早稲田の男女比を学部別に|慶應・明治・上智と比較
「早稲田大学の学生の男女比は?」
FAST-UP
早稲田大学全体の女性比率は2022年で38.1%で、男性が多数です。ただし学部差が大きく、国際教養学部は61.1%、基幹理工学部は17.2%です。慶應義塾大学と明治大学も全体として男性中心、上智大学は女性が多い傾向です。
2026年9月時点の情報です。
早稲田大学全体の男女比の推移
早稲田大学は全体では男性の方が多く、女性比率は4割に届いていません。一方で、全体の女性比率は上昇傾向にあります。2018年から2022年までの推移を見ると、女性比率が1%微増しているためです。
| 年度 | 男性 | 女性 | 全体 | 女性比率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 2018 | 30106 | 17829 | 48035 | 37.1 |
| 2019 | 29678 | 17721 | 47399 | 37.4 |
| 2020 | 28997 | 17424 | 46421 | 37.5 |
| 2021 | 28587 | 17117 | 45704 | 37.5 |
| 2022 | 28267 | 17409 | 45676 | 38.1 |
学生数そのものは減っており、2022年は5年前よりも2500人ほど少なくなっています。
早稲田大学の学部別の男女比
学部ごとに見ると、女性が多数の学部と、女性が2割を切る学部が同じ大学の中に並んでいます。以下は2022年の数値です。
| 学部 | 男性 | 女性 | 女性比率(%) |
|---|---|---|---|
| 政治経済学部 | 2490 | 1316 | 34.6 |
| 法学部 | 1916 | 1195 | 38.4 |
| 文化構想学部 | 1535 | 2116 | 58 |
| 文学部 | 1357 | 2116 | 58 |
| 教育学部 | 2492 | 1533 | 38.1 |
| 商学部 | 2519 | 1248 | 33.1 |
| 基幹理工学部 | 2012 | 419 | 17.2 |
| 創造理工学部 | 1882 | 622 | 25.5 |
| 先進理工学部 | 1592 | 622 | 28.1 |
| 社会科学部 | 1760 | 866 | 33 |
| 人間科学部 | 1392 | 935 | 40.2 |
| スポーツ科学部 | 1086 | 543 | 33.3 |
| 国際教養学部 | 972 | 1527 | 61.1 |
女性比率が高いのは国際教養学部、文化構想学部、文学部です。低いのは基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部で、理工系3学部がいずれも下位に並びます。商学部や政治経済学部も3割台にとどまります。
慶應義塾大学の学部別の男女比
慶應義塾大学は全体として男性が多い一方、学部によっては女性が大きく上回ります。以下は2022年の数値で、割合は男性(女性)の順です。
| 学部 | 男 | 女 | 合計 | 男(女)の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 1,564 | 1,983 | 3,547 | 43.7%(56.3%) |
| 経済学部 | 3,943 | 1,281 | 5,224 | 75.8%(24.2%) |
| 法学部 | 2,998 | 2,167 | 5,165 | 58.5%(41.5%) |
| 商学部 | 3,106 | 1,291 | 4,397 | 71.3%(28.7%) |
| 医学部 | 492 | 182 | 674 | 73.8%(26.2%) |
| 理工学部 | 3,208 | 836 | 4,044 | 79.0%(21.0%) |
| 総合政策学部 | 1,168 | 808 | 1,976 | 59.4%(40.6%) |
| 環境情報学部 | 1,270 | 751 | 2,021 | 62.5%(37.5%) |
| 看護医療学部 | 22 | 421 | 443 | 5.6%(94.4%) |
| 薬学部 | 515 | 635 | 1,150 | 45.4%(54.6%) |
女性比率が高いのは看護医療学部、文学部、薬学部です。経済学部・商学部・理工学部は男性が7割を超えます。
明治大学の学部別の男女比
明治大学も学部差が大きく、女性比率が6割を超える学部と2割を切る学部が共存します。以下は2022年の数値です。
| 学部 | 男 | 女 | 合計 | 女子比率 |
|---|---|---|---|---|
| 法 | 2476 | 1241 | 3717 | 33.39% |
| 商 | 3201 | 1379 | 4580 | 30.11% |
| 政治経済 | 3349 | 1303 | 4652 | 28.01% |
| 文 | 2067 | 1828 | 3895 | 46.93% |
| 理工 | 3494 | 687 | 4181 | 16.43% |
| 農学 | 1259 | 1160 | 2419 | 47.95% |
| 経営 | 2118 | 909 | 3027 | 30.03% |
| 情報コミュニケーション | 1232 | 990 | 2222 | 44.55% |
| 国際日本 | 629 | 1017 | 1646 | 61.79% |
| 総合数理 | 947 | 229 | 1176 | 19.47% |
国際日本学部は女性が多数、理工学部と総合数理学部は男性に大きく偏っています。文学部・農学部・情報コミュニケーション学部は4割台で、男女が比較的近い構成です。
上智大学の学部別の男女比
上智大学は多くの学部で女性が多数を占めます。理工学部を除くと、女性比率が6割を超える学部が並びます。以下は2022年の数値です。
| 学部 | 男 | 女 | 合計 | 女性比率 |
|---|---|---|---|---|
| 神学部 | 55 | 145 | 200 | 72.50% |
| 文学部 | 690 | 1568 | 2258 | 69.44% |
| 総合人間科学部 | 247 | 1079 | 1326 | 81.37% |
| 法学部 | 550 | 851 | 1401 | 60.74% |
| 経済学部 | 794 | 598 | 1392 | 42.96% |
| 外国語学部 | 645 | 1543 | — | — |
| 総合グローバル学部 | 284 | 680 | 964 | 70.54% |
| 国際教養学部 | 231 | 543 | 774 | 70.16% |
| 理工学部 | 1095 | 482 | 1577 | 30.56% |
外国語学部は、元の集計で合計と比率の表記に不整合があるため、男女の人数のみ掲載しています。人数で見れば女性が男性の2倍を超える構成です。
4大学を並べて見えること
男女比は大学名よりも学部系統で決まる傾向があります。4大学いずれも、理工系・数理系は男性に偏り、語学系・国際系・文学系・人間科学系では女性が多数になっています。
大学単位で見ると、早稲田大学・慶應義塾大学・明治大学は男性が多数、上智大学は女性が多数という違いが出ます。ただし早稲田大学の国際教養学部や慶應義塾大学の看護医療学部のように、大学全体の傾向と逆になる学部もあります。
| 大学 | 全体の傾向 | 女性比率が高い学部の例 | 女性比率が低い学部の例 |
|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 男性が多数 | 国際教養学部、文化構想学部 | 基幹理工学部、創造理工学部 |
| 慶應義塾大学 | 男性が多数 | 看護医療学部、文学部 | 理工学部、経済学部 |
| 明治大学 | 男性が多数 | 国際日本学部 | 理工学部、総合数理学部 |
| 上智大学 | 女性が多数 | 総合人間科学部、神学部 | 理工学部 |
FAST-UPが見てきた志望校選びのつまずき
指導の現場では、男女比や雰囲気のイメージだけで志望学部を決めてしまい、入試科目との相性を後から確認して慌てるケースが目立ちます。学部が決まる時期が遅れると、対策を始める科目も固まりません。
もう一つ多いのが、雰囲気の情報だけを集めて、偏差値帯や学費といった条件を後回しにする進め方です。男女比は入学後の過ごし方に関わる情報ですが、出願の可否を決めるのは科目と日程です。順番を逆にすると、受験できる併願先が減ります。
学部を比べるときは、男女比と合わせて学部ごとの偏差値の推移や4年間にかかる学費と奨学金制度も並べて確認すると、判断がぶれにくくなります。
よくある間違い
大学全体の男女比だけを見て「この大学は男性が多い」と判断してしまうのが、最もよくある間違いです。男女比は大学全体ではなく学部単位で確認する必要があります。同じ早稲田大学の中でも、女性比率が61.1%の学部と17.2%の学部が並んでいるためです。
回避策は、志望学部と併願候補の学部について、学部別の数値を一つずつ確認することです。そのうえで、同じ系統の学部なら大学をまたいでも傾向が近いという見方を使うと、調べる手間を減らせます。
よくある質問
Q. 早稲田大学で女性の割合が高い学部はどこですか。 A. 2022年の数値では国際教養学部が61.1%で最も高く、次に文化構想学部と文学部がいずれも58%です。逆に低いのは基幹理工学部の17.2%です。
Q. 早稲田大学と慶應義塾大学で男女比に違いはありますか。 A. どちらも全体では男性が多数です。早稲田大学全体の女性比率は2022年で38.1%、慶應義塾大学では経済学部が男性75.8%、理工学部が男性79.0%と男性中心の学部が目立ちます。一方で慶應義塾大学の看護医療学部は女性94.4%で、学部による差の方が大きいといえます。
Q. 上智大学は女性が多い大学ですか。 A. 学部別に見ると女性が多数の学部が並びます。総合人間科学部は81.37%、神学部は72.50%、総合グローバル学部は70.54%です。理工学部は30.56%で、学内では低い水準です。
Q. 志望校選びで男女比はどのくらい重視すればよいですか。 A. 入学後の環境を具体的にイメージしたい場合は有効な材料です。ただし出願できるかどうかを決めるのは入試科目と日程のため、科目と日程を固めたうえで比較材料に加える使い方が無理のない進め方です。


