法政大学と青山学院大学はどっち?偏差値と就職を比較
法政大学と青山学院大学は共に関東の難関私立大学を総称する「MARC…
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偏差値はわずかに青山学院大学が上で、就職面は法政大学がわずかに優勢です。入試難易度はほぼ互角のため、学べる内容とキャンパスの立地・雰囲気で選ぶのが現実的です。2027年度入試に向けて、比較の要点を整理します。
2026年9月時点の情報です。
法政大学と青山学院大学は、どちらも関東の難関私立大学を総称する「MARCH」に含まれます。法政大学が「H」、青山学院大学が「A」を冠し、ともにハイレベルな大学として知られています。似た水準だからこそ、志望校選びや進学先の決定で迷いやすい2校です。
法政大学と青山学院大学の比較一覧
総合的にはほぼ互角で、差が出るのは偏差値のわずかな上下と、キャンパスの立地・雰囲気です。主な項目を整理します。
| 比較項目 | 法政大学 | 青山学院大学 |
|---|---|---|
| 偏差値の目安 | 62.0前後 | 63.0前後 |
| 入試難易度 | ほぼ互角 | ほぼ互角 |
| 学部ごとの平均倍率 | 青山学院大学より低めになることが多い | 法政大学より高くなることが多い |
| 就職 | わずかに優勢 | 同水準 |
| 世間イメージ | 真面目、見方によっては地味 | おしゃれで洗練された印象 |
| メインキャンパス | 市ヶ谷(都心からのアクセス良好) | 青山(渋谷の都心部) |
| 郊外キャンパス | 学部によっては4年間郊外 | メインキャンパスは都心 |
大学全体の偏差値ではどちらのレベルが上か
偏差値で比べると、青山学院大学がわずかに上回ることが多いです。法政大学は62.0、青山学院大学は63.0前後になることが多い水準です。
ただし学部や年度によって上下するため、参考程度に留めるのが現実的です。全体としてはほぼ互角のレベルと考えて問題ありません。
MARCH内での偏差値の動き方を知りたい場合は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに見た解説も比較材料になります。
入試難易度の比較
入試難易度に大きな違いはありません。どちらも一般入試、大学入学共通テスト利用入試(共通テストの成績で合否が決まる私大の方式)、推薦入試と幅広い方式をそろえており、方式の数も水準も近いです。
学部ごとに出題傾向や利用科目の差はあります。それでもどちらの大学も、基礎知識を固めてオーソドックスな問題に対応できる力があれば合格を狙えます。出題に難問・奇問が少なく、標準的な問題の処理力が問われるためです。
なお学部ごとの平均倍率は、青山学院大学の方が高くなることが多いです。そのため偏差値や倍率よりも、学びたい内容・就職サポート・学生生活といった中身で進学先を選ぶ受験生が多くなります。
学部単位の対策イメージをつかむには、青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策のように、学部ごとの出題を具体的に見ておくと判断しやすくなります。
就職の比較
就職面は同水準ですが、法政大学にわずかに軍配が上がります。どちらも高い就職率で知られ、理系学部生の大学院進学率が高い点も共通しています。
また、どちらも提携している海外の大学が多く、卒業後にそのまま留学する学生が一定数います。
一方で、他のMARCHの大学や早慶上智の水準と比べると、自ら起業する学生や資格取得の準備のために浪人する学生は少なめです。堅実に就職活動を進める学生の割合が高いと言えます。
世間イメージの比較
どちらもMARCHとして評価は高いものの、印象は分かれます。青山学院大学はおしゃれで洗練された印象を持たれやすい大学です。
青山という一等地にメインキャンパスがあり、通学する学生もトレンドに敏感という見られ方をしています。
法政大学は東京都内でありながら郊外にもキャンパスが多く、学部によっては4年間ずっと郊外での学生生活になる場合があります。そのため、よく言えば真面目、見方によっては地味というイメージになっています。
結論:進学するならどちらか
わずかでも高い偏差値を基準にするなら青山学院大学、学びの設計や費用感を含めた総合判断なら法政大学も有力です。渋谷という都心の中心に通えるアクセス性を重視する場合は、青山学院大学が優先候補になります。
ただし進学先は偏差値や設備だけでなく、雰囲気との相性も併せて検討する方が安全です。法政大学は学部によって4年間郊外のキャンパスで過ごす場合があり、通学環境が学生生活に直結するためです。
「自分に合う大学はどちらか」という視点で絞り込み、オープンキャンパスで実際に足を運んで確かめるのが現実的な進め方です。
法政大学が青山学院大学より優れている点3選
法政大学の強みは、学びの土台づくりとキャリア形成を学部横断で支える仕組みにあります。以下に魅力を感じるなら法政大学向きです。
総合的な基礎教養カリキュラムがある
法政大学は総合的な基礎教養カリキュラムを重視しています。自分の関心領域を見つけ、専門的な学びへの意欲を高めながら、将来の生き方を広い視野で考える設計です。
具体例としては、ネイティブスピーカーによる英会話や、ビジネスの場で実践的に使える英語の授業があります。
さらに、大学の授業へスムーズに入るための入門科目を各学部に設置しています。「基礎演習」「入門ゼミ」などで資料の探し方、レポートの書き方、プレゼンテーションの方法といった基本を習得でき、長い大学生活の支えになります。
8学部で「キャリア教育科目」が開講されている
法政大学は、就業後も学び続ける姿勢、行動しながら学ぶ姿勢、自らの生き方や仕事生活を考えて主体的・自律的に動き続ける姿勢を重視しています。
2005年に就職部を「キャリアセンター」へと組織改編し、2006年からは1年生を対象とした早期のキャリア教育(現在のキャリアデザイン入門)を学部横断的に実施しています。
人生全体のなかでの学生生活の位置づけ、アルバイト・サークル・ボランティアなどの課外活動の意味、そして実務社会との関連を意識できる内容です。
学部横断型の「グローバル・オープン科目」がある
グローバル・オープン科目は、「世界のどこでも生き抜く力を身につけたグローバル社会のリーダー」の育成を目的に、2016年度から全学で開講されている学部横断型の公開科目群です。
授業はすべて英語で、少人数制のため相互にコミュニケーションを取りながら進みます。すべての学部で実施され、科目は6つの領域に分類されています。
一定の単位を修得すると「修了証」が発行されます。
青山学院大学が法政大学より優れている点3選
青山学院大学の強みは、キャンパス環境と学生生活の華やかさ、そしてスポーツです。以下に魅力を感じるなら青山学院大学向きです。
キャンパス内におしゃれな設備が多い
青山学院大学は法政大学以上に女子学生比率が高く、設備のおしゃれさで知られています。
正門を入ってすぐの位置には、学生証をかざすと女子学生だけが入れるパウダールームがあります。コンセントも備わっているため、持参したヘアアイロンやコテも使えます。授業後にメイクや髪型を直して出かけたいときに便利な設備です。
キャンパス内にフィットネスセンターと呼ばれるジムがある点も特徴です。年3,000円で利用できるため、一般のジムより費用を抑えられます。体育の授業だけでは運動量が足りない人や、筋トレやサークルの基礎練をしたい人に向いています。
文化祭が派手で煌びやか
青山学院大学は、MARCHのなかでも文化祭が派手で煌びやかだと言われています。
とくに青山祭は、他大学の学生・中高生・ビジネスマン・地元の人などが多数訪れる一大イベントで、出店の数も相当です。
卒業した有名アーティストのコンサートが行われたり、ミスコンに人気が集まったりと、見どころの多いイベントになります。
駅伝やバレーボールなどスポーツに強い
青山学院大学はスポーツの強さでも有名です。とくに年明けすぐに開催される箱根駅伝で名前を見る機会が多い大学です。
総合優勝や、上位に食い込んでシード権(翌年の本大会に予選なしで出場できる権利)を獲得することも多く、正月の風物詩として広く知られています。
バレーボールなども強く、スポーツ推薦(競技実績を評価して選抜する入試方式)で入学する学生もいます。都心型でおしゃれなイメージが先に立ちますが、スポーツは青山学院大学ならではの強みです。
受験生が持つ法政大学へのイメージ
法政大学を選ぶ理由として挙がりやすいのは、教育内容・立地・資格支援・マスコミ就職の4点です。
教育内容がいい
先生!!!駒澤大学と法政大学は自然地理もできるよ!!!!!!!!! カリキュラムみて!!!!!みてーー!!!!!!!!
法政大学には多様な学部があり、興味・関心に合わせて学部を選べます。専門性を高めるカリキュラムも充実しており、確かな学びを求める人に向いています。
立地や通学環境がいい
メインキャンパスは市ヶ谷にあり、都心からのアクセスが良好です。
国営施設が多い場所でお堅い雰囲気もありますが、飯田橋や御茶ノ水といったビジネス街が近く、周辺の飲食店も充実しています。
さまざまな資格取得ができる
法政大学は資格の取得や、公務員試験・弁護士試験・公認会計士試験などの突破を支援しています。
難関資格を目指す人向けの奨学金もあるため、金銭的な負担で迷っている場合は条件を確認しておくとよいでしょう。学内では定期的なセミナーも実施されています。
マスコミ業界への就職に強い
法政大学には、マスコミ業界を志望する学生向けの「自主マスコミ講座」があります。
マスコミ志望の場合は、この講座を早めに活用するのが有効です。他業界と比べて癖のある就職活動になることが多いためです。実際にジャーナリストやアナウンサーとして内定を獲得した人も増えています。
FAST-UPが見てきた法政・青学志望者のつまずき
指導現場で多いのは、偏差値のわずかな差を気にして志望校を入れ替え、対策が分散してしまうケースです。両校は水準が近いため、迷っている間に過去問演習の着手が遅れがちになります。
もう一つ目立つのは、大学単位でしか調べていないパターンです。法政大学も青山学院大学も学部ごとに出題傾向や利用科目が異なるため、大学名だけで対策を決めると設問形式への慣れが不足します。
進学後のミスマッチでは、キャンパスの所在地を確認していなかった例が目立ちます。学部によって通学時間や周辺環境が大きく変わるため、学部ページとオープンキャンパスの両方で確認しておく方が安全です。
よくある間違いと回避策
よくある間違いは、偏差値の小さな差だけで第一志望を決めてしまうことです。両校の水準は近く、学部や年度によって上下するため、その差だけで優劣を判断すると根拠が弱くなります。
回避策は、判断軸を3つに分けて確認することです。
- 学びたい内容とカリキュラム(基礎教養科目、キャリア教育科目、英語開講科目など)
- 受験方式と学部ごとの出題傾向
- キャンパスの所在地と4年間の通学環境
そのうえでオープンキャンパスに足を運び、雰囲気との相性を確かめると、入学後の後悔を減らせます。
まとめ
法政大学と青山学院大学は、ともに人気の高い難関私立大学です。法政大学は文系学部も理系学部も持つ総合大学で、毎年激戦になる学部もあります。
どちらが向いているかは、「大学に入ってからどんな学びをしたいか」「どんなキャンパスライフを望むか」で変わります。
まずは両校の特徴を調べ、オープンキャンパスで実際に確認してから第一志望を固めるのが堅実な進め方です。
よくある質問
Q. 法政大学と青山学院大学はどちらが偏差値が高いですか。 A. わずかに青山学院大学が上回ることが多く、法政大学は62.0、青山学院大学は63.0前後が目安です。ただし学部や年度で上下するため、ほぼ互角と考えて差し支えありません。
Q. 就職ではどちらが有利ですか。 A. ほぼ同水準で、わずかに法政大学に軍配が上がります。どちらも就職率が高く、理系学部生の大学院進学率が高い点も共通しています。マスコミ志望なら法政大学の自主マスコミ講座が選択肢になります。
Q. 入試の難易度に差はありますか。 A. 大きな差はありません。どちらも一般入試・共通テスト利用入試・推薦入試をそろえ、難問や奇問は少ない傾向です。ただし学部ごとの平均倍率は青山学院大学の方が高くなることが多い点に注意が必要です。
Q. キャンパスの違いはどう考えればよいですか。 A. 青山学院大学は青山・渋谷の都心にメインキャンパスがあり、法政大学はメインキャンパスが市ヶ谷ながら郊外キャンパスも多い構成です。学部によって4年間郊外になる場合があるため、志望学部のキャンパスを必ず確認してください。


