青学理工学部の英語|傾向と対策を徹底解説
「理工学部の英語の傾向は?」
FAST-UP
青山学院大学理工学部の英語は、試験時間50分で大問5題、マークシートと記述の併用です。難易度は入試基礎〜標準レベルで、単語・熟語、文法、長文、会話文、並べ替えから出題されます。
2026年9月時点の情報です。
この記事で解説する内容は次の通りです。
- 青山学院大学理工学部の英語の入試情報
- 英語の傾向と対策
- 対策におすすめの参考書
- 過去問の入手先
青山学院大学理工学部の英語の入試情報
配点と試験時間を取り違えると、学習計画そのものがずれます。まず基本情報を押さえます。
基本情報
試験時間は50分、大問数は5題です。解答はマークシート式と記述式の併用になります。問題量と解答形式は標準的といえます。
学科・方式別の配点
配点は方式によって大きく変わります。個別学部日程A方式は3科目が同じ配点、B方式は数学と理科に重みがあります。
| 方式 | 外国語 | 数学 | 理科 |
|---|---|---|---|
| 個別・A方式 | 150点 | 150点 | 150点 |
| 個別・B方式 | 100点(共通テスト) | 200点 | 200点 |
| 全学部日程 | 150点 | 150点 | 100点 |
個別・A方式、個別・B方式、全学部日程の配点は、物理科学科・数理サイエンス学科・化学・生命科学科・電気電子工学科・機械創造工学科・経営システム工学科・情報テクノロジー学科のいずれも共通です。全学部日程とは、複数学部を同じ問題・同じ日程で受験する方式を指します。
共通テスト利用方式(大学入学共通テストの成績だけで合否が決まる方式)は、理科の配点が学科で分かれます。
| 学科 | 外国語 | 数学 | 理科 |
|---|---|---|---|
| 物理科学科 | 200点 | 200点 | 200点 |
| 数理サイエンス学科 | 200点 | 200点 | 200点 |
| 化学・生命科学科 | 200点 | 200点 | 200点 |
| 電気電子工学科 | 200点 | 200点 | 200点 |
| 機械創造工学科 | 200点 | 200点 | 200点 |
| 経営システム工学科 | 200点 | 200点 | 100点 |
| 情報テクノロジー学科 | 200点 | 200点 | 100点 |
共通テスト利用方式はすべて大学入学共通テストの点数で判定されます。個別・B方式の外国語も大学入学共通テストの点数が使われます。
出題範囲
出題範囲は読解、文法・語彙、会話文と多岐にわたります。特定分野に絞った対策では穴が残ります。
問題量と時間配分
50分で5題を処理するため、見直しの時間は自分で作る必要があります。45分ほどで解き終える配分を目安にしましょう。試験時間が50分と短く、解き切ってから見直す余裕が自然には生まれないためです。
難易度・レベル
難易度は標準レベルです。入試基礎〜標準レベルの問題が出題されるため、受験勉強を積み重ねれば合格点に届く範囲といえます。
青山学院大学理工学部の英語の傾向と対策
分野ごとに求められる力が違います。出題の型に合わせて手を打ちます。
単語・熟語問題
単語・熟語はそのままの形で問われます。知識で決まる問題なので、落としたくないところです。
ポイントは前置詞がよく問われること。単語単体で覚えず、前置詞とセットで覚えましょう。
文法問題
文法の出題数は多くありません。ただし文章を読むうえで必要な知識なので、手を抜けない分野です。
後述するNextStageを繰り返し学習しましょう。NextStageを完璧にできていれば、文法で困る場面は少なくなります。
読解問題(長文)
読解で必要なのは速読力です。ただし、やみくもに多読しても読むスピードは上がりません。
まずは一文をゆっくりでよいので正確に読めるようにします。構造を取れないまま量だけ重ねても、読み違えたまま慣れてしまうためです。ゆっくり読めるようになってから多読すれば、スピードは上がっていきます。
会話文問題
会話文問題に特別な対策は要りません。会話特有の表現が問われるわけではないからです。
解答のポイントは会話の流れを意識すること。空欄に「何が入るか」を先に考えてから選択肢を探すと、迷いが減ります。
並べ替え作文問題
並べ替え作文は配点が高いため、できるだけ得点したい分野です。ポイントは関連する語句をグルーピングすること。
たとえば「looking」と「forward」があれば、セットで使う形だと判断できます。こうして組み合わせを固めると選択肢が減り、得点につながります。
FAST-UPが見ている青学理工の英語のつまずき
指導現場で多いのは、英語を「後回しの科目」にしてしまうケースです。理工学部志望者は数学と理科の演習に時間を割きやすく、英語は単語帳を眺めるだけで終わりがちです。
もう一つ目立つのが、長文を読む量だけ増やして時間切れを繰り返す状態です。一文の構造が取れていないまま量を重ねると、読み違いがそのまま固定されます。構文把握に戻ると、読む速さが後から付いてくる受験生が多く見られます。
配点の確認が遅れることも見逃せません。方式ごとに外国語の重みが変わるため、出願方式を決める時期によって英語に割くべき時間配分が変わります。学習相談を希望する場合は、FAST-UP逆転塾の公式LINEから無料カウンセリングを利用できます。
よくある間違いと回避策
よくある間違いは、難しい参考書から始めてしまうことです。特に「ポレポレ英文読解プロセス50」は例文が1文で3行に及ぶほど複雑で、基礎の構文把握ができていない段階で取り組むと時間だけが流れます。
回避策は順番を守ることです。「入門 英文解釈の技術70」でSVOCを自分で振れる状態にしてから、余裕がある場合にポレポレへ進みます。レベルに合わない参考書は、身に付かないまま時間を消費します。
青山学院大学理工学部の英語対策におすすめの参考書
英語の参考書は数が多く、自分のレベルに合うものを選ぶこと自体が難しくなっています。以下を目安に選びましょう。
| 分野 | 参考書 |
|---|---|
| 単語・熟語 | システム英単語/速読英熟語 |
| 文法 | 大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本/NEXTSTAGE |
| 読解(長文) | 入門 英文解釈の技術70/ポレポレ英文読解プロセス50 |
単語・熟語対策
システム英単語
1冊目は「システム英単語」です。GMARCHレベルを受験する際に効率よく勉強できる構成になっています。
特徴はミニマムフレーズです。単語単体ではなく、短い文章の中に単語が含まれる形で掲載されています。単語の使い方も一緒に覚えられます。
別売りの音声を使い、1.2倍速で反復すれば記憶に定着しやすくなります。
速読英熟語
2冊目は「速読英熟語」です。855個の英熟語が収録され、大学受験で必要な熟語を網羅できます。
一問一答形式でレイアウトも情報を絞ったつくりです。システム英単語と組み合わせれば、語彙力で劣ることはないでしょう。
文法対策
大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本
1冊目は「大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本」です。高校基礎までの英文法を最短距離で学べます。
次のような人に向いています。
- 高校の英文法をやり直したい
- コスパよく英文法を習得したい
0章が中学英文法の総復習、1〜11章が高校英語の内容です。他の参考書では当然のように使われる用語も一から説明されるため、置いていかれません。急いで進めれば1週間で終えられる分量です。
NEXTSTAGE
2冊目は「NEXTSTAGE」です。網羅的に知識を学べるため、内容を仕上げれば英文法で困る場面は減ります。
収録内容は以下です。
- 文法
- 語法
- イディオム
- 会話表現
- 単語・語彙
- アクセント
- 発音
文法書でありながらイディオムや語法まで扱います。ただし問題数は約1500個あり、解説も詳しいためボリュームは大きめです。わからないところはすぐ答えを見て、何度も周回しましょう。
読解(長文)対策
入門 英文解釈の技術70
1冊目は「入門 英文解釈の技術70」です。単語と文法を覚えただけでは、英文を正確に読めるようにはなりません。構造を分析してSVOC(主語・動詞・目的語・補語という文の骨組み)を自分で振れるようになると、読めるようになります。
見開き1ページで、左に長文、残りが解説という構成です。例文をコピーして自分でSVOCを書き込み、答え合わせをして正しい読み方を身に付けましょう。
ポレポレ英文読解プロセス50
2冊目は「ポレポレ英文読解プロセス50」です。マスターすれば、大学受験で出題される文章に幅広く対応できます。
ただし例文は1文で3行あるほど複雑です。使うタイミングを誤ると時間の無駄になります。「入門 英文解釈の技術70」を終え、時間に余裕がある場合に取り組みましょう。
青山学院大学理工学部の英語の過去問情報
過去問は無料で入手できるサービスがあります。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 大学受験パスナビ | 旺文社「全国大学入試問題正解」を中心に過去問を配布。無料の会員登録で解説付き |
| 東進 大学入試 過去問データベース | 会員登録で185大学分、最大25年分の過去問を閲覧可能 |
大学受験パスナビ
大学受験パスナビは、旺文社が刊行する「全国大学入試問題正解」を中心に過去問を配布しています。無料の会員登録だけで利用でき、解説も付いています。
東進 大学入試 過去問データベース
東進 大学入試 過去問データベースは、会員登録をすれば185大学分の過去問を閲覧できます。最大25年分をさかのぼれるため、近年の問題だけでなく古い年度の傾向も確認できます。
併願校の対策も合わせて考える
青山学院大学の他学部を併願する場合は、科目構成が大きく変わる学部があります。出題形式の違いは青学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策で確認できます。
同じGMARCH帯で受験科目の選び方を広げたい場合は、立教大学の地理受験は可能?入試傾向・対策も参考になります。選択科目の可否は大学ごとに異なるため、早めに確認しておきましょう。
まとめ
青山学院大学理工学部の英語は、試験時間50分で大問5題、入試基礎〜標準レベルが中心です。単語・熟語と文法で取りこぼさず、構文把握を土台に読解スピードを上げる流れが基本になります。
英語は正しい手順で積み上げれば得点源になる科目です。参考書は順番を守り、着実に進めましょう。
よくある質問
Q. 青山学院大学理工学部の英語は何分で何題ですか。
A. 試験時間は50分、大問数は5題です。解答はマークシート式と記述式の併用になります。見直しの時間を残すため、45分ほどで解き終える配分が目安です。
Q. 英語の配点が低い方式はありますか。
A. 個別学部日程B方式は外国語100点に対して数学と理科が各200点で、理科・数学の比重が高くなっています。なお、B方式の外国語は大学入学共通テストの点数が使われます。
Q. 文法対策はどこまでやればよいですか。
A. NextStageを繰り返し仕上げる方針が基本です。出題数自体は多くありませんが、長文を読む際にも文法知識が必要になるため、網羅型の1冊を周回しておくと読解にも効きます。
Q. 長文が時間内に読み終わりません。どうすればよいですか。
A. 多読を増やす前に、一文を正確に読む練習へ戻します。「入門 英文解釈の技術70」でSVOCを自分で振れる状態にしてから量を重ねると、スピードが上がりやすくなります。
Q. 会話文問題に専用の対策は必要ですか。
A. 特別な対策は不要です。会話特有の表現が問われるわけではないため、会話の流れを追い、空欄に入る内容を考えてから選択肢を見る解き方で対応できます。


