中央大学のイメージと世間の評価は?高学歴か
志望校を決める際、大学全体のイメージや入学後の学生生活が気になる方…
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中央大学はMARCHの一角で、世間からは高学歴と見られる大学です。イメージは真面目・堅実、法学部の強さ、八王子キャンパスの立地が遠いという三点に集まるのが特徴です。
2026年9月時点の情報です。
志望校を決めるときは、合格可能性だけでなく入学後の学生生活も確認しておきたいところです。合格可能性だけで志望校を決めると、入学後にギャップを感じるケースもあります。身の回りに中央大学生がいない場合ほど、口コミやイメージの確認が役立ちます。
中央大学のイメージ|口コミから見る世間の評価
中央大学のイメージは、「MARCHの一つ」「賢い・高学歴」「真面目」「立地があまりよくない」「法学部のレベルが高い」に集まります。SNSの投稿を見ると、評価の軸がこの五つに分かれていることが分かります。
MARCHのうちの一つ
中央大学は、首都圏の難関私立大学群を総称する「MARCH」の「C」に当たる大学です。MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の私大5校をまとめた呼び方)は広く名前が知られており、ブランド力が魅力になっています。
明治、青山学院、立教、中央大学の頭文字をとってMARCHです。高学歴ってことですね
— しらたき (@srtk4649) October 18, 2022
「せっかく進学するのであれば名の知れた大学に合格したい」と考えるのであれば、MARCHのなかから志望校を決めるのもひとつの手段です。同じ大学群の併願先を比べる際は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説した記事も参考になります。
賢い・高学歴
中央大学を高学歴と認める声は多く、合格したことに誇りを感じる投稿も見られます。なかには「中央大学はさほど高学歴ではない」という口コミもありますが、日本にあるすべての大学を比較対象にするのであれば、難関大学に位置づく大学です。
大学でやりたいことが決まっていない場合も、ハイレベルな教育を受けられる環境を求めて中央大学を選ぶ理由は理解できます。
真面目
真面目で堅実なイメージが強い大学です。勉強・研究活動・ボランティア・サークル活動・アルバイトなど、さまざまな分野と真剣に向き合う学生が多い印象があります。
落ち着いている学生が多いこと、将来を考えるきっかけが多いことなども、中央大学らしさを出す要因になっているのかもしれません。
立地があまりよくない
メインキャンパスの立地は、評判が分かれる点です。東京都ではあるものの八王子市にあり、新宿駅からでもほぼ1時間近くかかるためです。有名大学のなかでは珍しく、メインキャンパスが都心から離れています。
ただし、看板学部(大学の看板として知られる中心的な学部)である法学部の茗荷谷キャンパスへの移転、理工学部がこれまで通り都心の後楽園キャンパスにあることなどから、都心回帰が期待されています。学部ごとの所在地は、受験する年度の募集要項で確認しておくと安心です。
法学部のレベルが高い
中央大学の法学部は、学内でも特に評価の高い学部です。法律学校を起源として設立されており、今でも法学部が看板学部となっているためです。
法学部は早慶上智に並ぶレベルだという口コミがあり、倍率や偏差値も高い水準にあります。司法試験の合格率も高く、学内でも法学部だけ少し異質な存在として語られます。
大学イメージランキングで中央大学が上位に入った項目
中央大学は、就職力・学べる内容・キャンパス・成長・サポートの各項目で上位に入っています。2022年7月にマイナビ進学総合研究所がおこなった調査では、項目ごとに大学の順位づけがされています。
| 項目 | 順位(関東・甲信越) |
|---|---|
| 学べる内容が充実している | 第5位 |
| 就職力が高い | 第6位 |
| キャンパスが立派 | 第8位 |
| 成長できそう | 第10位 |
| サポートが手厚い | 第10位 |
参考:マイナビ進学総合研究所「マイナビ進学 大学認知度・イメージ調査2022 調査報告書」
どの分野に強みがあるかを知り、第一志望の大学像と合うか確認しておくことをおすすめします。
「就職力が高い」第6位(関東・甲信越)
在学生のキャリア形成を支援する専門施設「キャリアセンター」が設置されており、学生ひとりひとりの夢の実現を応援する体制があります。キャリアセンターでは下記のようなことができるため、入学した後は積極的に活用できます。
- 企業情報・求人情報・企業セミナー・合同企業セミナー情報等の閲覧
- 自動メール配信(求人のみ)
- 進路調査票のWeb登録
- 活動報告のWeb登録、閲覧
- 進路決定のWeb登録
- 個人面談のWeb予約申込
- キャリアセンター主催イベントのWeb申込
- インターンシップ情報の閲覧
- インターンシップ報告書の入力・閲覧
- マイページ機能、お知らせの配信等
- OB・OG名簿の閲覧
また、卒業生が財界・法曹界・政界・実業界などさまざまな分野で実績を上げているほか、スポーツ界・芸能界・芸術界でも活躍しています。多彩なキャリアを歩む卒業生の存在も、ランキングを押し上げる要因となりました。
「学べる内容が充実している」第5位(関東・甲信越)
学部・学科の構成が細かく、希望する分野を選びやすいことが評価につながっています。8学部26学科13専攻の学部、7研究科の大学院、2つの専門職大学院から構成されており、多彩な学びができます。
具体的な設置学部・学科・専修・コースは下記の通りです。
- 法学部法律学科法曹コース
- 法学部法律学科公共法務コース
- 法学部法律学科企業コース
- 法学部国際企業関係法学科
- 法学部政治学科公共政策コース
- 法学部政治学科地域創造コース
- 法学部政治学科国際政治コース
- 法学部政治学科メディア政治コース
- 法学部通信教育課程
- 経済学部経済学科経済総合クラスター
- 経済学部経済学科ヒューマンエコノミークラスター
- 経済学部経済情報システム学科企業経済クラスター
- 経済学部経済情報システム学科経済情報クラスター
- 経済学部国際経済学科貿易・国際金融クラスター
- 経済学部国際経済学科経済開発クラスター
- 経済学部公共・環境経済学科公共クラスター
- 経済学部公共・環境経済学科環境クラスター
- 商学部経営学科
- 商学部会計学科
- 商学部国際マーケティング学科
- 商学部金融学科
- 文学部人文社会学科国文学専攻
- 文学部人文社会学科英語文学文化専攻
- 文学部人文社会学科ドイツ語文学文化専攻
- 文学部人文社会学科フランス語文学文化専攻
- 文学部人文社会学科中国言語文化専攻
- 文学部人文社会学科日本史学専攻
- 文学部人文社会学科東洋史学専攻
- 文学部人文社会学科西洋史学専攻
- 文学部人文社会学科哲学専攻
- 文学部人文社会学科社会学専攻
- 文学部人文社会学科社会情報学専攻情報コミュニケーションコース
- 文学部人文社会学科社会情報学専攻図書館情報学コース
- 文学部人文社会学科教育学専攻
- 文学部人文社会学科心理学専攻
- 理工学部数学科
- 理工学部物理学科
- 理工学部都市環境学科環境クリエーターコース
- 理工学部都市環境学科都市プランナーコース
- 理工学部精密機械工学科
- 理工学部電気電子情報通信工学科
- 理工学部応用化学科
- 理工学部ビジネスデータサイエンス学科
- 理工学部情報工学科
- 理工学部生命科学科
- 理工学部人間総合理工学科
- 総合政策学部政策科学科
- 総合政策学部国際政策文化学科
- 国際経営学部国際経営学科
- 国際情報学部国際情報学科
- Faculty-linkage Program(FLP)国際協力プログラム
- Faculty-linkage Program(FLP)環境プログラム
- Faculty-linkage Program(FLP)ジャーナリズムプログラム
- Faculty-linkage Program(FLP)スポーツ・健康科学プログラム
- Faculty-linkage Program(FLP)地域・公共マネジメントプログラム
Faculty-linkage Program(FLP)は、学部の枠を越えて学べる学部横断型のプログラムです。大学院に進学する場合はさらに専門分野ごとに細分化されるため、その道のプロフェッショナルを目指せます。
「キャンパスが立派」第8位(関東・甲信越)
八王子市の広大な敷地を活用したメインキャンパスが有名で、各学部ごとに独立した施設を保有しています。
司法試験・公認会計士試験など難関専門資格の対策をする人だけが入れる「炎の塔」、馬術や茶道ができる専門施設、広いフィールドなどもあります。サークルの部室が集まる「サークル塔」も独立しており、多彩なキャンパスライフが送れます。
「成長できそう」第10位(関東・甲信越)
学びと課外活動の選択肢が多いことが、成長イメージにつながっています。具体的には下記の要素が「中央大学に入ると成長できそう」というイメージづくりに貢献しています。
- 専門分野ごとに細分化されたカリキュラム
- 学部横断式による総合的な学習もできる制度がある
- 司法試験や公認会計士試験の受験準備に特化した研究施設がある
- 理系学部向けの実験設備が充実している
- スポーツ用のフィールドや体育館など設備が多い
- 起業家志望向けのセミナーや勉強会が定期開催されている
- 多彩なサークルがあり趣味趣向に合わせて所属できる
高学歴な大学に入ること以上に、入学後のキャンパスライフやキャリア形成の充実度を重んじたい場合に向く大学です。
「サポートが手厚い」第10位(関東・甲信越)
学生生活を支える仕組みが幅広く用意されています。困ったときは指導教員・学部事務室などに相談できます。
- 多彩なキャリア形成を支援するキャリアサポート
- 豊富な姉妹校と連携した留学支援
- 難関国家資格受験をサポートする研究室
- 各業界に散らばるOG・OBによる就職情報の提供
- サークル活動や部活動を支援する学友会や中央大学スポーツ連盟など
- 学生の住まいや生活サポート
- パソコン、免許合宿、卒業旅行、学用品の割引など
勉強に集中できる環境であることが、長く中央大学の人気を支えているのかもしれません。
FAST-UPが見てきた中央大学志望者のつまずき
指導現場で多いのは、「中央大学」をひとまとめのイメージで捉えてしまい、学部ごとの違いを調べきれていないケースです。法学部と理工学部では学ぶ内容もキャンパスも異なるため、同じ対策で進めると出願直前に方針が揺れやすくなります。
もう一つのつまずきは、世間の評価を気にするうちに、併願校の検討が後回しになることです。MARCHの他大学と科目や出題形式を見比べておくと、併願の組み方が決まりやすくなります。漢文のように学部で扱いが分かれる科目は、明治大学の漢文の入試傾向と対策のような学部単位の情報から確認すると差が見えます。
イメージで志望校を固めた受験生ほど、過去問に入る時期が遅れがちです。学部を決めたら早めに過去問へ触れ、出題形式に合わせて教材を絞る流れが現実的です。
よくある間違い:口コミとイメージだけで志望校を決める
SNSの口コミは参考になりますが、それだけで志望校を決めるのは避けたいところです。投稿者の学部・入学年・通学ルートによって体験が異なり、同じ大学でも評価が逆になることがあります。
回避策は、口コミで気になった点を事実で確かめることです。キャンパスの所在地と通学時間、学部のカリキュラム、入試科目と出題形式を、大学の公式情報と募集要項で確認します。オープンキャンパスや学内見学の機会を使えば、通学時間と雰囲気を同時に確かめられます。
まとめ
中央大学の世間の評価は、高学歴・真面目・法学部の強さが中心で、立地は賛否が分かれます。イメージと口コミを調べたうえで、学部ごとの中身と通学環境を自分の基準で確かめる順番が有効です。
よくある質問
Q. 中央大学は高学歴といえますか。 A. MARCHの一角として広く知られ、高学歴と受け取られることが多い大学です。日本にあるすべての大学を比較対象にするのであれば、難関大学に位置づきます。
Q. 中央大学のイメージで評価が低くなりやすい点はどこですか。 A. メインキャンパスが東京都八王子市にあり、新宿駅からでもほぼ1時間近くかかる点です。一方で法学部の茗荷谷キャンパスへの移転や、理工学部が都心の後楽園キャンパスにあることから、都心回帰が期待されています。
Q. 学内で最も評価が高い学部はどこですか。 A. 法学部です。法律学校を起源とする大学で、今でも法学部が看板学部とされ、司法試験の合格率も高い点が評価されています。
Q. 口コミはどこまで志望校選びに使ってよいですか。 A. 候補を絞る段階の材料としては有効です。最終判断は、学部のカリキュラム・入試科目・キャンパスの所在地を公式情報で確認してから行う形が安全です。


