青山学院大学教育人間科学部の国語|傾向と対策
「青学教育人間学部の国語の傾向が知りたい!」
FAST-UP
青山学院大学教育人間科学部の国語は、試験時間60分で大問3題。現代文2題と古文1題で、マークシートと記述の併用です。難易度は標準ですが文章量が多く、速さが最大の課題になります。
2026年9月時点の情報です。
青山学院大学教育人間科学部の国語の入試情報
大問3題で、マークシート式と記述式の併用です。問題量と解答形式はいずれも標準的といえます。
基本情報
試験時間は60分、大問数は3題です。解答はマークシート式と記述式で行います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 大問数 | 3題 |
| 解答形式 | マークシート式・記述式 |
| 構成 | 現代文2題・古文1題 |
試験時間や配点は方式・年度によって記載が異なる場合があります。出願前に募集要項で確認してください。
配点情報
全学部日程(全学部共通の問題で複数学部を併願できる日程)は3科目型です。共通テスト利用方式(大学入学共通テストの成績を使って出願する方式)は小論文を課します。
全学部日程
| 科目 | 教育学科 | 心理学科 |
|---|---|---|
| 外国語 | 150点(80分) | 150点(80分) |
| 地理歴史or公民or数学 | 100点(60分) | 100点(60分) |
| 国語総合 | 100点(70分) | 100点(70分) |
| 合計 | 350点 | 350点 |
| 合格最低点 | 279.0点 | 275.0点 |
共通テスト利用方式
| 科目 | 教育学科 | 心理学科 |
|---|---|---|
| 外国語 | 100点 | 100点 |
| 国語総合 | 100点 | 100点 |
| 小論文 | 100点(70分) | 100点(70分) |
| 合計 | 300点 | 300点 |
共通テスト利用方式は、大学入学共通テストの『英語』と『国語』の合計点に基準点を設け、基準点に達した者のうち「小論文」の得点の上位者を合格とする形です。英語と国語で土台を作り、小論文で差がつく方式といえます。
出題範囲
現代文は評論が2題です。ただし稀に随筆が出題されることもあります。随筆は小説と評論の中間に位置する文章で、評論と違い感情表現の読み取りが重要になるため、別に練習が必要です。
古文は1題の出題です。日記・随筆・説話・歌論書からの出題が多く、ジャンルごとの文章の型に慣れておくと読み進めやすくなります。
問題量と時間配分
現代文は2題で5000〜8000文字あり、試験時間は60分のためスピードが必要です。
解く順番は、量が少なく知識で解きやすい古文を先に終わらせ、その後で現代文に取り組むのが有効です。古文は問題量が少なく知識で解きやすいため、先に処理すると残り時間を現代文の文章量に充てられます。
大問ごとの特徴
大問別の設問数は次のとおりです。解答数が小問数を上回る大問もあるため、1問あたりの処理時間を体に入れておく必要があります。
| 大問 | 出題内容 | 小問数 | 解答数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 大問1 | 評論文 | 10問前後 | 10〜13 | 記述が1〜3問 |
| 大問2 | 古文 | 7〜12問 | 10前後 | — |
| 大問3 | 評論または随筆 | 9〜13問 | 9〜14 | — |
難易度・レベルはどれくらいか
難易度は標準です。ただしスピードが求められるため、過去問を使って問題形式に慣れておく必要があります。設問自体の難しさより、時間内に処理し切れるかどうかが得点を左右します。
青山学院大学教育人間科学部の国語の傾向と対策
対策の軸は、知識問題の取りこぼしをなくすこと、現代文を速く解く手順を固めること、古文の単語と文法を徹底することの3点です。
知識問題
漢字・語句などの知識問題が出題されます。レベルは標準で、そのため知識問題を落とすのは致命的です。
練習には共通テストが使えます。過去10年間分の共通テスト、センター試験の知識問題のみを解きましょう。全問正解できる状態になれば、入試本番でも安心して臨めます。
読解問題(現代文)
現代文は2題出題されます。文字数は合わせて5000〜8000文字と量が多めで、速く解くことが大切です。
スピードを上げるには、問題ごとの解き方を知ることが先です。たとえば選択肢問題なら、消去法で半分以上の選択肢を短時間で切れます。この手順を何度も練習することで処理速度が上がっていきます。
古文
古文は1題で、文法・現代語訳・敬語が問われます。対策としては、古文単語と文法を徹底して勉強しましょう。
文法は直接問われるうえ、現代語訳でも必須です。特に助動詞と助詞の使い方は頻出のため、曖昧なまま放置しないようにします。
よくある間違いと回避策
よくある間違いは、語彙の土台を作らないまま難度の高い演習書に入ってしまうことです。読めない原因が語彙にあるのに演習量で解決しようとすると、解説を読んでも身になりません。
回避策は順番を守ることです。「現代文キーワード読解」や「ことばはちからだ」でキーワードを押さえ、そのうえで演習書に進みます。漢字に不安があれば漢字集も並行させます。
FAST-UPが見てきた国語のつまずきどころ
指導現場で多いのは、「読めているのに終わらない」タイプのつまずきです。設問の難度ではなく、解く順番と1問あたりの時間配分が決まっていないことが原因になっています。
次に多いのが、記述問題の扱いです。記述は配点が気になるため時間をかけやすく、結果として後半の評論・随筆が手つかずになります。先に古文を処理し、記述には上限時間を決めて臨む形にすると崩れにくくなります。
もう一つは古文の自己採点です。選択肢が合っていれば正解と判断してしまい、助動詞や敬語の根拠を確認しないまま進む受験生が目立ちます。文法の根拠を言葉で説明できるかどうかを基準にすると、現代語訳の精度も一緒に上がります。
国語対策におすすめの参考書
知識・現代文・古文の3分野に分けて、取り組む順に紹介します。
知識問題
ことばはちからだ
大学受験で頻出の語句が解説されている一冊です。抽象、具体、パラダイムシフトなど、受験でよく使われる語句が扱われています。
文章において重要な意味を持つ言葉が詳しく解説されているため、あらかじめ意味を知っているだけで文章の理解度が変わります。結果として得点力にもつながります。
現代文キーワード読解
「ことばはちからだ」のようなキーワード解説に加え、実際の短い入試問題が載っており、語句がどう使われているかを学べます。
言葉の意味を知った上で、どのような文脈で使われるのかまで理解できます。大学受験の国語で問われるテーマをほとんど網羅しているため、取り組めば文章が読みやすくなります。
入門漢字マスター1800+
漢字が苦手な受験生におすすめの一冊です。受験でよく出題される漢字を1800個以上学べます。
漢字を学ぶことは文章の理解力も深めます。英語の長文でわからない単語が多いと理解度が落ちるのと同じで、「知らない漢字が多いから読みにくい」状態はよく起こります。漢字に苦手意識がない場合でも、取り組む価値があります。
読解問題(現代文)
田村のやさしく語る現代文
次のような受験生におすすめです。
- 現代文が苦手
- 現代文の勉強をしたことがない
- 点数が上がらなくて悩んでいる
前半で解き方の解説、後半で演習という構成です。現代文はセンスで解くものではなく、構造を読み取って解くものです。読み解き方を学んだ後に演習することで、正しい読み方が身につきます。
入試現代文のアクセス基本編
現代文の演習を行う一冊で、16個の文章が載っています。特徴は解説の詳しさです。
現代文はただ解くだけでは点数が伸びにくく、「なぜそうなるのか」を学ぶことで次に生かせます。この参考書は「なぜ」を丁寧に説明しているため、何度も取り組むほど力がつきます。
現代文読解力の開発基礎講座
高得点を狙う力をつける一冊です。駿台の有名講師である霜栄氏の著書で、扱われている問題はMARCHや早慶の過去問です。
内容は高度なので最低3周は行いましょう。注意点は、キーワードの勉強をしないまま取り組まないことです。「現代文キーワード読解」や「ことばはちからだ」を終えた後に進めると身になりやすくなります。
古文
古文単語ゴロゴ
古文単語を語呂合わせで覚えられる一冊です。語呂合わせは記憶に残りやすい形式のため、覚えられなかった単語が入ってきやすくなります。
覚えやすさに特化しているだけでなく内容もしっかりしており、565単語が収録されています。MARCHレベルの大学に十分対応できます。
富井の古文読解をはじめからていねいに
古文を学校で習っているものの、いまいち理解できない受験生におすすめです。予備校の授業をそのまま文章にした形のため、読み進めやすくなっています。
中堅私大レベルの内容を扱っているため、難度が高すぎることもありません。古文を読解するプロセスをわかりやすく学べます。
古文上達 基礎編 読解と演習45
「富井の古文読解をはじめからていねいに」を終えた後に取り組む一冊です。45問の問題が掲載されており、古文読解の基礎を固められます。
使い方は、「富井の古文読解をはじめからていねいに」で読解のプロセスを学び、この参考書で実践するという流れです。正しい読み方を当たり前にすることで、初見の古文にも対応できる力がつきます。
過去問情報
過去問は無料で入手できる手段があります。形式慣れが得点に直結する出題なので、早い段階から集めておきます。
大学受験パスナビ
旺文社が刊行する「全国大学入試問題正解」を中心に過去問を配布しています。無料の会員登録だけで利用でき、解説まで付いています。
東進大学入試 過去問データベース
会員登録をすると185大学分の過去問が閲覧できます。さらに最大25年分が見られるため、近年の問題だけでなく古い年度の問題にも当たれます。
他学部・他大学の対策もあわせて確認する
青山学院大学は学部・方式ごとに問題の性格が大きく変わります。併願を考える場合は、他学部の出題形式も早めに見ておくと戦略が立てやすくなります。
GMARCHの併願先を広く検討するなら、中央大学の人気学部と学部序列も参考になります。
まとめ
青山学院大学教育人間科学部の国語は標準的なレベルで、対策を積めば合格点を狙えます。鍵になるのは、知識問題の取りこぼしをなくすこと、古文を先に処理する時間配分、現代文の解答手順の固定化です。
よくある質問
Q. 国語はどの順番で解くのがよいですか。 A. 量が少なく知識で解きやすい古文を先に終わらせ、その後で現代文2題に取り組む形が有効です。現代文は合計5000〜8000文字あるため、残り時間をここに充てられます。
Q. 記述問題はどれくらい出ますか。 A. 大問1の評論文で記述が1〜3問出題されます。マークシート式と併用のため、記述に時間をかけすぎないよう上限を決めて練習しておきます。
Q. 知識問題はどう対策すればよいですか。 A. レベルは標準なので、過去10年間分の共通テストとセンター試験の知識問題だけを解く方法が使えます。全問正解できる状態まで仕上げます。
Q. 共通テスト利用方式は国語だけ対策すれば足りますか。 A. 足りません。英語と国語の合計点に基準点があり、基準点に達した人の中で小論文の得点上位者が合格となるため、小論文の練習も必要です。
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