龍谷大学の公募推薦を解説!条件・日程・倍率・合格最低点と対策方法
龍谷大学の公募推薦は評定平均の基準がなく
FAST-UP
龍谷大学の公募推薦は、評定平均の基準がなく専願でもない、学力試験中心の推薦入試です。文系型は英語と国語の2科目で、試験は11月下旬に行われます。調査書を点数化する総合評価型と、学力試験だけで判定する基礎評価型から選べます。
2026年10月時点の情報です。
龍谷大学の公募推薦(公募制推薦入試)とは
龍谷大学の公募推薦は、学校推薦型選抜のうち、高校が指定校になっていなくても出願できる入試です。指定校推薦のように校内選考で枠を争う必要はなく、合否は当日の学力試験の得点が中心で決まります。「推薦」という言葉のイメージとは違い、実質的には11月に受けられる学力入試と考えると分かりやすいです。
入試の型は文系型・理工型・農学型の3つに分かれ、それぞれに総合評価型と基礎評価型の2つの評価種別があります。産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)の公募推薦はいずれも学力型で、一般選抜より受験科目が少ない点が共通しています。
公募推薦の特徴
- 高校の推薦枠が不要で、条件を満たせば出願できる
- 受験科目は2科目が中心で、対策範囲を絞りやすい
- 試験日が複数設定され、同じ学部を複数回受けられる
- 併願が認められており、他大学の受験と組み合わせやすい
龍谷大学の公募推薦の出願条件|評定平均・内申点の基準はある?
評定平均(内申点)の基準は設けられていません。2027年度入試の心理学部心理学科の情報では、学習成績の状況の最小・最大ともに基準の記載がなく、既卒者も出願できるとされています。評定が低いことを理由に出願をあきらめる必要はありません。
一方で、調査書そのものは出願書類として必要です。総合評価型を選ぶと、この調査書が点数として加算されます。また2027年度入試の情報では、出願資格として事前課題の提出が必須と記載されています。出願直前に慌てないよう、募集要項が公開されたらまず提出物を確認してください。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| 評定平均の基準 | 基準の記載なし |
| 現役・既卒 | 既卒者も出願可 |
| 専願・併願 | 単願の指定なし(併願可) |
| 調査書 | 提出必要。総合評価型では点数化 |
| 事前課題 | 2027年度は提出が必須と記載 |
既卒生が推薦系の入試を使えるかどうかは大学によって分かれます。浪人してからの出願を考えている場合は、浪人生でも総合型選抜が受けられる大学の考え方もあわせて確認すると判断しやすくなります。
なお、専門高校・専門学科・総合学科の出身者を対象にした小論文型の公募推薦は、出願資格が限定されます。自分が対象になるかどうかは、必ず学科単位で確認してください。
基礎評価型と総合評価型の違いとどちらを選ぶか
違いは、調査書や英語資格を点数化するかどうかです。総合評価型は調査書または英語資格を点数に加えて合否を判定し、基礎評価型は学力試験の得点だけで判定します。
| 評価種別 | 点数化するもの | 主な方式 |
|---|---|---|
| 総合評価型 | 調査書または英語資格 | スタンダード方式、英語資格試験利用方式 |
| 基礎評価型 | なし(学力試験のみ) | 2科目方式、高得点科目重視方式、国際学部独自方式 など |
2027年度入試の心理学科では、スタンダード方式が国語100点+英語100点+調査書50点、英語資格試験利用方式が国語・英語・英語資格の各100点と記載されています。
選び方の目安
- 評定が高めなら総合評価型のスタンダード方式を軸にする
- 英検などの英語資格を持っているなら英語資格試験利用方式を加える
- 評定に自信がなければ基礎評価型を軸にする
- 2科目のうち片方が得意なら高得点科目重視方式を足す
基本は複数方式に出願する形が有利です。方式ごとに合格ラインが別に設定され、併願も認められているため、出願する方式を増やすほど合格の可能性がある枠が増えるからです。ただし出願する方式の数だけ受験料がかかるため、家庭と相談して上限を決めてください。
龍谷大学の公募推薦の日程|出願期間・試験日・合格発表
出願は11月上旬、試験は11月下旬、合格発表は12月中旬という流れです。2027年度入試(心理学部心理学科)の掲載情報は次のとおりです。
| 項目 | 2027年度入試(心理学科の例) |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年11月1日〜11月11日(インターネット出願) |
| 試験日 | 2026年11月23日、11月28日〜29日 |
| 合格発表 | 2026年12月11日(金) |
| 入学手続締切 | 2026年12月18日 |
参考までに、過去には出願期間が11月1日〜11月14日、試験日が11月26日・27日、合格発表が12月9日という年度もありました。年度ごとに前後するため、入試日程は必ず最新の募集要項で確認してください。
試験日は自由選択制です。1日だけ受けることも、複数日を受けることもできます。同じ学部を複数回受ければ、1回の失敗で終わらずに済みます。出願期間は2週間程度しかないため、10月のうちに調査書の発行を高校へ依頼しておくと安全です。
龍谷大学の公募推薦の試験科目と配点|何点満点かも確認
試験科目は型によって決まります。文系型は英語と国語、理工型は英語と数学または理科、農学型は英語と理科です。満点は方式によって200点・250点・300点などに変わります。
文系型(国語・英語)の科目と配点
文系型は英語と国語の2科目です。方式ごとの配点は次のようになります。
| 方式 | 配点 | 満点 |
|---|---|---|
| スタンダード方式 | 英語100+国語100+調査書50 | 250点 |
| 英語資格試験利用方式 | 英語100+国語100+英語資格100 | 300点 |
| 2科目方式 | 英語100+国語100 | 200点 |
| 高得点科目重視方式 | 高得点の1科目200+残り100 | 300点 |
基礎評価型には、国際学部志願者だけが出願できる国際学部独自方式もあります。また過去には、文学部英語英米文学科と国際学部で英語300点+国語100点の英語重視方式が実施されていました。英語が得意なら、こうした英語の配点が大きい方式を探す価値があります。
理工型・農学型(数学・理科・英語)の科目と配点
理工型は英語と数学または理科、農学型は英語と理科で受験します。総合評価型はスタンダード方式と英語資格試験利用方式、基礎評価型は2科目方式に加えて、理工型では配点セレクト数学重視方式と配点セレクト理科重視方式が用意されています。配点セレクト理科重視方式は、応用化学課程、環境生態工学課程志願者のみが出願できます。
配点の形は文系型と同じ考え方です。スタンダード方式なら英語100点+数学または理科100点+調査書50点で250点満点、2科目方式なら200点満点になります。過去には、理工系の高得点重視の方式で数学または理科を2倍換算して200点とし、英語100点と合わせた300点満点という形も実施されていました。農学部の食料農業システム学科志願者は、文系型にも出願できます。
学部再編によって課程や学科の名称は変わることがあります。2027年度入試の情報では、理工学部・情報学部・環境サステナビリティ学部も掲載対象になっています。自分の志望する学科がどの型に属するかを最初に確認してください。
作文・面接などが課される方式
学力試験以外に小論文や面接を課す方式もあります。専門高校、専門学科・総合学科の出身者を対象にした小論文型です。過去の実施例では、いずれも200点満点で次のような組み合わせでした。
| 対象 | 科目の組み合わせ |
|---|---|
| 経済学部・法学部 | 英語100+エッセイ100 |
| 経営学部 | 国語100+面接100 |
| 政策学部 | 英語100+小論文100 |
| 国際学部・社会学部・農学部 | 小論文100+面接100 |
| 理工系 | 数学または化学100+小論文100 |
小論文や面接が課される方式は、書く練習と話す練習が必要です。出願資格が限られる代わりに、学力試験2科目型とは別の対策で勝負できます。
龍谷大学の公募推薦の倍率|学部別の傾向と倍率が低い穴場学部
倍率は学部と方式で大きく変わります。参考として、2023年度入試の結果は次のとおりでした。
| 学部 | スタンダード方式 | 2科目方式 | 英語資格試験利用方式 |
|---|---|---|---|
| 心理学部 | 6.45倍 | 6.46倍 | 4.18倍 |
| 経済学部 | 5.67倍 | 5.50倍 | 4.59倍 |
| 経営学部 | 8.53倍 | 9.28倍 | 7.42倍 |
| 法学部 | 6.34倍 | 6.19倍 | 6.43倍 |
| 政策学部 | 4.76倍 | 4.85倍 | 5.31倍 |
| 文学部 | 1.69〜8.36倍 | 1.67〜7.74倍 | 1.30〜10.0倍 |
| 国際学部 | 3.18〜6.80倍 | 3.11〜6.65倍 | 3.19〜6.81倍 |
倍率が低めに出やすいのは、学科数が多く志願者が分散する文学部や、出願に条件が付く方式です。心理学部では英語資格試験利用方式の倍率がスタンダード方式より低く出ました。英語資格を持つ受験生しか出願できず、母集団が限られることが影響していると考えられます。
穴場を探すときは、倍率だけでなく合格最低点もセットで見てください。倍率が低くても得点率が高い学科はあります。推薦入試で倍率の低い学部を探す考え方は他大学でも同じで、立教大学の自由選抜入試の倍率一覧の見方も参考になります。
龍谷大学の公募推薦の合格最低点|何割取れば合格できる?
目標は7割です。2023年度の結果では、多くの学部で6割台後半から7割台前半が合格最低点でした。
| 学部 | スタンダード方式 | 2科目方式 |
|---|---|---|
| 心理学部 | 181/250(72.4%) | 136/200(68.0%) |
| 経済学部 | 171/250(68.4%) | 126/200(63.0%) |
| 経営学部 | 180/250(72.0%) | 138/200(69.0%) |
| 法学部 | 179/250(71.6%) | 131/200(65.5%) |
| 政策学部 | 172/250(68.8%) | 127/200(63.5%) |
| 文学部 | 得点率52.4〜76.4% | 得点率44.5〜70.0% |
| 国際学部 | 得点率69.2〜70.8% | 得点率59.5〜68.0% |
スタンダード方式の得点率が2科目方式より高く出ているのは、調査書の点数が加算されるためです。学力試験の実力だけで比べる場合は、2科目方式の数値のほうが近い目安になります。学習の目標としては、英語と国語それぞれで7割、得意科目は8割を狙う形が分かりやすいです。
合格最低点は年度で動きます。志望学部の数字は、大学が公開している入試結果のページで最新のものを確認してください。
龍谷大学の公募推薦は難しい?受かりやすいと言われる理由と実際の難易度
「科目数が少ない」という意味では取り組みやすい入試ですが、合格ラインは低くありません。2023年度の心理学部では、一般選抜前期日程が倍率5.47倍・得点率65〜67%だったのに対し、公募推薦のスタンダード方式は6.45倍・得点率72.4%でした。経営学部でも、一般選抜前期日程の倍率6.14〜6.33倍に対し、公募推薦は8倍台でした。
受かりやすいと言われる理由は、評定の基準がなく、併願もでき、2科目で受けられるからです。出願のハードルが低いぶん志願者が集まり、結果として倍率と合格最低点が上がります。「推薦だから簡単」という前提で準備すると届きません。
一方で、対策範囲が英語と国語の2科目に絞られる点は大きな利点です。11月までこの2科目に集中すれば、一般選抜より短い期間で合格ラインに届く受験生もいます。難易度は「範囲は狭いが得点率は高く求められる入試」と理解してください。
龍谷大学の公募推薦は併願できる?他大学・他学部との組み合わせ方
併願できます。単願(専願)の指定はなく、合格しても必ず入学しなければならない入試ではありません。学内でも、同じ日に複数の学部・方式へ出願でき、過去には1日あたり最大6併願まで可能と案内されていました。
| 組み合わせ | ねらい |
|---|---|
| 同じ学部を複数日受験 | 1回の失敗を取り返す |
| 同じ日に複数方式へ出願 | 得意科目や調査書を活かす枠を増やす |
| 第1志望学部+合格しやすい学部 | 年内に合格を1つ確保する |
| 他大学の公募推薦と組み合わせ | 11月の受験機会を増やす |
京都産業大学や近畿大学、甲南大学の公募推薦も11月に実施されます。試験日が重なることがあるため、出願前に各大学の試験日を並べて確認してください。共通テストや一般選抜を本命にしている場合は、11月に受ける大学を増やしすぎないことも大切です。移動と受験で学習時間が削られます。
公募推薦を実施している学部・学科と学部ごとの違い
2027年度入試の情報では、心理学部・文学部・経済学部・経営学部・法学部・政策学部・国際学部・理工学部・社会学部・農学部・情報学部・環境サステナビリティ学部が掲載されています。文学部と農学部は一部学科のみの実施となる年度があるため、学科単位での確認が必要です。
学部ごとの主な違いは次の3点です。
- 受験する型(文系型・理工型・農学型)が異なる
- 選べる方式(国際学部独自方式や配点セレクト方式など)が異なる
- 募集人数が異なる(2027年度は心理学科38人、文学部英語英米文学科11人などと記載)
募集人数が少ない学科は、志願者の増減で倍率が動きやすくなります。学科単位で過去の倍率を見てから出願先を決めてください。
龍谷大学の公募推薦の対策方法
対策の軸は、過去問で出題形式に慣れることと、英語と国語(または数学・理科)の基礎を10月までに固めることです。
過去問・赤本の入手方法と解き方
過去問は大学の公式サイトや資料請求で手に入ります。市販の赤本に公募推薦の問題が収録されているかは年度や大学別シリーズによって異なるため、購入前に収録範囲を確認してください。
解き方の手順
- 1回目は時間を計って通しで解く
- 採点して得点率を出し、7割との差を確認する
- 間違いを「知識不足」「時間切れ」「読み違い」に分ける
- 知識不足は参考書に戻り、時間切れは解く順番を変えて再挑戦する
過去問は直前に残すのではなく、9月か10月に1年分を解いてください。出題形式と時間配分を先に知るほど、残り期間の勉強内容を絞り込めるからです。
科目別の対策(国語・英語・数学・理科)
| 科目 | 優先すること |
|---|---|
| 英語 | 単語・文法を固めたうえで長文の速読に進む |
| 国語 | 現代文の設問処理を安定させ、古文は単語と文法から |
| 数学 | 典型問題の解法を素早く再現できる状態にする |
| 理科 | 出題範囲を確認し、頻出単元の演習量を確保する |
国語で古文や漢文が出るかどうかは、学部や方式によって扱いが変わることがあります。募集要項の出題範囲と過去問の両方で確認してから、学習量を配分してください。英語は配点を2倍にできる方式があるため、得意にできると出願戦略の幅が広がります。
いつから始める?対策スケジュールと使う参考書の選び方
高校3年生の春から始めるのが理想ですが、夏からでも間に合う受験生はいます。2科目に絞れるためです。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 〜6月 | 英単語・英文法、現代文の読み方の基礎 |
| 7〜8月 | 長文演習を開始、古文単語と文法を固める |
| 9月 | 過去問を1年分解き、形式と時間配分を確認 |
| 10月 | 弱点単元の補強と過去問演習を並行 |
| 11月 | 時間を計った演習と見直し、出願・受験 |
参考書は冊数を増やさず、1冊を繰り返す形にしてください。11月までの期間は限られており、手を広げるほど定着が浅くなります。選ぶ基準は「今の自分が8割程度解けるレベル」です。
龍谷大学の公募推薦でよくある間違い
| よくある間違い | 回避策 |
|---|---|
| 専願だと思い込み、出願しない | 単願の指定はないため、募集要項で併願条件を確認して出願する |
| 総合評価型だけに出願する | 評定に自信がなくても基礎評価型を併願し、判定枠を増やす |
| 公募推薦の発表まで一般選抜の勉強を止める | 発表は12月中旬。不合格なら残り期間が短いため、受験後すぐ学習を再開する |
| 過去問を直前にしか解かない | 9月か10月に1年分を解き、形式と時間配分を先に把握する |
| 調査書の依頼が遅れる | 出願期間は約2週間。10月中に高校へ発行を依頼する |
とくに多いのが1つ目です。推薦という言葉から「合格したら必ず入学」というイメージを持つ受験生がいますが、龍谷大学の公募推薦は併願できます。出願条件は思い込みではなく、募集要項の記載で確認してください。
★FAST-UPが見てきた龍谷大学の公募推薦に合格する受験生の準備の進め方
FAST-UPのコーチが日々の学習を見ていて感じるのは、公募推薦でうまくいく受験生ほど、併願校の試験科目を重ねて設計しているという点です。英語と国語だけで受けられる大学をまとめて選び、秋までその2科目に時間を集中させます。逆に、志望校ごとに科目がばらばらだと、どの科目も中途半端なまま本番を迎えます。
つまずきやすいのは、評定を理由に方式を決めてしまうケースです。評定が高くないから総合評価型は無理だと考え、出願先を自分から狭めてしまいます。実際には学力試験で挽回できる方式があり、評定が高い場合も学力試験の比重のほうが大きいままです。評定は「使えるなら使う材料」と位置づけ、出願の判断は試験の得点見込みから行うほうが現実的です。
もう一つ目立つのは、秋の失速です。公募推薦の直前だけ勉強量が増え、受験後に一気に落ちる形になります。発表までの時間も入試期間の一部です。試験の翌日に何をやるかを先に決めておく受験生は、結果にかかわらず年明けまで学習量を保てています。
出願手続きと試験会場の注意点
出願はインターネット出願です。期間が短いため、流れを先に把握しておいてください。
- 出願サイトで志望学部・学科・方式を登録する
- 受験料を支払う
- 調査書や事前課題など、必要書類を大学の指示どおりに提出する
- 受験票を各自でダウンロードまたは確認する
書類を郵送する場合は、出願サイトから出力する宛名ラベルの使用を求められることがあります。印刷環境がない場合は、コンビニのプリントサービスを事前に試しておくと当日慌てません。
試験会場は本学のほか、各地に設けられます。2027年度入試の掲載情報では、京都・東京・三重・滋賀・大阪・奈良・和歌山・岡山・広島・香川・福岡・石川・愛知・兵庫の14か所が挙げられています。地方会場を選ぶ基準は、当日の移動時間と、複数日受験する場合の宿泊の有無です。試験時刻より、朝の移動で体力を使い切らないことを優先してください。
公募推薦が不合格だったときの一般選抜への切り替え方
合格発表は12月中旬です。結果を確認したその週のうちに、一般選抜向けの計画へ戻してください。共通テストまでの期間が短く、立て直しが遅れるほど選択肢が減るためです。
| 期間 | 切り替えの内容 |
|---|---|
| 12月中旬 | 受験校の一覧を作り直し、必要科目を確認する |
| 12月下旬 | 公募推薦で使わなかった科目の復習を再開する |
| 1月 | 共通テストと一般選抜前期の過去問演習に入る |
| 2月以降 | 前期日程に加え、中期・後期日程の出願も検討する |
公募推薦で使った英語と国語は、一般選抜でもそのまま得点源になります。不合格でも学習が無駄になるわけではありません。足りなかった科目を1つずつ足していく形で計画を組み直してください。
他大学の推薦入試・総合型選抜との違い
龍谷大学の公募推薦は学力試験の得点で決まる入試です。これに対し、関東の私立大学で多い総合型選抜や自己推薦系の入試は、志望理由書・活動実績・面接・小論文の比重が大きくなります。評定や英語資格の基準が設けられることも多く、出願までの準備期間も長くなります。
| 観点 | 龍谷大学の公募推薦 | 総合型選抜・自己推薦系 |
|---|---|---|
| 主な判定材料 | 学力試験 | 書類・面接・小論文など |
| 評定基準 | 基準の記載なし | 設定されることが多い |
| 準備期間 | 数か月で対応しやすい | 半年以上かかることもある |
| 併願 | 可能 | 専願条件が付く場合がある |
関東の難関私大の推薦入試の条件を比べたい場合は、早稲田大学の推薦入試の条件・評定・倍率もあわせて確認すると、違いがはっきり分かります。
よくある質問
Q. 評定平均が低くても出願できますか。 A. 出願できます。2027年度入試の掲載情報では学習成績の状況に基準の記載がありません。評定を使わない基礎評価型の方式を選べば、学力試験の得点だけで判定されます。
Q. 浪人生や既卒生でも受験できますか。 A. 2科目型の公募推薦は既卒者も出願できると記載されています。ただし専門高校・専門学科・総合学科を対象とした方式など、現役生に限られる方式もあるため、学科単位で確認してください。
Q. 専願ですか。合格したら入学しなければいけませんか。 A. 単願の指定はなく、併願できます。他大学や他学部との組み合わせも可能です。入学手続きの締切日までに判断してください。
Q. 何割取れば合格できますか。 A. 7割が目安です。2023年度は多くの学部で6割台後半から7割台前半が合格最低点でした。学部と方式で差があるため、志望学部の数値を個別に確認してください。
Q. 1日に複数の方式へ出願する意味はありますか。 A. あります。方式ごとに合格ラインが別に設定されるため、得意科目や調査書を活かせる方式を足すほど合格の可能性がある枠が増えます。受験料は方式の数だけかかります。
Q. 2027年度入試の変更点はどこで確認しますか。 A. 大学公式サイトの入学者選抜要項と学生募集要項です。学部再編で学科名や課程名が変わることがあるため、方式名・配点・試験日を要項の記載で照合してください。


