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#GMARCH

立教大学の全学部入試とは?個別学部入試との違い

2025年2月8日

立教大学では、全学部入試と個別学部入試のふたつを採用しています。

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立教大学の一般入試は、2021年度から全学部入試に一本化されています。同じ日・同じ会場で各学部の受験生が受ける方式で、1回につき1学部へ出願し、日程を変えれば別の学部も狙えます。個別学部入試に当たる日程は、理学部と文学部に残ります。

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立教大学の全学部入試と個別学部入試とは

推薦入試や社会人入試など一部の形態を除き、立教大学へは「全学部入試」もしくは「個別学部入試」で入学するのが一般的です。まずは両者の基本を整理します。

全学部入試

全学部入試とは、さまざまな学部を希望する受験生が同日・同時刻・同じ会場で受験する入試形態です。立教大学では5回の全学部入試が実施され、回ごとに出願学部(学科・コース)を選択します。

1回につき出願できるのは1学部のみです。ただし2回目以降は別の学部に出願しなおせるため、柔軟に併願を組めます。

似た言葉に「全学部日程入試」があります。これは個別学部入試の日程が全学部で統一されているだけの形態です。名称が近いため、混同しないよう注意しておきましょう。

個別学部入試

個別学部入試は、他大学でも一般的に採用されている入試形態で、学部ごとに受験日を分けて実施します。希望する学部に応じて複数回出願する必要があり、複数日程が用意されていない限り「一発勝負」になる点がデメリットです。

その分、学部のアドミッション・ポリシー(大学や学部が求める学生像を示した方針)に沿った入試問題を作れます。一方で、他大学との併願を前提とする受験生が多い以上、利便性に欠ける面が注目されるようになりました。そのため立教大学では、ごく一部の学部を除いて2021年から全学部入試に移行しています。

全学部入試と個別学部入試の違い

両者の違いは、募集人数・難易度・倍率・日程・問題形式・受験料の6点に整理できます。全体像を先に表で確認しておきましょう。

比較項目全学部入試個別学部入試
実施方法同日・同時刻・同じ会場で実施学部ごとに受験日を分けて実施
募集人数少なめに設定されることが多い多めに設定する大学が多い
問題の難易度大きな差は出にくい大きな差は出にくい
出題傾向共通の傾向をつかみやすい学部ごとのバリエーションが大きい
倍率高くなる傾向低めに出る傾向
入試日程2月上旬の1週間程度2月中旬ごろ
問題形式マークシート中心、記述は50〜150文字程度学部・学科により大きく異なる
受験料併願割引が適用されるケースがある併願割引がないことが多い

募集人数の違い

募集人数は、全学部入試のほうが少なくなることが多いです。個別学部入試は学部ごとのアドミッション・ポリシーに沿った問題を作成しやすく、講師や教授陣のスケジュールに合わせて予定を立てられます。実施側のメリットが多いため、個別学部入試の募集人数を増やして受験生を誘導する大学が多いのです。

ただし立教大学は全学部入試への統一を完了させています。そのため全学部入試と個別学部入試で募集人数に大きな違いはなく、個別の日程を残している学部のみ定員が異なると理解しておきましょう。

問題の難易度の違い

入試問題の難易度は、全学部入試でも個別学部入試でも大きく変わりません。個別学部入試には学部の方針に沿った問題を作りやすいという利点がありますが、大学が求める学力レベルに大きな差が出ることは少ないためです。

ただし出題傾向のバリエーションに富んでいるのは個別学部入試です。特定の学部だけを狙うならどちらでも対策できますが、複数学部に出願して両方式を併用する場合は、受験勉強の的を定めにくくなります。

倍率の違い

倍率は、全学部入試のほうが高くなる傾向にあります。他学部との併願パターンが豊富で、学部だけでなく大学の併願もしたい受験生にとって使いやすいからです。

組み方次第では毎日のように本番に臨めます。第一志望の全学部入試を活用すれば受験回数そのものを増やせるため、合格可能性を上げる取り組みとして有効です。その分、個別学部入試の倍率は低めに現れます。合格機会の多さをとるか、倍率の低さをとるかを検討しておきましょう。

入試日程の違い

全学部入試は、個別学部入試より早めに実施されることが多いです。個別学部入試が2月中旬ごろであるのに対し、全学部入試は2月上旬の1週間程度でおこなわれます。

その後も個別学部入試や他大学の入試が続く場合、早い段階でひとつ合格を得ておくと自信につながります。受験の場に慣れるため、あえて全学部入試から受け始める人もいます。模試とは異なる雰囲気に飲まれないよう、日程の前後関係を意識して組み立てましょう。

問題形式の違い

全学部入試は、ほとんどがマークシート形式です。記述・論述が含まれる場合もありますが、基本は漢字・英単語・用語などの書き取りか、50〜150文字程度の短文記述です。200文字を超える論述が課されるのは非常に稀だと考えてよいでしょう。

一方、個別学部入試の問題形式は学部・学科により大きく異なります。全問マークシート形式のこともあれば、ほぼ論述で解答欄が大きいこともあります。マークシート形式は簡単だと思われがちですが、その分問題量が多くなる傾向があり、テンポよく大量の問題を処理する力が問われます。

科目ごとの傾向までふまえた準備が必要な点は、選択科目でも同じです。社会科目の選び方は立教大学の地理受験は可能かで確認できます。

受験料の違い

受験料は大学により異なりますが、全学部入試では併願割引が適用されるケースがあります。複数日程を受けてもらうため、割引で受験生を呼び込みたいという大学側の狙いがあると考えられます。

個別学部入試では併願割引がないことが多く、出願する学部・日程の分だけ受験料が積み上がります。費用を抑えて受験したい場合や、特定の大学に絞って受験する場合は、全学部入試の活用が有効です。

受かりやすさ・入りやすさの違い

受かりやすさ・入りやすさは、全学部入試と個別学部入試で明確に比較できません。学部・学科・コースごとに合格基準が異なり、使用する入試問題自体も違うためです。倍率や定員も年度により変動します。

両者はあくまで入試形態の違いです。併用することで合格機会を増やせる点に着目しましょう。GMARCH全体で併願先を考える際は、中央大学の人気学部と学部序列のように、大学ごとの学部事情も見ておくと判断しやすくなります。

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立教大学は個別学部入試が廃止されたのか

入試概要上の個別学部入試は廃止され、名称上はすべて「全学部入試」に統一されています。ただし実質的な学部別日程は残っています。

全学部入試への一本化

立教大学の一般入試はすべて全学部入試に統一されています。ただし理学部には理学部専用の受験日程が2日分、文学部には全学部入試に加えて1日分の文学部専用日程が設けられています。この3日間は事実上の個別入試と判断できます。

名称がすべて「全学部入試」であるためややこしく見えますが、制度の基本を押さえれば難しいシステムではありません。

理学部と文学部のみ実質的な個別日程あり

学部別に受験できる回数を整理すると、次のとおりです。

学部一般入試で挑戦できる日程
理学部理学部専用の日程2日(挑戦は2回)
文学部全学部入試5日程+文学部独自の1日程=合計6回
上記以外の学部全学部入試5日程

理学部志望は、出願の計画を早めに固めておく必要があります。理学部専用の日程は2日分で、一般入試で挑戦できる回数が限られるためです。

文学部は全学部入試の5日程に文学部特化型の日程が1日追加され、一般入試で挑戦できるチャンスは合計6回になります。

英語の筆記試験は原則なし

立教大学では、文学部の一部日程を除き、一般入試で外国語の筆記試験がおこなわれません。2022年度入試からの変更であるため、募集要項は必ず確認しておきましょう。

英語資格・検定試験(英検やTOEFLなど大学の外で受ける英語試験)のスコア、もしくは大学入学共通テスト(全国の大学が共通で利用する1月の試験)の「外国語」を用いた採点がおこなわれます。取得スコアや点数は、学部ごとの配点に応じて換算されます。

立教大学で活用できる英語資格・検定試験は次のとおりです。

  • ケンブリッジ英語検定
  • 実用英語技能検定
  • GTEC
  • IELTS
  • TEAP
  • TEAP CBT
  • TOEFL iBT

いずれも、出願期限初日から遡って2年以内に受験して取得したスコアが有効です。英語資格・検定試験は、早い時期から複数回受けておくと選択肢が広がります。出願期限初日から遡って2年以内に取得したスコアが有効で、複数回受験した場合は最も高いスコアを使えるためです。

よくある間違い:名称だけで日程を数えてしまう

最も多い勘違いは、すべてが「全学部入試」という名称であることから、どの学部も同じ回数だけ挑戦できると思い込むことです。実際には理学部と文学部に専用日程があり、受験できる回数は学部によって異なります。

回避策はシンプルです。志望学部を決めたら、募集要項で出願できる日程を1つずつ書き出し、挑戦できる回数を数えてから併願校を組みます。あわせて、他大学の「全学部日程入試」と立教大学の「全学部入試」は別物である点も押さえておきましょう。

FAST-UPが見てきた立教大学受験のつまずきどころ

指導の現場で目立つのは、制度の理解不足が勉強計画の遅れに直結するケースです。英語の筆記試験がない方式であることを出願直前に知り、英語資格・検定試験のスコアが間に合わないまま共通テスト利用に切り替える受験生が毎年います。スコアには有効期間があるため、学習計画の初期に受験時期を決めておくほうが安全です。

もうひとつは、併願の組み方です。日程を詰め込みすぎて後半に失速する例と、慎重になりすぎて挑戦機会を使い切れない例の両方が見られます。得点源の科目が安定しているかどうかで、受ける回数の最適値は変わります。

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まとめ

立教大学は個別学部入試を改め、基本的に全学部入試への統一を完了させています。志望学部の入試概要を確認しながら、得意を伸ばし苦手をカバーする学習を進めましょう。

他大学と科目ごとの出題傾向を照らし合わせ、立教大学に特化した対策を重ねることも有効です。

よくある質問

Q. 立教大学に個別学部入試はありますか。
A. 入試概要上の個別学部入試は廃止され、名称はすべて全学部入試に統一されています。ただし理学部専用の2日分と文学部専用の1日分は、事実上の個別入試に当たります。

Q. 全学部入試は何回受けられますか。
A. 全学部入試は5回実施され、回ごとに1学部へ出願します。文学部は独自日程が1日加わるため、一般入試で挑戦できるチャンスは合計6回です。

Q. 全学部入試と個別学部入試では、どちらが受かりやすいですか。
A. 単純な比較はできません。学部・学科・コースで合格基準や問題が異なり、倍率や定員も年度によって変わるためです。形態の違いを理解し、併用して受験機会を増やす視点が役立ちます。

Q. 英語の試験はどう扱われますか。
A. 文学部の一部日程を除き、一般入試で英語の筆記試験はおこなわれません。英語資格・検定試験のスコア、または大学入学共通テストの「外国語」の点数を学部ごとの配点に換算して採点されます。

Q. 英語資格・検定試験のスコアはいつのものが使えますか。
A. 出願期限初日から遡って2年以内に取得したスコアが有効です。複数回受験している場合は、最も高いスコアを活用できます。

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