青学A・B判定でも不合格になる理由と対策
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FAST-UP
青山学院大学の入試でA・B判定から不合格になる主因は、判定への安心で勉強の計画・量・質が落ち、成長速度が下がることです。英語の配点が高く、後から伸びた受験生に逆転されやすい入試構造も重なります。
2026年9月時点の情報です。
A・B判定でも落ちる現役生は少なくない
模試で良い判定を取っていた現役生が不合格になるケースは、現場で繰り返し見てきた形です。判定とは、模試で出る合格可能性をA〜Eで示す指標のことです。
A判定の合格率は約80%、B判定の合格率は約65%と言われています。しかし、この数字が受験結果と明らかに結びついていないというのが現状です。
特に、受験までの期間が長い模試であればあるほど、A判定の信憑性は薄くなります。判定は受けた時点の学力をもとにした目安であり、本番までに残された時間が長いほど、他の受験生が伸びる余地も大きいからです。
| 判定 | 一般に言われる合格率 | 受け取り方 |
|---|---|---|
| A判定 | 約80% | 本番の保証ではなく、その時点の現在地 |
| B判定 | 約65% | 逆転される側にも回りうる位置 |
| C〜E判定 | 記載なし | 成長速度次第で上位層を抜きうる位置 |
A・B判定で青山学院大学に不合格となる最大の理由
最大の理由は「成長速度が下がるから」です。A・B判定の生徒は、少なくとも模試の時点ではC〜E判定の生徒よりも合格可能性が高く、実力も上にあります。
その状況から不合格に陥るということは、成長速度の速いC〜E判定の生徒に逆転されていることを意味します。
青山学院大学の入試では、どの学部学科においても英語の配点が高い場合が多く、英語の重要度がかなり高い傾向があります。受験科目としての英語は、他の科目に比べて、適切な方法で勉強すれば一気に力が付きやすい科目です。そのため、英語の重要度が高い青山学院大学の入試では逆転が起こりやすいと言えます。学部ごとの英語の出題傾向は青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策でも整理しています。
では、なぜ早い時期にA・B判定を取った生徒は成長速度が下がるのでしょうか。理由は単純で、安心によって勉強の計画・量・質のすべてのレベルが下がるからです。
もちろん、A・B判定を取った後も成長速度を落とさず一定に保つ生徒は一定数います。そうした生徒は学力を伸ばし続け、志望校、あるいはワンランク上の大学に届くことが多くなります。一方で、多くの生徒の成長速度は、A・B判定という結果によって低下してしまいます。
成長速度を上げる3つのポイント
成長速度を上げるには、計画・勉強の量・勉強の質の3つすべてにアプローチする必要があります。どれか1つが欠けると、残りの2つの効果も目減りするためです。
| ポイント | やること | 下がっているサイン |
|---|---|---|
| 計画 | 目標から逆算して組む | 今日やることが毎朝決まっていない |
| 勉強の量 | 立てた計画を実行し切る | 計画が未消化のまま翌週に流れる |
| 勉強の質 | 分からないまま進まない | 解説を読んで納得した所で終えている |
3つに十分アプローチできれば成長速度は上限まで達し、志望校合格の可能性が大きく高まります。逆に3つのレベルが低いと、速い速度で伸びる逆転合格層に抜かれ、A・B判定から不合格という結果になります。
A・B判定の現役生は、常に次の2つを自問する必要があります。
- 自分の学習は志望校合格に対して最適か
- 自分の学力はしっかりと向上しているか
現在の学習が志望校合格にとって最適ではないと感じた場合は、早い段階でやり方を変える判断が有効です。その決断は合否に大きな影響を与えるためです。
よくある間違い:判定を「現在地」ではなく「結果」として扱う
よくある間違いは、模試のA判定を本番の見込みとして受け取り、そこで計画の更新を止めてしまうことです。判定は模試を受けた時点の学力に対する評価であり、入試本番までの伸びは反映されていません。
回避策は、判定の文字ではなく、志望学部の配点に対する到達度で現在地を測ることです。英語の配点が高い学部なら、英語で何点取れる状態かを過去問ベースで確認します。あわせて、判定が出た翌週の計画を必ず作り直し、空白の期間を作らないようにします。
併願校を含めて現在地を見直すときは、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説した記事のように、学部単位で難度の動きを押さえておくと判断がぶれにくくなります。
FAST-UPが見てきたA・B判定からの不合格の共通点
FAST-UP逆転塾で見てきた限り、A・B判定から崩れる生徒には共通点があります。本人は手を抜いているつもりがなく、勉強時間もそれなりに確保している点です。落ちているのは時間ではなく、計画の精度と、分からない箇所の処理速度です。
もう1つの共通点は、「分かったつもり」の放置です。判定が良いと、自分の理解度を疑う機会が減ります。質問が出てこなくなった時期こそ、潜在的な穴が増えている時期だという場面を何度も見てきました。
そのため指導では、志望校と本人の学力を把握したうえで、その日に何をやるかまで決まるカリキュラムを渡します。「今日何をやれば良いのか」という迷いを残さないためです。
あわせて、実行そのものにも関与します。自分だけでは実行し切れない生徒に実行させる仕組みを置き、計画が絵に描いた餅になるのを防ぎます。
理解の面では、質問し放題の制度で自発的な疑問をその場で解消します。さらにコーチング・面談で潜在的な疑問や分かったつもりの部分を洗い出し、個別の講義でつぶしていきます。わからないまま先へ進ませない運用です。
よくある質問
Q. A判定が出たら、2027年度入試に向けて安心してよいですか。 A. 安心材料にはなりますが、保証ではありません。A判定の合格率は約80%と言われており、そこから外れる受験生もいます。判定が出た後に計画の更新が止まると、成長速度が下がり、逆転される側に回ります。
Q. 青山学院大学の対策は英語だけでよいですか。 A. 英語を軸にするのは理にかなっていますが、英語だけに絞る判断は学部の配点次第です。どの学部学科でも英語の配点が高い場合が多いため優先度は高くなりますが、志望学部の配点を確認したうえで時間配分を決めてください。
Q. 模試の判定と過去問の点数、どちらを信じればよいですか。 A. 志望校の現在地を測るなら過去問の点数です。模試は全体の中での位置を示す指標で、志望学部ごとの配点や出題形式までは反映しません。判定は全体の立ち位置、過去問は志望学部への到達度、と役割を分けて使います。
Q. 判定が下がったら志望校を下げるべきですか。 A. 判定の上下だけで決める必要はありません。下がった原因が計画・勉強の量・勉強の質のどこにあるかを先に切り分けてください。原因が特定できないまま志望校だけ変えても、成長速度の問題は残ります。


