慶應義塾大学の逆転合格は独学でも可能|入試特徴や勉強計画も紹介
知名度も高く、イメージもいいことから
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知名度も高く、イメージもいいことから、多くの学生が憧れを持つ慶應義塾大学。現状の偏差値は厳しくても必死に勉強して逆転合格を目指す人も少なくありません。果たして、独学でも逆転合格は可能なのか、気になる人も多いはず。
今回は独学で慶應義塾大学への逆転合格は可能なのかにスポットを当て、独学で逆転合格をするための秘訣や入試の特徴などをまとめました。
慶應義塾大学の逆転合格は独学でも実現可能
塾や予備校に通わず、独学だけで慶應義塾大学への独学は可能なのか。結論から言えば、独学でも実現することは可能です。まず大きな理由として、独学の方が自分にマッチしたやり方で勉強を行うことができ、自分のペースをつかみながら、学力を高められます。
もちろん塾や予備校もいいですが、それぞれカリキュラムがあり、個々に対応したメニューを組んでくれるとは限りません。独学なら小回りもきくので、一旦基礎から改めて解き直すなどの対応が可能です。あとはいかに「量と質」を確保できるかにかかっています。
1年で慶應義塾大学に逆転合格する秘訣を伝授
1年間で慶應義塾大学に逆転合格をするにはどのようなことをしていけばいいのか、その秘訣をご紹介します。
過去問に目を通し実力不足であることを認識する
目標に到達するためには、自分自身の力量を把握するところから始めましょう。そのためには、あえて慶應の過去問に触れてみて、今の実力でどれだけ解けるのかを知るのが一番手っ取り早いです。今まで見たことがない英単語、文量に触れることで相当な実力不足であることを痛感するはずです。
足りないものがあればあとは補うのみなので、何が足りていて何が足りていないかを常に確認しながら独学を進めていくことでしっかりとした学力が身につくでしょう。
勉強時間は最低でも2800時間
予備校の東進では、難関大学に現役合格・不合格した人に学習時間に関するアンケートを行っています。すると、高3の時に現役不合格だった人は平均2,326時間、現役合格した人は平均2,474時間も勉強していたことが明らかになりました。(参照:東進)
しかし、この数字は3年間の総学習時間における、高3の学習時間に過ぎず、高1と高2で現役不合格者すら1,600時間も勉強していました。ちなみに学校の授業の時間はこの中に含まれておらず、自宅などでの勉強時間が含まれます。つまり、2,400時間を勉強したところで「それでも足りない」可能性が高いのです。
1年間の勉強で逆転合格を目指すのであれば、最低でも2,800時間の勉強を行いましょう。この400時間の差は大きく、現役合格を果たした学生たちよりもさらに勉強を重ねることで逆転合格に近づくことが可能です。
勉強時間の半分を復習にあてて知識を定着させる
逆転合格の定義は人それぞれですが、基本的に偏差値50未満、40台、30台の学生が難関大学に合格した場合に用いられます。偏差値50未満ということは平均点すら確保できておらず、いわば基礎が抜け落ちている可能性が高いです。まずは基礎を固めて着実に知識を増やしていくことが重要になります。
人間の記憶は1回勉強しただけでは定着しきれず、忘れる傾向にあることがエビングハウスの忘却曲線でも明らか。一方で定期的な復習を行うことで忘却曲線はかなり緩やかになり、忘れにくくなることも証明されています。勉強時間の半分を復習に充てて、着実に知識を増やすことでおのずと成績が高位安定を示し、レベルアップを続けられるでしょう。
完璧主義にこだわりすぎない
受験では基礎固めが重要とされていますが、基礎固めにこだわりすぎても良くないのが難しいところです。完璧主義になりやすく、まだ完璧ではないからと次の項目に進まない人も。それ自体は悪いことではありませんが、度が過ぎれば停滞を招き、行動計画に支障が生じ始めます。
完璧を目指すことは悪いことではないので、例えば一定の割合で解ければ、解けなかった問題だけをノートに書くなどしてピックアップし、改めて機会を設けて解き直してみるといった対策がいいでしょう。
受験勉強をゲームと考える
受験勉強をゲームと捉えると取り組むべきことは意外と簡単です。慶應合格がクリアだとすれば、レベル上げと言う名の基礎固めをまずは行っていきます。模試などで経験値を高め、何度も敵にぶつかってはその都度得るものを得て、一歩一歩前に進んでいくことができるのが理想的でしょう。
テストの点数はスコアであり、ハイスコアを求めてひたすら勉強を行っていくように捉えれば苦しさも紛れるはずです。eスポーツで活躍するプレイヤーたちは想像している以上に大変な練習をこなして活躍している通り、勉強でも同じことが言えるでしょう。
慶應義塾大学の逆転合格を目指すには各科目の入試の特徴を理解しよう
慶應で逆転合格を目指すためには入試の特徴を理解しておく必要があります。ここでは慶應の入試で登場する科目を中心に特徴をまとめました。
英語の特徴
英語は私立大学の中でもハイレベルに難しいことで知られています。求められる語彙力は英検準1級レベル、加えて長文読解も非常に文章量が多くて、学部によっては専門性を要する言葉が登場するなど、読み解いていくのも大変です。
自由英作文などもあり、なかなか一筋縄ではいきません。まずは語彙力を英検準1級レベルにまで持っていき、その後に長文読解をこなしていく形が理想的と言えるでしょう。
数学の特徴
経済学部や商学部でも登場する数学は、基本的にどの学部も難易度が高く、経済学部や商学部では平均点が30点台もあるなど、なかなか大変です。途中式なども書かなければならないなど、1から10まできちんと解き切ることがまずは大切。
出題傾向に沿った問題が例年出やすいため、過去問で傾向をつかんで同様の問題を多くこなしていくなどの対策が必要です。
小論文の特徴
学部によっては小論文、論述など様々な名称になっていますが、やることはほぼ同じ。違うのは学部によって題材が大きく異なることで、法学部では文字通り法学について、文学部では哲学などの問題が出ることがあります。過去問で傾向を探ってから対策を立てていくのがいいでしょう。
独学で行うには少々大変ですが、志望する学部に合わせて新書などを読んだり、情報収集をしたりし、自分で考えるクセをつけておくことをおすすめします。
日本史の特徴
日本史に関してはそこまで難しい問題ばかりということはなく、一般的な問題が出やすい傾向にあります。教科書レベルの題材が多く、あとはテーマ史などをいかに網羅できるかにかかっています。裏を返せば、平均点が高く出やすく、取りこぼしが許されないということです。
日本史に関しても学部ごとに傾向が出やすく、テーマ史などで対策を立てていくことが必須です。用語集などで細かく知識をつけていくことも必要です。
世界史の特徴
日本史よりも難易度が高く出やすいのが世界史。教科書レベルの内容だけでなく、資料集などで出てくるようなマニアックなものまで出てくることもあるため、要注意です。近現代史が比較的出やすく、重点的に勉強をしておいて損はありません。
地理的な要素も問われやすく、学部によっては地図問題が出ることも。過去問で傾向をつかみ、それに沿った対策を立てていくのが確実です。
地理の特徴
地理は基本的に教科書レベルとされ、問われる知識は一般的ですが、出題形式の傾向がバラバラで時に長めの文字数の記述問題が出てくるなど、初見だとびっくりするようなものも。
いわゆる地誌の分野が出やすいことから、地誌を基礎から固めていくことやテーマ別の題材にも取り組むなど、全範囲を網羅するように勉強するのがいいでしょう。
化学の特徴
学部によって傾向が異なり、医学部は有機化学、それ以外は理論化学が出やすくなっています。ただ出やすいポイントが違うから難易度が異なることはなく、基本的な化学の知識が身についているかが重要となります。
化学で気を付けるべきは計算問題で、時間がタイトな割に計算問題が結構難しいことが多く、落ち着いて解くためにも、解ける問題はスピーディに解いていくことが問われます。
物理の特徴
物理は力学などの問題が出やすいので、計算問題を含めて対応できるようにするのが確実です。基礎的な能力が点数に反映されやすく、取るべき問題を取って、応用問題に挑めるようにしておくのが理想的です。
時間がさほどなく、その割に問題数もあるため、時間を意識して勉強を行うことや、丸暗記ではなく原理で覚えておくことで応用問題にも対応しやすくなります。
生物の特徴
生物は学部によって出やすいところが分かれ、医学部のように全方位的に出題され、一部の分野でよりコアな知識が問われることになります。看護医療学部は標準的な問題が問われやすいため、学部によって出題範囲やレベルに違いがあることは明らかです。
教科書レベルの知識をつけることはもちろんのこと、どちらの学部でも論述問題が出るためにそれに答えられるだけのスキルを身につけておくことが大切です。過去問は医学部志望なら医学部の、看護医療学部志望なら看護医療学部の、それぞれの過去問で対策を立てていきましょう。
慶應義塾大学の逆転合格にはどの科目を重点的に勉強すると良いのか?
慶應に逆転合格する場合、先ほど紹介した科目の中で何を勉強していけばいいのか、ご紹介します。
英語・世界史を重点的に勉強する
文系学部の場合、英語に得点の比重がかかっていることから、英語で一定の点数以上を狙っていくのが合格の条件となります。一方、小論文などはよほどミスをしない限りは大きな点数差が生じるとは考えにくく、受験者平均点を見ても、そこまで大きな変化は見られません。すると、もう1つの科目で大きく点数を狙っていくことになります。
中でも世界史は難易度が高いからこそ、点数差が生じる可能性が高く、難易度が高い時にしっかりと点数を確保できれば合格の可能性は極めて高くなると言えます。
難易度が平均的な科目は取りこぼしの有無が合否を左右することになり、確実に差をつけるためには知識をできるだけ網羅し、ミスをなくすことが求められます。世界史のように難易度が高いとされる科目は1問でも多く解ければ、英語ではっきりと差がつけられなくても挽回は十分可能です。
慶應の場合は小論文があり、小論文に時間を割いて取り組むのは効率がいいとは言えません。そのため、他の私大と比べて地理歴史の重要度が高く、時間を割くことができ、細かいところまで知識を網羅していくことは可能です。
慶應義塾大学の逆転合格を目指す勉強の計画
逆転合格を目指すためには基礎固めを行う、応用問題に取り組む、入試に挑むという3つに時期を分けていくことが効率的であり、計画を遂行する上で間違いが起こりにくいと言えます。
春から夏にかけて取り組むべきは基礎固め。東進の調査でも、8月末までに入試の全範囲を終了する割合が高ければ高いほど合格の可能性は高くなるという調査が出ています。最低でも夏休み終わりには全範囲を網羅することが難関大学合格、慶應への逆転合格を考えるのであればやっておくべき部分です。(参照:東進)
8月末までに基礎固めを終えておけば、偏差値的には50を超えていることは確実で、60に迫れるかどうかまでは来るはずです。秋になれば過去問や模試に焦点を定め、とにかく問題を解いていくこと。そして偏差値70を確保し、A判定ぐらいにまで持ち込めれば合格の可能性は俄然高まるでしょう。
そして、英語や地理歴史に関しては、用語集の細かなところ、参考書であれば難問とされているところを重点的に解き、総仕上げを行っていきます。この総仕上げが終わるところで、年越しを迎えるぐらいがちょうどよく、あとは過去問を完璧に仕上げていくのみです。
過去問を解くことが一番の対策になりやすく、できているところ、できていないところをあぶりだすのに適しています。傾向をしっかりとつかみ、どんな問題が出てきても対応できる状態になったところで入試を受けることができれば、落ち着いて取り組みさえすれば合格はもはや目の前といっても過言ではありません。
慶應義塾大学と早稲田大学はどちらが逆転合格しやすい?
同じ早慶として比較されることが多い、慶應義塾大学と早稲田大学。どちらが逆転合格がしやすいかですが、結論から言えば慶應義塾大学の方が逆転合格はしやすいといえます。
最大の理由は、慶應は小論文があること。早稲田は国語があるため、どうしても国語と英語、もう1つの科目を勉強しなければなりません。慶應の場合は小論文なので、国語ほど勉強する必要はないため、効率よく英語などを勉強するなら慶應の方がいいでしょう。
しかも偏差値的にはほとんど差がないため、効率的なものを考えても慶應の方が上であり、逆転合格にもつながりやすいと言えます。
まとめ
慶應義塾大学の逆転合格は、確かな勉強量、勉強の質、そして、慶應に何が何でも合格するという意識があって初めて成り立ちます。いわば近道らしい近道はなく、裏技も一切存在しないため、イバラの道であることは確かです。それでも、必死にやりぬいて合格した時の達成感、やり抜く努力は自分の財産となるでしょう。
まずは諦めることなく、目指すべきゴールまでの道のりを具体的に理解し、自分の実力をしっかりと受け止めた上で、誘惑に負けることなく、突き進んでいきましょう。
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