明治大学の付属高校3校と偏差値一覧
明治大学には、3つの付属高校があることをご存じでしょうか。
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明治大学の付属高校は、明治大学付属明治高等学校、明治大学付属中野高等学校、明治大学付属中野八王子高等学校の3校です。高校から入る場合の偏差値は67.0〜71.0程度で、いずれも中高一貫校です。
2026年9月時点の情報です。
明治大学の付属高校一覧と偏差値
3校はいずれも東京都内にあり、中学校を併設しています。高校から外部進学で入る場合の偏差値は、明大明治がもっとも高い水準です。
| 学校名 | 略称 | 所在地 | 高校受験の偏差値 | 中学受験の偏差値 | 共学/男子校 |
|---|---|---|---|---|---|
| 明治大学付属明治高等学校 | 明大明治・明明 | 東京都調布市 | 約71.0 | 60.0 | 共学 |
| 明治大学付属中野高等学校 | 明大中野・明中 | 東京都中野区 | 68.0 | 57.0 | 男子校 |
| 明治大学付属中野八王子高等学校 | 明大八王子・明八 | 東京都八王子市 | 67.0 | 53.0 | 共学 |
中高一貫校とは、中学校と高校の6年間をひとつの流れとして教育する学校のことです。
明治大学付属明治高等学校
明治大学付属明治高等学校は、明治大学唯一の直系付属校です。東京都調布市にあり、明治大学付属明治中学校を併設しています。
生徒の多くは中学校から進学した内部生で、一部に高校受験を経て入学した外部進学生がいます。内部生と外部進学生がともに学ぶ、併設型の中高一貫校です。略称は「明大明治(めいだいめいじ)」または「明明(めいめい)」です。
高校から外部進学として入学する場合の偏差値は約71.0で、かなりハイレベルです。中学受験で入る場合の偏差値も60.0と高く、早い段階から受験勉強に取り組む必要があります。
明治大学付属中野高等学校
明治大学付属中野高等学校は、3校のうち唯一の男子校です。東京都中野区にあり、中学部を併設しています。
設置者は学校法人中野学園で、明治大学直系の付属校ではありません。スポーツ強豪校として知られ、スポーツ推薦(競技成績を評価して合否を決める入試方式)で入学した生徒が多く、体育祭などの行事が盛り上がります。略称は「明大中野(めいだいなかの)」または「明中(めいなか)」です。高校からの外部進学生は毎年150名程度で、門戸が一定程度開かれています。
高校から外部進学として入学する場合の偏差値は68.0です。中学受験で入る場合の偏差値も57.0あり、難関校といえます。
明治大学付属中野八王子高等学校
明治大学付属中野八王子高等学校は、在学生の8割以上が明治大学へ進学する学校として知られています。東京都八王子市にあり、設置者は明治大学付属中野高等学校と同じ学校法人中野学園です。直系の付属校ではありません。
略称は「明大八王子(めいだいはちおうじ)」または「明八(めいはち)」です。ごく一部の国立大学進学者や他の有名私立大学進学者を除き、そのままエスカレーター式で明治大学へ進みます。
高校から外部進学として入学する場合の偏差値は67.0、中学受験で入る場合の偏差値は53.0です。数値のうえでは中学受験のほうが入りやすく見えますが、中学受験と高校受験では受験する母集団が異なるため、単純な比較はできません。
明治大学の付属高校とは
明治大学の付属高校は、大学までの一貫教育・早期教育を目的に設立された学校です。母体となる明治大学の校風を早い段階で身につけやすく、高校3年と大学4年を合わせた7年の一貫教育をおこないます。
明治大学へ進むときは試験の免除など優先的な取り扱いを受けることが多く、高校時代の成績や生活態度に大きな問題がなければ、内部進学で進学できる例が一般的です。内部進学とは、付属高校から系列の大学へ、一般入試を経ずに進むしくみを指します。
明治大学の付属高校に男子校・女子校はある?
男子校は明治大学付属中野高等学校・中学校の1校のみで、女子校はありません。共学か男子校かで校内の雰囲気は変わるため、学校選びの段階で確認しておきたい点です。
男子校の明治大学付属高校
明治大学付属中野高等学校・中学校が男子校です。明治大学付属中野八王子高等学校は、もともと男子部・女子部に分かれていましたが、1994年に完全共学化されました。
直系付属校の明治大学付属明治高等学校も、かつては男子校でした。2008年の調布(日本航空グラウンド跡地)への移転と同時に共学化しています。
女子校の明治大学付属高校
明治大学の付属校に女子校はありません。近年は明治大学全体で女子学生の比率が高まっていますが、もともと男子学生比率の高い大学として知られてきた経緯があり、付属校に男子校が多かったこととも重なります。
明治大学の付属高校が人気って本当?
3校とも人気が上がっています。受験倍率が上昇しているだけでなく、学習塾や家庭教師でも明治大学付属校への進学を前提にしたカリキュラムを組む例が増えました。
受験学年には、明治大学付属中学・高校に特化した過去問対策がおこなわれることもあります。学校別の対策が商品として成り立つこと自体が、人気の高さを示しています。
明治大学の付属高校の倍率推移
3校いずれも、2016年段階の倍率から大きく伸びています。
| 学校名 | 2016年段階の倍率 | 近年の倍率 |
|---|---|---|
| 明治大学付属明治高等学校 | 2.3倍 | 3.0倍 |
| 明治大学付属中野高等学校 | 2.3倍 | 3.8倍 |
| 明治大学付属中野八王子中学高等学校 | 1.9倍 | 4.0倍 |
明治大学の付属高校が人気の理由とは
人気の背景には、センター試験から大学入学共通テストへの移行があります。大学入学共通テストとは、多くの大学が合否判定に使う全国共通の試験です。
現状では出題傾向に大きな差はありませんが、制度変更が報じられた当時は「英語の記述問題が増える」「数学に完全証明問題が出る」といった憶測が飛び交いました。記述力や表現力が問われる方向に動いているのは確かで、今後も出題傾向が変わる可能性は残ります。
こうした先行きの不透明さから、内部進学で大学へ進める付属高校が選ばれやすくなっています。加えて、定員を絞る私立大学が増えたことを知り、進学ルートが見えている道を選びたいと考える家庭も増えました。
明治大学の付属高校に通うメリットとは
最大のメリットは、大学進学のハードルが低いことです。そのうえで、時間の使い方や費用面にも利点があります。
大学進学のハードルが低い
学業成績が極端に低い場合や素行に大きな問題がある場合を除き、明治大学へ進む道が基本的に開かれています。成績がよければ希望する学部へ優先的に進めたり、留学枠を調整してもらえたりすることもあります。
スポーツや音楽など、人より秀でた実績があれば書類選考中心で進学が決まる例も多いです。入試方式が多様化し、情報が追いにくくなっている状況では、進路が読める点が安心材料になります。
高校時代にやりたいことができる
大学受験の負担が軽い分、高校生活の時間を自分の関心に使いやすくなります。部活に打ち込む、学校の許可を得てアルバイトをする、趣味や旅行に時間を充てるといった選択ができます。課外活動に力を入れたい生徒が付属高校を選ぶのは、この自由度が理由です。
予備校や塾代がかからない
1年生のうちから受験対策の塾に通う必要が小さく、受験料もかかりません。教育にかけるトータルコストは下げやすくなります。
その分、公立高校より学費は高くなりますが、進学先がある程度見えていることは大きな強みです。ただし内部進学の基準に成績が届いていない場合や、特に強化したい科目がある場合は塾を使うこともあるため、必ずしも費用対効果が高いとは限りません。
明治大学の付属高校に通うデメリットとは
デメリットは、進路の選択肢が明治大学に寄りやすいことと、希望学部が通るとは限らないことです。
明治大学以外に進学しづらい
明治大学の付属高校では、明治大学への進学を前提とした学習カリキュラムが組まれていることが多いです。校風も母体に沿っているため、外部大学を目指す場合は学校の指導だけに頼りにくくなります。偏差値の高い高校でありながら、進学校のような受験特化の指導は期待しにくい構造です。
外部受験を考えるなら、塾や家庭教師を使って入試情報を集め、自分の受験プランを組み立てる必要があります。学部ごとに問題の性格が違うことも押さえておきたい点で、たとえば青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の傾向と対策や立教大学の地理受験の可否と対策のように、志望先ごとの事情を早めに確認しておくと計画が立てやすくなります。
希望する学部に入学できるとは限らない
明治大学に限らず、多くの付属高校では成績上位者から順に希望学部を選ぶ方式が採られています。志望が集まる人気学部は校内での競争が激しく、高校時代の成績が足りないと希望が通らないことがあります。
その結果、「文系に進みたかったのに理系学部しか残っていなかった」「情報コミュニケーション学部を希望したのに他学部からしか選べなかった」という事態が起こり得ます。人気学部が偏る傾向は他大学でも共通で、中央大学の人気学部と学部序列の考え方を見ると構図が分かりやすくなります。入学後のミスマッチを避けるため、高校時代も学業の手を抜かないことが欠かせません。
よくある間違い
「付属高校に入れば塾は一切いらない」と考えてしまうのが、よくある間違いです。内部進学には校内の成績が関わり、人気学部は希望者が集まるため、成績が基準に届かないと選択肢が狭まります。
回避策は、入学後早い段階で内部進学の学部選択基準と評価の対象科目を確認し、苦手科目だけでも手を打っておくことです。外部受験の可能性を残すなら、高2のうちに受験科目を決めておくと動きやすくなります。
FAST-UPが見てきた付属校志望と大学受験のつまずき
指導現場で目立つのは、内部進学と外部受験のあいだで判断を先延ばしにしてしまうケースです。校内の成績対策と大学入試対策は、求められる解き方も出題範囲の区切り方も違います。両方を同時に追いかけると、どちらも中途半端になりやすい傾向があります。
もうひとつ多いのは、付属高校の生徒が外部受験に切り替えるとき、過去問の分量と形式に慣れる時間を見積もれていないことです。学校の課題中心で進めてきた場合、時間を計って解く練習そのものが不足しがちです。
一般入試で明治大学に入る受験生側にも、似たつまずきがあります。付属生の存在を気にしすぎて、自分の受験方式の情報収集が後回しになることです。どちらの立場でも、早い段階で進路を一本に決め、その方式の過去問から逆算する流れに切り替えた生徒のほうが、学習が安定します。
まとめ
明治大学の付属高校は3校で、いずれも近年人気が高まっています。中学受験・高校受験の段階から明治大学を意識する家庭が増えているということです。
一方で、大学入学後は内部進学者も一般入試の合格者も同じ明大生で、大きな違いはありません。大学受験から明治大学へ進む人も多いため、内部生とは別の対策を組み立てることが大切です。
よくある質問
Q. 明治大学の付属高校は全部で何校ありますか。 A. 3校です。明治大学付属明治高等学校、明治大学付属中野高等学校、明治大学付属中野八王子高等学校で、このうち直系の付属校は明治大学付属明治高等学校だけです。
Q. もっとも偏差値が高い付属高校はどこですか。 A. 高校受験では明治大学付属明治高等学校で、偏差値は約71.0です。次に明治大学付属中野高等学校が68.0、明治大学付属中野八王子高等学校が67.0と続きます。
Q. 付属高校に入れば必ず明治大学に進学できますか。 A. 進学の優先的な取り扱いはありますが、無条件ではありません。校内の成績や生活態度が前提となり、希望学部の選択も成績上位者から順になる方式が多いため、高校での学習は続ける必要があります。
Q. 付属高校から他大学を受験することはできますか。 A. 受験自体は可能です。ただし学校のカリキュラムが明治大学への進学を前提に組まれていることが多く、外部受験では自分で情報を集め、志望校の出題形式に合わせた対策を進める形になります。


