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#GMARCH

SMARTの偏差値一覧と穴場学部|MARCH比較

2025年1月15日

早慶に次ぐ大学群とされてきたMARCH。

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SMARTは上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学の5校を指す大学群です。偏差値は60前後に集まり、最も高いのは上智大学経済学部経営学科、低く出るのは各大学の理系学科です。

2026年9月時点の情報です。

以下では、SMARTを構成する大学の学部学科ごとの偏差値、SMART内での高低ランキング、穴場学部、MARCHとの比較を順に整理します。

大学群「SMART」とは

SMARTは、早慶に次ぐ私立大学群としてMARCHに代わる括り方として使われ始めた呼称です。上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学の頭文字を並べたもので、MARCHから法政大学と中央大学を外し、上智大学と東京理科大学を加えた形になっています。

大学群の括り方が変わると、受験生が比較する相手も変わります。偏差値の水準を学部単位で把握しておくことが、志望校の組み立てに直結します。

大学群「SMART」の学部学科ごとの偏差値一覧

上智大学

文学部

学科偏差値
哲学科62.5
史学科65.0
国文学科65.0
英文学科65.0
ドイツ文学科62.5
フランス文学科62.5
新聞学科65.0

文学部は昔からある学部であり、特に英文学科は上智大学を代表する学科とされ、偏差値も高い状態をキープしています。

神学部

学科偏差値
神学科57.5

神学科は日本で唯一となるカトリック系の学部であり、キリスト教がどういうものかを学ぶ場所です。上智大学神学部神学科は、偏差値だけで判断すると難易度を見誤ります。面接を要するなど、学科の性質に沿った選抜が行われるためです。

外国語学部

学科偏差値
英語学科65.0〜67.5
ドイツ語学科65.0
フランス語学科62.5〜65.0
イスパニア語学科62.5〜65.0
ロシア語学科60.0〜62.5
ポルトガル語学科62.5

こちらも古くから看板学部として知られる外国語学部です。中でも英語学科は昔から有名であり、名門学科の1つです。偏差値も外国語学部の中で高く、昔からその傾向は変わっていません。

総合人間科学部

学科偏差値
教育学科65.0
心理学科67.5
社会学科67.5
社会福祉学科65.0
看護学科57.5

社会学や教育学などを内包する総合人間科学部です。本来なら1つの学部として独立してもおかしくない学科が多く、偏差値の差は激しめです。ただ看護学科は慶應義塾大学の看護学科と比べても肉薄しており、決して低くはない偏差値です。

総合グローバル学部

学科偏差値
総合グローバル学科65.0

グローバルスタディーズを学ぶことができる総合グローバル学部は、上智大学を代表する看板学部になり得るポテンシャルを秘めており、今後注目です。

法学部

学科偏差値
法律学科67.5
国際関係学科67.5
地球環境学科65.0

早慶と併願して受ける学生も多い法学部です。その偏差値は法律学科を中心に高めに出ており、早慶の法学部にも肉薄しています。

経済学部

学科偏差値
経済学科62.5〜67.5
経営学科67.5〜70.0

文系理系それぞれを対象にした試験方式がある経済学部です。経営学科の偏差値70.0は文系を対象にしたもので、理系になると67.5となります。

理工学部

学科偏差値
物質生命理工学科60.0
機能創造理工学科60.0
情報理工学科60.0〜62.5

理工学部の偏差値は安定し、以前よりも若干偏差値が上昇しています。比較的高い水準で保たれており、理系大学ともいい勝負です。

明治大学

文学部

学科偏差値
日本文学科62.5
英米文学科60.0〜62.5
ドイツ文学科60.0〜62.5
フランス文学科60.0
演劇学科60.0
文芸メディア学科62.5
日本史学科62.5
アジア史学科60.0
西洋史学科62.5
考古学科60.0
地理学科60.0
臨床心理学科62.5〜65.0
現代社会学科62.5
哲学科62.5

実に14学科も存在する明治大学の文学部です。しかし、偏差値の差はさほどなく、ボーダーが偏差値60を割っていないあたり、文学部全体のレベルの高さを感じさせます。

国際日本学部

学科偏差値
国際日本学科62.5

国際日本学部は、ここ10年で新設された中野キャンパスに所属しています。一時期偏差値67.5になるなど、インフレが目立っていましたが、現在は落ち着いている状態です。

法学部

学科偏差値
法律学科60.0〜62.5

明治大学の中で最も古くからある学部であり、看板学部の1つでもある法学部です。単位の取得が大変で1年の時で既に留年の可能性があるなど、それだけ厳しさのある学部と言えます。

政治経済学部

学科偏差値
政治学科62.5〜65.0
経済学科62.5
地域行政学科62.5

法学部や商学部と同じく看板学部として機能する政治経済学部です。最大の特徴は留学制度で、政治や経済といった要素だけでなく語学勉強にも力を入れており、時代にアジャストした学部と言えるでしょう。

経営学部

学科偏差値
経営学科62.5〜65.0

近年偏差値が高まっている経営学部です。これまでは目立たない存在で地味に偏差値が高めでしたが、看板学部に迫る勢いを見せており、今後期待が持てる学部です。

商学部

学科偏差値
商学科62.5〜65.0

商学部は私立大学で初めて設置された学部で1904年から存在します。看板学部で高偏差値の裏付けとして、単位の数が非常に多く、それだけ多くの授業を受けることになります。また3年からの専門コースも豊富にあり、考えて学ぶ癖がつくでしょう。

総合数理学部

学科偏差値
現象数理学科57.5〜60.0
先端メディアサイエンス学科60.0〜62.5
ネットワークデザイン学科57.5〜60.0

2013年に設置された総合数理学部です。数学で自然現象などを解明するほか、情報技術、情報通信など、IT技術を学び、社会貢献につなげていきます。先端メディアサイエンス学科で高い偏差値を記録している状況です。

理工学部

学科偏差値
電気電子生命学科57.5
生命理工学科57.5〜60.0
機械工学科57.5〜60.0
機械情報工学科60.0
建築学科60.0
応用化学科60.0
情報科学科60.0〜62.5
数学科57.5〜60.0
物理学科57.5〜60.0

生田キャンパスにある理工学部です。理系の偏差値は文系より低く出るため、それを考えると十分高い偏差値と言えます。歴史のある学部であり、どの学科も人気を集めます。

農学部

学科偏差値
農学科57.5〜60.0
農芸化学科57.5〜60.0
生命科学科60.0〜62.5
食料環境政策学科60.0〜62.5

早慶にも他のMARCHにもない学部、それが農学部です。農学部の中では最高峰に位置しており、農学部も看板学部の1つとなっています。

情報コミュニケーション学部

学科偏差値
情報コミュニケーション学科62.5〜65.0

他の学部と比べても女性の割合が多いとされる情報コミュニケーション学部です。久しぶりに新設された学部とあって歴史が短めですが、基本的に自由度が高く、幅広く学べるのが偏差値につながっています。

青山学院大学

文学部

学科偏差値
英米文学科60.0〜65.0
フランス文学科57.5
日本文学科62.5
史学科65.0
比較芸術学科65.0

キリスト教系の大学において主軸とされやすい文学部です。最も偏差値が高い比較芸術学科は、意外にも他の大学ではあまりない学科で、芸大っぽさを感じさせます。

教育人間科学部

学科偏差値
教育学科62.5
心理学科62.5

教育人間科学部は、教育学と心理学に分かれており、名称の割にオーソドックスな学科が目立つ学部です。

総合文化政策学部

学科偏差値
総合文化政策学科65.0

文化や芸術、メディアなど幅広く学ぶことができる総合文化政策学部です。青山学院大学がある表参道という場所柄、新しい文化を多く感じ取れるからこそ、根強い人気を誇る学部になりえる存在です。独自の出題形式があるため、青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策もあわせて確認しておくと準備しやすくなります。

地球社会共生学部

学科偏差値
地球社会共生学科60.0

地球社会共生学部は理系学部がある相模原キャンパスに存在する学部です。この学部も国際系学部の1つですが、アジアなど地域をある程度限定しており、政治や文化などを学びたい人におすすめです。

国際政治経済学部

学科偏差値
国際政治学科62.5〜65.0
国際経済学科62.5
国際コミュニケーション学科62.5〜65.0

今では当たり前となっている国際系学部のパイオニアである国際政治経済学部です。偏差値も高めで、長らく看板学部として機能し続けてきました。

法学部

学科偏差値
法学科60.0〜62.5
ヒューマンライツ学科60.0〜62.5

法学部は他の大学と比べるとルーツが違うこともあり、偏差値も平均的です。ヒューマンライツ学科ができたことで、どのような成長になっていくかが注目されます。

経済学部

学科偏差値
経済学科62.5〜65.0
現代経済デザイン学科62.5

経済学部は青山学院大学の看板学部としても機能しますが、地域経済、公共経済を学べる現代経済デザイン学科は意外な穴場としてうま味を感じさせます。

経営学部

学科偏差値
経営学科60.0〜62.5
マーケティング学科60.0〜62.5

偏差値的には平均的な経営学部ですが、実際は入試難易度もそれなりにあるため、見た目以上の難しさがあると考えておくとよさそうです。

理工学部

学科偏差値
物理科学科52.5〜57.5
数理サイエンス学科55.0〜57.5
化学・生命科学科55.0〜57.5
電気電子工学科55.0〜57.5
機械創造工学科55.0〜57.5
経営システム工学科55.0〜57.5
情報テクノロジー学科60.0

青山学院大学理工学部の新設学科は、偏差値が低めに出ています。改革の途中で、どのような学びが行われるか見通しづらく、受験生の様子見が働くためです。様子見が落ち着けば水準が動く可能性もあります。

コミュニティ人間科学部

学科偏差値
コミュニティ人間科学科57.5

子供や若者、女性などコミュニティ創造につながる学び、地域社会とのかかわりで浮上する問題などを学ぶことができるコミュニティ人間科学部です。歴史が浅い学部とあって知名度は低めですが、女性の割合が多く、知名度アップとともに偏差値も高まる可能性があります。

社会情報学部

学科偏差値
社会情報学科57.5〜65.0

社会情報学部は統計やコンピューターなどを学ぶ学部で、文系でも入ることができます。偏差値がかなり幅広いため、入りやすい入試形式、そうでない入試形式が出てくるでしょう。

立教大学

文学部

学科・専修偏差値
キリスト教学科57.5
英米文学専修60.0
ドイツ文学専修57.5〜60.0
フランス文学専修60.0
日本文学専修62.5
文芸・思想専修60.0〜62.5
史学科62.5
教育学科60.0

キリスト教系の大学ならではのキリスト教学科などがある文学部です。上智大学の神学科では面接などがありましたが、キリスト教学科ではキリスト教の信仰は特に問題にされないため、単純にキリスト教を学びたい人におすすめです。史学科を目指す場合は、立教大学の地理受験の可否と入試傾向も選択科目の判断材料になります。

現代心理学部

学科偏差値
心理学科65.0
映像身体学科60.0

一般的な心理学を学べる心理学科と、映像と身体のかかわりを様々な領域から学び、創作につなげていく映像身体学科の2つに分けられており、女性が全体の7割以上を占めます。

異文化コミュニケーション学部

学科偏差値
異文化コミュニケーション学科67.5

2008年に新設された異文化コミュニケーション学部は、日本語英語だけでなく、その他の外国語も学び、国際的な感性を磨くことができます。偏差値は高く、学部単位で見れば早慶にすら肉薄するほどです。

社会学部

学科偏差値
社会学科65.0
現代文化学科62.5
メディア社会学科62.5

意外にも女性の割合が多い社会学部です。2021年は女性の割合が66%と3人に2人が女性とされ、他の大学にはないフレッシュな雰囲気を感じながらも、本格的な社会学が学べ、「立教社会学」とは何かを感じ取れます。

観光学部

学科偏差値
観光学科60.0
交流文化学科60.0

一部では立教大学の看板学部と称される観光学部です。観光を様々な角度から学ぶとともに、様々な学問をベースとした教育を受けられるのが特徴的です。

コミュニティ福祉学部

学科偏差値
コミュニティ政策学科60.0
福祉学科57.5
スポーツウエルネス学科57.5

コミュニティ福祉学部は子育て、福祉、スポーツなど様々な分野に分かれており、コミュニティの観点からそれぞれ学べる学部です。

法学部

学科偏差値
法学科60.0
国際ビジネス法学科57.5
政治学科60.0

SMARTの法学部ではやや低めの偏差値ですが、国際ビジネス法学科にグローバルコースが新設されました。英語のみで学位がもらえるという試みを行い、巻き返しを図ります。

経済学部

学科偏差値
経済学科62.5
経済政策学科60.0
会計ファイナンス学科60.0

経済学部は一般的な経済を学ぶほか、政策立案の能力を高めたり、会計とファイナンスを学び、財務の視点から経済を学ぶことができます。

経営学部

学科偏差値
経営学科65.0
国際経営学科65.0

ビジネス・リーダーシップ・プログラム、通称BLPを行いながら経営マネジメント、マーケティングなどが学べる経営学部です。国際経営学科はこれを世界的視野に広げて行われます。

理学部

学科偏差値
数学科55.0
物理学科57.5
化学科57.5
生命理学科57.5

近年注目を集める「知識基盤社会」で活躍できる人材を育てていくために様々な能力を鍛えていく理学部です。数学科は立教大学の中ではやや偏差値が低めで、大学院まで数学を学びたい人に最適です。

東京理科大学

経営学部

学科偏差値
経営学科57.5〜60.0
ビジネスエコノミクス学科57.5
国際デザイン経営学科57.5〜60.0

1993年に設置された経営学部です。理系の要素を取り入れたビジネスエコノミクス学科や、デジタル技術を取り入れ、デザイン力を高めていきながら経営者としての才能を伸ばしていく国際デザイン経営学科など、色々な試みが行われています。

理学部

学科偏差値
数学科60.0〜62.5
物理学科60.0〜62.5
化学科60.0
応用数学科57.5〜60.0
応用物理学科57.5
応用化学科60.0〜62.5

第一部と第二部に分かれる理学部です。第二部は働きながら学びたい人向けとなっており、進級や単位取得が非常に厳しいため、アメリカ的なスタイルが特徴的です。

工学部

学科偏差値
建築学科60.0〜62.5
工業化学科57.5
電気工学科60.0
情報工学科60.0〜62.5
機械工学科60.0〜62.5

最先端技術を学び、研究につなげられる工学部です。工業化学科は化学を柱にし、化学を活用したものづくりについて学んでいくことができます。偏差値は一番低いですが、学ぶ内容は濃厚と言えるでしょう。

先進工学部

学科偏差値
電子システム工学科60.0
マテリアル創成工学科57.5〜60.0
生命システム工学科57.5〜60.0

2021年度、基礎工学部から名称が変わった先進工学部です。学科にも名称変更があり、よりわかりやすく、イメージのしやすい名称となっています。

理工学部

学科偏差値
数学科57.5〜60.0
物理学科57.5〜60.0
情報科学科60.0
応用生物科学科57.5〜60.0
建築学科60.0
先端化学科55.0〜57.5
電気電子情報工学科57.5
経営工学科57.5〜60.0
機械工学科57.5〜60.0
土木工学科55.0

10の学科を抱える理工学部です。大学院に行くことを想定した6年一貫教育コースがあり、腰を据えて学べる環境が整えられており、興味のあるものを学んでいくことができます。

薬学部

学科偏差値
薬学科60.0
生命創薬科学科60.0

圧倒的に男性の割合が高い東京理科大学において、女性の割合が多いことで知られる薬学部です。薬剤師の国家試験の合格割合が高く、新卒で96.59%を誇るなど、高い指導力と基礎教育が特徴的です。

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大学群「SMART」の偏差値ランキング5選

ここまでSMARTの全学部全学科の偏差値を紹介しましたが、偏差値が最も高い学部、低い学部をまとめます。

偏差値が高い学部学科ランキング

順位大学・学部・学科偏差値
1位上智大学 経済学部 経営学科67.5〜70.0
2位タイ上智大学 総合人間科学部 社会学科・心理学科67.5
2位タイ上智大学 法学部 法律学科・国際関係学科67.5
2位タイ立教大学 異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科67.5
5位上智大学 外国語学部 英語学科65.0〜67.5

SMARTでは唯一偏差値70に手が届いた上智大学経済学部経営学科です。共通テストを併用する入試(大学入学共通テストの成績を合否判定に使う方式)ではボーダーが85%と高めで、上智大学の独自問題にも答えないといけません。

上智大学の法学部は、早慶の法学部で合格しながらも、まれにここの法学部で落ちてしまうなど早慶の看板学部と互角を演じられる力を持っています。社会学や心理学においても総合人間科学部の社会学科と心理学科は国内トップクラスで、将来的に独立しても何ら不思議ではない存在感を誇ります。

立教大学の異文化コミュニケーション学部は、上智大学一強を食い止める位置にあります。グローバル化が叫ばれる時代で、グローバル人材になるための素養を身につけられるのも大きいのかもしれません。外国語学部英語学科も、上智大学内で国際系学部が多くある中でまだまだ偏差値の高さは譲れません。

偏差値が低い学部学科ランキング

順位大学・学部・学科偏差値
1位タイ東京理科大学 理工学部 土木工学科55.0
1位タイ立教大学 理学部 数学科55.0
3位青山学院大学 理工学部 物理科学科52.5〜57.5
4位東京理科大学 理工学部 先端化学科55.0〜57.5
5位上智大学 神学部 神学科57.5

土木構造物に関する知識をつけられる土木工学科は、偏差値は低めながら、実際に学ぶことは自然災害を防ぐ技術などです。命を守る技術者として社会貢献にもつながる立派な学科です。理系の中でもあまり興味を持たれにくいのが数学科で、結果的にその傾向が出た形ですが、偏差値ほど簡単ではありません。

青山学院大学理工学部物理科学科は、現状ではどのようなことが行われるのか、まだ先行きが見通せないため、偏差値が低めに出た可能性があります。東京理科大学理工学部先端化学科は、化学工業の軸となる基礎を学んで、21世紀で活躍できる人材を育てていくことを目指す学科です。化学系学科が全体的に偏差値が低めにあり、致し方ない部分があるのかもしれません。

上智大学神学部は学部の性質上、信仰の問題もあるため、偏差値が低くなるのはやむを得ないという見方ができます。

大学群「SMART」の穴場学部を文系・理系ごとに紹介

穴場は「偏差値が低い学部」ではなく、「倍率や入試方式の条件が緩みやすい学部」です。SMARTに通いたい場合の候補を文系理系それぞれで整理します。

文系の穴場学部3選

  • 明治大学法学部:看板学部のようなイメージを持つ法学部ですが、倍率を見れば低めで、偏差値も他の学部と比べれば手ごろです。商学部などが目立ち始めている今こそ、穴場学部として狙い目です。
  • 上智大学文学部哲学科:上智大学の文学部は伝統的な学部ですが、学科単位で見れば穴場もあります。その中の1つが哲学科です。TEAP入試(英語資格TEAPのスコアを出願に使う方式)では偏差値が低めに出ており、倍率もそこまで高くないので狙い目になります。
  • 立教大学現代心理学部:意外と人気が落ち着いているのが現代心理学部です。池袋キャンパスではなく埼玉県新座にキャンパスがあるのもその要因です。コミュニティ福祉学部なども新座キャンパスのため、そのあたりの動向も注目です。

理系の穴場学部3選

  • 明治大学総合数理学部:歴史が浅く、あまり知られていない総合数理学部です。中野キャンパスはここ10年でできたため、とても新しく、大学終わりに遊べる場所も多い他、住みやすい街でもあります。
  • 立教大学理学部:立教大学理学部は理系の中でも狙いやすい位置にあります。全体的に偏差値が控えめで、倍率も抑えめだからです。立教大学の場合は英語の独自問題をなくして英検などの外部検定試験(英語資格のスコアを英語の得点に換算する仕組み)を活用した入試形式が話題で、英検2級の中でも上位レベルを確保すれば合格に近づきます。
  • 青山学院大学理工学部:改革が行われて間もなく、様子見ムードが出やすい理工学部です。電気電子工学科や物理科学科が狙い目とされてきました。

よくある間違い:偏差値の低さだけで穴場を選ぶ

穴場学部を「偏差値が低いから楽」と読み替えてしまうのが、最も多い失敗です。偏差値が低く出ている学科は、新設で様子見が働いている場合や、科目構成が特殊な場合があります。神学科の面接や、TEAP入試・外部検定利用のように、別の条件が課されることも珍しくありません。

回避策は、候補学科を決める前に入試方式ごとの科目・必要書類・英語資格の扱いを並べて比べることです。偏差値表は最後の確認材料として使い、出願条件を先に見る順番にすると、見込み違いを防げます。

大学群「SMART」と「MARCH」の偏差値比較

平均偏差値ではSMARTがMARCHを上回ります。差を生んでいるのは上智大学の水準です。

大学群構成大学と平均偏差値群の平均偏差値
SMART上智64/明治61/立教60.5/青山学院60/東京理科5960.9
MARCH明治61/立教60.5/青山学院60/中央59.5/法政57.559.7

SMARTとMARCHで比較すると、平均偏差値の差は1.2で、SMARTの方が上回っています。SMARTは法政大学と中央大学を除外して上智大学と東京理科大学を入れた括りであり、事実上、上智大学の偏差値がこれだけの差になったと言えます。SMARTはMARCHの上位互換と考えてよさそうです。

ただし大学群の平均は、学部ごとの人気や序列をならしてしまいます。たとえば中央大学は学部間の人気差が語られる大学で、中央大学の人気学部と学部序列のように個別の事情を見たほうが実像に近づきます。卒業生の進路から大学の性格を知りたい場合は、中央大学の著名な卒業生や法政大学の著名な卒業生も参考になります。

FAST-UPが見てきたSMART志望者のつまずき

指導の現場で目立つのは、大学群の名前で志望校を決めてしまい、学部ごとの出題差を後回しにするパターンです。SMARTは偏差値が近い範囲に集まるため、「どこかに受かればよい」と考えやすくなります。その結果、英語資格の出願期限を逃したり、総合問題のような独自形式に直前まで手をつけられないまま本番を迎えます。

もう1つのつまずきは、穴場情報の追いかけ方です。倍率が低いと聞いた学部へ志望を移すと、科目の組み合わせが変わり、積み上げてきた勉強が噛み合わなくなります。志望を動かすなら、受験科目が共通する範囲に絞るのが現実的です。

伸びる受験生に共通するのは、学部を増やす前に、第一志望の出題形式に合わせて教材と演習の順番を固定していることです。方式の違いを早い段階で一覧化しておくと、途中で志望が変わっても作業がやり直しになりません。

まとめ

SMARTには数多くの学部学科がある一方、偏差値は比較的60近辺で固まっています。早慶を目指すには偏差値が5ポイントほど違うため、かなり大きな差ですが、SMARTで括ることで少しでも縮めることができるかもしれません。SMARTの浸透がどのような変化をもたらすのか注目です。

よくある質問

Q. SMARTとはどの大学を指しますか。 A. 上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学の5校です。MARCHから法政大学と中央大学を外し、上智大学と東京理科大学を加えた大学群として使われています。

Q. SMARTとMARCHはどちらが上ですか。 A. 平均偏差値ではSMARTが60.9、MARCHが59.7で、差は1.2です。構成の違いは上智大学と東京理科大学を含む点にあり、群としての差は上智大学の水準によるものです。

Q. SMARTで最も偏差値が高い学科はどこですか。 A. 上智大学経済学部経営学科で、偏差値は67.5〜70.0です。共通テストを併用する方式のボーダーは85%とされ、上智大学の独自問題にも対応する必要があります。

Q. 穴場学部を狙えば合格しやすくなりますか。 A. 倍率や方式の条件が緩い学部を選ぶことは有効ですが、学ぶ内容と受験科目が合っているかが前提です。偏差値が低く出ている学科には、面接や英語資格など別の条件が課される場合があります。

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