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#GMARCH

立教大学理学部の数学の傾向と対策・過去問

2025年2月5日

立教大学の理学部は、数学を利用した受験が可能です。

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立教大学理学部の数学は、数学科が90分、物理学科・化学科・生命理学科が75分で、大問1の小問集合以外はほぼ記述形式です。微分・積分、極限、数列の比重が高く、途中式まで書き切る答案練習が対策の軸になります。

2026年9月時点の情報です。

以下では入試方式ごとの科目と配点、偏差値や倍率、出題の傾向、学科別の対策、参考書、過去問情報までまとめます。制度や配点は年度ごとに変わるため、出願前には必ず最新の募集要項を確認してください。

立教大学理学部の入試情報

立教大学理学部に一般方式で入学するには、大学入学共通テスト利用入学試験(共通テストの成績だけで合否が決まる入試方式)か、学部別一般試験のいずれかを突破する必要があります。まずは科目と配点から押さえます。

大学入学共通テスト利用入学試験の科目と配点

共通テスト利用入学試験では、4科目型と6科目型の2種類から希望するものを選択できます。

科目4科目型6科目型
外国語200点200点
国語なし200点
数学ⅠA100点100点
数学ⅡB100点100点
理科(物理・化学・生物)1科目選択・200点2科目選択・各100点

学科によって理科科目の選択が指定される場合があります。物理学科では物理、化学科では化学の受験が必須となるため、選択科目を決める段階から志望学科を意識しておきましょう。

学部別一般試験の科目と配点

学部別一般試験は、次の3科目で受験します。

  • 物理、化学、生物のうちから1科目選択
  • 数学
  • 外国語

配点は学科により異なります。数学科のみ数学の配点が最も高く、物理学科・化学科・生命理学科では理科科目の配点を高くしています。

外国語については、各種検定試験のスコアもしくは大学入学共通テストの点数を利用する形式が用意されています。受験日当日の外国語試験は課されないため、数学と理科に集中して対策していくことが求められます。

立教大学理学部の学科ごとの偏差値

立教大学理学部の偏差値は、学科による差がほとんどありません。

区分偏差値の目安
理学部(学科による差は小さい)57.5前後
立教大学全体の平均60.0〜62.5

大学全体の平均と比べると、少し低めの水準に位置します。ただし偏差値は調査主体や年度で変動するため、固定の数値として捉えないことが大切です。

立教大学理学部の倍率情報

倍率は入試方式により異なります。

学科共通テスト利用入学試験学部別一般試験
数学科2.3〜3.1倍2.3倍
物理学科2.3〜4.4倍3.7倍
化学科2.1〜3.0倍3.1倍
生命理学科2.5〜4.0倍3.2倍

共通テスト利用では、科目数の多い型のほうが比較的倍率が低くなりやすい傾向にあります。年度によって差があるため、参考程度に捉えておくとよいでしょう。

立教大学理学部の数学の入試情報

理学部の数学は、学科によって試験時間が変わる点と、記述量の多さが最大の特徴です。

基本情報

立教大学理学部の数学は、数学科のみ90分、物理学科・化学科・生命理学科は75分で解答します。大学入学共通テストはすべてマークシート形式ですが、学部別一般試験に限り記述形式も加わります。

出題は数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)からで、数学Cからの出題はないとされてきました。出題範囲の表記は課程の変更で変わるため、受験年度の入試要項で必ず確認してください。

立教大学理学部の数学の難易度

標準的なレベルを中心に出題されることが多く、難問・奇問の類はありません。一方で、微分・積分、極限、数列からの出題割合が高く、この分野のみ難易度が高めに設定されていることも多いです。

また、大問1以外は基本的に記述形式であるため、記述対策は欠かさずおこなう必要があります。

立教大学理学部の数学の傾向・特徴

傾向は大きく3つに整理できます。記述の比率、頻出単元の偏り、学科ごとの試験時間差です。

ほとんどが記述形式で出題される

立教大学理学部の数学は、大問1を除き基本的にすべて記述形式です。最終的な答えだけでなく過程も含めて完全記述させるため、記述に慣れておく必要があります。

途中式を飛ばして書きがちな人や、省略して書きがちな人は特に注意しましょう。

難易度の高い単元がある

立教大学では、理学部に限らず微分・積分からの出題が多いです。理学部ではさらに極限と数列からの出題も多く、難易度も他単元と比較すると高めです。

MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学の総称)レベル以上の問題でも解けるよう、少しレベルアップさせた問題演習をしていく必要があります。

学科により試験時間が異なるため時間配分に注意

数学科に限り90分、物理学科・化学科・生命理学科は75分です。他学科の過去問を使う場合は、試験時間の違いに留意しながら取り組む必要があります。全体の大問数は変わらないため、同じ問題量をより短い時間で処理することになるからです。

同じ立教大学でも、学部や受験科目によって必要な準備は変わります。科目選択から逆算して対策を組む考え方は、立教大学の地理受験の入試傾向と対策でも整理しています。

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よくある間違いと回避策

最も多い間違いは、「最終的な答えが合っていれば記述は多少省いてよい」と考えてしまうことです。理学部の数学は大問2以降が完全記述で、途中点のみで終わる答案が生まれやすくなります。

回避策はシンプルです。

  • 解いたあと、模範解答と自分の答案を並べて論理の飛びを探す
  • 「ここで何を根拠にこの式が出たか」を一行で書き足す
  • 自分の答案を採点基準に沿って自己採点し、減点箇所を記録する

答え合わせを「正誤の確認」から「答案の添削」に変えるだけで、同じ演習量でも得点の質が変わります。

FAST-UPが見てきた立教理学部の数学でつまずく人の共通点

指導現場で目立つのは、計算力はあるのに答案が点にならないタイプです。頭の中では筋道が通っているのに、紙の上では式だけが並び、場合分けの理由や条件の確認が抜け落ちています。記述形式が中心の立教大学理学部では、この差がそのまま得点差になります。

もう一つの共通点は、大問1の小問集合に時間をかけすぎることです。小問で詰まったまま粘り、微分・積分の大問に入る前に時間感覚を崩してしまいます。小問は「速く正確に」、大問は「書いて説明する」と役割を切り替える練習が不足している受験生が多い印象です。

単元では、極限と数列の融合、図形と微分・積分の横断問題で手が止まりやすい傾向があります。単元別の問題集だけで演習を終えると、どの道具を使うか自分で選ぶ経験が積めません。過去問に入る前に、単元をまたいだ問題を意識的に挟むことがつまずきの予防になります。

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立教大学理学部の数学対策

ここでは共通テスト利用・学部別一般試験のどちらを狙う場合にも共通する対策を扱います。

小問集合

立教大学理学部の数学では、大問1で小問集合(複数分野の短い問題を1つの大問にまとめた形式)が扱われる年がほとんどです。唯一の「答えのみを書かせる形式の記述問題」であり、途中式を書く必要がありません。

基本的な問題が中心のため、まずはスピードと正答率を重視して問題演習に取り組みましょう。

微分・積分

微分・積分からの出題が特に多い傾向にあります。年度によっては図形・方程式・微分・積分をすべて併せた問題が扱われるなど、難易度が高く単元横断型になっていたこともありました。

そのため、別解を用いて解答する癖をつけたり、「なぜその答えになったか」を自分で解説したりする、理解度重視の対策が不可欠です。

記述対策

大問2〜4はすべて記述形式の問題です。丁寧な解答が求められるうえ、年度によっては完全証明問題やグラフ記入問題が扱われたこともあり、形式を整えた解答が必要になります。

解答の正誤だけにとらわれず、「採点者の意図をくんだ途中式記述」を学ぶことが欠かせません。自分の解答が記述採点において何点なのかも意識し、途中点のみで終わらないようにしましょう。

記述や論述が中心の試験では、答案の形式を先に固めるほど伸びやすくなります。形式から逆算する対策の考え方は、青山学院大学総合文化政策学部の総合問題の対策も参考になります。

立教大学理学部の数学対策におすすめの参考書

分野ごとに2冊ずつ紹介します。参考書選びに迷っている場合は検討してみてください。

小問集合向け

とにかく問題演習あるのみとされる領域です。ミスなく解答できるよう、日々コツコツ取り組みましょう。

学研プラス『高校数学Ⅰをひとつひとつわかりやすく。パワーアップ版』(小島秀男)

同シリーズが複数出版されているため、数学ⅠだけでなくⅡ・A・Bにも取り組みましょう。基礎から網羅的に学びたい人向きで、自分のレベルに合わせた学習ができます。

図やイラストを用いた解説が多く、公式の丸暗記に頼らない数学力が身につきます。問題演習に取り組む前の解説書のように使うのがおすすめです。

チャート研究所『チャート式基礎の数学Ⅰ+A』(チャート研究所編纂)

こちらも同シリーズが複数出版されているため、ⅡB用も入手することをおすすめします。大学受験数学のベストセラー書で、MARCH以上の大学を受験する人にも利用されている一冊です。

レベル別に段階を踏んで学べるため、応用に向けてスモールステップで演習したい人に向いています。演習問題ごとの解説は比較的簡素なので、基礎を身につけてからの問題演習用に活用するとよいでしょう。

微分・積分向け

ある程度基礎・基本が理解できたら、単元ごとの横断的な学習を意識していくことがおすすめです。

KADOKAWA・中経出版『改訂版 坂田アキラの 数Ⅱの微分積分が面白いほどわかる本』(坂田アキラ)

微分・積分を体系的に理解するのに役立つ参考書です。基礎から応用まで網羅されているため、基礎を学びながら実際の入試問題でどう扱われるかを見ておきたい人に向いています。

入試問題の単元では、大学入学共通テストレベルから国立大学2次試験レベルまで幅広く対応しており、志望校に合わせた対策が可能です。

数研出版『チャート式シリーズ 大学教養 微分積分』(加藤文元)

微分・積分の演習問題に特化した参考書です。丁寧な解説や図解が少ない一方、演習問題の量が多く、実際に手を動かしながら学びたい人向きだと言えます。

基礎・基本が完成したあとや、入試直前に引き出しを増やすために活用している受験生も多い一冊です。徐々に難易度が上がるよう工夫されているため、教科書レベルから段階的に引き上げていきましょう。

記述対策向け

途中式の書き方から学び、体裁を整えていくことを重視しましょう。

旺文社『総合的研究 記述式答案の書き方―数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』(﨑山理史・松野陽一郎)

単元ごとに記述の書き方を特化して解説する参考書です。論理的な説明の順序といった日本語的な観点からの解説と、条件と命題の違いを認識する数学的な観点からの解説の両方があり、細かな言葉遣いも含めて書き方を学べます。

簡潔で正しい答案づくりがしやすくなります。

KADOKAWA『木村雅一の数学の記述答案が面白いほど書ける本』(木村雅一)

採点者に自分の考えを伝えるための記述法を扱う参考書です。作文でいう「原稿用紙の使い方」という観点をベースに解説するスタイルのため分かりやすく、注意点も多数網羅されています。

途中点しか獲得できない記述の書き方などNG集も多く掲載されているため、自分の答案の癖を直す材料として使えます。

立教大学理学部の数学の過去問情報

過去問は年度ごとに出題形式の揺れがあります。複数年度を並べて見ると、固定部分と変動部分が区別できます。

2020年度の数学の過去問

図形を複素数平面上に図示させる問題など、いわゆる「証明問題」「途中式解答」とは外れる記述問題が出た年でもありました。その分、大問2の完全記述が省かれるなど、出題傾向の違いが見て取れます。

2019年度の数学の過去問

大問4の形式が例年と異なり、必要十分条件を求める問題が多く扱われました。それ以外の出題形式は例年と変わらず、大問1は小問集合、大問2以降は完全記述となっています。

過去問は大学の公式サイトや過去問掲載サービスで公開されている年度があります。入手できる年度から順に、本番と同じ試験時間で取り組んでみてください。

まとめ

立教大学理学部の数学は、学科により試験時間が異なります。微分・積分からの出題が多く、記述形式の割合も高いため、理学部に特化した数学対策が必要です。

入試傾向を的確に掴み、早い段階で参考書の選定を終え、自分に合った学習法を確立しておきましょう。学部ごとの人気や難易度の違いを比較したい場合は、中央大学の人気学部と学部序列のような学部単位の分析も合わせて読むと視野が広がります。

よくある質問

Q. 立教大学理学部の数学は、学科によって問題が違いますか。 A. 試験時間が異なり、数学科は90分、物理学科・化学科・生命理学科は75分です。全体の大問数は変わらないため、他学科の過去問を使う場合は自分が受ける学科の試験時間に合わせて演習してください。

Q. 答えだけ合っていれば点はもらえますか。 A. 大問1は答えのみを書かせる形式ですが、大問2以降は過程も含めた完全記述です。途中式や場合分けの根拠が抜けると、途中点にとどまる可能性があります。

Q. どの単元を優先して対策すべきですか。 A. 微分・積分、極限、数列です。出題割合が高く、難易度もほかの単元より高めに設定されていることが多いためです。単元を横断した問題演習も挟んでおくと対応しやすくなります。

Q. 学部別一般試験では英語の試験を当日受けますか。 A. 外国語は各種検定試験のスコア、もしくは大学入学共通テストの点数を利用する形式が用意されています。受験日当日の外国語試験は課されないため、数学と理科に集中して対策していくことが求められます。

Q. 共通テスト利用は4科目型と6科目型のどちらが有利ですか。 A. 一概には言えませんが、科目数の多い型のほうが比較的倍率が低くなりやすい傾向にあります。国語や理科2科目を負担なく仕上げられる場合は、6科目型も選択肢になります。

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