私立大学の中でも最高峰に位置し、もはや不動の存在といっても過言ではない慶應義塾大学。その慶應を受ける際には得意科目などをチョイスして受験に挑むことになります。入試の配点などはどのようになっているのでしょうか。
今回は慶應義塾大学の入試配点の他、共通テストが利用可能なのかどうか、合格最低点、倍率、偏差値の情報もご紹介します。
慶應義塾大学の入試配点はどのようになっているのか、2022年度の入試配点についてご紹介していきます。
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 文学部 | 外国語 <br>地理歴史(世界史・日本史)1科目 <br>小論文 | 150点 <br>100点 <br>100点 | 350点 |
経済学部の入試配点ですが、表の中にあるカッコの表記は1次選考での配点となっており、1次選考で一定の点数に達しないとその時点で不合格となり、小論文の採点もされません。
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| A方式 | 外国語 <br>数学 <br>小論文 | 200点(90点) <br>150点(70点) <br>70点 | 420点(160点) |
| B方式 | 外国語 <br>地理歴史(世界史・日本史)1科目 <br>小論文 | 200点(90点) <br>150点 <br>70点 | 420点(90点) |
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 2学科共通 | 外国語 <br>地理歴史(世界史・日本史)1科目 <br>論述力 | 200点 <br>100点 <br>100点 | 400点 |
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| A方式 | 外国語 <br>地理歴史(世界史・日本史)1科目 <br>数学 | 200点 <br>100点 <br>100点 | 400点 |
| B方式 | 外国語 <br>地理歴史(世界史・日本史)1科目 <br>論文テスト | 200点 <br>100点 <br>100点 | 400点 |
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 医学部 | 英語 <br>数学 <br>理科(物理・化学・生物)2科目 | 150点 <br>150点 <br>200点 | 500点 |
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 全学門共通 | 英語 <br>数学 <br>物理 <br>化学 | 150点 <br>150点 <br>100点 <br>100点 | 500点 |
| 選択 | 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 数学 | 数学 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 情報 | 情報 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 外国語 | 外国語 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 数学および外国語 | 数学および外国語 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 選択 | 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 数学 | 数学 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 情報 | 情報 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 外国語 | 外国語 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 数学および外国語 | 数学および外国語 <br>小論文 | 200点 <br>200点 | 400点 |
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 看護医療学部 | 英語 <br>数学・化学・生物の中から1科目 | 300点 <br>200点 | 500点 |
| 科目 | 入試配点 | 合計点数 |
|---|
| 2学科共通 | 化学 <br>数学 <br>外国語 | 150点 <br>100点 <br>100点 | 350点 |
各学部の入試配点がわかったところで、次は2022年度における慶應の合格最低点について、全学部の情報をまとめました。
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 文学部 | 350点 | 218点 |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 経済学部A方式 <br>経済学部B方式 | 420点(160点) <br>420点(90点) | 209点(85点) <br>239点(51点) |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 法律学科 <br>政治学科 | 400点 <br>400点 | 239点 <br>236点 |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 商学部A方式 <br>商学部B方式 | 400点 <br>400点 | 240点 <br>302点 |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 医学部 | 500点 | 308点(第1次試験) |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 理工学部 | 500点 | 340点 |
| 選択 | 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 数学 | 400点 | 261点 |
| 情報 | 400点 | 269点 |
| 外国語 | 400点 | 260点 |
| 数学および外国語 | 400点 | 275点 |
| 選択 | 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 数学 | 400点 | 234点 |
| 情報 | 400点 | 248点 |
| 外国語 | 400点 | 234点 |
| 数学および外国語 | 400点 | 238点 |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 看護医療学部 | 500点 | 310点(第1次試験) |
| 入試配点の合計点数 | 合格最低点 |
|---|
| 薬学科 <br>薬科学科 | 350点 <br>350点 | 204点 <br>209点 |
全体的に合格最低点はおおむね6割ほどです。ただ試験科目によっては大きく前後することもあるので、できれば7割以上の点数を確保できるように、勉強を重ねていく方がいいでしょう。
次にご紹介するのは慶應義塾大学の入試倍率についてです。ここでは2022年度から過去5年分の入試倍率の推移をご紹介します。
| 文学部 | 倍率 |
|---|
| 2022年度 | 3.2倍 |
| 2021年度 | 3.2倍 |
| 2020年度 | 3.9倍 |
| 2019年度 | 4.2倍 |
| 2018年度 | 4.4倍 |
| 経済学部 | A方式倍率 | B方式倍率 |
|---|
| 2022年度 | 3.1倍 | 4.1倍 |
| 2021年度 | 3.1倍 | 3.8倍 |
| 2020年度 | 3.8倍 | 4.4倍 |
| 2019年度 | 3.9倍 | 5.0倍 |
| 2018年度 | 4.2倍 | 5.1倍 |
| 法学部 | 法律学科倍率 | 政治学科倍率 |
|---|
| 2022年度 | 4.3倍 | 4.0倍 |
| 2021年度 | 4.2倍 | 3.7倍 |
| 2020年度 | 3.8倍 | 4.6倍 |
| 2019年度 | 5.4倍 | 4.3倍 |
| 2018年度 | 5.3倍 | 4.8倍 |
| 商学部 | A方式倍率 | B方式倍率 |
|---|
| 2022年度 | 2.3倍 | 6.7倍 |
| 2021年度 | 2.2倍 | 7.3倍 |
| 2020年度 | 2.7倍 | 7.0倍 |
| 2019年度 | 2.8倍 | 7.8倍 |
| 2018年度 | 3.0倍 | 9.1倍 |
| 医学部 | 倍率 |
|---|
| 2022年度 | 6.6倍 |
| 2021年度 | 6.1倍 |
| 2020年度 | 7.0倍 |
| 2019年度 | 8.2倍 |
| 2018年度 | 7.4倍 |
| 文学部 | 倍率 |
|---|
| 2022年度 | 2.8倍 |
| 2021年度 | 3.0倍 |
| 2020年度 | 3.1倍 |
| 2019年度 | 3.4倍 |
| 2018年度 | 3.4倍 |
| 総合政策学部 | 倍率 |
|---|
| 2022年度 | 5.3倍 |
| 2021年度 | 7.1倍 |
| 2020年度 | 8.4倍 |
| 2019年度 | 8.5倍 |
| 2018年度 | 9.8倍 |
| 環境情報学部 | 倍率 |
|---|
| 2022年度 | 5.5倍 |
| 2021年度 | 7.7倍 |
| 2020年度 | 9.4倍 |
| 2019年度 | 10.1倍 |
| 2018年度 | 8.6倍 |
| 看護医療学部 | 倍率 |
|---|
| 2022年度 | 5.5倍 |
| 2021年度 | 7.7倍 |
| 2020年度 | 9.4倍 |
| 2019年度 | 10.1倍 |
| 2018年度 | 8.6倍 |
| 薬学部 | 薬学科倍率 | 薬科学科倍率 |
|---|
| 2022年度 | 3.9倍 | 2.7倍 |
| 2021年度 | 3.7倍 | 3.1倍 |
| 2020年度 | 4.3倍 | 3.0倍 |
| 2019年度 | 4.7倍 | 2.6倍 |
| 2018年度 | 5.1倍 | 2.5倍 |
全体の傾向として年々倍率が落ち着いている傾向にありますが、これは記念受験の減少なども背景に。しかし、慶應への志望度の高い学生を中心に受験が行われるとなると、少数精鋭での勝負となるため、倍率以上に熾烈な戦いが繰り広げられるとみていいでしょう。
最後に慶應義塾大学の偏差値について、2022年秋に更新された最新の偏差値情報をご紹介します。
| 学部 | 偏差値 |
|---|
| 経済学部A方式 <br>経済学部B方式 | 67.5 <br>67.5 |
| 学部 | 偏差値 |
|---|
| 法律学科 <br>政治学科 | 67.5 <br>67.5 |
| 学部 | 偏差値 |
|---|
| 商学部A方式 <br>商学部B方式 | 65.0 <br>67.5 |
| 学部 | 偏差値 |
|---|
| 薬学科 <br>薬科学科 | 62.5 <br>62.5 |
全学部の偏差値をご紹介しましたが、現状ではそこまで大きな変化はありません。ただ偏差値ボーダー的に偏差値65.0であればMARCHでA評価ならば十分チャンスが出てくるので、メドを立てやすい状況と言えます。
慶應義塾大学の入試では原則として大学入試共通テストや民間で行われている英語4技能試験の結果を活用した形式などは採用されていません。これは大学センター試験の時から導入をしていないため、共通テストに切り替わってからもその傾向は同じです。
その代わり、他の大学に先駆けてAO入試を取り入れるなど、学力以外のところで出来る限り優秀な学生を確保しようと考えています。偏差値などでは測ることのできない資質を様々な形で見出し、入学させようとする姿勢が見られます。
最後に慶應義塾大学の入試要項についてご紹介します。今回ご紹介するのは先日発表されたばかりの2023年度についてです。
| 学部 | 学科 | 募集定員 | 試験日 | 合格発表日 |
|---|
| 文学部 | 人文社会学科 | 580名 | 2月15日 | 2月24日 |
| 経済学部 | 経済学科A方式 | 420名 | 2月13日 | 2月25日 |
| 経済学科B方式 | 210名 | 2月13日 | 2月25日 |
| 法学部 | 法律学科 | 230名 | 2月16日 | 2月21日 |
| 政治学科 | 230名 | 2月16日 | 2月21日 |
| 商学部 | 商学科A方式 | 480名 | 2月14日 | 2月24日 |
| 商学科B方式 | 120名 | 2月14日 | 2月24日 |
| 医学部 | 医学科 | 66名 | 第1次試験2月19日 <br>第2次試験3月2日 | 3月6日 |
| 理工学部 | 学門A | 130名 | 2月12日 | 2月24日 |
| 学門B | 110名 | 2月12日 | 2月24日 |
| 学門C | 140名 | 2月12日 | 2月24日 |
| 学門D | 140名 | 2月12日 | 2月24日 |
| 学門E | 130名 | 2月12日 | 2月24日 |
| 総合政策学部 | 総合政策学科 | 225名 | 2月17日 | 2月25日 |
| 環境情報学部 | 環境情報学科 | 225名 | 2月18日 | 2月25日 |
| 看護医療学部 | 看護学科 | 70名 | 第1次試験2月11日 <br>第2次試験2月20日 | 2月25日 |
| 薬学部 | 薬学科 | 100名 | 2月10日 | 2月21日 |
| 薬科学科 | 50名 | 2月10日 | 2月21日 |
試験日程に関しては基本的に別の学部でバッティングをしないようになっており、1つの学部が特定のキャンパスで試験を受ける形になっています。
一方、合格発表日に関してはマイページでのチェックができるため、複数の学部が重なって発表日を迎える形に。補欠合格もこの時に発表されるため、補欠合格者はここから追加合格を祈る日々を過ごすことになります。
次に各学部の入試科目と出題範囲について、慶應義塾大学の2023年度一般選抜要項を参考にご紹介します。
| 学部 | 入試科目・出題範囲 |
|---|
| 文学部 | 外国語→英語・ドイツ語・フランス語・中国語のうち1科目 <br>地理歴史→世界史Bもしくは日本史Bから1科目選択 <br>小論文→資料を与えて、理解と表現の能力を総合的に問う。 |
| 経済学部A方式 | 外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B <br>小論文→高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。高等学校の特定の教科とは直接には関わらない。 |
| 経済学部B方式 | 外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>地理歴史→世界史B・日本史Bから1科目選択 <br>※世界史Bは1500年以降を中心に、日本史Bは1600年以降を中心に出題 <br>小論文→高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。 <br>高等学校の特定の教科とは直接には関わらない。 |
| 法学部 | 外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>地理歴史→世界史B・日本史Bから1科目選択 <br>論述力→資料を与えて、理解、構成、発想、表現の能力を問う。 |
| 商学部A方式 | 外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>地理歴史→世界史B・日本史Bから1科目選択 <br>数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B |
| 商学部B方式 | 外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>地理歴史→世界史B・日本史Bから1科目選択 <br>論文テスト→資料を与えて、論理的理解力と表現力を問う。 |
| 医学部 | 理科→物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)、生物(生物基礎・生物)のうち2科目選択 <br>数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B <br>外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ |
| 理工学部 | 理科→物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学) <br>数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B <br>外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ |
| 総合政策学部 | 数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B <br>情報→社会と情報・情報の化学 <br>外国語(a)~(c)共通→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>※(b)はドイツ語、(c)はフランス語がそれぞれ追加 <br>※(a)~(c)のいずれかを選択 <br>小論文→発想、論理的構成、表現などの総合的能力を問う。 |
| 環境情報学部 | 数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B <br>情報→社会と情報・情報の化学 <br>外国語(a)~(c)共通→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>※(b)はドイツ語、(c)はフランス語がそれぞれ追加 <br>※(a)~(c)のいずれかを選択 <br>小論文→発想、論理的構成、表現などの総合的能力を問う。 |
| 看護医療学部 | 外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B <br>化学→化学基礎・化学 <br>生物→生物基礎・生物 <br>小論文→高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。 |
| 薬学部 | 理科→化学(化学基礎・化学) <br>外国語→コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ <br>数学→数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B |
数学に関してはそれぞれの学部で出題範囲が異なり、数列やベクトル、場合の数と確率などの範囲も入試要項に記されており、特定の学部を受験する際には改めて確認し、出題範囲外のことをやらないようにしておきましょう。
慶應義塾大学の配点ですが、おおむね英語に配点が偏っていますが、薬学部のように化学の知識を問うケースでは化学をメインにするなど、学部によって配点に色々と違いや特徴がみられます。
また偏差値などもそれぞれで違いがあり、SFCの2学部は偏差値70をキープするなどその勢いは本物です。倍率の変化などチェックすべき部分はたくさんありますが、まずは試験範囲をできるだけ網羅し、1つ1つ知識をつけて点数をできるだけ確保して、余裕をもって挑むようにしていきましょう。
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