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#大学情報

私立大学の後期日程はいつ?日程と難易度を解説

2026年10月6日FAST-UP逆転塾

私立大学にも後期日程はあります。

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私立大学にも後期日程はあり、多くは2月下旬〜3月上旬に出願し、3月中に試験と合格発表が行われます。名称は後期・3月入試・II期などさまざまで、募集人員が少なく倍率は上がりやすい入試です。

2026年10月時点の情報です。

私立大学の後期日程とは?後期入試・3月入試との呼び方の違い

私立大学の後期日程とは、主な一般選抜が終わった後に実施される、後ろの時期の入試日程のことです。国公立大学のように「前期・中期・後期」と全国で統一された呼び方ではなく、大学ごとに名称が異なります。試験日は2月下旬から3月にかけて行われるのが一般的です。

呼び方の例を整理します。同じ「後期」でも中身が違うため、名前ではなく中身で見る必要があります。

呼び方の例よくある中身
後期日程・一般後期大学独自の個別試験。2〜3教科が中心
3月入試・2期(II期)募集3月に試験を行う日程。出願も3月に入ってから受け付ける大学がある
B日程・C日程・B方式日程で区別する場合と、試験内容や難易度で区別する場合がある
共通テスト利用後期個別試験を課さず、共通テストの得点だけで合否を決める方式

共通テスト利用入試とは、大学入学共通テストの成績を使って大学が合否を判定する入試方式です。後期でもこの方式を実施する私立大学があります。名称が同じでも、科目数・配点・出願期間が学部ごとに変わるケースがあるため、募集要項での確認が欠かせません。

私立の後期日程のスケジュール|出願締切・試験日・合格発表・手続締切の目安

目安は「2月中旬〜3月上旬に出願締切、3月上旬〜中旬に試験、3月中旬〜下旬に合格発表と入学手続締切」です。私立大学の一般選抜全体は1月下旬から3月下旬まで幅広く行われ、後期はその終盤にあたります。

2026年度入試で実施された私立大学の後期日程の例を挙げます。年度によって日程は変わるため、実際の出願では各大学の最新の入試日程を確認してください。

大学・方式(2026年度の例)出願期間試験日合格発表入学手続締切
東洋大学 一般後期3教科型1/5〜2/263/53/14〜3/193/23〜3/24
専修大学 一般後期入試2/16〜2/253/33/113/19
駒澤大学 T方式3月2/8〜2/203/73/133/17
立命館大学 後期分割方式2/12〜2/263/73/173/24
近畿大学 一般後期2/3〜3/13/8・3/93/193/26
明治大学 共通テスト利用後期2/20〜2/27共通テストのみ3/13〜3/143/25
中央大学 共通テスト利用後期3/1〜3/11共通テストのみ3/193/25

注意したいのは、出願から試験日までの期間が短いことです。出願締切の数日後が試験という日程で実施されることもあります。合格発表から入学手続締切までも短い傾向があるため、発表日と手続締切はセットで控えておくのが安全です。

国公立の後期日程と私立の後期日程の違い

最大の違いは、出願時期と併願のしやすさです。国公立大学は前期・中期・後期の出願期間が同じで、共通テストの自己採点をもとに同時に出願先を決めます。私立大学は大学ごとに出願期間が違い、前期の合格発表を見てから出願できる日程もあります。

比較項目国公立大学の後期日程私立大学の後期日程
出願時期前期・中期と同じ(2027年度は1月25日〜2月3日)大学ごとに異なり、3月に出願できる大学もある
試験日2027年度は3月12日以降2月下旬〜3月が中心
合格発表2027年度の中期・後期は3月20日〜24日3月上旬〜下旬で大学ごとに異なる
募集人員多くの大学で定員の約2割(前期が約8割)前期より少ない方式が多い
試験内容小論文・面接が中心。共通テストの比重が大きい1〜2科目の学力試験や共通テスト利用が多い
併願分離・分割方式(2次試験を前期と後期に分けて行う仕組み)で受験機会は最大3回試験日が重ならなければ何校でも受験可能

国公立大学の後期は、出願した受験生のうち前期や私立大学で合格した人が受験を取りやめるため、欠席率が50%以上になるとされます。志願倍率(出願時点の倍率)と実質倍率(実際に受験した人数で計算した倍率)が大きく離れるのはこのためです。

後期日程がある私立大学の調べ方|募集要項と入試方式名で確認する手順

調べ方の基本は「大学の公式サイトの入試情報ページ → 募集要項 → 方式名と日程」の順です。まとめサイトの一覧は目安として使い、最終確認は必ず大学の一次情報で行います。入試日程や方式は変更される可能性があるためです。

  1. 志望する大学の公式サイトで「入試情報」「受験生向け」のページを開く
  2. 一般選抜の募集要項(PDF)をダウンロードし、学部ごとのページを見る
  3. 方式名を「後期」「3月」「II期」「B日程」「C方式」などの語で探す
  4. 出願期間・試験日・試験会場・合格発表日・入学手続締切を書き出す
  5. 試験科目と配点、共通テスト利用の有無を確認する
  6. 調査書など高校に依頼する書類の要否を確認し、早めに準備を頼む

近年はWEB公開とオンライン出願が主流ですが、必要書類は郵送のケースが多く、郵送の締切が別に設定されていることがあります。締切は「インターネット登録」と「書類必着・消印有効」の2つを分けてメモしておくと、出し忘れを防げます。

地域別に見る私立大学の後期日程の傾向

後期日程は全国で実施されていますが、実施校の数と選択肢の幅には地域差があります。関東と関西は後期を実施する大学が多く、地方では試験会場が本学のみという大学も見られます。

関東の私立大学の後期日程

関東では、個別試験型と共通テスト利用型の両方が残っています。2026年度入試では、日本大学、専修大学、東洋大学、駒澤大学が個別試験を伴う後期を実施し、明治大学、中央大学、成城大学、明治学院大学が共通テスト利用の後期を実施しました。中堅〜標準レベルの大学に選択肢が多い点が特徴です。大学群の位置づけを整理したい場合は、日東駒専と大東亜帝国の比較記事も参考になります。

過去には帝京大学、東京経済大学、東京女子大学、國學院大學、大東文化大学の一部学部などが、3月初旬〜中旬を出願締切としていた年もあります。3月に入ってからでも出願先が残る可能性はありますが、学部が限られる点には注意が必要です。

関西・東海・九州の私立大学の後期日程

関西は後期・中期の実施校が多く、方式の種類も豊富です。2026年度入試では、立命館大学の後期分割方式、近畿大学の一般後期、龍谷大学や京都産業大学の一般後期日程などが3月上旬〜中旬に行われました。同志社大学、関西大学、関西学院大学は共通テスト利用の後期を設けています。

東海や九州では、医学部を中心に後期を実施する大学があります。藤田医科大学や久留米大学医学部が例です。地方大学の後期は試験会場が本学キャンパスのみというケースもあり、移動と宿泊の手配が受験の可否を左右します。会場の選び方は私立大学の地方受験のメリット・デメリットで整理しています。

早慶上智・GMARCHに後期日程はある?難関私大の3月入試の実情

難関私大では、独自の個別試験による後期日程は多くありません。早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学は一般選抜の後期を広く実施しているとは言えず、3月に受験機会を探す場合は共通テスト利用の後期を持つ大学が中心になります。

GMARCHでは、2026年度入試で明治大学が共通テスト利用後期を商・理工(一部)・総合数理で4科目、中央大学が共通テスト利用後期を全学部で3〜5科目により実施しました。つまり、3月に出願できても、必要なのは3月時点の学力ではなく1月の共通テストの得点です。自己採点の結果が届いていなければ、現実的な選択肢にはなりません。明治大学の共通テスト利用の水準は学部ごとのボーダーと倍率の記事で確認できます。

慶應義塾大学のように、後期入試ではなく補欠合格の繰上げで3月に動きが出る大学もあります。補欠の扱いは慶應義塾大学の補欠合格の記事にまとめています。

学部系統別に見る私立の後期日程

学部系統によって、後期の実施状況と試験内容は大きく変わります。医療系は後期でも学力試験と面接・小論文を課す大学が多く、文系は科目数を絞った方式が中心です。

私立医学部・薬学部・看護学部の後期日程

私立医学部の後期は、2026年度入試では2月28日から3月中旬にかけて実施されました。募集人員はほとんどの大学で10〜20名程度、近畿大学のように5名という大学もあります。一次試験は英語・数学・理科2科目が基本で、二次試験で面接や小論文が課されます。

注意点は出願締切の早さです。2026年度は2月中旬に締め切る大学が多く、前期の結果を見てから検討する余裕はありませんでした。後期を視野に入れるなら、前期の試験が始まる前に書類をそろえておく準備が必要です。

科目の違いも確認します。金沢医科大学の一般後期は英語と数学のみで理科が課されず、数学IIIの範囲も出題されません。理科に不安がある受験生にはチャンスですが、同じ理由で出願が集中するため、2科目での取りこぼしは許されません。薬学部・看護学部でも後期や3月入試を設ける大学はありますが、学科ごとに実施の有無が分かれるため、学科単位で募集要項を見る必要があります。

私立文系学部の後期日程

文系は2教科型と3教科型が中心です。2026年度入試では、立命館大学の後期分割方式が2教科、専修大学の一般後期や東洋大学の一般後期3教科型が3教科で実施されました。英語と選択科目の2科目で受けられる方式もあり、受験範囲は絞りやすくなります。

ただし科目が少ないほど1科目の配点比率が上がるため、得意科目で確実に得点する力が問われます。数学で受験できる方式を探す場合は、MARCH文系の数学難易度の記事も判断材料になります。

私立の後期日程は難しい?倍率が上がりやすい理由と難易度の実態

倍率は前期より高くなりやすいです。理由は2つあります。募集人員が前期より少ないこと、そして前期で合格を得られなかった受験生が最後のチャンスとして集中することです。合格ラインの得点も高めになりやすいと言われます。

一方で、倍率の数字がそのまま難易度を表すわけではありません。受験者層が大学ごとに違うからです。私立医学部では、ある年に慶應義塾大学医学部の最終合格倍率が7.5倍、金沢医科大学の一般後期が86.9倍という差が出ましたが、入試問題の難易度と受験者の学力層は同じではありません。

見るべき数字は次の3つです。

  • 志願倍率ではなく、受験者数と合格者数から計算した実質倍率
  • 合格最低点や合格者の得点率(公表されている場合)
  • 繰上げ合格を含めた最終的な合格者数

前期で上位校を受けた受験生が流れてくるため、受験者の平均的な学力は高くなりやすい点も事実です。それでも、科目数が少ない方式は範囲を絞って仕上げられるため、得意科目がはっきりしている受験生には可能性が残ります。

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後期日程の試験科目と配点の特徴|科目数が少ない方式と共通テスト利用

後期は1〜2科目で受験できる大学が多く、小論文が1科目として扱われるケースもあります。前期と同じ3教科型を続ける大学もあるため、方式ごとに科目を確認してください。

タイプ科目の例向いている受験生
個別試験・少科目型英語+選択1科目、英語+数学など得意科目が1〜2科目に絞れている
個別試験・3教科型英語・国語・地歴公民または数学前期と同じ対策を続けられる
共通テスト利用後期共通テストの3〜5科目共通テストで得点できている
小論文・面接併用型小論文+面接、適性検査など書く力と話す力で勝負できる

配点にも特徴があります。学部別の傾斜配点、高得点の教科を採用する方式、科目を均等に配点する方式が混在します。日本大学のように高得点2教科を採用する方式もあるため、同じ得点でも方式次第で結果が変わります。

科目が少ない方式は対策がしやすい反面、1科目の失点が合否に直結します。3科目なら他科目で取り返せる失点が、2科目では取り返しにくいためです。出願前に、配点表を見て自分の得点源の比重を確かめておきましょう。

後期日程の出願校の決め方|前期の結果を踏まえたレベル配分

結論は「前期の志望校より1〜2ランク下げた大学を必ず混ぜる」ことです。後期は受験者層が前期より厚くなりやすいため、同じレベル帯だけを並べると全落ちの可能性が上がります。

レベル配分の考え方は、現時点の偏差値を基準にした4つのカテゴリーで整理すると分かりやすくなります。

カテゴリー目安後期での役割
チャレンジ校偏差値+5前期で惜しかった大学の再挑戦
実力相応校偏差値±2以内合否が読める中心の受験校
合格確保校偏差値−3〜−5進学先を確保する枠
滑り止め校偏差値−5出願締切が遅い大学を残す

例えば8校受験するなら、チャレンジ校2校、実力相応校4校、合格確保校1校、滑り止め校1校といった組み方が目安になります。全体の受験校数は6〜8校が一つの基準です。併願数の考え方は大学受験は何校まで併願できるかの記事で詳しく扱っています。滑り止めの選び方に迷う場合は、中央大学の滑り止めの選び方や法政大学の滑り止めの選び方も参考にしてください。

後期日程までの残り期間にやる勉強法|前期の過去問は使えるか

優先するのは、受験する後期方式の過去問です。出題形式が前期と違う大学があり、形式に慣れていないだけで時間が足りなくなることがあるためです。前期の過去問も使えます。最新の出題傾向や難易度を確認する意味があり、同じ大学なら文章の長さや設問の作り方の感覚をつかめます。

残り期間の進め方を整理します。

  1. 受験する方式の科目・配点・時間を紙に書き出す
  2. 後期の過去問を1年分解き、科目ごとの得点率を出す
  3. 落とした問題を「知識不足」「時間不足」「ケアレスミス」に分ける
  4. 配点が大きい科目の弱点から順に埋める
  5. 小論文や面接がある場合は、書いたものと話した内容を第三者に見てもらう

前期の反省を科目単位で言語化できているかが分かれ目になります。全体の手応えだけで振り返ると、直すべき点が特定できないためです。勉強時間の目安は難関大学合格に必要な勉強時間の記事で確認できます。

私立の後期日程でよくある間違い5つ

後期で起きやすい失敗と、その回避策をまとめます。

よくある間違い回避策
出願締切を1日単位で把握せず、郵送締切に間に合わないネット登録締切と書類必着・消印有効の日付を分けて一覧表にする
前期と同じレベルの大学ばかり出す合格確保校を1校以上、必ず後期の出願リストに入れる
国公立大学の後期試験と私立の試験日・手続締切が重なる国公立後期の試験日と合格発表日を先に書き、その上に私立の予定を重ねる
合格発表後の入学手続締切を見落とす発表日と手続締切をセットで記録し、納付方法を事前に家族と決める
試験会場が本学のみの大学を当日まで確認しない出願前に会場と所要時間を調べ、必要なら宿を早めに押さえる

とくに多いのが1つ目です。後期は出願期間が短く、調査書など高校に依頼する書類が必要な大学もあります。学校が休みに入ると発行に時間がかかるため、受験する可能性がある段階で先に依頼しておくと安全です。

後期日程の受験料と入学手続き金|複数出願するときの費用の注意点

後期で複数出願すると、受験料に加えて入学手続時の納付金が重なる可能性があります。前期で確保した大学の手続締切が、後期の合格発表より前に来るケースがあるためです。金額や締切は大学ごとに異なるので、募集要項で確認します。

費用面で先に決めておきたい項目を挙げます。

  • 受験する大学数の上限と、1人で管理できる出願件数
  • 前期で合格した大学の入学手続締切と、納付する金額の範囲
  • 入学金の納入期限を学費と分けて設定している大学かどうか
  • 進学しなかった場合に返還される費用の範囲
  • 遠方受験の交通費と宿泊費

合格発表から入学までの期間が短い大学では、一人暮らしの物件探しも並行します。手続きを本人が行えない場合に代理人を認める大学もあるため、遠方受験のときは事前に問い合わせておくと慌てずに済みます。

後期日程を受けるか浪人するかを決める判断基準

判断材料は「進学先として納得できるか」と「来年の伸びしろが見込めるか」の2つです。後期で合格した大学に通う前提で考えられるなら受験する価値がありますが、入学する気がない大学に出願しても費用と体力を使うだけになります。

判断の軸後期を受ける方に傾く場合浪人を検討する方に傾く場合
進学の意思合格したら通う大学が後期にあるどの後期校にも通う気持ちがない
学力の位置前期で合格ラインに近い手応えがあったоснов科目の基礎に大きな穴が残っている
学習の継続性3月も毎日の勉強を続けられている生活リズムが崩れ、立て直しに時間が要る
家庭の事情学費と受験費用の見通しが立つもう1年の費用について家族と合意できていない

浪人を選ぶ人の割合は大学によって差があります。実際のデータは立教大学などの浪人率の記事で確認できます。決める前に、保護者と費用・期限・目標を一度そろえて話しておくと、3月の判断が速くなります。

後期日程以外に3月に残る選択肢|中期日程・補欠合格・2次募集

3月に残るのは後期だけではありません。選択肢を知っておくと、出願の見落としを防げます。

選択肢内容
公立大学の中期日程一部の公立大学が実施。2027年度は3月8日以降に試験
私立大学の中期日程駒澤大学、龍谷大学、京都産業大学などが実施した年がある
補欠合格・繰上げ合格入学辞退者が出た場合に、順位に従って追加で合格になる仕組み
2次募集・欠員募集定員に満たない学部で、3月下旬以降に追加募集が出ることがある

補欠の連絡は3月に入ってから届くことがあります。繰上げを待つ間も、後期の出願と勉強は止めないのが安全です。補欠の順位と合格率の考え方は慶應義塾大学の補欠合格の記事で整理しています。

★FAST-UPが見てきた、後期日程で合格を取る受験生の共通点

FAST-UPのコーチが見ている範囲では、後期で合格を取る受験生は、出願情報を自分の手で一覧化しています。大学名、方式名、出願締切、試験日、会場、合格発表、手続締切を1枚にまとめ、埋まっていない欄を家族と一緒に調べます。情報が頭の中だけにある受験生は、締切の確認に時間を取られ、勉強に戻るまでが遅くなりがちです。

もう一つの共通点は、前期の振り返りが科目単位になっていることです。「英語の長文で時間が足りなかった」「選択科目の近現代でまとめて落とした」と具体的に言える受験生は、残り期間にやることが絞れます。逆に「手応えがなかった」で止まると、全範囲をやり直そうとして手が止まります。

生活面では、前期が終わった後も起床時間と学習時間を変えない受験生が強い傾向にあります。気持ちを一度リセットして再び集中し直す作業は負荷が大きく、リズムを崩すと戻すのに数日かかるためです。コーチが毎日の学習を一緒に確認するのも、この数日を失わせないためです。

★後期日程を当てにしない受験計画の立て方

後期は最後の受験機会ですが、計画の前提に置く入試ではありません。募集人員が少なく、志望度の高い大学ほど後期が用意されていない傾向があるためです。高2から高3前半の段階では、2月の一般選抜で合格を取り切る設計にしておきます。

指導現場で特に伝えているのは次の点です。

  • 出願校の下限を先に決める。進学してもよい大学を早い段階で見つけておく
  • 共通テストの科目を切りすぎない。共通テスト利用が後期の有力な選択肢になるため
  • 得意科目を1つ、どの大学でも武器になる水準まで引き上げる
  • 模試の判定ではなく、科目別の得点率で弱点を把握する
  • 秋のうちに受験日程の原案をつくり、冬に差し替える前提で持っておく

後期を「保険」と考えると、前期の出願で無理なチャレンジを重ねがちです。前期の段階で実力相応校と合格確保校を入れておけば、3月の判断は落ち着いて行えます。

よくある質問

Q. 私立大学の後期日程は、今から出願しても間に合いますか? A. 大学によっては間に合います。3月に入ってから出願を受け付ける大学や方式があり、出願締切の数日後が試験というケースもあります。ただし学部は限られるため、志望する大学の募集要項で出願期間を直接確認してください。

Q. 前期で受けた大学の後期をもう一度受けてもいいですか? A. 受けられます。私立大学は試験日が重ならない限り何校でも受験できます。前期と後期はそれぞれ別に合否が判定されるため、前期を受けたことが有利にも不利にもならないのが一般的です。

Q. 共通テストを受けていなくても後期日程は受けられますか? A. 個別試験だけで合否を決める方式なら受験できます。共通テスト利用後期は共通テストの成績が必須なので、受験していない場合は個別試験型の方式を探すことになります。

Q. 国公立大学の後期と私立大学の後期は併願できますか? A. 併願できます。ただし2027年度の国公立後期は3月12日以降に試験があり、私立の試験日や入学手続締切と重なる可能性があります。日程表をつくり、重複を先に確認してください。

Q. 後期は小論文の対策が間に合いません。どうすればいいですか? A. 小論文を課さない方式を選ぶ方法があります。共通テスト利用後期や、学力試験のみの個別試験型が候補です。対策に充てられる日数から逆算して、出願先を絞ってください。

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