青山学院大学の学部一覧と文系・理系の評判
青山キャンパスと相模原キャンパスの2つで11学部26学科を抱えるの…
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青山学院大学は青山・相模原の2キャンパスに11学部26学科を置き、うち文系が10学部19学科、理系は理工学部の1学部7学科です。文系は英語教育と立地、理系は落ち着いた環境と比較的穏やかな倍率が評価されています。
2026年9月時点の情報です。
青山学院大学の学部一覧
青山学院大学には11学部26学科があり、内訳は文系が10学部19学科、理系が1学部7学科です。学科数で見ると文系中心の大学構成だと分かります。学部ごとの学科と設置年は次のとおりです。
文系学部の学科と設置年
| 学部 | 学科(設置年) |
|---|---|
| 文学部 | 英米文学科(1949年)/フランス文学科(1962年)/日本文学科(1966年)/史学科(1968年)/比較芸術学科(2012年) |
| 教育人間学部 | ー |
| 経済学部 | 経済学科(1953年)/現代経済デザイン学科(2008年) |
| 法学部 | 法学科(2001年) |
| 経営学部 | 経営学科(1966年)/マーケティング学科(2009年) |
| 国際政治経済学部 | 国際政治学科(1982年)/国際経済学科(1982年)/国際コミュニケーション学科(2006年) |
| 総合文化政策学部 | 総合文化政策学科(2008年) |
| 社会情報学部 | 社会情報学科(2008年) |
| 地球社会共生学部 | 地球社会共生学科(2015年) |
| コミュニティ人間科学部 | コミュニティ人間科学科(2019年) |
理系学部(理工学部)の学科と設置年
理工学部は1965年に設置された学部です。改組が積極的に行われ、設置当初から残っているのは電気電子工学科のみとなっています。
| 学部 | 学科(設置年) |
|---|---|
| 理工学部 | 物理科学科(2021年)/数理サイエンス学科(2021年)/化学・生命科学科(2004年)/電気電子工学科(1965年)/機械創造工学科(2000年)/経営システム工学科(2000年)/情報テクノロジー学科(2000年) |
物理科学科と数理サイエンス学科は、物理・数理学科からの改編によって生まれた学科です。
各学部の成り立ちと特色
学部ごとに設置の経緯が異なり、歴史の長い学部と2000年代以降に生まれた学部が混在しています。主な特色は次のとおりです。
- 文学部:新制大学として設置された1949年から存在する歴史の深い学部です。英米文学科は全学部学科で唯一1949年から存在し続けています。その後に学科を増やし、2012年新設の比較芸術学科を含めて5学科となりました。
- 経済学部:1953年設置で、2番目に古い学部です。長らく経済学科のみでしたが、2008年に公共性をテーマにした現代経済デザイン学科が加わりました。
- 法学部:1959年の設置時は私法学科と公法学科の2学科でした。2001年に法学科を新設し、2つの学科を吸収する形で1学科に統一しています。
- 経営学部:1966年設置で、1953年から存在した商学科が経済学部から独立する形で生まれました。2009年新設のマーケティング学科は、既存のマーケティングよりも幅広い知識と視点を持つ人材の育成を目的としています。
- 国際政治経済学部:1982年設置。国際政治学科と国際経済学科に、2006年設置の国際コミュニケーション学科を加えた3学科構成です。
- 総合文化政策学部:2008年新設。人文科学と社会科学を融合させた学部で、流行の発信地である青山の特色を生かし、文化やメディアに関わる人材育成を目指します。
- 社会情報学部:2008年新設。文理融合学部として、文系学部でありながら数理的な知識を必要とし、英語教育も重視します。
- 地球社会共生学部:2015年設置。共存共栄すべき社会は地球社会であるという考えのもと、共生の気持ちを備えた人材を育成します。
- コミュニティ人間科学部:2019年設置で、青山学院大学で最も新しい学部です。国際的に活躍する人材とは別に、地方で活躍できる人材を育てる場として設けられました。
- 教育人間学部:人間と教育をテーマにする学部として設置されています。
文系の評判・イメージ
文系は「英語の青山」と呼ばれる語学環境と、キャンパスごとの雰囲気の違いが評判を形づくっています。10学部ある文系は、4年間を青山キャンパスで過ごす学部と相模原キャンパスで過ごす学部に分かれます。
相模原キャンパスは落ち着いた環境で学べるという声が多く見られます。敷地が広く、のびのびと勉強に励めるためです。青山キャンパスは流行の発信地にあり、少し歩けば渋谷や原宿に行ける立地の良さが根強い人気を誇ります。おしゃれな学生が多い点も、青山学院大学のカラーを印象づけています。
英語教育への力の入れ方は、語学系の仕事を志す学生にとって大きな魅力です。勢いがあり人気を集める総合文化政策学部や社会情報学部の社会情報学科などは、グローバル化を見据えた多様性のある学びを打ち出しています。英語の出題傾向を具体的に知りたい場合は、青山学院大学 国際政治経済学部の英語の傾向と対策も参考になります。
「THE 世界大学ランキング 日本版」(教育の充実度などで国内大学を比較する国際的な大学評価)では、教育の充実度の項目で慶應義塾大学と千葉大学の間に入る評価を得ています。教育の充実度の評価が高い背景には、組織改革の積み重ねがあります。ここ10数年、学部・学科の新設と改組を続けてきたためです。
理系の評判・イメージ
理系は理工学部のみですが、7学科それぞれに特色があり、相模原キャンパスの環境に満足する声が目立ちます。学習の質が高く、勉強に集中しやすい点が評価されています。
青山学院大学の理工学部は穴場になりやすいのが特徴です。キャンパスは新しく施設も整い、教員にも相談しやすい雰囲気があるにもかかわらず、他の学部と比べると目立たないためです。個別学部日程(学部ごとに問題と日程が異なる、大学独自の一般選抜方式)では3倍ないし4倍で収まる学科が多く、文系学科ではなかなか考えにくい水準です。
在校生や卒業生の口コミでも評価は高く、浮ついた雰囲気が少ない点が挙げられます。落ち着いた相模原キャンパスならではの光景と言えます。なお倍率は年度によって動くため、2027年度入試に向けては最新の募集要項と前年度結果を必ず確認してください。
よくある間違い:「英語の青山」を英語だけの大学と捉えること
よくある間違いは、英語に力を入れている大学だからと、英語の勉強だけで合格を狙おうとすることです。文系でも社会情報学部のように数理的な知識を求める学部があり、理工学部は理科と数学が中心になります。学部ごとに必要な科目構成が異なるためです。
回避策は、志望学部の入試科目と配点をまず一覧にし、英語以外の科目に割く時間を先に確保することです。英語の得点力は土台として必要ですが、配点の重い他科目を後回しにすると総合点が伸びにくくなります。
FAST-UPが見てきた青山学院大学志望者のつまずき
指導現場でよく見えるのは、「学部名のイメージ」で志望を決めてしまい、入試科目と学びの中身を後から知って方向転換するケースです。青山学院大学は2000年代以降に新設された学部が多く、名称から学習内容を推測しにくい学部が並びます。総合文化政策学部や地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部などは、学部の設置意図まで調べてから志望を固めたほうが迷いが減ります。
もう一つのつまずきは、キャンパスの立地だけで学部を選ぶことです。4年間を過ごす場所は学部によって決まっているため、通学時間と生活リズムを想定しないまま決めると、入学後に負担を感じやすくなります。
併願先を広げる段階では、他大学との比較材料も早めに集めておくと判断が早まります。同じ難易度帯の大学の推移を知りたい場合は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説した記事、学費面を比べたい場合は学習院大学の4年間の学費と奨学金制度の記事も合わせて確認しておくと整理しやすくなります。
まとめ
青山学院大学は文系学部と理系学部で成り立ちも特色も異なります。青山キャンパスは流行の発信地という立地を生かした学びが広がり、相模原キャンパスは腰を据えて勉強に取り組む雰囲気が目立ちます。それぞれの学部学科が、キャンパスの良さを生かした教育を展開している印象です。
教育の充実度で高い評価を集める大学であり、文系・理系のどちらを選んでも学びの環境は整っています。学部名のイメージではなく、学科の設置意図と入試科目から志望を組み立てることが出発点になります。
よくある質問
Q. 青山学院大学の文系と理系の学部数はどれくらいですか。 A. 全体で11学部26学科あり、文系が10学部19学科、理系は理工学部の1学部7学科です。学科数で見ると文系が大半を占めます。
Q. 青山キャンパスと相模原キャンパスはどのような違いがありますか。 A. 青山キャンパスは渋谷や原宿に歩いて行ける立地で、流行の発信地という環境が魅力です。相模原キャンパスは敷地が広く、落ち着いて勉強に取り組める環境という評価が多く見られます。どちらで4年間を過ごすかは学部によって決まります。
Q. 理工学部は狙い目と言えますか。 A. 他の学部と比べて目立たないぶん、穴場になりやすい学部です。個別学部日程では3倍ないし4倍で収まる学科が多く、文系学科より落ち着いた水準です。ただし倍率は年度で変動するため、出願前に最新の入試結果を確認してください。
Q. 英語が得意でないと青山学院大学は難しいですか。 A. 英語教育に力を入れている大学であるため、英語の比重は軽くありません。一方で、社会情報学部のように数理的な知識を求める学部や、理科と数学が中心となる理工学部もあります。志望学部の科目構成を確認したうえで、配点の重い科目から対策を進める形が現実的です。


