【2022年】慶応義塾大学の入試は共通テストの利用ができない!入試科目も紹介
「慶應義塾大学の入試は共通テストの利用ができないって本当?」
「慶應義塾大学の入試は共通テストの利用ができないって本当?」
この記事では上記のような疑問を解决します。
具体的には
・慶應義塾大学の入試は共通テストの利用ができない
・慶應義塾大学の入試は共通テストの利用がないから難易度が高い?
・慶應義塾大学の入試方式
・慶應義塾大学の全学部の入試科目
・早稲田大学の入試は共通テストを利用できる?
の順に解説します。
10分で読めるのでぜひ一読ください。
慶應義塾大学の入試は共通テストの利用ができない
慶應義塾大学の入試は共通テストの利用ができません。
慶應義塾大学の入試要項を見ても共通テスト利用を実施しないことが書かれています。
共通テストが利用できない理由
慶應義塾大学で共通テスト利用ができない理由として、慶應義塾大学の理念にあっていないことが考えられます。
慶應義塾大学の理念は実学。
実学とは科学的に実証をおこない、問題の真理を解決するための力のことです。
共通テスト利用は全国一律で行なうテスト。慶應義塾大学の理念にそぐわないため、採用していない可能性があります。
慶應義塾大学の入試は共通テストの利用がないから難易度が高い?
慶應義塾大学の入試は共通テストの利用がないことによって難易度が上がっているのでしょうか。
倍率からみた難易度の推移
学部別に2018~2022年度までの倍率の推移を見ていきます。
文学部
文学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 文学 | 4.4倍 | 4.2倍 | 3.9倍 | 3.2倍 | 3.2倍 |
経済学部
経済学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A方式 | 4.2倍 | 3.9倍 | 3.8倍 | 3.1倍 | 3.1倍 |
| B方式 | 5.1倍 | 5.0倍 | 4.4倍 | 3.8倍 | 4.1倍 |
法学部
法学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 法律学科 | 5.3倍 | 5.4倍 | 3.8倍 | 4.2倍 | 4.3倍 |
| 政治学科 | 4.8倍 | 4.3倍 | 4.6倍 | 3.7倍 | 4.0倍 |
商学部
商学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A方式 | 3.0倍 | 2.8倍 | 2.7倍 | 2.2倍 | 2.3倍 |
| B方式 | 9.1倍 | 7.8倍 | 7.0倍 | 7.3倍 | 6.7倍 |
医学部
医学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 医学部 | 7.4倍 | 8.2倍 | 7.0倍 | 6.1倍 | 6.6倍 |
理工学部
理工学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 全学科 | 3.4倍 | 3.4倍 | 3.1倍 | 3.0倍 | 2.8倍 |
総合政策学部
総合政策学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合政策 | 9.8倍 | 8.5倍 | 8.4倍 | 7.1倍 | 5.3倍 |
環境情報学部
環境情報学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 環境情報 | 8.6倍 | 10.1倍 | 9.4倍 | 7.7倍 | 5.5倍 |
看護医療学部
看護医療学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 看護医療 | 4.1倍 | 3.5倍 | 3.1倍 | 2.9倍 | 3.8倍 |
薬学部
薬学部の倍率の推移は以下のとおりです。
| 18年度倍率 | 19年度倍率 | 20年度倍率 | 21年度倍率 | 22年度倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 薬学科 | 5.1倍 | 4.7倍 | 4.3倍 | 3.7倍 | 3.9倍 |
| 薬科学科 | 2.5倍 | 2.6倍 | 3.0倍 | 3.1倍 | 2.7倍 |
合格最低点からみた難易度の推移
学部別に2018~2022年度までの合格最低点の推移を見ていきます。
文学部
文学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 文学科 | 228点 | 233点 | 250点 | 232点 | 218点 |
経済学部
経済学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A方式 | 207点 | 265点 | 234点 | 231点 | 209点 |
| B方式 | 243点 | 259点 | 240点 | 262点 | 239点 |
法学部
法学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 法律学科 | 246点 | 227点 | 252点 | 234点 | 239点 |
| 政治学科 | 249点 | 224点 | 258点 | 235点 | 236点 |
商学部
商学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A方式 | 265点 | 258点 | 244点 | 252点 | 240点 |
| B方式 | 293点 | 288点 | 309点 | 288点 | 302点 |
医学部
医学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 医学部 | 305点 | 303点 | 303点 | 251点 | 308点 |
理工学部
理工学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 全学科 | 260点 | 280点 | 309点 | 266点 | 340点 |
総合政策学部
総合政策学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 数学 | 301点 | 267点 | 246点 | 254点 | 261点 |
| 情報 | 272点 | 285点 | 246点 | 261点 | 269点 |
| 外国語 | 277点 | 261点 | 246点 | 243点 | 260点 |
| 数学および外国語 | 300点 | 277点 | 246点 | 260点 | 275点 |
環境情報学部
環境情報学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 数学 | 257点 | 250点 | 246点 | 254点 | 234点 |
| 情報 | 260点 | 274点 | 246点 | 238点 | 248点 |
| 外国語 | 258点 | 263点 | 246点 | 278点 | 234点 |
| 数学および外国語 | 263点 | 277点 | 246点 | 267点 | 238点 |
看護医療学部
看護医療学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 看護医療 | 293点 | 273点 | 297点 | 270点 | 310点 |
薬学部
薬学部の合格最低点の推移は以下のとおりです。
| 18年度合格最低点 | 19年度合格最低点 | 20年度合格最低点 | 21年度合格最低点 | 22年度合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 薬学科 | 204点 | 208点 | 196点 | 196点 | 204点 |
| 薬科学科 | 204点 | 207点 | 195点 | 195点 | 209点 |
慶應義塾大学の入試方式
慶應義塾大学の入試方式について解説します。
一般選抜
一般選抜は慶應義塾大学全10学部で実施される入試制度です。入学定員の大多数を一般選抜に割いています。
最も受験者数が多く、オーソドックスな入試方式といえます。
総合型選抜
次に総合型選抜について説明します。
自主応募制による推薦入学者選考
自主応募制による推薦入学者選考は文学部のみを対象にしています。1994年の入試から導入されており、30年近い歴史のある入試制度です。
慶應義塾大学の文学部に入りたい人をターゲットにしており、高校3年間の評定平均が4.1以上の学生に出願資格が与えられます。
試験は日吉キャンパスで開催。総合考査ⅠとⅡがあり、総合考査Ⅰでは小論文形式のテスト、総合考査Ⅱではテーマを与え、それに関する記述で判定します。
FIT入試
FIT入試は法学部のみで行われます。
FIT入試は2006年度から始まった制度。慶應義塾大学の法学部を第一志望としている生徒を獲得する目的で始まりました。FITは「良好な相性」から来ています。
FIT入試にはA方式とB方式の2つがあり、A方式は一般的な推薦方式で、外国語の取り組み、運動などでの実績、ボランティア活動などが出願要件となっています。
B方式では地域ブロック方式を採用しており、その地域で優秀な人物が合格できます。評定の要件があり、外国語と数学、国語、地歴公民の評定などが4.0以上であることが求められます。
第1次選考はいわゆる書類選考、第2次選考はA方式の場合は論述試験と口頭試問、B方式では総合考査と面接を実施。
論述試験は最初に模擬講義が行われ、その模擬講義に関する論述試験が出るほか、口頭試問では受験生1人に対し複数人の教員がディスカッションを行います。
AO入試
AO入試は理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の4学部で実施します。
理工学部の場合は一般的なAO入試となっており、5つの学門から第2志望までを選ぶ形になっています。
出願に必要な要件は全教科の評定平均4.1以上、かつ数学と理科の評定が平均4以上であることです。
総合政策学部と環境情報学部は春AOと夏秋AOの2回行われます。
SFCの2学部は国内初のAO入試を実施し、多彩な卒業生を輩出してきました。
一時年4回のAO入試を行いましたが、現在は2回のみ。ユニークなやり方として、受験生全員が3分間のプレゼンビデオを提出します。
ちなみに春AOの合格者はその年の9月、もしくは翌年4月いずれかのタイミングで入学できます。
看護医療学部の場合は一般的なAO入試の流れがとられていますが、B方式の評定平均のハードルが高いのがポイント。他の学部が4や4.1だったのに対し、看護医療学部は評定平均4.5。かなりハードルが高く、若干名の採用とかなりの狭き門と言えます。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は指定校からの学校長推薦に基づく推薦入学制度です。
個性豊かな学生を求め、学業以外にも優れた実績を持つ学生を募ります。
例年6月頃に高校へ募集要項が送られてきます。
帰国生入試
帰国生入試は帰国子女を対象にした入試。海外で教育を受けた受験生の学歴背景を尊重し、優秀な生徒を幅広く受け入れたいという意図で始められました。
7月あたりからエントリーが開始され、その後一次選考、二次選考が行われます。
帰国子女を対象にした入試は他の大学にもありますが、慶應義塾大学はその中でも最も人気の高い大学です。
IB入試
IB入試は国際バカロレア資格取得者を対象にした入試制度。国際バカロレアとはいわゆる「世界共通の教育プログラム」です。
慶應義塾大学では法学部のみで採用されており、7月あたりからエントリーが開始。その後一次選考、二次選考が行われます。
外国人留学生入試
外国人留学生入試は外国人留学生を対象にした入試制度です。一次選考、二次選考があり、一次選考は書類審査、二次選考は試験になります。
エントリー開始は10月から。1月に一次審査の合格発表が行われ、その一週間後には二次選考の試験があります。
PEARL入試
PEARL入試とは慶應義塾大学経済学部が実施しているPEARLプログラムの受講生を募集する入試制度。
PEARLプログラムとは一学年100人という少人数で、全カリキュラムを英語で行なうもの。グローバルリーダーの育成を目的としています。
年3回、出願機会があるのが特徴。もしPEARLプログラムに落ちても、その他入試制度での慶應義塾大学受験が可能です。
慶應義塾大学の全学部の入試科目
慶應義塾大学の全学部の入試科目を解説します。
文学部
「外国語」:英語、ドイツ語、フランス語、中国語のうち1科目選択
「地理歴史」:世界史B、日本史Bのうち1科目選択
「小論文」:資料を与えて、理解と表現の能力を総合的に問う。
経済学部
経済学部はA方式とB方式があります。
A方式
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「数学」:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
「小論文」:高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。
B方式
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「地理歴史」:世界史B、日本史Bのうち1科目選択
「小論文」:高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。
法学部
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「地理歴史」:世界史B、日本史Bのうち1科目選択
「論述力」:資料を与えて、理解、構成、発想、表現の能力を問う。
商学部
商学部はA方式とB方式があります。
A方式
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「地理歴史」:世界史B、日本史B、地理Bのうち1科目選択
「数学」:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
B方式
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「地理歴史」:世界史B、日本史B、地理Bのうち1科目選択
「論文テスト」:資料を与えて、論理的理解力と表現力を問う。
医学部
「理科」:物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)、生物(生物基礎・生物)のうち2科目選択
「数学」:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・
英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
理工学部
「理科」:物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)
「数学」:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・
英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
総合政策学部
「数学または情報」
or
「外国語」
or
「数学および外国語」
「小論文」:発想、論理的構成、表現などの総合的能力を問う。
環境情報学部
「数学または情報」
or
「外国語」
or
「数学および外国語」
「小論文」:発想、論理的構成、表現などの総合的能力を問う。
看護医療学部
「外国語」:コミュニケーション英語基礎・コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「数学」数学 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
or
「化学」化学 化学基礎・化学
or
「生物」生物 生物基礎・生物
「小論文」:高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。
薬学部
「理科」:化学(化学基礎・化学)
「外国語」:コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
「数学」:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
まとめ
ここまで慶応義塾大学入試の共通テスト利用について解説してきました。慶應大学受験を考えている人はぜひ参考にしてください。
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