立教大学の自由選抜入試に英語は必要?面接も解説
立教大学では、志望学部に関する高い能力を持つ人や学業以外の諸分野に…
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立教大学の自由選抜入試は、文学部文学科のドイツ文学専修とフランス文学専修を除き、ほぼ全学部で外国語検定試験のスコア提出が必要です。面接は内容が非公開ですが、英語を交えて行われることがあります。
2026年9月時点の情報です。
立教大学は、志望学部に関する高い能力を持つ人や、学業以外の諸分野における実績がめざましい人を対象に、自由選抜入試(学業以外の実績や学部への適性を評価する特別入試)を設けています。国際コース選抜入試やアスリート選抜入試といった他の特別入試でも英語資格が求められるため、自由選抜入試の出願資格を先に確認しておきたい人も多いはずです。2027年度入試に向けて、英語資格と英語面接の両面から整理します。
立教大学の自由選抜入試で英語は必要か
多くの学部で英語資格が必要です。出願資格は学部・学科・専修によって異なりますが、外国語検定試験のスコア提出を求める学部が大半を占めます。
そのため、英語資格の準備は早めに始めることが有効です。スポーツや芸術のスキルと同様、語学力は一朝一夕では身につかないためです。
ほとんどの学部で英語資格が必要
立教大学の自由選抜入試で使える外国語検定試験は、英語とそれ以外の言語に分かれます。英語以外の検定スコアで出願できる学部も存在します。
| 区分 | 使える検定試験 |
|---|---|
| 英語 | ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定(英検)、GTEC、IELTS(アカデミックモジュール)、TEAP(英語4技能を測る大学入試向けの検定)、TEAP CBT、TOEFL iBT |
| 英語以外 | ドイツ語技能検定試験、実用フランス語検定試験、スペイン語技能検定試験、中国語検定試験、漢語水平考試、ハングル能力検定試験、韓国語能力試験、ロシア語能力検定試験、実用イタリア語検定試験 |
学部によっては基準スコアが設けられています。出願資格の確認は、検定を受ける前に済ませておくことが大切です。基準スコアに満たない場合、出願自体ができなくなるためです。
また、ほとんどの場合、出願期間の初日から遡って2年以内に受験したスコアが有効とみなされています。高校1年のうちに取得したスコアは、出願時点で期限切れになる可能性があります。
英語資格が必要ない学部はどこか
外国語検定試験のスコアが求められないのは、文学部のごく一部の専修だけです。
| 区分 | 学部・学科・専修 |
|---|---|
| 外国語検定試験のスコア不要 | 文学部文学科ドイツ文学専修、文学部文学科フランス文学専修 |
| すべての学科でスコアが必要 | 異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウェルネス学部 |
立教大学の自由選抜入試では英語面接が行われるのか
学部・学科・専修によって、英語を使った選考が実施されるケースがあります。出願時に英語資格が不要な専修でも、選考の中で外国語の試験を受けることがあります。
学部によっては英語による面接や外国語試験がある
文学部文学科では、専修ごとに課される選考が分かれます。その他の学部でも、面接以外の形式が組み合わされることが多いです。
| 学部・専修 | 選考で課される例 |
|---|---|
| 文学部文学科英米文学専修 | 英作文 |
| 文学部文学科ドイツ文学専修・フランス文学専修 | 外国語総合問題 |
| その他の多くの学部 | 面接、プレゼンテーション、グループワーク、グループディスカッション、研究発表、小論文 |
募集要項では選考が「面接」としか書かれていない学部が多いものの、実際には日本語と英語の両方を使った面接になることが少なくありません。簡単な自己紹介や経歴のアピールで済む場合もありますが、異文化コミュニケーション学部のように外国語スキルが重視される学部では、踏み込んだ質問が英語で出る可能性もあります。
小論文や総合問題のように、知識だけでなく読み取りと記述をまとめて問う形式は、他大学の学部別入試にも見られます。出題の方向性をつかむ練習としては、青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策も参考になります。
面接の詳細は非公開
立教大学の自由選抜入試の面接内容は公開されていません。使用言語も含めて非公開とされているため、公式サイトから具体的な質問内容を確認することはできません。
ただし、受験した人の多くが、日本語と英語が入り混じった面接だったと話しています。自己紹介・志望理由・将来の夢・実績のアピールといった基本的な質問は、英語で聞かれることが多いようです。
英文法を多少間違えただけで落とされるわけではありません。一方で、英語での面接対策もしておくことが大切です。英語になった途端コミュニケーションができなくなる場合、自由選抜入試の出願に必要な最低限のスキルを満たしていないと評価される恐れがあるためです。
FAST-UPが見てきた自由選抜入試のつまずき
指導現場で目立つのは、実績づくりに時間を使い切り、語学の数字づくりが後回しになるパターンです。検定は申込から結果判明までに時間がかかるため、出願直前に受け直す余裕がなくなります。
もう一つのつまずきは、面接の準備を日本語だけで完結させてしまうことです。志望理由を日本語で練り上げても、同じ内容を英語で言い直せないまま本番に入ると、話せる範囲が自己紹介の域で止まります。日本語で用意した答えを英語に置き換えて声に出す練習まで進めている受験生は、質問が英語に切り替わっても流れを保てています。
あわせて、自由選抜入試が通らなかった場合の一般選抜の準備を並行させておくかどうかで、秋以降の精神的な余裕が大きく変わります。併願の設計を含めて考える段階では、立教大学の地理受験と入試傾向・対策のように、一般選抜の科目選択から逆算しておく視点が役立ちます。
よくある間違い
「出願時に英語資格が不要な専修なら、英語の準備はいらない」と考えてしまうのが典型的な間違いです。文学部文学科のドイツ文学専修とフランス文学専修はスコア提出を求められませんが、選考では外国語総合問題が課されます。英米文学専修では英作文があります。
回避策は、出願資格と選考内容を別々に確認することです。募集要項を「出願に必要な書類」と「当日の選考科目」の二つの欄に分けて書き写し、それぞれに対策を割り当てておけば、どちらかの抜け漏れに気づけます。
まとめ
立教大学の自由選抜入試は、ほとんどの学部で外国語検定試験のスコアが必要です。スコアが不要なのは文学部のごく一部の専修に限られ、その専修でも選考で外国語の試験があります。
面接に関する詳細は公開されていないため、受験した人の声をもとに備える必要があります。英語で聞かれる可能性がある質問を事前にリストアップし、日本語と英語のどちらでもスムーズに答えられる状態を作っておくことが、現実的な対策になります。
よくある質問
Q. 立教大学の自由選抜入試で、英語資格が不要な学部はありますか。 A. 文学部文学科のドイツ文学専修とフランス文学専修では、外国語検定試験のスコアが求められません。ただし選考で外国語総合問題が課されるため、語学の準備自体は必要です。
Q. 検定のスコアはいつ取得したものが使えますか。 A. ほとんどの場合、出願期間の初日から遡って2年以内に受験したスコアが有効とされています。基準スコアを設けている学部もあるため、出願前に学部・学科・専修ごとの条件を確認してください。
Q. 面接はすべて英語で行われるのですか。 A. 使用言語は非公開です。受験者の話では、日本語と英語が入り混じる形が多いとされています。自己紹介・志望理由・将来の夢・実績のアピールは英語でも答えられるようにしておくと安全です。
Q. 英語以外の語学資格でも出願できますか。 A. ドイツ語技能検定試験、実用フランス語検定試験、スペイン語技能検定試験、中国語検定試験、漢語水平考試、ハングル能力検定試験、韓国語能力試験、ロシア語能力検定試験、実用イタリア語検定試験のスコアで出願できる学部があります。対象となる学部は限られるため、募集要項での確認が必要です。


