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#GMARCH

立教大学文学部の漢文|傾向と対策・過去問

2025年2月5日

立教大学の文学部は、漢文を利用した受験が可能です。

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立教大学文学部の漢文は、学部別一般入試のうち2月中旬に行われる日程でのみ出題されます。現代文・古典と合わせて75分で解き、難易度は基礎〜標準です。基本的な句法と返り点、中国文学史の知識があれば対応できます。

2026年9月時点の情報です。

以下は2027年度入試を見据えた対策の整理です。試験日程や方式の詳細は年度ごとに変わる可能性があるため、出願前に募集要項で確認してください。

立教大学文学部の入試方式と配点

立教大学文学部を一般の学力試験で受験する場合、大学入学共通テスト利用入学試験(共通テストの得点だけで合否が決まる方式)か、学部別一般試験(大学独自の問題で学部ごとに行う一般入試)のどちらかを突破する必要があります。どちらも国語と外国語の配点が大きく設定されています。

大学入学共通テスト利用入学試験

共通テスト利用入学試験は、3科目型・4科目型・6科目型から希望する型を選べます。配点は次の通りです。

方式外国語国語選択科目
3科目型200点200点地理歴史・公民・数学・理科から1科目選択(200点)
4科目型200点200点地理歴史・公民・数学・理科から2科目選択(200点)
6科目型200点200点地理歴史・公民・数学・理科から4科目選択(100点)

ただし史学科に限り、地理歴史・公民から1科目選択(200点)が必須です。基本的にはどの科目も同じ比重で採点されますが、6科目型の選択科目のみ100点満点での採点になります。

学部別一般試験

学部別一般試験は、次の3科目で受験します。

科目配点
国語200点
地理歴史・数学から1科目選択150点(史学科のみ200点)
外国語200点

共通テスト利用入学試験と同様に、国語と外国語の採点比重が大きくなっています。外国語については、各種検定試験のスコアまたは共通テストの点数を利用する形式と、大学独自の外国語入試の両方が用意されています。スコア利用を選んだ場合、受験日当日の外国語試験は課されません。

選択科目をどう組むかで負担は変わります。地理で受験する選択肢については立教大学の地理受験は可能?入試傾向と対策も参考になります。

学科ごとの偏差値と倍率

文学部の偏差値と倍率は、学科と入試方式によって差があります。

学科偏差値
キリスト教学科60.0〜62.5
文学科62.5
史学科62.5
教育学科60.0〜62.5

なかでも文学科日本文学専修と文学科文芸・思想専修は偏差値が高いケースが多く、年度によっては62.5程度まで伸びています。

倍率は次の通りです。

学科共通テスト利用入学試験学部別一般試験
キリスト教学科2.1〜4.0倍4.3倍
文学科2.0〜3.4倍3.2倍
史学科2.0〜3.8倍4.5倍
教育学科2.9〜6.0倍5.5倍

共通テスト利用入学試験では、3科目型より4科目型・6科目型の方が比較的倍率が低くなりやすい傾向にあります。倍率は年度によって差があるため、参考程度に捉えておくのが安全です。

漢文の出題状況と難易度

漢文は、現代文・古典と合わせて75分で解答します。共通テストはすべてマークシート形式ですが、学部別一般試験では記述形式も加わります。国語は外国語と同じく200点満点で換算されるため、採点比重の大きい科目のひとつです。

学部別一般試験は2回ありますが、2月初旬に設けられている1回目の日程では漢文の出題がありません。漢文対策が必須になるのは2月中旬の日程を受験する場合のみです。2月初旬に行われる1回目の日程では漢文が出題されないためです。

難易度は基礎〜標準レベルです。基本的な句形や再読文字(一字を二度読む漢文特有の文字)を覚えておけば対応できます。ただし文学史に関する知識が問われることもあるため、中国文学史の対策も外せません。

漢文の傾向と対策の方針

基礎・基本を固めつつ、時間配分と文学史を押さえることが軸になります。

参考書の数を増やしすぎない

参考書は自分に合った1〜2冊程度に絞るのが現実的です。幅を広げるほど対策に時間がかかり、採点比重の高い外国語と国語(現代文・古典)に割く時間が減るためです。あくまでも基礎重視の勉強を意識していきましょう。

時間を意識した問題演習をおこなう

立教大学文学部の国語は、現代文のボリュームが大きいことで知られています。漢文は精読よりも速読を意識した演習が向いています。現代文のボリュームが大きく、漢文に割く時間を削る必要があるためです。ストップウォッチで時間を計測しながら、解答時間の上限を決めて演習すると感覚がつかめます。

文学史対策を忘れない

基本的な句法と返り点(漢文を日本語の語順で読むための記号)の対策で足りる年度もありますが、定期的に文学史の知識が問われます。暗記単元であるため、知らなければ得点につながらず、全体での高得点が狙いづらくなります。日本文学史だけでなく中国文学史も視野に入れ、抜け・漏れのない対策をしておきましょう。

句法・返り点の進め方

基本的な句法・返り点は網羅しておきます。自分で返り点を記入したり、1から作文したりするような記述問題はほぼ出題されないため、選択式問題への対策を中心にするのが効率的です。

中国文学史の進め方

代表的な中国文学作品は、作品名・作者名・時代の3つをセットで暗記します。内容や執筆背景まで問われることは少ないため、この3点に絞って覚えるのが先です。日本文学史も同じ形で整理しておけば、古典科目にも対応できる知識になります。

学部ごとに問題の性格が大きく変わる点は、他大学でも共通します。たとえば青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策のように、学部単位で形式を確認する姿勢が役に立ちます。

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よくある間違いと回避策

よくある間違いは、「立教大学文学部は漢文が出る」と大枠で覚えたまま、どの日程で出題されるかを確認せずに対策を進めてしまうことです。1回目の日程しか受験しないのに漢文に時間を使ったり、逆に2回目を受けるのに漢文を後回しにしたりする事態が起きます。

回避策は、出願する日程を決めた時点で、その日程の出題範囲を募集要項と過去問で確認することです。そのうえで、漢文が必要なら句法・返り点と中国文学史を学習計画に組み込み、不要なら現代文・古典と外国語に時間を振り替えます。

FAST-UPが見てきた漢文のつまずきどころ

指導現場で多いのは、漢文そのものが難しくて崩れるケースではなく、国語全体の時間配分で崩れるケースです。漢文を丁寧に読み過ぎて、ボリュームの大きい現代文に時間を残せないという形が典型です。

もうひとつ目立つのが、句法の暗記は進んでいるのに文学史が空欄のまま本番を迎えるパターンです。文学史は後回しにしても学習が進んでいる感覚が得られるため、着手が遅れやすい単元です。漢文は分野が限られているぶん、「句法・返り点」「文学史」「時間内で読む練習」を別々の作業として予定表に書き分けると、抜けが見えやすくなります。

漢文対策におすすめの参考書

句法・返り点と中国文学史で、それぞれ2冊を挙げます。

分野書名出版社・著者
句法・返り点漢文ヤマのヤマ パワーアップ版学研プラス/三羽邦美
句法・返り点三羽邦美の漢文教室 改訂版旺文社/三羽邦美
中国文学史SPEED攻略10日間 国語 文学史Z会/Z会編集部
中国文学史早わかり文学史語学春秋社/出口汪

学研プラス『漢文ヤマのヤマ パワーアップ版』(三羽邦美)

大学受験における漢文の頻出句法を学ぶことに特化した参考書です。重要句法を66個ピックアップしており、句法暗記の軸として使えます。助詞・助動詞・使役動詞など単元ごとに細分化しながら覚えていきましょう。

旺文社『三羽邦美の漢文教室 改訂版』(三羽邦美)

解説重視の参考書で、返り点や置き字といった漢文独特の表現方法が分かりやすくまとまっています。基礎の基礎から学びたいときや、予備校で漢文講座を受講していないときに使いやすく、独学で習得できるよう編集されています。段階ごとの演習問題も掲載されているため、併せて利用しましょう。

Z会『SPEED攻略10日間 国語 文学史』(Z会編集部)

入試頻出の文学史をピンポイントでまとめ、10日間で完成するよう編集された参考書です。時代の流れを追いながら解説しているため、どの作品がどの時代に生まれたものかを把握しやすくなります。体系的に学び、効率よく知識を定着させたい人向けです。

語学春秋社『早わかり文学史』(出口汪)

予備校での受講を再現した参考書で、中国文学史だけでなく日本文学史も同時に学べます。古典科目を含め、文学史分野を一冊で対策したい人に向いています。歴史の流れを理解できるよう編集されており、「覚えるためのプロセス」まで示してくれるのが特徴です。

過去問情報

過去問は、立教大学の公式サイトで公開されている年度分と、市販の過去問題集で確認できます。漢文の出題傾向は年度で振れ幅があるため、複数年度を並べて見るのが有効です。

年度漢文の出題の特徴
2020年度三国志からの出題。例年より本文のボリュームが多め。文学史の知識問題はなく、基本的な句形問題の量が多い
2019年度本文のボリュームは少なめだが設問が多め。記述問題が少なく選択問題が多い。内容正誤形式が頻出

本文量と設問量はトレードオフで動く年もあります。本文が長い年を想定した速読練習と、設問数が多い年を想定した処理練習の両方をしておくと対応しやすくなります。

まとめ

立教大学文学部の漢文は、2回目の学部別一般試験でのみ出題されます。基本的な句法や返り点と、中国文学史に関する知識を身につけておくことが前提です。配点上は国語全体で200点となるため、漢文を短時間で処理して現代文・古典に時間を残す設計が鍵になります。早い段階で参考書を絞り込み、自分に合った学習法を固めておきましょう。

よくある質問

Q. 立教大学文学部では、漢文を使わずに受験できますか。 A. 学部別一般試験のうち2月初旬の1回目の日程では漢文が出題されないため、その日程のみを受験する場合は漢文を使わずに受験できます。2月中旬の日程を受験する場合は漢文対策が必要です。出願前に募集要項で出題範囲を確認してください。

Q. 漢文はどのレベルまで仕上げれば足りますか。 A. 難易度は基礎〜標準レベルで、基本的な句形や再読文字を押さえれば対応できます。加えて、中国文学史の作品名・作者名・時代をセットで覚えておくことが必要です。返り点を自分で付けたり作文したりする記述問題はほぼ出ないため、選択式への対応を中心に進めます。

Q. 漢文にどのくらい時間をかけて解くべきですか。 A. 現代文・古典と合わせて75分という条件のなかで配分を決めます。現代文のボリュームが大きいため、漢文は短時間で処理する想定が現実的です。ストップウォッチで計測しながら、自分の解答時間の上限を決めて演習してください。

Q. 共通テスト利用入学試験と学部別一般試験は、どちらを選ぶべきですか。 A. どちらも国語と外国語の配点が大きい点は共通です。共通テスト利用入学試験では3科目型より4科目型・6科目型の方が比較的倍率が低くなりやすい傾向があるため、科目数に余裕がある場合は多科目型も選択肢になります。外国語は検定スコアや共通テストの点数を利用できる形式もあるため、持ち点の有無で比較すると判断しやすくなります。

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