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#大学情報

明治大学法学部の日本史|傾向と対策・過去問

2025年1月28日

明治大学の法学部は、日本史を利用した受験が可能です。

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明治大学法学部の日本史は、60分で解答し、初見の史料問題と記述問題の比重が高い出題です。憲法や法律に関する内容が多く、空欄補充・正誤判定・短文記述への対応力が得点を左右します。論述はほぼ出ません。

2026年9月時点の情報です。

明治大学法学部の入試情報

明治大学法学部は、大学入学共通テスト利用入学試験と学部別入学試験のいずれかで受験します。日本史はどちらの方式でも選択科目として使えます。

入試方式ごとの入試科目と配点

大学入学共通テスト利用入学試験(共通テストの成績だけで合否が決まる方式)では、3科目方式・4科目方式・5科目方式の3種類から希望するものを選択できます。

科目配点
国語200点
外国語200点
地理歴史200点(3科目方式は100点)
公民200点(3科目方式は100点)
数学200点(3科目方式は100点)
理科200点(3科目方式は100点)

国語と外国語は、どの科目方式を選択しても受験が必要です。それ以外は選択科目となるため、得意分野に合わせて組み合わせます。

学部別入学試験(大学が独自に作る問題を学部ごとに受ける方式)は、3科目で実施されます。

科目配点
外国語150点
国語100点
地理歴史・公民から1科目選択100点

外国語の配点が高く、外国語偏重の採点が成されると分かります。外国語の比重が大きい学部の対策の考え方は、青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策も参考になります。

明治大学法学部の偏差値

明治大学法学部は、法律学科のみの単一学部です。年度により多少の差はありますが、法律学科の偏差値は60.0~62.5であり、明治大学内でも平均程度の水準です。

明治大学法学部の倍率情報

倍率は入試方式によって異なります。大学入学共通テスト利用入試の方が高めです。

入試方式倍率
大学入学共通テスト利用入学試験3.4~5.0程度
学部別入学試験3.1~3.5倍

年度によって幅がありますので、模試を利用しながら安定した得点力を身につけていくことが重要です。

明治大学法学部の日本史の入試情報

学部別入学試験の日本史は60分で、マークシートに加えて記述形式も含まれます。大学入学共通テストはすべてマークシート形式です。

基本情報

年度によって大問数ごと変更されていますので、過去問をアテにしすぎず基礎力を磨く姿勢が有効です。形式の揺れに左右されない知識量が土台になります。

日本史の配点情報

日本史の配点は入学形式により異なります。

入試方式日本史の配点
共通テスト利用(4科目・5科目方式)200点
共通テスト利用(3科目方式)100点
学部別入学試験100点

4科目・5科目方式であれば、必須である外国語や国語と同じ比重です。学部別入学試験では外国語が150点であるため比重は大きくありませんが、外国語以外の科目とは同等の配点で設定されています。対策を練り、高得点を狙っていくことが合格への第一歩です。

日本史の難易度・レベルはどれくらい?

明治大学の日本史は、初見の史料問題が多く、比較的難易度が高い傾向にあります。使う知識自体は平易なものですが、覚えた知識と史料を結び付けられるかどうかがポイントになります。

また、正誤問題の比率が高いため、時間配分を間違えてしまう受験生も多いです。問題を解き慣れているかが問われますので、十分な演習量を確保しておきたい科目です。

論述対策は必要?

明治大学法学部の日本史において、論述問題が出る確率はかなり低いです。適語補充の記述問題は頻出ですが、1から文章を作成して解答する論述が出たケースはほぼありません。論述が出る世界史と比較すると、特徴的な設計と言えます。

1から文章を作成して解答する論述が出たケースはほぼないため、論述対策に時間を割くよりも、一問一答形式で基礎力をつける演習を繰り返す方が効率的です。

明治大学法学部の日本史の傾向・特徴

傾向は大きく3つに整理できます。憲法・法律分野の出題、記述問題の多さ、短文記述の存在です。

憲法や法律分野に関する出題が多い

憲法や法律に関する問題が多く扱われます。時代ごとに新しく制定された法律について問うようなものから、法律を制定した意義・目的について問うようなものまで幅広いです。日本史用語として丸暗記するだけでなく、時代背景を含めて関連付けながら覚えていく必要があります。

記述問題が約4割を占める

記述問題の比率が明治大学の他学部よりも高く、全体の約4割を占めます。論述のような長文記述は基本的に出題されないものの、日本史用語を記述させるような問題が多く、漢字の書き取りも含めた対策が必要です。その他、適語選択や内容正誤形式の問題も頻出です。

10文字程度の短文記述が出ることも

長文での論述はほぼ出題されないものの、10文字程度の短文記述が出ることは多いです。基本的に用語や単語の内容を一言で説明させる形式であるため、意味や内容も含めて覚えておく必要があります。特定のワードが入っていないと点にならないことも多く、重要語句が何であるかを把握しながら解くスキルが求められます。

明治大学法学部の日本史対策・勉強法

対策は空欄補充・史料問題・記述の3方向で進めます。いずれも一問一答で作った知識が出発点です。

空欄補充対策

明治大学法学部の日本史は、圧倒的に空所補充の割合が高いです。記述形式か選択形式かで内容はさまざまですが、記述形式での一問一答ができれば、点につながりやすくなります。日本史の単語帳や一問一答集を1~2冊用意し、繰り返し周回しながら「解けない問題がない状態」を目指すのが近道です。

史料問題対策

明治大学の日本史は、法学部に限らず史料問題(古文書や条文などの原文を読ませて答える問題)が多く扱われます。絵・写真・地図・イラスト・図表を用いる史料よりも、法律の条文や官報から文章を引用し、史料問題として出題する割合が高いです。

法律の条文や官報から文章を引用して出題する割合が高いため、代表的な法律については、条文も含めて確認しておくとよいでしょう。過去に出版された新聞の内容などを扱うこともあり、初見力が試されます。

記述対策

短文ながら記述問題が出るため、早い段階から形式に慣れておきます。日本史用語を記述させる問題が多く、漢字の書き取りまで求められるため、一問一答に臨む際は選択式ではなく記述式で学ぶことが理想です。

ある程度日本史用語を覚えたら、次は用語の内容をフリー記述で解説する訓練に進みます。繰り返し取り組むことで、短文記述でも得点につながりやすくなります。

国語側では漢文の対策も必要になります。配点の組み立てを考える際は、明治大学の漢文の入試傾向と対策も合わせて確認しておくと、学習計画が立てやすくなります。

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よくある間違いと回避策

よくある間違いは、長文論述の練習から対策を始めてしまうことです。論述はほぼ出題されないため、時間をかけても配点に結び付きにくくなります。

回避策は、記述式の一問一答で用語と漢字を固め、その後に10文字程度の短文説明へ進む順番を守ることです。長文論述は、思考の整理に使う補助的な練習として扱います。

FAST-UPが見てきた日本史のつまずきどころ

指導現場で多いのは、知識量は足りているのに史料問題で手が止まるケースです。用語を単独で覚えており、条文や新聞記事の文面と頭の中の知識が結び付いていない状態です。

もう一つのつまずきは、正誤問題での時間の使い方です。選択肢を一つずつ吟味しすぎて、後半の記述問題に時間を残せなくなります。演習のときから、判断を保留して先に進む練習を入れておくと、本番の崩れ方が小さくなります。

記述でも、意味を言葉にできないまま用語だけを覚えている受験生が目立ちます。用語を覚えた直後に「これは何か」を口頭で説明する習慣をつけるだけで、短文記述の精度が変わります。

明治大学法学部の日本史対策におすすめの参考書

対策分野ごとに2冊ずつ挙げます。手持ちの教材と重ならないものを選ぶ基準にしてください。

対策分野書名出版社・著者
空欄補充山川一問一答日本史山川出版(日本史一問一答編集委員会)
空欄補充入試に出る 日本史B 一問一答(入試に出る 一問一答)Z会(Z会出版編集部)
史料問題日本史史料一問一答【完全版】2nd editionナガセ出版(金谷俊一郎)
史料問題日本史史料問題分析と解説―史料をよむ山川出版社(會田康範)
記述"考える"日本史論述―「覚える」から「理解する」へ河合出版(石川晶康)
記述実力をつける日本史100題[改訂第3版]Z会(Z会出版編集部)

空欄補充対策の2冊

山川出版『山川一問一答日本史』は、大学受験日本史のパイオニアである山川出版社による一問一答用参考書です。問題演習の形式を取っていますが、英単語帳や古文単語帳と同じく、日本史単語帳として活用することも可能です。ややこしい正誤問題にも対応しやすく、繰り返し周回しながら万遍なく覚えていく使い方が向いています。

Z会『入試に出る 日本史B 一問一答』は、過去の入試で実際に出題された形式のまま編集された一冊です。通史やテーマ史ごとに単元を区切って知識を問う問題も多く、時代の枠組みにとらわれることなく出題する明治大学法学部向きの参考書です。4段階別の頻出表示もあるため、受験学年以外でも始めやすい作りです。

史料問題対策の2冊

ナガセ出版『日本史史料一問一答【完全版】2nd edition』は、明治大学に限らず過去30年分の大学受験について徹底的に研究したうえで編集された、史料問題特化型の参考書です。教科書や参考書に掲載されていない史料を扱うこともあり、法律の条文やマスメディア掲載文の比率も高く、法学部向けの一冊です。史料に補記されたルビや注釈も便利で、一問一答で得た知識とリンクさせやすくなっています。

山川出版社『日本史史料問題分析と解説―史料をよむ』は、解説のボリュームが多く、読み物としても面白い一冊です。実際の演習量は参考書のうち半分程度ですが、日本史に関する素朴な疑問や、教科書に掲載されていない小ネタも含めて学べます。初見の史料問題でも読み解ける初見力を身につけたいときに向いています。

記述対策の2冊

河合出版『"考える"日本史論述―「覚える」から「理解する」へ』は、思考力を問うような問題を多く掲載しており、丸暗記に頼らない日本史学習をしやすい参考書です。初見の史料について問われたときや、分からない問題が出たときの対応力も育成できます。明治大学法学部だけの対策をするのであれば、論述形式の問題はステップアップ程度に臨み、他の問題にかける時間を長めに取る配分が現実的です。

Z会『実力をつける日本史100題[改訂第3版]』は、時代ごとに細分化しながら知識を問う問題集で、短文の記述問題にも対応しています。日本史の流れを理解しながら、重要語句の内容を自分の言葉で解説できるようになりたい場合に便利です。解答完了までの目標時間も掲載されており、入試本番に近い形でトレーニングしやすくなっています。

明治大学法学部の日本史の過去問情報

過去問は、大学が公開している入試問題のページや赤本で確認できます。公開範囲は変わることがあるため、取り組む前に最新の掲載状況を確認しておきます。

2020年度の日本史

古事記の序文を抜き出したうえで空欄に当てはまる人物名を記載させたり、永仁の徳政令の内容を抜粋していたりと、明治大学法学部らしい出題が多い年でした。文学史に関する出題もあり、時代ごとよりもテーマごとの区切りで学習した方が効率的だと分かる過去問です。

2019年度の日本史

「令義解・賦役令」や「尾張郡司百姓等解」からの抜き出しがあるなど、読みなれない文章に戸惑う年でした。一般的に大学入試では近代から近現代の知識を問われることが多いなか、古代から中世の知識も重要であることが分かります。明治大学法学部が、幅広い日本史知識を重視していることが読み取れる過去問です。

まとめ

明治大学法学部の日本史は、難問・奇問がないものの、初見の史料問題を数多く扱うなど、特殊な出題傾向が見られます。時代だけで歴史を区切ることなく、見方や角度を変えながら読み解いていく必要があります。

2027年度入試に向けては、入試傾向を的確に掴み、早期の段階で参考書の選定を終えておくことが土台になります。自分に合った学習法を確立し、記述式の一問一答から史料演習へと段階を踏んで進めていきます。

よくある質問

Q. 明治大学法学部の日本史は難しいですか。 A. 初見の史料問題が多く、正誤問題の比率も高いため、体感の難易度は高めです。ただし使う知識自体は平易なもので、覚えた知識と史料を結び付ける練習を積めば対応できます。

Q. 論述の練習はしなくてよいのでしょうか。 A. 1から文章を作成して解答する論述はほぼ出題されていません。優先すべきは記述式の一問一答と、10文字程度の短文記述です。論述形式の問題は、理解を深める補助として扱う程度で足ります。

Q. 学部別入学試験と共通テスト利用はどちらが有利ですか。 A. 倍率は大学入学共通テスト利用入試の方が高めで、学部別入学試験は外国語の配点が150点と高く設定されています。英語に強みがあるなら学部別、国語と外国語以外の科目まで仕上がっているなら共通テスト利用が検討しやすくなります。

Q. 日本史の勉強はどの順番で進めればよいですか。 A. 記述式の一問一答で用語と漢字を固め、次に用語の意味を自分の言葉で説明する訓練、その後に史料問題の演習という順番が進めやすい流れです。史料は法律の条文や官報からの引用が多いため、代表的な法律は条文まで目を通しておきます。

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