MARCH共通テスト利用のボーダーと勉強法
MARCHの共通テスト利用における学部ごとのボーダー 明治大学
FAST-UP
MARCHの共通テスト利用は、3科目方式のボーダーが高く、一般選抜より厳しい方式です。明治・青山学院・立教は9割、中央・法政は85%を目標にすると合格圏に近づきます。第一志望なら一般選抜を軸に、併願として出願するのが現実的です。
2026年9月時点の情報です。
MARCHの共通テスト利用はどういう方式か
共通テスト利用とは、大学入学共通テストの得点だけで合否を決める私立大学の方式です。大学独自の試験を受けずに出願できるため、国公立大学志望者の併願先として人気が集まります。
MARCHでは、科目数の少ない3科目方式と、科目数の多い多科目方式(4〜7科目など)が並びます。多科目方式は3科目方式よりボーダーが低い学部が多く見られます。多くの科目を仕上げる必要があり、国公立大学との併願者が主な出願層になるためです。
以下の学部別ボーダーは得点率の目安です。年度によって募集人数や科目指定が変わるため、2027年度入試に向けては必ず各大学の募集要項で最新の条件を確認してください。
明治大学のボーダー
明治大学は3科目方式のボーダーが高く、多科目方式との差が大きい大学です。
文学部
| 学科・専攻 | 3科目 | 5科目 |
|---|---|---|
| 日本文学 | 85% | 84% |
| 英米文学 | 86% | 83% |
| ドイツ文学 | 84% | 83% |
| フランス文学 | 85% | 83% |
| 文芸メディア | 87% | 82% |
| 日本史学 | 86% | 83% |
| アジア史 | 85% | 84% |
| 西洋史学 | 86% | 86% |
| 考古学 | 84% | 84% |
| 地理学 | 85% | 84% |
| 臨床心理学 | 86% | 84% |
| 現代社会学 | 85% | 84% |
| 哲学 | 84% | 84% |
文学部の中では文芸メディアの3科目方式が最も高く87%です。最も低いのは文芸メディアの5科目方式で82%です。83%と84%の設定が多く、取りこぼしを避けたいゾーンです。
その他の学部
| 学部・学科 | 方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 国際日本学部 | 前期3科目 | 86% |
| 国際日本学部 | 前期5科目 | 82% |
| 法学部 | 前期3科目 | 82% |
| 法学部 | 前期4科目 | 77% |
| 法学部 | 前期5科目 | 75% |
| 政治経済学部 政治 | 3科目 | 86% |
| 政治経済学部 政治 | 7科目 | 81% |
| 政治経済学部 経済 | 3科目 | 86% |
| 政治経済学部 経済 | 7科目 | 81% |
| 政治経済学部 地域行政 | 7科目 | 79% |
| 経営学部 | 前期3科目 | 84% |
| 経営学部 | 前期4科目 | 82% |
| 経営学部(多科目方式) | 前期4科目 | 83% |
| 経営学部(多科目方式) | 前期5科目 | 82% |
| 経営学部(多科目方式) | 前期6科目 | 80% |
国際日本学部は文学部と大差ないボーダーです。法学部の前期4科目・前期5科目はかなり低い設定です。政治経済学部では地域行政が低く、政治・経済の3科目方式はどちらも高水準で難易度が高くなります。経営学部は平均的から若干低めの設定です。
青山学院大学のボーダー
青山学院大学は全体的に高い設定で、特に国際系と社会情報が目立ちます。
| 学部・学科 | 方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 文学部 英米文学 | 3科目 | 85% |
| 文学部 仏文学 | 3科目 | 84% |
| 文学部 日本文学 | 3科目 | 85% |
| 文学部 史学 | 3科目 | 86% |
| 文学部 比較芸術学 | 3科目 | 87% |
| 教育人間科学部 教育学 | 3科目 | 82% |
| 教育人間科学部 心理学 | 3科目 | 86% |
| 総合文化政策学部 | 3科目 | 88% |
| 地球社会共生学部 | 3科目 | 86% |
| 国際政治経済学部 国際政治 | 3科目 | 89% |
| 国際政治経済学部 国際政治 | 4科目 | 83% |
| 国際政治経済学部 国際経済 | 3科目 | 88% |
| 国際政治経済学部 国際経済 | 4科目 | 84% |
| 国際政治経済学部 国際コミュニケーション | 3科目 | 90% |
| 法学部 | 3科目 | 84% |
| 経済学部 経済 | 4科目 | 82% |
| 経済学部 現代経済デザイン | 4科目 | 83% |
| 経営学部 経営 | 3科目 | 85% |
| 経営学部 マーケティング | 3科目 | 86% |
| コミュニティ人間科学部 | 3科目 | 85% |
| 社会情報学部 | 3科目 | 87% |
文学部は全体に高く、比較芸術学が抜けています。国際政治経済学部は国際コミュニケーション学科が9割で、学部内でも突出しています。総合文化政策学部と社会情報学部も高めで、出願するなら共通テスト型の演習を早めに回す必要があります。法学部・経営学部・コミュニティ人間科学部は青山学院大学の中では平均的、経済学部は平均から若干低めです。
総合文化政策学部は一般選抜で総合問題が課されます。併願で両方式を使う場合は、青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策も確認しておくと出願プランが立てやすくなります。
立教大学のボーダー
立教大学は3科目方式が高く、6科目方式との差が大きい大学です。
| 学部・学科 | 3科目 | 多科目 |
|---|---|---|
| 文学部 キリスト教学 | 82% | 6科目75% |
| 文学部 英米文学 | 83% | 6科目76% |
| 文学部 ドイツ文学 | 82% | 4科目82%/6科目77% |
| 文学部 フランス文学 | 86% | 6科目74% |
| 文学部 日本文学 | 86% | 6科目78% |
| 文学部 文芸思想 | 86% | 6科目83% |
| 文学部 史学 | 86% | 6科目80% |
| 文学部 教育 | 85% | 6科目77% |
| 現代心理学部 心理 | 87% | 6科目77% |
| 異文化コミュニケーション学部 | 87% | 6科目77% |
| 社会学部 社会 | 87% | 6科目82% |
| 社会学部 現代文化 | 86% | 6科目77% |
| 社会学部 メディア社会 | 86% | 6科目79% |
| 観光学部 観光 | 85% | 6科目78% |
| 観光学部 交流文化 | 85% | 6科目77% |
| コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策 | 83% | 6科目76% |
| コミュニティ福祉学部 福祉 | 80% | 6科目73% |
| コミュニティ福祉学部 スポーツウェルネス | 84% | 6科目74% |
| 法学部 法 | 85% | 6科目77% |
| 法学部 国際ビジネス法 | 86% | 6科目80% |
| 法学部 政治 | 86% | 6科目76% |
| 経済学部 経済 | 85% | 6科目75% |
| 経済学部 経済政策 | 84% | 6科目73% |
| 経済学部 会計 | 83% | 6科目74% |
| 経営学部 経営 | 88% | 6科目84% |
| 経営学部 国際経営 | 90% | 6科目80% |
文学部は立教大学の中では比較的平均的で、ドイツ文学やキリスト教学は低めの設定です。現代心理学部・異文化コミュニケーション学部・社会学部は3科目方式がかなり高い水準です。観光学部とコミュニティ福祉学部は学内では平均的から若干低め、法学部は若干高めです。経営学部は特に高く、国際経営学科は9割が目安となります。
地理を選択科目に使う場合は受験可能な学部が限られます。立教大学の地理受験と入試傾向も合わせて確認してください。
中央大学のボーダー
中央大学は他の4大学と比べてボーダーが低めの学部が多く、科目数の多い方式はさらに下がります。
文学部(3科目)
| 専攻 | ボーダー |
|---|---|
| 国文学 | 79% |
| 英語文学文化 | 81% |
| ドイツ語文学文化 | 80% |
| フランス語文学文化 | 80% |
| 中国言語文化 | 79% |
| 日本史学 | 79% |
| 東洋史学 | 82% |
| 西洋史学 | 82% |
| 哲学 | 79% |
| 社会学 | 82% |
| 社会情報学 | 82% |
| 教育学 | 80% |
| 心理学 | 84% |
| 学びのパスポートプログラム | 80% |
中央大学文学部のボーダーは、他のMARCHの文学部と比べると若干低めです。
その他の学部
| 学部・学科 | 3科目 | 多科目 |
|---|---|---|
| 法学部 法律学 | 85% | 6科目78% |
| 法学部 国際企業関係法学 | 82% | 6科目77% |
| 法学部 政治学 | 83% | 6科目77% |
| 総合政策学部 政策科学 | 80% | — |
| 総合政策学部 国際政策文化 | 81% | — |
| 経済学部 経済学 | 79% | 4科目75% |
| 経済学部 経済情報システム学 | 79% | 4科目76% |
| 経済学部 国際経済学 | 79% | 4科目76% |
| 経済学部 公共・環境経済学 | 79% | 4科目76% |
| 国際経営学部 | 84% | 4科目79% |
| 商学部 経営学 | 79% | 4科目76% |
| 商学部 会計学 | 79% | 4科目75% |
| 商学部 商業・貿易学 | 79% | 4科目75% |
| 商学部 金融学 | 82% | 4科目77% |
| 国際情報学部 | 77% | 4科目75% |
法学部は3科目方式が学内では高めです。総合政策学部はやや取りやすく、経済学部は3科目方式でも8割に届かずMARCHの中でも低い水準です。国際経営学部は学内では高め、商学部は金融学科だけが一段高くなっています。国際情報学部は3科目方式でも学内で最も低い設定です。
学部間の人気差は年度で動きます。中央大学の人気学部と学部序列も参考になります。
法政大学のボーダー
法政大学も中央大学と並んで、MARCHの中では狙いやすい学部が残る大学です。
| 学部・学科 | 3科目 | 多科目 |
|---|---|---|
| 文学部 哲学 | 85% | 6科目73% |
| 文学部 日本文学 | 82% | 6科目73% |
| 文学部 英文学 | 83% | 6科目73% |
| 文学部 史学 | 84% | 6科目73% |
| 文学部 地理学 | 83% | 6科目72% |
| 文学部 心理学 | 86% | — |
| グローバル教養学部 | 2科目86% | — |
| 社会学部 社会政策科学 | 82% | 6科目73% |
| 社会学部 社会学 | 82% | 6科目74% |
| 社会学部 メディア社会学 | 81% | 6科目75% |
| 現代福祉学部 福祉コミュニティ学 | 80% | 6科目72% |
| 現代福祉学部 臨床心理学 | 82% | 6科目72% |
| 国際文化学部 | 87% | — |
| 法学部 法律学 | 83% | 6科目74% |
| 法学部 政治学 | 82% | 6科目74% |
| 法学部 国際政治学 | 84% | 6科目76% |
| 経済学部 経済学 | 80% | 6科目73% |
| 経済学部 国際経済学 | 78% | 6科目72% |
| 経済学部 現代ビジネス学 | 80% | 6科目73% |
| 経営学部 経営学 | 83% | 6科目77% |
| 経営学部 経営戦略学 | 78% | 6科目72% |
| 経営学部 市場経営学 | 82% | 6科目77% |
文学部とグローバル教養学部、国際文化学部はやや高めです。社会学部と法学部は平均的、現代福祉学部は若干低め、経済学部はやや低めです。経営学部は学科差が大きく、平均からやや取りやすい水準です。
大学の雰囲気や卒業後の進路が気になる場合は、法政大学の著名な卒業生や中央大学の著名な卒業生も志望理由を固める材料になります。
MARCHの共通テスト利用で受かりやすい学部3選
ボーダーの数字だけで見れば、中央大学と法政大学に狙いやすい学部が集まります。
| 学部・学科 | 方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 中央大学 国際情報学部 | 3科目 | 77% |
| 法政大学 経済学部 国際経済学科 | 3科目 | 78% |
| 中央大学 経営・会計・商業貿易学科 | 3科目 | 79% |
中央大学 国際情報学部
3科目方式のボーダーが77%で、MARCHの中では入りやすい穴場です。2019年に新設された学部で、国際社会が抱える情報の諸問題を「仕組み」と「法律」の視点で分析・解明し、解決策を理論的に構築する力を養います。「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」の3要素を体系的に学び、新たな価値創造や問題解決に寄与できる人材を育てる方針です。
法政大学 経済学部 国際経済学科
3科目方式のボーダーが78%で、学内でも低めの設定です。法政大学経済学部は私立大学では2番目に古い歴史を持ち、在籍学生数も学内1位という大規模な学部です。
経済学は「社会科学の女王」と呼ばれ、現代社会の多様な問題を俯瞰的な立場から科学的に分析する学問です。世の中の仕組みを本質的にとらえる見方が身につきます。英語を用いた経済学の講義があり、グローバル社会で通用する議論ができるようになります。開発経済の科目も充実しており、国際的な貧困問題を深く考えることもできます。
中央大学 経営・会計・商業貿易学科
3科目方式のボーダーが79%で、入りやすい穴場です。企業活動を経営・情報、会計、流通、ファイナンスの4つの視点から専門的に学ぶ学科構成です。公認会計士試験では全国トップクラスの合格実績があり、高度専門職業人育成の実績を持ちます。
2000年度よりフレックス制に移行し、職業会計人資格、ビジネス英語、経営戦略、金融専門資格に関する4つの特設科目群を設けています。外国語科目のコース制、パソコン650台による情報教育の拡充に加え、2004年度からの2期制(セメスター制)やインターンシップ科目の新設など、ビジネスの変化に対応した体制が整っています。
MARCH志望が目指すべき得点率
目標得点率は大学によって分けて考えます。
| 大学 | 目標得点率 |
|---|---|
| 明治大学・青山学院大学・立教大学 | 9割 |
| 中央大学・法政大学 | 85% |
明治大学・青山学院大学・立教大学はボーダーが高く設定されているため、共通テスト利用で合格を確保したいなら9割を目標にします。中央大学・法政大学はやや低めの設定なので、この3大学ほどの得点は不要ですが、85%は取りたいところです。
MARCHに共通テスト利用で合格するための勉強法
出願校を先に絞り、必要科目から逆算するのが基本です。
- ボーダーと使用科目を確認する:学部学科ごとに科目指定と方式が違います。行きたい学部が決まっている場合も、まずボーダーと科目を照合します。
- 目標点を決める:目標点が決まると、時間配分、解く問題の優先順位、併願校の組み方が決まります。
- 目標点に合わせて配点の大きい科目から仕上げる:3科目方式は1科目の失点が合否に直結します。
- 共通テスト型の演習で時間内に解き切る練習を重ねる:記述型の問題集だけでは処理速度が鍛えにくいためです。
よくある間違いと回避策
よくある間違いは、共通テスト利用を滑り止めと考えて一般選抜の対策を薄くしてしまうことです。MARCHの共通テスト利用は難関国立大学の併願者が多く出願するため、ボーダーが一般選抜の感覚より高くなります。
回避策は、第一志望がMARCHなら一般選抜の過去問演習を軸に据えることです。共通テスト利用は受験機会を増やす手段として位置づけ、出願する学部は科目指定と自分の得意科目が合うものに絞ります。
FAST-UPが見てきた共通テスト利用のつまずき
指導現場で多いのは、ボーダーの数字だけを並べて出願先を決めてしまうパターンです。低い学部を選んだつもりでも、その方式が自分の苦手科目を必須にしていると、結果として最も不利な組み合わせになります。
次に多いのが、多科目方式を最初から検討対象から外してしまうことです。国公立大学との併願で科目を広く学んでいる生徒は、3科目方式よりも多科目方式のほうが届きやすい場合があります。
もう一つは、共通テスト型の時間配分の練習が後回しになることです。分量の多い出題に慣れていないと、知識が足りていても解き終わらず失点が広がります。過去問や予想問題を本番と同じ時間で解く習慣を、早い段階から入れておくと差が出ます。
共通テスト導入時に各大学で起きた入試変更
共通テスト導入時(2021年度入試)には、各大学で方式の整理が行われました。現在も方式の設計の考え方は大学ごとに異なるため、どの段階で共通テストが必要になるかを確認する視点として押さえておくと役立ちます。
明治大学
一般選抜は学部個別・学部統一・共通テスト利用の3方式で、共通テストを使えるのは共通テスト利用だけです。全学部で共通テスト単独方式が選べる一方、共通テストと大学独自試験を併用する試験は実施しませんでした。
共通テスト利用では商学部で数学の受験が必須となり、従来3科目で受験できたものが最低4科目、4科目方式は5科目方式になりました。文系で数学を受験する層は国立大学志望者が中心であり、東京大学や一橋大学などの受験者に早めに合格を出す狙いがあったと見ることもできます。
募集人数では、文学部の史学地理学科考古学専攻3科目方式と農学部農芸学科が定員を増やし、その他の10学科で募集人数が減りました。共通テスト利用入試で募集人数が16人減り、総合型選抜(書類や面接で意欲と適性を評価する方式)と学校推薦型選抜(高校の推薦を受けて出願する方式)で13人増やしています。偏差値では測りきれない能力を見込んだ募集といえます。
青山学院大学
一般選抜は個別学部日程・全学部日程・共通テスト利用日程の3パターンで、共通テストを使うのは個別学部日程と共通テスト利用日程です。共通テスト利用日程は従来のセンター利用とほぼ同じですが、個別学部日程は共通テストと学部独自試験を組み合わせる形に大きく変わりました。
例外は、文学部英米文学科A方式、経済学部、理工学部全学科のA方式で、ここでは共通テストを必要としません。それ以外では、共通テスト対策を省いて独自試験だけに絞る進め方は通りにくくなります。
募集人数では、教育人間科学部と法学部が全学部日程の募集を大きく増やし、個別学部日程の募集を減らしました。全学部日程は結果が早く出るため、国立大学志望者が併願先として使いやすい設計です。
立教大学
一般選抜は全学部日程と共通テスト利用の2パターンです。学部個別日程を全廃し、全学部日程の日数を増やしました。さらに、学部独自の英語試験を文学部以外で廃止し、共通テストまたは英語民間試験で英語を判定する形になりました。MARCHの中でも変更幅が大きい大学です。
中央大学
一般選抜は統一入試・一般入試・共通テスト併用入試・共通テスト単独入試・英語外部検定利用入試の5パターンです。大学全体の大きな改革はなく、従来のセンター併用・センター利用がそのまま共通テストに置き換わった形です。ただし法学部の共通テスト単独は4教科型から5教科型へ変わりました。学部ごとに方式と科目が異なるため、個別の確認が必要です。
法政大学
一般選抜はT日程(統一入試)、A方式(学部個別)、B・C方式(共通テスト利用方式、Bは3教科、Cは5教科6科目)の3パターンです。共通テストと独自試験を同時に課す併用型はなく、単独利用方式のみです。
学部単位では次の変更がありました。
- 生命科学部応用植物科学科:A方式の判定が【英語】と【数学か理科(物・化・生)の高得点】の2教科から、【英語】【数学】【理科】の3教科に変更。
- 情報科学部:A方式で同日(2/6)だったコンピュータ科学科とディジタルメディア学科が、それぞれ2/14、2/11に変更され併願が可能に。
- グローバル教養学部:T日程を廃止し、英語外部試験利用入試が出願資格から換算型に変更。
一般選抜と共通テスト利用はどちらが難易度が低い?
MARCHを第一志望とする受験生は、一般選抜での合格を狙うほうが効率的です。共通テスト利用はボーダーが高く、難関国立大学レベルの学力を持つ受験生が滑り止めとして出願してくるため、同じ枠を争う相手が強くなります。
ただし、第一志望でも共通テスト利用に出願する意味はあります。受験方式を複数持てば合格の機会が増え、一般選抜当日に体調を崩した場合のリスクを分散できます。共通テストで想定以上の得点が出ることもあるため、出願の選択肢として残しておく価値があります。
よくある質問
Q. MARCHの共通テスト利用は3科目で受けられますか? A. 多くの学部で3科目方式が用意されています。ただし科目指定は学部学科ごとに異なり、明治大学の商学部のように数学が必須になる例もあります。出願前に方式ごとの指定科目を必ず確認してください。
Q. MARCHの共通テスト利用は難しいですか? A. 一般選抜よりボーダーが高く、青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科や立教大学経営学部国際経営学科のように9割が目安となる学科もあります。国公立大学志望者の併願が集まる方式のため、得点の上積みが前提になります。
Q. 法政大学でボーダーが低めの学部はどこですか? A. 共通テスト利用の3科目方式で見ると、経済学部国際経済学科と経営学部経営戦略学科が78%、現代福祉学部福祉コミュニティ学科と経済学部経済学科・現代ビジネス学科が80%です。6科目方式ではさらに下がる学科もあります。
Q. 目標得点率はどう決めればよいですか? A. 明治大学・青山学院大学・立教大学志望なら9割、中央大学・法政大学志望なら85%を目安にします。そのうえで志望学部のボーダーを確認し、必要科目の配点に合わせて科目別の目標点に分解すると計画が立てやすくなります。


