メインコンテンツへスキップ
#GMARCH

明治大学の倍率はなぜ下がる?志願者減の理由

2025年1月28日

明治大学というと、「人気の大学」とか「青山大学、立教大学、法政大学

FAST-UP

GMARCH特化の個別計画で、0から逆転合格へ。

各大学の配点に最適化した専用カリキュラムで対策します。

明治大学の倍率が下がった主因は、入試の難化と共通テスト移行期の安全志向です。志願者は減っていますが定員割れではなく、政治経済学部のように志願者が増えた学部もあります。倍率低下は易化とは別の話です。

2026年9月時点の情報です。

明治大学は定員割れしているのか

志願者が減ったとしても、定員割れとは言えません。公式に公表された一般入試の競争率では、最も低い理工学部物理学科でも2.2あるためです。

一方で、志願者が減った事実そのものは正しい情報です。2020年の入試では、大学全体として9000人の志願者が減少しています。

明治大学は、青山学院大学・立教大学・法政大学・中央大学とともにMARCH(首都圏の私立大学5校をまとめた呼び方)と呼ばれる難関大です。その明治大学で志願者が減ったことが話題になり、「定員割れ」という言葉が独り歩きした面があります。

減っているのは共通テスト利用が中心

志願者の減り方は、入試方式によって大きく異なります。減少が著しいのは、大学入学共通テスト(旧センター試験に代わる全国共通の入試)を利用した全学部入試です。

方式2020年度の志願者前年度比
一般入試55,637人95.5%
共通テストを利用した全学部入試26,914人86.1%

一般入試の減少幅は、全学部入試の約三分の一にとどまっています。つまり、個別試験を受けにくる受験生の層は大きく崩れていません。

2020年度の受験生には安全志向が強まったと考えられます。2021年度入試から大学入試センター試験が廃止され、大学入学共通テストが導入されることが決まっていたためです。難易度が上がっていた明治大学を避けた受験生が一定数いた可能性があります。

もう一つの要因として、国公立大学志望者が受験校のランクを下げる動きが広がり、センター試験利用そのものの得点水準が上がっていたことも挙げられます。

政治経済学部だけは志願者が増えている

全体が減少するなかで、政治経済学部は志願者が軒並み増えています。学部・学科別の動きは次のとおりです。

学部・学科方式前年の志願者当年の志願者増減
国際日本学部全学統一方式1,903人592人1,311人減
国際日本学部一般入試—2,435人562人減
情報コミュニケーション学部全学統一方式1,505人1,168人337人減
情報コミュニケーション学部一般入試—3,853人639人減
政治経済学部 経済学科全学統一方式1,707人1,006人701人増
政治経済学部 経済学科一般入試—4,231人595人増
政治経済学部 地域行政学科全学統一方式202人489人287人増
政治経済学部 地域行政学科センター試験利用—348人261人増

全学統一方式とは、全学部共通の問題で複数学部に出願できる入試方式のことです。なお、経済学科の全学統一方式については、元の集計で前年・当年の数値と増減の向きが整合していないため、参考値として扱ってください。

政治経済学部の志願者数は、他学部と比べて明らかに多い状態です。その理由の一つとして、本来であれば早稲田大学や慶應義塾大学を受験するレベルの受験生が、明治大学の政経学部を受験している可能性が指摘されています。早稲田大学・慶應義塾大学レベルの難化を踏まえると、安全圏を狙う動きは十分に考えられます。

早稲田大学の政治経済学部から流入している?

早稲田大学の政治経済学部の志願者が減っていることが、流入説の根拠になっています。

学科方式前年の志願者当年の志願者増減
早稲田大学 政治経済学部 経済学科センター試験利用1,790人1,564人226人減
早稲田大学 政治経済学部 経済学科一般入試—2,975人173人減

ほかの学科でも同じ傾向が見られます。早稲田大学の他学部では、減っていてもほぼ9割の人数の受験生が残っており、政治経済学部だけ減り方が大きいのです。

ここから、本来は早稲田大学の政治経済学部を狙っていた層が、安全志向で明治大学の政治経済学部に流れたという見方は、あながち外れていないと考えられます。

志願者減少=人気低下ではない

志願者の減少をそのまま人気の低下と読むのは早計です。一般入試の減少幅は小さく、政治経済学部のように志願者が増えた学部もあるためです。

志願者数は、その年の入試制度の変更や他大学の難易度にも左右されます。倍率の増減だけを見て大学の評価を決めると、判断を誤ります。

無料相談

GMARCHまで、あと何が足りないか。

各大学の配点をもとに、今やるべき科目と順番を無料でお伝えします。

志願者減少の本当の理由

考えられる理由を3つに整理します。

最大の理由は難易度が上がったこと

最も有力なのは、明治大学の入試そのものが難しくなったことです。従来なら明治大学を狙っていた受験生が、受験自体を諦める流れが生まれました。

センター試験の難易度が上がったこと

合格の確率がより高い大学を受験する受験生が増え、センター試験利用で求められる得点水準自体が上がりました。受験生がワンランク下の大学を目指すようになったのです。得点が8割でも届きにくくなった明治大学を避ける動きにつながった可能性があります。

明治大学が滑り止めではなくなった

難化と連動して、以前は早稲田大学や慶應義塾大学の滑り止めとして出願していた層が、明治大学を受けなくなりました。滑り止めを日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の総称)に切り替えたと考えられます。

明治大学の人気が健在といえる理由

人気が落ちたわけではありません。志願者を集め続ける材料が揃っています。

一流企業に就職できる

卒業生の就職先には、日本郵政グループ、富士通、NECといった有名企業が名を連ねます。国家公務員や東京都庁へ進んだ卒業生も多くいます。

キャンパスが新しくなり洗練されたイメージが定着した

キャンパスが新しくなり、洗練されたイメージが定着するにつれて、女子の志願者の割合が増えてきました。1990年代後半の女子比率は20%くらいでしたが、現在は約30%にまで上昇しています。

学部ごとの人気の動きという点では、中央大学の人気学部と学部序列も比較材料になります。

卒業生が芸能界で活躍している

卒業生には、俳優の向井理さん、ビートたけしさん、アナウンサーの安住紳一郎さんなど多数の有名人がいます。知名度の高い卒業生の活躍も、人気を支える要素です。卒業生の顔ぶれを比べたい場合は、中央大学の著名な卒業生や法政大学の著名な卒業生も参考になります。

FAST-UPが見てきた倍率に振り回される受験生の共通点

指導現場で多いのは、倍率の上下を出願判断の中心に据えてしまうケースです。倍率は出願が締め切られるまで確定せず、確定した時点では対策の時間が残っていません。結果として、過去問に取りかかる時期が後ろ倒しになります。

もう一つのつまずきどころは、共通テスト利用に出願枠を寄せすぎることです。共通テスト利用は科目ごとの失点がそのまま響くため、得意科目で挽回しにくい構造があります。個別試験の対策が薄いまま本番を迎える受験生は、ここで苦しみます。

学部ごとの出題の癖を早い段階でつかんだ受験生は、倍率の変動があっても出願方針を変えずに済みます。倍率は調整材料であって、主軸にはなりません。

よくある間違い:倍率が下がった=入りやすい

倍率の低下を「易化」と読み替えるのが、最も多い誤解です。志願者が減った背景が難化や安全志向であれば、残っているのは学力上位の受験層で、合格ラインは下がりません。

回避策は、倍率ではなく合格最低点と過去問の手応えで判断することです。志望学部の過去問を複数年分解き、現時点の得点と合格最低点の差を確認してから出願校を決めます。

まとめ

志願者が減った一番大きな理由は、明治大学の難易度が上がったことです。人気がなくなったわけではありません。倍率の数字だけを見て強気にも弱気にもならず、学部ごとの出題に合わせた対策を積み上げることが近道です。

科目ごとの戦略を立てる際は、立教大学の地理受験の可否と対策や青山学院大学 総合文化政策学部の総合問題対策のような、学部単位の情報も合わせて確認しておくと出願の幅が見えます。

よくある質問

Q. 明治大学は定員割れしているのですか? A. していません。公表されている一般入試の競争率では、最も低い理工学部物理学科でも2.2です。志願者が減ったことと定員割れは別の話です。

Q. 倍率が下がったら合格しやすくなりますか? A. 一概には言えません。難化や安全志向で志願者が減った場合、残るのは学力上位層になり、合格ラインは下がりにくくなります。倍率ではなく合格最低点との差で判断してください。

Q. 政治経済学部はなぜ志願者が増えたのですか? A. 早稲田大学や慶應義塾大学を狙う層が、安全志向で出願先を広げた可能性が指摘されています。早稲田大学の政治経済学部では志願者の減り方が他学部より大きく、流入説の根拠になっています。

Q. 共通テスト利用と一般入試では、どちらで出願すべきですか? A. 個別試験の対策が進んでいる場合は、一般入試を主軸に置くのが有効です。共通テスト利用は科目ごとの失点が直接響き、得意科目での挽回が効きにくいためです。

Q. 明治大学を滑り止めとして考えてよいですか? A. 難化が進んだ結果、早稲田大学・慶應義塾大学志望者が滑り止めを他大学に切り替える動きが出ています。単独の志望校として対策する前提で臨むほうが安全です。

無料相談

GMARCH対策には“正解”があります。

学力と志望校から逆算した学習計画を、プロに一緒に作成しませんか?

塾選びで迷っている方へ

料金・指導内容・向き不向きを、入塾前に確認できます。

年間の費用、一般的な学習管理型塾との違い、評判・口コミで気になる点、毎日3時間の特訓。 入塾前の判断材料を、記事にまとめました。

数値で分かるFAST-UP

数字で証明するFAST-UPの実力。

早慶GMARCH・関関同立への「一点特化」。
合格に必要なこと以外を全て排除することで、逆転合格を運ではなく仕組みで狙います。

※1
2,400人
受講者数
※2
21時間
指導時間(週)
※3
87%
難関私立合格率
月額59,800円(税込)
追加費用一切なし
  • ※1 = 2026年8月末時点の受講者数
  • ※2 = コーチが直接指導する時間(毎日3時間×7日)をもとに算出。原則毎日開催で、参加時間は個人により異なります
  • ※3 = 毎日個別特訓に9割以上参加し、毎日のミニ模試の平均が9割以上で、高3の5月末までに入塾した塾生のうち、難関私立大学(早慶上理ICU・GMARCH・関関同立)に合格した人の割合
無料無料カウンセリングを予約