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#GMARCH

SMARTは流行らない?理由と新大学群

2025年1月15日

早慶上智にMARCH、関関同立と様々な大学群が登場していますが

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SMARTは上智・明治・青山学院・立教・東京理科を指す大学群ですが、受験生の間ではほとんど使われていません。偏差値帯がそろわず、早慶上智やMARCHで足りているためです。

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早慶上智、MARCH、関関同立と大学群は数を増やしてきました。ここまでのバリエーションになったのは21世紀に入ってからと言われています。その流れで登場したのがSMARTです。ここでは流行らないとされる理由と、ほかに提唱されている新しい大学群を整理します。

大学群「SMART」は流行らないって本当?

現状では、SMARTは受験生にも大学側にも定着していません。早慶上理やMARCHを組み替えた形になっているため、既存の呼び方を置き換えるほどの必要性が見えにくいからです。

なお大学群とは、複数の大学を頭文字などでまとめた呼び方を指します。SMARTはS(ソフィア=上智大学)、M(明治大学)、A(青山学院大学)、R(立教大学)、T(東京理科大学)の頭文字で構成されています。

構成する5校にまとまりがない

SMARTは大学群としてまとまりを欠きます。偏差値では上智が抜けており、早慶上智から組み替える必要が乏しいためです。

なぜこの5校なのかを明確に答えられる人は多くありません。東京理科大学が入る点にも違和感が残ります。早慶上智やMARCH、関関同立は偏差値がほぼ同じ水準だからこそ一括りにできます。構成の段階で学力差を感じる呼び方は、受験生の実感とずれやすくなります。

学力帯の近さは、実際の併願を考えるときにも関係します。たとえば同じ立教大学でも、立教大学の地理受験のように選択科目単位で事情が変わります。大学群の文字列よりも、個々の入試方式を見るほうが実務的です。

大学側に名乗るメリットが乏しい

大学側にSMARTを使う動機は薄いです。早慶上智やMARCHはすでに知名度が高く、そのレベルを伝えれば学力の目安が共通認識として通じるためです。

一方で「SMARTレベル」と言っても、どの程度の学力なのかはすぐに伝わりません。大学側からすれば、早慶上智やMARCHのままで十分ということになります。呼ばれる側が乗り気でない名称は広がりにくくなります。

学歴フィルターの問題は解決しない

SMARTを作っても、学歴フィルターの回避にはつながりにくいと考えられます。学歴フィルターとは、採用選考で出身大学によって候補者を絞る企業側の運用です。

大学は在学中から社会で働く力を育て、企業に喜ばれる人材を送り出そうとします。しかし企業側は一定以上の学歴を基準に採用する方向にあり、MARCHでもフィルターに引っかかるケースがあると言われます。呼び方を変えても中身がほぼMARCHであれば、評価そのものは動きません。

名称の作り方が作為的に見える

大学群のネーミングは、もともと予備校などが合格実績の見栄えを整えるために考えてきた経緯があります。言いやすさを優先するのが一般的で、SMARTもその一つです。

上智大学は本来Jの頭文字になるところをソフィアのSにしています。Tも、MARCHの大学と並べて違和感の出にくい東京理科大学が選ばれています。こうした作り方に作為を感じ、胡散臭さを覚える若い世代もいます。

既存の大学群で用が足りている

現状の大学群はよく考えられており、違和感を覚える人は少ないのが実情です。致命的な欠陥が見当たらない状況で、わざわざ新しい枠を使う理由は生まれにくくなります。

今のところSMARTは流行っていない

早慶上智やMARCHを使わずにSMARTを選ぶ人は、かなり限られます。受験生の間で浸透しているとは言えない状態が続いています。

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「MARCH」「SMART」に次ぐ新たな大学群はある?

新しい大学群はいくつも提唱されています。偏差値帯でまとめたもの、学部の中身でまとめたもの、志望者数でまとめたものがあり、狙いが異なります。

大学群構成する大学位置づけ
同学立法中同志社大学・立命館大学・法政大学・中央大学・学習院大学SMARTに対抗して作られた難関私大の枠
関関成成明関西大学・関西学院大学・成蹊大学・成城大学・明治学院大学SMARTや同学立法中よりやや下の偏差値帯
TOCKY筑波大学・お茶の水女子大学・千葉大学・神戸大学・横浜国立大学旧帝大に準じる難易度の国立大
MUSYC武蔵野大学・滋賀大学・横浜市立大学データサイエンス系の学部を持つ大学
早法明日東近早稲田大学・法政大学・明治大学・日本大学・東洋大学・近畿大学志望者が多く勢いのある大学

同学立法中

同学立法中は構成に違和感が少ない大学群です。偏差値的には関関同立とMARCHが近い存在だからです。

SMARTに対抗して作られた枠で、関関同立から同志社大学と立命館大学、MARCHから法政大学と中央大学、そこに学習院大学を加えた形です。学習院大学が入ることで、難関私大の新しいイメージを打ち出せます。各大学の内部事情も併せて見ておくと比較しやすくなります。中央大学については中央大学の人気学部と学部序列で学部ごとの人気差を扱っています。

関関成成明

関関成成明は、SMARTや同学立法中よりやや下の偏差値帯に位置します。関関同立から関西大学と関西学院大学、成成明学と呼ばれてきた枠から成蹊大学・成城大学・明治学院大学を加えた5校です。

知名度ではMARCHなどに劣るため、新しい呼び方で巻き返しを図る動きとも考えられます。

TOCKY

TOCKYは、旧帝大に準じた偏差値・難易度を持つ国立大学の大学群です。旧帝大とは、旧帝国大学を起源とする難関国立大学の総称です。

YouTubeのあるチャンネルで提唱されました。筑波大学・お茶の水女子大学・千葉大学・神戸大学・横浜国立大学で構成され、築横千に神戸大学とお茶の水女子大学を加えた形です。旧帝大の次の層をまとめて示すべきだという意図が込められています。

MUSYC

MUSYCは、大学の入試事情を取材しているAERAが提唱した大学群です。今後重要性が増すデータサイエンス系の学部を置く大学をまとめたもので、武蔵野大学・滋賀大学・横浜市立大学が入ります。

偏差値はそろっていませんが、学びの中身で括った枠として注目される可能性があります。

早法明日東近

早法明日東近は、志望者が多い大学をまとめた大学群です。早稲田大学・法政大学・明治大学・日本大学・東洋大学・近畿大学で構成され、勢いのある大学としてAERAで提唱されました。

偏差値とは別の軸で括られていますが、学力差は大きく、SMART以上に定着するかは見通しにくい枠です。大学ごとの個性を知る入口としては、法政大学の著名な卒業生のような切り口も参考になります。

よくある間違い:大学群の名前で志望校を決めてしまう

最も多い失敗は、大学群の文字列をそのまま志望校リストにしてしまうことです。同じ群の中でも学部ごとに入試科目・配点・出題形式が異なり、相性の差が出ます。

回避策は、群の名前を「だいたいの難易度帯のメモ」としてだけ使い、出願先は学部単位で確認することです。入試方式ごとの出題を調べれば、同じ難易度帯でも得点しやすい学部が見えてきます。独自形式の試験もあり、青山学院大学総合文化政策学部の総合問題のように科目名からは中身が読み取れない入試もあります。

FAST-UPが見てきた大学群との付き合い方

指導現場で多いのは、大学群の名前を基準に志望校を決め、過去問に入った段階で手応えがそろわないというつまずきです。群として近い大学でも、設問の作り方や記述量の重さが違うためです。

もう一つの傾向として、新しい大学群の名前を調べることに時間を使い、肝心の科目の穴が残ったままになるケースがあります。名称は会話の道具であり、合否を決めるのは科目ごとの到達度です。志望順位が固まらない時期でも、英語と主要科目の基礎を先に積んでおくと、後から群をまたいで出願先を組み替えられます。

受験後半に出願先を調整するときも、群の並びではなく、過去問の相性と配点の重い科目で判断したほうがぶれません。

まとめ

SMARTは現状では流行っていません。構成のまとまりが弱く、大学側にも使う動機が乏しいためです。新しい大学群はネット上でネタ的に作られるものもあり、実力を示す指標としては扱いにくくなっています。

言葉遊び的に生まれた背景がある以上、この傾向は今後も続くでしょう。一方で、SMARTのように実態をある程度表した呼び方もあり、将来トレンドになる可能性は残ります。呼び方の流行を追うより、志望する学部の入試を具体的に調べるほうが得るものは大きくなります。

よくある質問

Q. SMARTはどの大学を指しますか? A. 上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学の5校です。SはソフィアのS、Tは東京理科大学のTを取っています。

Q. SMARTとMARCHはどちらが難しいのですか? A. SMARTは上智大学と東京理科大学を含み、MARCHの一部と組み替えた枠です。偏差値では上智大学が抜けているとされ、群全体での単純比較は成り立ちません。学部単位で難易度を確認するほうが実態に合います。

Q. 新しい大学群の名前は覚えておく必要がありますか? A. 出願や学習に直結はしません。会話や記事を読むときに意味が分かれば十分です。同学立法中やTOCKYのように構成を知っておくと、併願先を探す手がかりにはなります。

Q. 大学群の名前は進路選びに使えますか? A. おおまかな難易度帯の目安としては使えます。ただし出願先を絞る段階では、学部ごとの入試科目・配点・出題形式を確認したほうが判断を誤りにくくなります。

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