青学国際政治経済学部は忙しい?特徴を解説
青山学院大学は、お洒落なイメージで圧倒的な知名度を誇り
FAST-UP
青山学院大学国際政治経済学部は、国際政治・国際経済・国際コミュニケーションの3学科で構成され、学科を超えた履修と少人数ゼミ、英語で学ぶGlobal Studies Programが柱です。課題が多く、忙しい学部といわれます。
2026年9月時点の情報です。
国際政治経済学部とは
グローバルな問題を解決するための知を習得することを目的とした学部です。国際政治学科・国際経済学科・国際コミュニケーション学科の3つの学科から成り立っています。
学問領域を超えて学べる独自の学際教育(複数の学問分野にまたがって学ぶ教育)のもと、世界の現実に対する理解を深め、課題解決へと導く実践的な学びを展開しています。
学べる領域は次のとおりです。
- 政治外交
- 安全保障
- グローバル・ガバナンス
- 国際経済政策
- 国際ビジネス
- 国際コミュニケーション
カリキュラムは段階的です。1年次は入門と名のつく基礎科目を学び、学年が上がるにつれて専門性をつけていきます。
3つの特徴
特徴は「学科の枠を超えた履修」「4年間続く少人数教育」「英語で専門科目を学ぶプログラム」の3つに整理できます。
学問領域を超えた教育
学科に関連した分野だけではなく、学科の枠を超えて自由に他学科・他コースの科目を履修することができます。本当に学びたいテーマを自由に学べるシステムになっています。
少人数教育
4年間を通じて、セミナー形式の専門科目講義が配置されています。学年ごとの位置づけは次の表のとおりです。
| 学年 | 科目 | 内容 |
|---|---|---|
| 1年次 | 入門セミナー | 学問領域の基礎的な知識を学ぶ |
| 2年次 | プリゼミ | 1年次に関心を持った専門分野をゼミ形式で学ぶ |
| 3〜4年次 | ゼミ | 専門分野を深める |
ゼミ(教員と少人数で研究や討論を行う演習形式の授業)は、3〜4年次の各ゼミナールの募集定員が1学年およそ8〜10名です。教員との距離が非常に近いのが特徴です。
Global Studies Program(GSP)
GSPは、英語で専門科目を学びたいという「選択希望者」のための限定プログラムです。修了すると学生に修了証が授与されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学部の卒業要件単位 | 132単位 |
| GSPの修了要件 | 英語講義科目で66単位以上を修得 |
| 英語講義科目の開講 | 約60科目(120単位) |
単位とは、授業の履修量を示す基準で、卒業に必要な数が決まっています。GSPでは、その半数を英語のみで行われる授業で満たす形になります。
「忙しい」と言われる理由
課題の量と英語の負荷が重なるためです。在学生からは次のような声が挙がっています。
- 「英語を使った授業が多いので、入学した後も英語の勉強を続けることが必須です。周りの意識が高かったり、環境が整っているので自然と英語力が身についていきます。」
- 「1年次は浅く広く学んでいくので、特定の領域だけを学びたい人にはお勧めできませんが、自分のやりたいことが決まっていなければ、1年次に何をやりたいのかをじっくり考えることができるので、やりたい学問が決まってない人にはおすすめです。」
- 「青山学院の他の学部に比べて、課題の量が多かったり、単位の取得が厳しいです。学業で忙しい学生生活になるので、楽に卒業したい人にはお勧めできません。」
- 「他学部に比べて真面目な人が多いと思います。キャンパスの中でも国際政治経済学部は賢いイメージがあります。」
入学後も英語の学習を続ける必要があります。英語のみにより授業が行われる英語講義科目が多数開講されており、学科の授業でも英語を使う機会が多いためです。
忙しさを覚悟しておきたい学部でもあります。4年間を通じてセミナー形式の専門科目講義が配置されているうえ、課題の量が多く単位の取得が厳しいという在学生の声があるためです。
よくある間違い
「入学時に選んだ学科の分野しか学べない」と思い込み、学科選びだけで出願をためらうことです。実際には、学科の枠を超えて他学科・他コースの科目を履修できます。
回避策は、出願時点では興味の中心に近い学科を選び、入学後の履修で広げる前提に切り替えることです。1年次は浅く広く学ぶ設計のため、専攻を絞り切れていなくても学びながら方向を決められます。
FAST-UPが見てきた国際政治経済学部志望者のつまずき
指導の現場で目立つのは、志望理由が「英語が得意だから」で止まってしまうケースです。この学部は政治・経済・コミュニケーションを横断して学ぶため、英語は手段として位置づけられます。学部で扱うテーマに触れないまま対策を進めると、志望理由書や面接で言葉が続かなくなりがちです。
もう一つは、入試の英語を「読めれば足りる」と判断してしまうつまずきです。入学後に英語で専門科目を履修する環境があるぶん、受験段階から語彙と長文処理の精度を求められます。過去問に入る前に、英文を読む速さと設問処理の型を固めておくと、後半の演習が進みやすくなります。
学部研究と英語対策を同時に進める設計に悩む場合は、FAST-UP逆転塾の無料カウンセリングで相談できます。
受験に向けて確認したいこと
学部の特徴が決まっている以上、対策は学部・受験方式ごとに細かく分ける必要があります。
英語の出題は配点上も重い位置にあるため、過去問分析を早めに始めると計画が立てやすくなります。設問形式や時間配分は青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策で整理しています。
併願先を考える段階では、同じ難易度帯の大学の動きも見ておくと判断しやすくなります。学部ごとの難易度の変化は立教大学の偏差値推移が参考になります。
まとめ
青山学院大学国際政治経済学部は、将来グローバルで活躍したいと考えている人に適している学部です。学科を超えた履修、少人数のゼミ、英語で学ぶGSPという3つの柱がそろっています。
そのぶん課題は多く、学業中心の学生生活になります。入学後にGSPまで視野に入れるなら、受験期から英語を積み上げておく価値があります。
よくある質問
Q. 国際政治経済学部は本当に忙しいですか。 A. 在学生からは、他学部に比べて課題の量が多く、単位の取得が厳しいという声が挙がっています。4年間を通じてセミナー形式の専門科目が配置されており、学業中心の生活になりやすい学部です。
Q. Global Studies Programは全員が受けるのですか。 A. 英語で専門科目を学びたいという「選択希望者」のための限定プログラムです。英語講義科目で66単位以上を修得すると修了となり、修了証が授与されます。
Q. 学びたい分野が決まっていなくても大丈夫ですか。 A. 1年次は浅く広く学ぶ設計のため、入学後に関心を固めていくことができます。特定の領域だけを学びたい人には向きにくい一方、やりたい学問が決まっていない人には適しています。
Q. 入学後も英語の勉強は必要ですか。 A. 必要です。英語のみで授業が行われる英語講義科目が多数開講されており、英語を使った授業が多い環境です。受験期の英語力をそのまま使い続けるイメージで準備しておくと安心です。


