、志望学部が決まる前から考えておくと動きやすくなります。選択科目の決め方は立教大学の地理受験は可能かで具体的に確認できます。
学部ごとの人気の動きが気になる場合は、同じMARCHの事例として中央大学の人気学部と学部序列も比較材料になります。
FAST-UPが見てきた立教志望者のつまずき
指導現場で多いのは、キャンパスや雰囲気への憧れから志望校を決めたあと、学部ごとの入試科目と配点の違いを調べ始めるのが遅れるパターンです。立教大学は方式の選択肢が多いため、調べる順番を逆にするだけで戦い方が変わります。
もう一つのつまずきは、「学部を横断して履修できる」という自由度を理由に、学部研究を浅く済ませてしまうことです。横断履修は魅力ですが、必修の有無、留学の扱い、ゼミの始まる学年は学部によって大きく違います。入学後に想定とずれるのは、この差を見落としたときに起こりがちです。
よくある間違い
よくある間違いは、立教大学を「池袋の大学」と一括りにしてしまうことです。新座キャンパスの学部もあり、新座は駅から離れています。回避策は、志望学部のキャンパス所在地と通学ルートを、出願前に学部単位で確認しておくことです。静かな環境で学びたい場合は、新座が合うこともあります。
まとめ
立教大学の魅力は、学ぶ自由度、環境、国際性、就職・資格サポートの組み合わせにあります。大学生活に何を求めるかは人それぞれなので、求めるものに近ければ志望校として検討する価値があります。
楽しい大学生活ももちろん大切ですが、大学生活の後には就職が待っています。その時に望ましい結果が得られる過ごし方を、入学前から考えておくと選択を誤りにくくなります。
よくある質問
Q. 立教大学にしかないものは何ですか。 A. 理学部の「サイエンスコミュニケーション」は日本初の試みです。ほかに、異文化コミュニケーション学部の必須留学、経済学部の大学院特別進学制度、ツタに覆われたモリス館が立教大学らしい要素として挙げられます。
Q. 立教大学はどんな大学ですか。 A. 学部を横断した履修ができ、留学や語学教育に力を入れている大学です。多くの学部が池袋キャンパスに所属し、就職支援や資格取得支援、奨学金制度もそろっています。
Q. 校風は落ち着いていますか。 A. MARCHの中でも比較的落ち着いた学生が多いと言われます。男女比もMARCHの中で唯一女性の方が多く、その点も校風に影響している可能性があります。
Q. 池袋キャンパスと新座キャンパスの違いは何ですか。 A. 池袋は多くの学部が所属し、通学や放課後の行動がしやすい立地です。新座は駅から離れていますが、都会の喧騒から離れて勉学に励める環境という声があります。志望学部がどちらに所属するかを先に確認しておくと安心です。


