龍谷大学の志望理由書の書き方|文字数と様式の確認法
龍谷大学の志望理由書について、入試方式ごとの違い
FAST-UP
龍谷大学の志望理由書は、入試方式と学部で様式と文字数が異なります。公募推薦や総合型選抜では入試情報サイトの入試要項から様式をダウンロードし、志望理由・入学後の学び・卒業後の進路の3点を書きます。
2026年10月時点の情報です。
龍谷大学の志望理由書とは?提出が必要な入試方式
龍谷大学で志望理由を書いて提出する入試は、公募推薦入試・指定校推薦・総合型選抜・編入学試験が中心です。ただし、書類の名称は方式によって違います。「志望理由書」「志願理由書」「自己推薦書」「エントリーシート」と呼び方が分かれるため、要項の書類一覧をそのまま確認するのが安全です。
| 入試方式 | 志望理由を書く書類 | 様式の入手先 |
|---|---|---|
| 公募推薦入試 | 志望理由書(専門高校、専門学科・総合学科対象) | 入試情報サイトの入試要項ページ |
| 指定校推薦 | 志望理由書 | 高校の進路指導室を経由 |
| 総合型選抜 | 自己推薦書・エントリーシートなど | 入試情報サイトの入試要項ページ |
| 編入学試験 | 志望理由書・学修計画書など | 編入学の学生募集要項 |
書類の名前が違っても、聞かれている中身は共通です。「なぜこの大学・学部なのか」「入学後に何を学ぶのか」「卒業後にどうつなげるのか」の3点が軸になります。
公募推薦(公募制推薦入試)の志望理由書
公募推薦入試とは、高校の推薦を受けて出願する学校推薦型選抜のことです。龍谷大学の入試要項ダウンロードページでは、公募推薦入試の学校長推薦書と、専門高校・専門学科・総合学科を対象とした入試の志望理由書の様式が配布されています。
一方で、公募推薦入試〔総合評価型〕は事前課題の提出が案内されています。事前課題とは、出願時に提出する大学指定の課題のことです。志望理由書の有無や課題の内容は出願する型によって変わります。出願する型の名前を先に確定させてから、必要書類を1つずつ確認してください。
確認の順番
- 受ける入試の正式名称を決める(総合評価型か、専門高校等対象か)
- 入試要項の出願書類の一覧を見る
- 様式が配布されている書類はダウンロードする
- 高校に作成を依頼する書類(推薦書・調査書)を担任に伝える
指定校推薦の志望理由書と校内選考用との違い
指定校推薦では、校内選考用と大学提出用で志望理由書を2回書くことになります。目的が違うためです。校内選考用は「この枠を自分に渡してよいか」を高校の先生が判断する材料で、大学提出用は面接の土台になります。
| 項目 | 校内選考用 | 大学提出用 |
|---|---|---|
| 読む人 | 高校の先生 | 大学の面接担当者 |
| 重視される点 | 学習や活動の実績、志望の一貫性 | 学部の学びとの合致、入学後の計画 |
| 書き方の違い | 高校生活の取り組みを厚めに | 学科の科目・制度を具体的に |
大学提出用の志望理由書に書く内容は、志望の動機、入学後にやりたいこと、将来の目標の3つが基本とされています。分量は作文用紙1枚程度という報告もあり、長文を求める形式ではありません。短い分、学科名と学びの中身を具体的に書けるかで差がつきます。
指定校推薦は、出願できる評定平均の基準が高校ごとに違います。報告例では多くの学部が3.6〜3.8以上、先端理工学部は3.8〜4.0以上とされ、社会学部で3.5以上という例もあります。評定平均とは、高校の成績を5段階で平均した数値です。基準は在籍校の一覧で確認してください。
総合型選抜(英語型・伝道者推薦型・文化芸術社会活動選抜など)の志望理由書
総合型選抜は、書類と面接などで意欲や適性を評価する入試です。龍谷大学では選抜の種類ごとに提出書類が分かれています。志望理由を書く欄の名前が「志望理由書」ではないことがあるため、書類名だけで判断しないでください。
| 選抜の種類 | 志望理由にあたる書類 | 一緒に必要になる主な書類 |
|---|---|---|
| 総合型選抜入試(英語型) | エントリーシート(学部志望理由と学修目標・学修計画を記入) | 調査書、英語資格のスコア証明 |
| 総合型選抜入試(伝道者推薦型) | 自己推薦書 | 調査書、度牒の写しまたは誓約書 |
| 文化・芸術・社会活動選抜 | 自己推薦書 | 調査書、活動実績証明書 |
国際学部の英語型では、エントリーシートに志望理由を書く欄と、入学後の学修目標と達成のための学修計画を書く欄が分かれています。志望理由と計画を1つの文章にまとめず、欄ごとに役割を変えて書く必要があります。
伝道者推薦型で必要になる度牒は、僧侶として得度したことを示す証明書です。得度予定の場合は所定の誓約書を出す形になっています。総合型選抜と学校推薦型選抜の用語の違いや、浪人生が出願できるかについては総合型選抜(AO入試)の仕組みを解説した記事にまとめています。
編入学試験の志望理由書
編入学試験の志望理由書では、現在の在籍先で学んだ内容と、編入後に学びたい内容のつながりを書くのが基本です。編入学は途中の学年から入る制度で、選考では学びの継続性が見られるためです。
書く材料として整理したいこと
- 現在までに履修した科目と、そこで残った疑問
- その疑問を解くために必要な専門分野
- 龍谷大学の学部で履修できる科目や研究テーマ
- 卒業までに仕上げたい研究や取得したい資格
編入学の募集要項は学部ごとに公開されます。提出書類と様式は、出願する学部の募集要項で確認してください。
龍谷大学の志望理由書は何文字?文字数と様式の確認方法
文字数は様式の枠で決まります。大学が配布する用紙に記入する形式のため、枠の行数とマス目がそのまま上限です。指定校推薦では作文用紙1枚程度という報告があり、長い文章を書く入試ではありません。
字数の指定が文章で書かれている場合と、枠だけが用意されている場合があります。どちらでも、最後の行まで書き切るのが基本です。空白が目立つと、調べた量が少ないと受け取られる可能性があるためです。
文字数で迷ったときの判断基準
- 字数指定がある場合は指定の範囲に収める
- 枠だけの場合は最終行まで埋める
- 1文は短く切り、読点で長くつながないようにする
- 削るときは感想の文から削り、学科の情報は残す
入試要項から志望理由書の様式をダウンロードする手順
様式は入試情報サイトの「入試要項 ダウンロード」ページから入手します。2027年度の入試要項が掲載され、項目別のダウンロードも用意されています。
| 手順 | 操作 | 確認するもの |
|---|---|---|
| 1 | 龍谷大学の入試情報サイトを開く | 入試要項のページ |
| 2 | 入試要項ダウンロードを選ぶ | 出願年度の表示 |
| 3 | 項目別ダウンロードを開く | 出願書類・事前課題の項目 |
| 4 | 受ける入試の様式を選ぶ | 公募推薦入試の志望理由書、学校長推薦書 |
| 5 | 併せて開く | 学部ごとのアドミッション・ポリシー、出題の意図 |
同じページには、入試スケジュール、出願書類、受験料、合否照会の案内もまとまっています。変更点を調べたいときも、ほかのサイトではなくこのページを基準にしてください。出願年度の要項が最新の条件を示す資料だからです。
手書きで清書するときの注意点とコピー保管
清書は、下書きを完成させてから一度だけ書く前提で進めます。書き損じると最初から書き直しになり、時間を大きく失うためです。
清書前のチェック
- 要項に筆記具の指定があるか確認する
- 修正の可否(修正液や二重線)の指示を確認する
- 鉛筆で薄く下書きしてから清書する
- 氏名・受験番号・学部学科名の記入欄を埋める
- 学科名を正式名称で書く
清書が終わったら、提出前に必ず全体をコピーします。面接では提出した書類を見ながら質問されるため、手元に同じものがないと準備ができません。コピーは紙でも画像でも構いませんが、面接直前に見返せる形にしておくと役立ちます。
龍谷大学の志望理由書の書き方を4ステップで解説
書く順番は、志望先を調べる、経験を具体化する、入学後を書く、卒業後につなげるの4ステップです。この順で進めると、理由と計画がつながった文章になります。逆に、自分の経験から書き始めると、学部の学びと関係のない話が長くなりがちです。
ステップ1:龍谷大学と学部のアドミッションポリシーを読み込む
最初に読むのはアドミッション・ポリシーです。入学者に求める姿勢や知識を大学が示した方針で、入試要項のダウンロードページから確認できます。評価は方針との合致で判断されるため、方針の言葉を自分の経験に置き換える作業が出発点になります。
読むときのメモの取り方
- 方針の中で自分に当てはまる文を書き出す
- その文を裏づける高校での経験を横に書く
- 裏づけが思いつかない項目は無理に使わない
- 学部パンフレットで学科の学びと照らし合わせる
同じ大学でも、学部と学科で方針の表現は変わります。学部単位ではなく、出願する学科の記述まで読んでください。
ステップ2:きっかけとなった自分の経験を具体化する
経験は、数を並べるのではなく1つを深く書きます。読む側が知りたいのは出来事ではなく、そこで何に興味を持ち、何を調べたかだからです。
具体化の質問
- いつ、どこで、何をしたか
- そのとき何が分からなかったか
- 分からないことをどう調べたか
- 調べて残った疑問は何か
- その疑問は大学のどの学問につながるか
留学や部活動の経験を書く場合も、感想で終わらせないことが大切です。「貴重な経験だった」で止まると、学部での学びに接続しません。残った疑問まで書くと、ステップ3の学修計画に自然につながります。
ステップ3:入学後に学ぶ科目・ゼミ・制度を書く
入学後の計画は、学科の特徴を具体的な言葉で書きます。学科の指導方針や学びの方法を示すと、調べた量が伝わるためです。
| 学部・学科の例 | 学びの特徴 | 書けること |
|---|---|---|
| 社会学部 社会学科 | フィールドワークを重視し、人間社会の問題を多面的に研究する | 調査で扱いたいテーマ、分析したい社会現象 |
| 農学部 食料農業システム学科 | 食と農の営みを経済活動・社会活動の面から学ぶ | 地域の農業や食の課題、学びたい社会科学の視点 |
| 国際学部 | 学修目標と学修計画を書類で問う | 言語の学習計画、留学や実践プログラムの活用 |
科目名や制度名を書くときは、パンフレットや学部の案内で表記を確認してください。名称が違うと、調べていない印象になります。
ステップ4:卒業後の進路とつなげて締める
最後は卒業後の進路で締めます。学部の学びと将来像が一本の線でつながっていると、志望の一貫性が伝わるためです。
つなげ方の例
- 社会学部で社会調査の方法を学び、調査にもとづいて地域の課題解決に関わる
- 農学部で食と農の仕組みを学び、食品や流通の分野で企画に携わる
- 国際学部で複数言語と文化を学び、日本と海外をつなぐ仕事に進む
在学中に取得できる資格や受験資格を調べると、進路の書き方が具体的になります。社会学部では社会調査士や教員免許、農学部食料農業システム学科では高等学校教諭免許状(農業)などが挙げられています。資格名を出すときは、その資格が自分の将来とどう結びつくかまで書いてください。
学部・学科別に書き分けるポイント
学部で書き分ける軸は、その学部が何を問う書類を課しているかです。書類の構成が違えば、求められている答えも違います。
国際学部・経営学部で求められる内容
国際学部の総合型選抜(英語型)では、エントリーシートで志望理由と入学後の学修目標・学修計画が別々に問われます。英語資格のスコア証明も必要で、英語運用の知識・技能が評価の対象になります。語学の到達目標と、その語学で何を学ぶのかをセットで書くと内容が噛み合います。
経営学部の文化・芸術・社会活動選抜では、志願理由書に加えて活動実績証明書や自己推薦書の提出が求められます。活動の実績そのものは証明書で伝わるため、志望理由書では活動から得た視点を経営や商学の学びにどうつなげるかを書く方が効果的です。
書き分けの要点
- 国際学部:言語の計画と学びのテーマを分けて書く
- 経営学部:活動の成果ではなく、そこから生まれた問題意識を書く
- どちらも学科ごとの違い(国際文化学科とグローバルスタディーズ学科など)を押さえる
社会学部・文学部・農学部などで求められる内容
社会学部は、社会現象を科学的に分析する姿勢が求められます。身近な問題を取り上げ、どう調べたいかまで書くと方針と合致します。地域や福祉に関わる学科では、関わりたい対象を具体的に示してください。
農学部は、食と農に関わる課題を社会の側面から扱う学科と、生命や生産の技術を扱う学科で書く内容が変わります。文学部は、真宗学科や仏教学科など宗教に関わる学科があり、学科ごとに学ぶ対象がはっきり分かれます。心理や環境に関わる学部でも同様に、学科名で学びの中身を確認してから書き始めてください。
| 学部 | 書類で見られやすい点 | 避けたい書き方 |
|---|---|---|
| 社会学部 | 調査したいテーマの具体性 | 社会問題に興味がある、という一文だけ |
| 文学部 | 学科の専門領域との一致 | 本が好き、歴史が好きで終わる |
| 農学部 | 食・農の課題のとらえ方 | 自然が好き、という動機のみ |
建学の精神・仏教系大学という特色をどこまで書くか
建学の精神に触れるかどうかは、受ける入試で判断します。伝道者推薦型のように宗門との関わりが出願条件に組み込まれている選抜では、宗教的な学びへの姿勢を書く必要があります。度牒の写しや誓約書の提出が求められる方式だからです。
一方、一般の公募推薦や指定校推薦では、建学の精神を長く書く必要はありません。方針を引用するだけでは、学部の学びと結びつかないためです。触れる場合は1〜2文にとどめ、仏教に関する科目や講義を通して何を学びたいかという形で書くと、志望理由の中で浮きません。
志望理由書の例文を参考にするときの使い方と注意点
例文は構成を学ぶために使い、文章はまねしません。志望理由書の基本構成は、最初に志望理由を一言で述べ、続けて具体的な理由を述べる形です。この並びだけを借りて、中身は自分の情報で埋めます。
例文の正しい使い方
- 例文を読み、段落ごとの役割を書き出す
- 役割ごとに自分の経験と調べた情報を当てはめる
- 学科名・科目名・制度名を自分の志望先のものに置き換える
- 面接で説明できるか声に出して読む
丸写しが危険なのは、面接官が提出書類を見ながら質問するためです。自分の言葉でない部分は必ず答えに詰まります。借りた表現が残っていないか、清書前に見直してください。
落ちる志望理由書によくある間違い
最も多い間違いは、ほかの大学に置き換えても成立する理由を書くことです。実際の面接でも「他の大学でも学べること」を理由にする回答は避けるべきだと指摘されています。回避策は、学科名・科目名・制度名を1つ以上入れて、龍谷大学でなければならない根拠を示すことです。
| よくある間違い | なぜ評価されないか | 回避策 |
|---|---|---|
| 家から近い、知名度が高いだけを理由にする | 学びへの意欲が読み取れない | 立地や環境は補足にとどめ、学科の学びを主にする |
| 学部名を入れ替えても通る文になっている | 学部選択の理由が説明できていない | 学科の指導方針と自分の関心を結びつける |
| 経験を並べただけで終わる | 学問への接続がない | 経験から生まれた疑問を書き、学ぶ内容につなげる |
| 将来の夢が学部と無関係 | 一貫性がない | 卒業後の進路を学科で学べる内容から考え直す |
| 枠が大きく余っている | 準備不足と受け取られる | 調べ直して情報を足し、最終行まで埋める |
| 文が長く主語と述語が合っていない | 文章表現の知識・技能で減点されうる | 1文を短く切り、音読して確認する |
学力試験や小論文がある入試でも、書類は面接の材料として最後まで使われます。出した後に直せない書類だからこそ、提出前の確認が合否に関わります。
提出前のチェックリストと添削の受け方
添削は、必ず複数の人に見てもらいます。1人だけだと、学科の知識と文章表現のどちらかが抜けるためです。指定校推薦では担任の先生に添削してもらいながら仕上げる方法が一般的です。
| 見てもらう相手 | 見てもらう観点 | 依頼のしかた |
|---|---|---|
| 担任・進路指導の先生 | 構成、誤字、高校での活動との整合 | 下書きの段階で早めに渡す |
| 志望分野に近い教科の先生 | 学問の理解、用語の使い方 | 学科の学びを説明してから見てもらう |
| 家族 | 読みやすさ、意味が通じるか | 専門知識がない人として読んでもらう |
提出前チェックリスト
- 学部名・学科名が正式名称になっているか
- 入試方式ごとに指定された欄をすべて埋めたか
- 他大学でも通る理由になっていないか
- 入学後の計画が学科で実現できる内容か
- 卒業後の進路と学びがつながっているか
- 誤字脱字と文末の統一を確認したか
- 提出用のコピーを取ったか
- 郵送の締切日と提出方法を確認したか
出願書類は、期限までに届かなければ受理されません。学校経由で出す場合も、自分で進捗を確認してください。
志望理由書は面接でそのまま質問される
面接の質問は、志望理由書の内容から作られます。書いた内容と話す内容が食い違うと、準備不足と受け取られます。提出前にコピーを取り、質問を想定して答えを用意してください。
聞かれやすい質問
- 龍谷大学を志望する理由を教えてください
- なぜその学部・学科を選んだのですか
- オープンキャンパスには参加しましたか
- 高校時代に力を入れたことは何ですか
- 入学後にやりたいことはありますか
- 卒業後の目標を教えてください
- 大学について何で調べましたか
指定校推薦では面接に加えて小論文が課される例があり、社会学部では60分の小論文が実施された報告があります。書類で書いた問題意識は、小論文のテーマ選びにも使えます。面接の受け答えの組み立て方は、面接で聞かれやすい質問を解説した記事も参考になります。
志望理由書以外に必要な出願書類と準備スケジュール
志望理由書だけでは出願は完了しません。高校に依頼する書類があるため、着手が遅れると締切に間に合わなくなります。
| 書類 | 用意する人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 調査書 | 高校 | 厳封のまま提出。卒業見込み者は3年1学期までの評定平均が記載されたもの |
| 学校長推薦書 | 高校 | 公募推薦入試で様式が配布される |
| 活動実績証明書・自己推薦書 | 本人(所定用紙) | 文化・芸術・社会活動選抜などで必要 |
| 英語資格の証明書類 | 本人 | 有効期間の条件を要項で確認 |
| 事前課題 | 本人 | 公募推薦入試〔総合評価型〕で提出の案内あり |
準備スケジュールの目安(指定校推薦の例)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 9月上旬 | 校内募集。志望する学部・学科を1つ決める |
| 9月下旬 | 校内選考を経て推薦者が決まる |
| 10月 | 志望理由書など出願書類を作成し、添削を受ける |
| 11月以降 | 面接・小論文の対策、本試験 |
| 12月上旬〜中旬 | 合格発表 |
総合型選抜や公募推薦は、これより早い時期に動く方式もあります。日程は出願年度の入試スケジュールで確認してください。書き始める時期の目安は、校内選考や出願の1か月前です。学部研究と下書きの往復に時間がかかるためです。
★FAST-UPが見てきた、書き直しで通る志望理由書に変わる人の共通点
FAST-UPのコーチが推薦・総合型選抜の書類を見ていて感じるのは、書き直しで通る文章に変わる人は、文章を直す前に調べ直しから始めるという点です。表現を整えるだけでは、学部の学びと経験のずれは消えません。情報が増えると、書く順番そのものが変わります。
つまずきが多いのは、経験の説明が長くなり、入学後の計画が最後の数行に押し込まれる形です。本人は熱意を書いたつもりでも、読む側には学ぶ内容が伝わりません。経験の段落を削り、学科の科目や制度の記述に置き換えると、同じ枠でも印象が変わります。
書き直しが進む人に共通する動き
- 一度書いた文章を声に出して読み、説明できない箇所に印をつける
- 印をつけた箇所を学部の案内で調べ直してから書き足す
- 学部名を別の大学に置き換えて読み、成立する文を削る
- 面接で聞かれる想定をしながら文を短く整える
もう1つの傾向は、締切直前に初稿を書く生徒ほど直す時間が足りなくなることです。早く書き上げた生徒ほど、先生に見てもらう回数が増えます。完成度は、書いた回数より直した回数に表れます。
よくある質問
Q. 龍谷大学の志望理由書は何文字書けばよいですか。 A. 配布される様式の枠がそのまま文字数の目安です。指定校推薦では作文用紙1枚程度という報告があります。字数指定がある場合は指定に従い、枠だけの場合は最終行まで書き切ってください。最新の様式は出願年度の入試要項で確認します。
Q. 志望理由書の様式はどこからダウンロードできますか。 A. 龍谷大学の入試情報サイトにある入試要項のダウンロードページです。2027年度の入試要項が掲載され、項目別のダウンロードから公募推薦入試の志望理由書や学校長推薦書の様式を入手できます。学部や方式ごとに様式が違うので、受ける入試の名称を確定させてから探してください。
Q. 志望理由書はパソコンで作成してもよいですか。 A. 作成方法は要項の指示に従います。所定用紙に記入する指定であれば手書きです。指示がない部分を自己判断で変えると、書類不備として扱われる可能性があります。迷ったら高校の進路指導の先生に確認してください。
Q. 英語資格は志望理由書に書いた方がよいですか。 A. 総合型選抜(英語型)のように、資格のスコア証明が出願書類として必要な方式では、取得した級やスコアを前提に学修計画を書くと内容がつながります。推薦入試と英語資格の関係は指定校推薦に英検が必要かを解説した記事も参考になります。
Q. 例文をそのまま使ってもよいですか。 A. 構成の参考にとどめ、文章はまねしないでください。面接では提出した書類を見ながら質問されるため、自分の言葉でない部分は説明できなくなります。例文からは段落の役割だけを借り、中身は自分が調べた情報と経験で埋めます。
Q. 入試の変更点はどこで確認しますか。 A. 出願年度の入試要項と入試情報サイトの案内です。募集人員、出願書類、スケジュールは年度ごとに見直されます。前年度の情報や個人のまとめ記事だけで判断せず、要項の記載を基準にしてください。


