明治大学法学部は地獄?理由と口コミを解説
明治大学法学部は時に「地獄の法」「監獄の法」というあだ名に代表され…
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明治大学法学部が「地獄の法」と呼ばれるのは、試験一発勝負の科目が多く、必修を落とすと1年次でも留年するためです。法曹を志すなど学ぶ意欲がある人には環境が整っており、遊び中心の学生生活を望む人にはきつい学部だと言えます。
2026年9月時点の情報です。
「地獄の法」「監獄の法」というあだ名に代表される通り、明治大学法学部は学内でも特に厳しい学部というイメージが根付いています。実際に単位の取得で苦労する学生もおり、入学後に勉強へついていけるか不安に感じる受験生もいます。
ここでは、明治大学法学部の厳しさの中身を、理由と在学生の口コミから整理します。
明治大学法学部が地獄と言われるのは本当か
「厳しい」という評判には根拠があります。評価が試験に偏り、必修を落としたときの影響が大きい点が、他学部との違いとして語られています。見方は人によって異なるため、ひとつの判断材料として確認してください。
| 観点 | 明治大学法学部で語られる傾向 |
|---|---|
| 評価方式 | 法律科目は学期末の試験一発勝負が中心 |
| 出席 | 大講堂の授業では出席を取らない科目がある |
| 楽単 | 評価基準が厳しく、楽に取れる科目はほぼない |
| 必修科目 | 語学などを落とすと1年次でも留年の対象 |
| 対策の要 | 過去問の入手と、授業内容の把握 |
単位取得が難しいことで有名
明治大学法学部は、単位の取得が難しい学部として知られています。他の学部にはいわゆる「楽単」と呼ばれる、楽に取得できる単位・科目があるのに対し、法学部はどれも評価の基準が厳しく、本気で勉強していても落とされることがあります。
「規定回数以上きちんと出席さえしていれば単位が取れる」「参考書やテキストの持ち込みが許可されていて難なくテストを解ける」という科目は、ほぼないと思っておきましょう。
人気学部であるため入学すること自体が大変でありながら、入学から卒業に至るまで勉強し続ける必要があります。卒業のハードルが高いと感じる人が多いのは、この構造が理由です。
必修単位を落とすと1年次で留年することがあるから
明治大学法学部では、語学などの必修科目、つまり卒業に必ず単位が必要な科目の取得が規定に到達しない場合、1年次でも留年の対象になります。早い人だと1年次の前半で留年が決まることもあり、容赦のない評価だと言われます。
明治大学では1〜2年次の間に必修科目を取得できず、駿河台キャンパスに通いながら和泉キャンパスでも学び続けることを「和泉返し」と呼びます。留年によって「和泉止まり」となることもあるため注意が必要です。
後輩と同じクラスで学ぶことにもなりかねないため、特に必修科目への対策は不可欠です。必修科目は他の科目で代替できず、落とすと翌年度に取り直すしかないためです。
試験でしか合否を判定しない科目が多いから
評価方式は科目・担当教員によって異なりますが、法学部は試験でしか合否を判定しない科目が多いことで知られます。毎日真面目に出席し、過不足ないレポートを提出していても、テストで点が取れなければ不可判定になります。
反対に、出席やレポートを疎かにしていてもテストで点が取れるなら、テスト当日だけの出席で単位認定される場合もあります。ただしテストのレベルが高く、きちんと出席して授業を聞いていないと点が取れない工夫がされています。
明治大学を誇る看板学部だから
明治大学は「明治法律学校」を源流とする大学であり、法学部が第一の看板学部として知られています。実際に明治大学出身の法曹は多く、今でも司法試験を目指して勉強漬けになっている学生が少なくありません。
そのため、明治大学法学部出身者として世に出る以上は高い知識レベルを持っていてほしいという大学側の狙いもあり、「簡単には卒業させない仕組み」が確立していると言えます。明治大学の留年割合が特に高いのが法学部とされていることからも、難易度の高さがうかがえます。
「地獄の法」と呼ばれる一方で評価もある
以上の理由を総合して、明治大学法学部は「地獄の法」と呼ばれています。難易度を高くしすぎると受験生から敬遠されるという見方もありますが、歴史あるリーディングユニバーシティとしてハイレベルな人材を輩出するための取り組みとして評価されることもあります。
法学の勉強に集中したい人からの人気は高く、毎年高い倍率となっています。入学後はモラトリアムを謳歌して遊びたいという人には向かない可能性があるため、よく検討しておきましょう。
入試そのものの対策を進めたい場合は、科目ごとの出題傾向から逆算すると負担を抑えられます。国語の出題については明治大学の漢文の入試傾向と対策で整理しています。
口コミから検証する明治大学法学部
口コミでも、評価の軸が試験にあるという指摘が共通しています。入学後のギャップを防ぐために、良い面と悪い面の両方に目を通しておきましょう。
悪い口コミ
意外と大変「地獄の法」
他の学部との一番大きな違いは大講堂での授業がほとんどであるという点でしょう。語学(英語・第二外国語)と体育はクラス単位で出席を取られますが、大講堂での授業はその規模のため出席を取りません。ある意味サボり放題です。その一方、他の学部はレポートが単位評価に加算されるのに対し、法律科目は学期末のテスト一発勝負です。どれだけ出席していてもテストに失敗したら再履修です。全く授業に出ないというのはかなりのギャンブルです。友達と協力しながらでもいいので授業の内容、雰囲気は必ず把握するべきでしょう。
出典:みんなの大学情報
テスト一発勝負であることに危機感を持つ学生が多いと分かります。レポートや出席回数による下駄履かせがないため、実力で勝負するしかありません。なお再履修とは、落とした科目を翌年度に取り直すことです。
学びたい人には最高の環境
学びたいと思う人はしっかり学ぶことが出来るし、怠けたいと思う人は思う存分怠けられる環境。将来の仕事を決めかねている人も幅広い知識を身につけることが出来るのでとても良い。夏までの間はオンラインで行われる授業が多かったが、今はオンラインと対面が選べるので興味がある講義を対面で受講している。法学部の難点はテスト期間がとても大変だということ。またグループワークなども無く、友達は増えない。
出典:みんなの大学情報
学習に最適な環境としたうえで、テストの大変さを説く口コミです。テスト期間中はアルバイトのシフトを減らす学生も多く、それだけ勉強に専念しないと突破できないカリキュラムだと分かります。グループワークが少ないため、ゼミに入らないと同じ志を持つ学生を見つけづらい点も難点です。
充実した大学生活がおくれます
施設も整っており、講義内容も専門的な知識が多く身につけられます。サークルも種類が豊富で、充実した大学生活を送れるでしょう。授業によってオンラインと対面別れています。緊急事態宣言下でも強制対面のものもありました。幅広い授業を選択出来ます。講義の内容は本当に教授によるとしか言えません。判断材料は前期だけですが、語学系は授業に出て試験前に対策すれば単位は取れます。法律系はレポートだったのですが、まぁなんとかなりました。ペーパーテストはサークルや先輩経由で過去問を入手して対策するしかないです。
出典:みんなの大学情報
留年のカギとなる必修科目である語学は、きちんと対策しておけば点を取れるという声です。裏を返せば、対策なしでは突破できない水準であり、楽に卒業したい人には向きません。過去問の入手が重要になるため、情報を共有できる相手がいるかどうかで負担が変わります。
良い口コミ
やる気がある人は上に上がれる
法学者の方が多く在籍されており、法を学ぶには素晴らしい環境だと思います。施設も充実しており、図書館には過去の判例などもあり、自習学習ができる場となっております。教授のレベルが高く、授業内容が素晴らしいです。法学者として知名度、実績のある方も多いので法律を学ぶ環境に適していると思います。
出典:みんなの大学情報
関東の私立難関大学とされる明治大学のなかでも法学部は看板学部であり、優秀な教授陣が揃っていることは大きなメリットです。従来からの学習に加え、時代のニーズに合わせた学びも可能で、実学寄りの学習をしたい人に合う環境です。
なんだかんだ楽しい学校
なんだかんだ真面目な学生が多い印象。単位だけは欲しいと思って試験の時はちゃんとやる人が多い。大学で勉強をしたいと思っている学生にはとてもいい大学。
出典:みんなの大学情報
普段は遊んでいるように見える学生でも、テスト前には本気になる人が多いようです。オンオフの切り替えがはっきりしており、学生の本分を忘れて遊び続ける人は少ないと分かります。
結論:地獄かどうかは学びへの姿勢で変わる
遊び中心の学生生活を送りたい人にとっては、明治大学法学部は地獄だと言えます。一方、入学した以上はきちんと学び続け、実力で評価されたいと考える人には最適な環境です。地獄と捉えるか天国と捉えるかは、学びに対する自分の考え方次第です。
FAST-UPが見てきた、明治大学法学部志望でつまずきやすい点
指導現場で目立つのは、「入学後の厳しさ」を理由に志望を下げてしまうケースです。評判だけで判断すると、法律を学びたいという本来の動機が見えなくなります。
もうひとつ多いのが、入試対策と入学後の学び方を切り離して考える受験生です。明治大学法学部は試験で結果を出すことが求められる学部であり、暗記した知識を制限時間内に答案へ落とし込む作業は、受験期の過去問演習と地続きです。受験期に「理解してから解く」から「解きながら理解する」へ切り替えられた人は、入学後の試験対策にも入りやすい傾向があります。
また、併願校を偏差値帯だけで並べて決める受験生も少なくありません。学部の評価方式や学びの中身まで比べると、合格後の後悔が減ります。
よくある間違い:出席さえすれば単位が取れると考える
最も多い誤解は、「大学は出席していれば何とかなる」という前提で入学することです。法律科目は学期末の試験が中心で、出席やレポートで点を補えない科目があります。
回避策は、学期の最初に科目ごとの評価方式を確認し、試験のみで判定される科目を洗い出しておくことです。そのうえで、過去問を入手できる経路をゼミやサークルで確保し、授業内容を把握したうえで試験対策に入ると、取りこぼしを減らせます。
よくある質問
Q. 明治大学法学部の偏差値はどのくらいですか。 A. 明治大学のなかでも難関とされる水準で、人気学部のため倍率も高めです。数値は年度や入試方式、調査機関によって変わるため、2027年度入試に向けては大学の公表資料と予備校の最新データで確認してください。偏差値の見方を学びたい場合は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説も参考になります。
Q. 本当に1年次で留年することがありますか。 A. 語学などの必修科目で規定に届かない場合、1年次でも留年の対象になるとされています。必修は他の科目で代替できないため、入学直後から出席と試験対策を並行させることが重要です。
Q. 法曹を目指していなくても入学して大丈夫ですか。 A. 問題ありません。口コミでも、将来の仕事を決めかねている人が幅広い知識を身につけられる環境だと評価されています。ただし試験中心の評価方式は変わらないため、学び続ける姿勢は求められます。
Q. 入学後に一番困るのは何ですか。 A. 試験対策の情報が手に入らないことです。ペーパーテストはサークルや先輩経由で過去問を入手して対策するという声があり、人とのつながりが対策の質に影響します。
まとめ
明治大学法学部は、「地獄の法」「監獄の法」と呼ばれることもある学部です。ハイレベルな試験と実力主義の評価を採用していることが、その呼び名の背景にあります。きちんと勉強しない人にとっては厳しい環境です。
一方で、法学を学ぶために入学する人にとっては、中だるみせずに学び続けられる環境でもあります。どんな学生生活を送りたいかをイメージしながら志望校を選び、ミスマッチのない進学先を決めましょう。


