早慶上智と同志社はどっちが上?上智と徹底比較
関東はもちろん、全国的にも知られている大学群といえば早慶上智。
FAST-UP
早慶上智と同志社大学では、偏差値でも大学ランクでも早慶上智が上に位置します。ただし上智大学と同志社大学に限れば理工系など学部単位で接戦となり、就職実績の差も小さいのが実情です。
2026年9月時点の情報です。
早慶上智と同志社はどっちが上か
総合的に見れば早慶上智が上です。最高偏差値、平均偏差値のいずれも早慶上智が上回るためです。ただし学部単位では差が縮まる組み合わせもあります。
早慶上智と同志社の偏差値を比較
河合塾が用いる偏差値で見ると、同志社大学は最低55.0、最高62.5の範囲に収まります。62.5を記録するのは社会学部と商学部、心理学部など5学部で、57.5から62.5に多くの学部学科がひしめくイメージです。
一方の早慶上智は最高が72.5、最低が60.0あたりです。数値だけを並べれば、同志社大学との差ははっきり見えます。
| 大学群・大学 | 偏差値の下限 | 偏差値の上限 |
|---|---|---|
| 早慶上智 | 60.0 | 72.5 |
| 同志社大学 | 55.0 | 62.5 |
基本的には早慶上智が上
早慶上智と同志社大学を大学群として比較する場合、基本的に早慶上智が上です。同志社大学はMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の首都圏私大5校の総称)とあまり変わらないポジションにあり、MARCHと早慶上智に一定の差がある以上、同じことが言えます。
学部によっては同志社大学が競る学部もある
完全に早慶上智が上で同志社大学が下、というイメージを持ちやすいものの、競い合う学部がないわけではありません。
- 理工学部は早慶とは差があるものの、上智大学とはそれほど差がない
- 同志社大学の生命医科学部と慶應義塾大学の看護医療学部は、わずかに慶應が上だが差は小さい
学部によっては同志社大学が上に来てもおかしくなく、一律で完敗しているわけではありません。学部ごとの難易差については早慶上智ICUの偏差値ランキングと序列もあわせて確認すると全体像がつかめます。
結論:早慶上智と同志社はどっちが上か
現状では早慶上智が上で、同志社大学が下にならざるを得ません。偏差値面に明らかな差がある以上、その数値を無視できないからです。ただし同志社大学の難化が今以上に進んだ場合、このパワーバランスが変わることも考えられます。
早慶上智と同志社大学の大学ランク比較
大学ランクでも早慶上智が上位に置かれます。ただし早慶と上智の間にも段差があり、そこからやや離れて同志社大学という並びになります。
早慶上智の大学ランク
早慶上智は私立トップクラスとして、Sランクに分類するサイトが複数あります。Sランクを絞ってAクラスの上位に置く例もありますが、いずれにしても上から数えた方が早い位置です。
同志社大学の大学ランク
同志社大学はサイトによって評価にバラツキが見られます。高い評価をつけるところもあれば、偏差値相応のランクにとどめるところもあります。少なくとも早慶上智と同格には置かれておらず、若干下回るか、決定的な差をつけられているかのどちらかです。
結論:大学ランクでの位置関係
早慶上智でも早慶の上位学部と下位学部は分けて扱われ、上智大学は早慶の下位学部と同格に置かれることが多くなっています。細かく見ると、早慶と上智で若干の差があり、そこからやや離れて同志社大学という並びです。
| 区分 | 位置づけ |
|---|---|
| 早慶の上位学部 | 私立最上位 |
| 早慶の下位学部・上智大学 | 同格に扱われることが多い |
| 同志社大学 | そこからやや離れた位置 |
上智大学と同志社大学を徹底比較
上智大学と同志社大学は、偏差値の一部と就職状況で接近します。全国的な知名度では上智大学、関西での人気では同志社大学が上という住み分けです。
基本情報の比較
上智大学はイエズス会が設置した大学で、日本初のカトリック教会系大学として誕生しました。長年カトリック系大学の誕生が期待され、1913年に設立されています。同志社大学もキリスト教系の大学で、新島襄によって1920年に設立されました。
当時は専門学校令と大学令という二つの制度があり、上智大学は専門学校令、同志社大学は大学令によって設立されるという違いがあります。
| 項目 | 上智大学 | 同志社大学 |
|---|---|---|
| 設立 | 1913年 | 1920年 |
| 系統 | カトリック(イエズス会) | キリスト教系(新島襄) |
| 設立の根拠 | 専門学校令 | 大学令 |
| 人気の中心 | 全国・関東 | 関西 |
偏差値比較
偏差値は、上智大学がかなり上回る学部と、両大学が競り合う学部に分かれます。上智大学が大きく上を行くのは早慶とも競り合う学部で、70に迫る数値を見せます。一方で理工学部をはじめ、複数の学部では接戦です。学部ごとに濃淡があると理解しておくと判断を誤りません。
人気比較
全国的な人気では上智大学が上です。しかしエリアを限定すると逆転し、関西では同志社大学の人気が断然上回ります。西日本の受験生にとっては通学圏内で進学先が完結するため、上智大学もいいけれど同志社大学でも十分、と考える層が出てきます。
世間イメージ比較
世間のイメージも人気に比例します。関東では上智大学への評価が高く、上品さを感じる人や、英語教育に力を入れている印象を持つ学生が多くいます。関西での同志社大学は地元での評判が高く、関関同立(関西学院・関西・同志社・立命館の関西私大4校の総称)の中でも抜きん出た存在です。長い歴史も評価を支えています。エリアで印象は異なりますが、好感を持たれやすい点は共通しています。
就職状況比較
有名企業を対象にした実就職率(卒業者から進学者を除いた人数に対する就職者の割合)のランキングでは、上智大学が上に位置します。ただし同志社大学の位置取りは神戸大学と九州大学の間にあり、決して低くありません。過去には1ポイント以内に肉薄した時期もあります。高いレベルでの競争であり、今後一時的に順位が入れ替わることも想定されます。
入試科目数と偏差値の関係
同志社大学の偏差値は十分に高い水準ですが、入試科目数の違いが数値に影響している可能性が指摘されています。
全学部学科で3教科入試を実施しているのは同志社大学
2019年、同志社大学の学長名義で出された声明が波紋を呼びました。学長への質問コーナーで、同志社大学だけが3教科ないし4教科入試を実施しているのに、他大学は1教科や2教科で入試を行っており、偏差値操作ではないかという趣旨の質問が投げかけられたのです。
これに対し学長は偏差値操作そのものには触れず、同志社大学の入試における基本方針を紹介しています。早慶上智の中には入試科目を絞って工夫を重ねる大学もある中で、同志社大学は3教科ないし4教科での入試を堅持しています。
本当の学力では同志社が上という見方も
どの大学でも3教科入試を徹底した場合、同志社大学の方が上なのではないかという見方も出ています。得意科目だけで勝負する場合と、苦手科目を克服しながら挑む場合とでは、学力の伸び方や学びへの姿勢に違いが出てくるためです。偏差値の数値が低くても、実質的な学力で上智大学に迫るポテンシャルが秘められている可能性はあります。
同志社大学は企業からの評価も高い
大企業からの信頼と評価が高いからこそ、有名企業を対象にした実就職率ランキングで上智大学に迫る数字を残せていると言えます。社会人に必要とされる基礎能力があると見られ、就職活動で高い評価を集める要素になっています。関関同立の中でも先頭を走り、関西での評価が高い点も特徴です。
よくある間違い:偏差値表の数字だけで併願校を決める
偏差値表の数値だけを並べて併願校を決めるのは避けたい進め方です。入試科目数や方式が大学・学部ごとに異なり、同じ数値でも母集団の条件がそろわないためです。
回避策は次の3点です。
- 志望学部の入試科目数と配点を、大学ごとに一覧にして並べる
- 同じ方式(全学部日程、個別日程など)どうしで比較する
- 自分の得意科目が加点される方式があるかを先に確認する
科目構成から逆算して出願先を組み替える発想は、早慶上智の穴場学部ランキングや慶應義塾大学の受かりやすい学部の考え方とも共通します。
FAST-UPが見てきた併願で迷う受験生の傾向
指導現場で多いのは、上智大学と同志社大学のどちらが上かという序列の議論に時間を使い、肝心の科目対策が後ろ倒しになるケースです。序列の答えが出ても、出願する学部と方式が決まらなければ勉強の中身は変わりません。
もう一つのつまずきどころは、関西の受験生が関東の大学を、関東の受験生が関西の大学を「受けるだけ受ける」と決めてしまう場面です。移動と宿泊を含めた日程を組んだ段階で、直前期の演習時間が削られていたと気づくことがあります。
迷いが長引く受験生ほど、比較の軸が「知名度」に寄りがちです。学部で学べる内容、必要な科目、通学の現実という三つの軸に分けて書き出すと、判断が短時間で終わります。
まとめ
早慶上智と同志社大学を大学群として比較すると、早慶上智が上です。一方で上智大学と同志社大学の比較では所々で接戦となり、すべてにおいて上回っているとは言えません。
同志社大学は関関同立の中でも抜きん出た存在で、関西での人気は抜群です。憧れの大学とされる存在感は、関東における早慶上智クラスと言えます。今後全国区になるのか、関西でより異彩を放つ存在になるのかは、これからの動向次第です。
よくある質問
Q. 上智大学と同志社大学はどちらが上ですか。 A. 総合では上智大学が上です。全国的な人気、有名企業を対象にした実就職率のランキングのいずれでも上智大学が上に位置します。ただし理工学部など複数の学部では偏差値が接戦で、学部を限定すれば差は小さくなります。
Q. 同志社大学と早慶の差はどれくらいありますか。 A. 偏差値の上限で見ると、早慶上智が72.5、同志社大学が62.5で、はっきりとした差があります。同志社大学はMARCHとあまり変わらないポジションにあり、MARCHと早慶上智の差がそのまま当てはまると考えて差し支えありません。
Q. 同志社大学の偏差値が実力より低く見えるというのは本当ですか。 A. 入試科目数の違いを踏まえた見方です。同志社大学は全学部学科で3教科ないし4教科の入試を続けており、科目を絞った入試を行う大学と同じ土俵では比べられないという指摘があります。数値だけでなく、科目構成まで見て判断するのが安全です。
Q. 関西在住ですが、上智大学と同志社大学のどちらを受けるべきですか。 A. 学びたい分野と通学の現実から決める方法が有効です。関西では同志社大学の人気が高く、進学先が通学圏内で完結します。関東での就職や英語環境を重視する場合は、上智大学を選ぶ判断もあります。キャンパスの場所を確認したい場合は早稲田大学の全キャンパスの最寄り駅と所属学部も参考になります。


