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#大学情報

青山学院大学の総合問題・小論文|対策と例

2025年2月9日

2021年度から始まる入試改革で、青山学院大学の入試も変更がありま…

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青山学院大学の総合問題は、現代文の読解を土台に歴史・公民・英語・資料読み取りを横断して問う科目です。小論文は課題文の要約と自分の意見を論理的に書かせる形式で、大学が公開したサンプル問題が対策の出発点になります。

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青山学院大学の総合問題とは

総合問題は、複数の教科の知識を使って解く、総合的な知識が問われる科目です。出題の幅は広く、複数教科を組み合わせるパターンから、適性試験に近いものまで様々です。

国語の読み書きの問題が出たと思えば、小論文や論述の問題が続き、ページを進めれば英文読解やデータ読み取り系の問題が現れます。文字通り総合力が問われる形式です。

青山学院大学の個別学部日程(学部ごとに日程と科目が異なる一般選抜方式)では、2021年度の入試改革にともない、大学入学共通テスト(全国一斉に行われる共通の試験)と独自問題の併用が行われるようになりました。その独自問題として登場したのが、総合問題と小論文です。

総合問題の例・サンプル問題

対策の出発点は、大学が公開している独自問題のサンプルです。そこには学部学科それぞれの出題意図・狙いが書かれ、サンプル問題が添付されています。

参照:2021年度一般選抜(個別学部日程)学部学科独自問題の出題の意図や狙い・サンプル問題

たとえば総合文化政策学部A方式の総合問題には、次の出題意図が示されています。

「幅広い教養力を身につけ、文化の事象を歴史(タテ軸=日本史・世界史)と社会(ヨコ軸=倫理・政治・経済)の関わりから総合的に把握するとともに、それを的確に言語化できる(=国語)能力をもち、文化の総合的な理解をさらに文化の創造へとつなげていくことのできる学生をイメージした出題を行う。」(引用元:青山学院大学総合文化政策学部)

つまり総合文化政策学部では、歴史科目と公民科目、そして国語の知識が問われることが分かります。

社会情報学部D方式の総合問題については、「社会情報学部の総合問題の入試では、現代的な問題に関する文章や統計データから必要な情報を読み取り、物事を論理的に考察する力、考察したものを説明する的確な表現力が試されます。」と紹介されています(引用元:青山学院大学社会情報学部)。

公開されているサンプル問題の特徴を整理すると、次のようになります。

学部・方式出題の特徴
総合文化政策学部A方式日本史・世界史と倫理・政治・経済、国語を横断。形式は以前のセンター試験に近いが、一部で3つの語句を使い空欄に入る文を60字以内で書かせる設問がある
社会情報学部D方式消費税に関する2つの長文資料が登場し、共通した主張を140字以内でまとめさせる。選択問題も含む
法学部法学科英語と社会をミックスした出題。英語ベースの総合問題と国語ベースの総合問題に分かれ、世界史・日本史・政治経済が関わる

社会情報学部のサンプル問題は一部が伏せられており、選択問題以外にもまだかなりの問題が登場する可能性があります。

総合問題で高得点を取るためのコツ

サンプル問題を見ると、一筋縄ではいかない形式だと分かります。得点につなげる手順を順に見ていきます。

現代文対策を行う

総合問題の対策は、まず現代文の読解力を鍛えるところから始めるのが効率的です。総合問題では現代文を読ませ、その中に書かれている事柄を問う形式が目立つためです。

正確な知識が問われる一方で、いかに素早く読み、大事な部分を探し出せるかが得点を左右します。筆者が思ったこと、感じたこと、考えたことを理解しながら読み進めるクセをつければ、残るのは知識の正確さだけになります。

基礎知識レベルまで専門外の知識を身に付ける

法学部法学科では、英語と社会をミックスした問題が登場します。出てくる社会科目は世界史、日本史、政治経済です。満遍なく出されると負担は大きくなりますが、法学部法学科では主に17世紀以降の世界史と日本史が扱われ、日本史は江戸時代以降が中心です。

高校では日本史と世界史、政治経済を同時期に学ばないことが多く、学習にタイムラグが生じます。どこかが抜け落ちやすいので、少なくとも17世紀以降に起きた歴史上の出来事と人物は最低限覚えておきたいところです。

総合問題は確かに総合力が問われますが、中心になるのは読解力です。

総合問題への対策

受験する学部学科のサンプル問題から傾向をつかみ、模擬問題を解き、別途現代文対策で読解力を伸ばす、という組み立てが基本になります。導入直後は過去の蓄積が少なく、傾向がつかみにくい点も踏まえておきたいところです。

複数の学部を受ける場合も、総合問題が重ならない組み合わせを選びたいところです。総合問題の対策は青山学院大学に専用の対策となるためです。

同じ青山学院大学でも、方式によって問われる力は大きく変わります。英語で勝負する方式を併願する場合は、青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策もあわせて確認しておくと、学部ごとの差が見えやすくなります。

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青山学院大学の小論文とは

小論文は、自分の主張や考えを論理的に述べる答案です。小さい論文と書くとおり、論文のスモールバージョンと考えると分かりやすくなります。

大学入試では、自分の意見を論理的に語れているか、課題文の内容に対する反論として適切かといった点から、論理的思考力が見られます。構成には序論・本論・結論があり、段階を追って書いていきます。様々な意見があることを踏まえたうえで、こういう理屈でこう主張したい、と述べるのが小論文です。

暗記で点数を積み上げる試験よりも、地頭力や論理的思考力が表に出やすいため、小論文形式の入試は目立ち始めています。

小論文の例・サンプル

個別学部日程で小論文を課すのは、文学部比較芸術学科、教育人間科学部、総合文化政策学部B方式、地域社会共生学部、コミュニティ人間科学部です。

文学部比較芸術科小論文問題

学部・学科公開されている出題内容
文学部比較芸術学科200字以内の要約に加え、文章の主題と受験者の関心分野(美術や音楽など)に照らして600字以内で論じる。具体的な芸術作品に触れることも記されている
コミュニティ人間科学部問題文が提示され、その中に設問が2つ。図から読み取る問題と、自分の意見を述べる問題
教育人間科学部・総合文化政策学部B方式・地域社会共生学部問題に関する紹介がなく、過去問と傾向が変わらないことを暗に示唆している

文学部比較芸術学科では、筆者が何を言いたいのか本質的な部分を捉え、それを踏まえた自分の意見を、具体的な芸術作品とあわせて述べる点がポイントになります。

小論文で高得点を取るためのコツ

採点方法は様々ですが、複数人が採点して平均をとるケースが多いようです。小論文を用いる個別学部日程の合格最低点は、他の方式に比べて低めになる場合があり、小論文で大きく稼いだ受験生がそれほど多くない可能性もうかがえます。ここに得点のヒントがあります。

オリジナリティがありつつ、常識的な意見を述べる

誰も思いつかないような極端な意見は避けます。採点するのは人間であり、その多くは常識的な考えを持つためです。

課題文のコピーを書いてはいけないと指導された受験生ほど、極端な方向に流れがちです。仮に複数人で採点して1人が満点レベルをつけても、他が致命的に低い点であれば、最終的な点数は落ち込みます。

常識的な内容でありながら、オリジナリティのある主張を論理的に述べる。この形であれば、内容面で首をひねられて評価を落とす事態は避けられます。大学入試の小論文はビジネスアイデアを出す場ではなく、論理的思考力を見る場です。

ルール通りに書く

高校生や浪人生が考える主張は、基本的に似通います。課題文のコピーにはならないとしても、同じような主張が並ぶ可能性は高く、内容だけでは大きな差になりません。

そこで合否を左右するのが、小論文の書き方とルールです。「〜だ・〜である」で文体が統一されているか、書き言葉になっているか、丁寧に書かれているか、文法に誤りがないかがチェックされます。

よくある間違い:中身に集中するあまりルールを落とす

最も多い失敗は、内容を考え込むうちに文字数や文体といった形式面が崩れることです。文字数は意外と厳しく、1文字でもオーバーすればアウト、数十文字少ないだけでかなりの減点を強いられることもあります。

回避策は、書き始める前に構成メモを作り、結論・理由・具体例の分量を先に割り振ることです。書き終えたら、文字数・文体・誤字脱字・送り仮名を必ず別の工程として見直します。この手順を徹底するだけで、低い点数は避けやすくなります。

小論文への対策

中身を充実させることと、ルールを守ること。この2つが小論文の軸です。そのうえで言えるのは、独学だけで仕上げるのは大変だという点です。

小論文に唯一の答えはなく、採点するのも自分になります。これが最高の答案だと思い込んだ時点で成長は止まり、致命的な欠陥があっても気づけません。最初にできる対策は、誰かに答案を見てもらうことです。小論文のルールに熟知し、内容は良くても送り仮名や漢字のミスに厳しい人を見つけます。

あわせて、短い文字数で自分の意見を述べる訓練を重ね、時事的な問題について自分の主張を持つようにします。極論になっていないか、論理が通っているかも指摘してもらう必要があります。その役目を学校の教師に任せるのか、学習塾に任せるのか、小論文が得意な人に頼むのかは、判断が分かれるところです。

ルールを知り、数多く書いて論理の組み立て方を学んでいけば、点数は上がっていきます。自分の考えを言葉にする練習は、面接を課す方式とも地続きです。併願先として他大学の特別方式を検討している場合は、立教大学の自由選抜入試の面接で聞かれやすい質問も確認しておくと、準備の方向が見えやすくなります。

FAST-UPが見てきた総合問題・小論文でつまずく人の共通点

指導現場で目立つのは、総合問題を「特殊な試験」と捉えすぎて、現代文の学習を後回しにするケースです。資料読み取りや知識の暗記に時間を割く一方、文章の主旨をつかむ練習が薄いままだと、設問が何を聞いているのかを取り違えます。

小論文では、書きっぱなしにする人が伸び悩みます。書いた直後は自分の答案が整って見えるため、第三者の指摘がないと同じ弱点を繰り返します。文体の揺れや指示語の多用は、本人の自覚が最も薄い部分です。

もう一つ多いのが、学部ごとの出題意図を読まずに汎用的な小論文対策だけを進めるケースです。比較芸術学科のように具体的な芸術作品への言及を求める出題では、普段から作品に触れておく準備が答案の厚みを変えます。志望学部の狙いを読んでから練習に入ると、同じ練習量でも手応えが変わります。

まとめ

小論文は作文や感想文とは違うと言われ、それは事実です。ただし作文や感想文でも誤字脱字は減点になり、文字数の不足や超過は大きなマイナスです。作法を徹底し、中身で純粋に評価される段階まで来た時点で、小論文のアドバンテージは得ているようなものです。そのためには数をこなし、誰かにダメ出しをもらい続ける作業を繰り返します。

総合問題については、現代文の読解力を高め、試験範囲とされる分野の基礎知識を学び、データや表の読み取りを正確に行うことが必要です。一見すると難しそうですが、1回ごとの練習で反省点を見つけ、改善点を探る繰り返しが合格に近づく要素になります。

よくある質問

Q. 総合問題と小論文は何が違いますか。 A. 総合問題は複数教科の知識と読解・資料読み取りを組み合わせて解く科目で、記述も選択式も含みます。小論文は課題文や図を踏まえ、自分の主張を論理的に書く答案です。どちらも現代文の読解力が土台になります。

Q. 過去問やサンプル問題はどこで確認できますか。 A. 青山学院大学の公式サイトで、個別学部日程の学部学科独自問題について、出題の意図や狙いとサンプル問題が公開されています。志望学部の出題意図を読んでから、サンプル問題に取り組む順番が効率的です。

Q. 小論文は独学でも対策できますか。 A. 書く練習自体は一人でもできますが、採点者の目線を自分で持つのは難しいところです。小論文のルールに詳しく、送り仮名や漢字のミスにも厳しい人に添削を依頼できる環境があると、改善の速度が変わります。

Q. 総合問題は複数の学部で併願しても対策は共通になりますか。 A. 学部ごとに出題意図も科目の組み合わせも異なるため、共通化しにくい部分があります。英語ベースか国語ベースか、どの社会科目が関わるかを確認し、負担が重ならない組み合わせを選ぶのが現実的です。

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