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#大学情報

早稲田大学の倍率は?各学部の志願者数と合格者数を見てみよう

2025年2月14日

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少子化が進み、大学間での競争が激化する令和の大学受験。その中でも早稲田大学は私立大学でも最難関ということもあって、安定した人気を誇り、その倍率も高め。早稲田大学の中でもどの学部に志願者が集まっているのか、気になるところです。

今回は早稲田大学の倍率にスポットを当て、全学部の倍率や志願者数の傾向、特徴などをまとめました。

早稲田大学は倍率が高い?

早稲田大学の倍率は果たしてどれくらい高いのか。実はここ20年で募集人員をかなり減らしています。例えば、政治経済学部では2001年の一般入試で800人の募集人員があったのに対し、2022年には300人に減っています。これは一般入試ではなく、推薦入試の割合を増やしたからで、2022年の場合、推薦入試の合格者は450人で、共通テスト利用入試の50人をプラスし、800人が全体の募集人員となります。

また入試改革が行われている関係で量よりも質を求める傾向にあるため、一時期と比べると倍率は落ち込んでおり、少数精鋭を求めるケースが増えている状況です。もちろん現状でも倍率が高い学部がありますが、意外な学部が倍率が低いといった現象がみられるのが今の早稲田大学です。

早稲田大学各学部の倍率

ここからは早稲田大学にある13の学部について、志願者数や倍率、学部の特徴をご紹介します。

政治経済学部

2022年度
一般選抜 志願者数2,901人 合格者数699人 補欠合格199人 倍率3.4倍
共通テスト利用入試 志願者数4,872人 合格者数1,337人 倍率3.6倍

政治経済学部は年々募集人員を減らしており、量よりも質を求めている学部の1つです。また政治経済学部を皮切りに入試改革が進んでいることもあって、倍率はここ10年ではかなりの低水準となっていますが、偏差値はキープされており、記念受験組が激減し、政治経済学部を本気で狙っている学生のみが受験している形です。

推薦入試組が全体の半数以上を占めており、すみ分けができている分、倍率の低さに表れていると思われます。まだ改革して間もないため、今後次第で倍率も変動していくでしょう。

法学部

2022年度
一般選抜 志願者数4,709人 合格者数754人 倍率4.8倍
共通テスト利用入試 志願者数1,942人 合格者数550人 倍率3.5倍

法学部は一般選抜の割合が政治経済学部よりも若干大きい分、倍率も高めと言えます。ここ10年は350人の募集人員で変わらないですが、倍率は5倍前後で安定しており、合格最低点のラインもほぼ同じです。法学部はいい意味で安定しており、多くの学生に憧れを持たれる学部という印象です。

教育学部

2022年度
一般選抜 志願者数14,508人 合格者数1,885人 補欠合格248人 倍率6.3倍

共通テスト利用入試がない教育学部は、7学科12専修でそれぞれ試験が行われます。偏差値は文系理系で結構な差があるほか、専修によっては倍率が10倍以上のものもあり、同じ教育学部でも競争の激しさが全く異なります。

ここ数年で募集人員が減らされ、推薦入試に回っていますが、2022年度は最終的な合格者が例年より増えたことで倍率が下がっており、志願者は増加しています。

商学部

2022年度
一般選抜 志願者数11,777人 合格者数1,140人 倍率9.3倍

商学部はここ15年で最も少ない志願者となっている一方、合格者をそれなりに絞り込んだことで倍率は9倍程度となっています。ここ数年は10倍を超える倍率でしたが、それより前は7倍や8倍といった倍率のため、倍率9倍でも十分競争が激しい状況です。

数学型が倍率6倍と低い一方、英語4技能テスト利用型が9.7倍、地歴・公民型が11.0倍となっており、同じ商学部でも入試形式で倍率が大きく異なることがわかります。

社会科学部

2022年度
一般選抜 志願者数9,166人 合格者数823人 補欠合格38人 倍率9.4倍
共通テスト利用入試 志願者数1,132人 合格者数305人 倍率3.7倍

年々偏差値を上げて、人気も上がっているとされる社会科学部ですが、倍率に波があり、2桁の倍率に乗せる時期と9倍台にとどまる時期があります。現状は9倍台にとどまる時期となっており、再び倍率が高くなる可能性もあり、特に社会科学部の偏差値が上がっている状況なので今後次第です。

一方、例年と比較して倍率が一気に落ちたのが共通テスト利用入試。例年は5倍程度あるものが3倍台まで落ち込みました。これが2022年度だけのものなのかどうかは来年の入試で判断しなければなりません。

国際教養学部

2022年度
一般選抜 志願者数1,521人 合格者数342人 補欠合格80人 倍率3.3倍

国際教養学部は推薦入試の割合が非常に大きく、一般選抜は全体の3割ほどと少なめ。ただここ2年で一般選抜の枠が増えたことなどもあって、倍率は3倍台前半と低めです。合格最低点もそれまで6割前半だったものが7割後半と一気にハードルが上がっており、急激な難易度の変化も倍率が下がった要因となっているのかもしれません。

文化構想学部

2022年度
一般選抜 志願者数11,942人 合格者数1,410人 倍率8.5倍

文化構想学部はここ数年で倍率が一気に高くなっており、今年も8倍程度ありますが、これでも落ち着いた部類です。英語4技能テスト利用型は年々倍率を増やし志願者も増加の一途をたどります。今後の傾向次第では一般よりも英語4技能テスト利用型の方に人員を割く可能性もあり、倍率の変化も予想されます。

文学部

2022年度
一般選抜 志願者数11,846人 合格者数1,243人 補欠合格189人 倍率7.6倍

文学部は一般選抜の枠が一時期より100名減らされていますが、志願者の数はさほど減っておらず、むしろ2021年度から増加しており、早稲田文学部の根強さを感じさせます。文学部でも英語4技能テスト利用型が採用され、志願者数は文化構想学部同様右肩上がりです。

基幹理工学部

2022年度
一般選抜 志願者数4,544人 合格者数980人 補欠合格112人 倍率3.8倍

基幹理工学部は志願者の数が安定しており、ここ10年ほど4,000人台をキープし、一時的に5,000人台に乗せたこともあります。倍率も4倍前後をキープしており、こちらも安定的。学系ごとに入試を行うスタイルですが、学系Ⅲに人気が集まり、学系Ⅰがやや人気薄とトータルで見るとバランスがとれています。

創造理工学部

2022年度
一般選抜 志願者数3,112人 合格者数744人 補欠合格35人 倍率3.6倍

創造理工学部は基幹理工学部と違って、志願者数に若干の波があり、ここ最近で見ると減少傾向にあります。5つの学科で試験が行われ、募集人員の枠が多い総合機械工学科で倍率が伸び悩んだことも全体の倍率に影響したと思われます。

先進理工学部

2022年度
一般選抜 志願者数4,067人 合格者数968人 倍率3.8倍

先進理工学部の倍率は比較的安定しており、例年4倍をやや切ることが多く、2022年度の倍率も平均的です。6つの学科に分かれて試験が行われ、突き抜けて倍率が高い学科もなく、どの学科も同じくらいの狙いやすさとなっています。

人間科学部

2022年度
一般選抜 志願者数5,689人 合格者数760人 倍率6.8倍
一般選抜(数学選抜) 志願者数485人 合格者数164人 倍率2.8倍
共通テスト利用入試 志願者数737人 合格者数260人 倍率2.8倍

人間科学部ではわずかに数学選抜、共通テスト利用入試が用意されているものの、圧倒的に人員を割かれているのが一般選抜。数年単位で見れば倍率は下がっているものの、以前の倍率はだいたい6倍台だったため、人気が落ち着いたという見方が正しいでしょう。

スポーツ科学部

2022年度
一般選抜 志願者数988人 合格者数223人 補欠合格91人 倍率2.7倍
共通テスト利用入試 志願者数806人 合格者数228人 倍率3.5倍

スポーツ科学部の一般選抜は共通テスト+小論文を採用しており、本格的な運用がスタートして2回目の入試では前年と同じ2.7倍にとどまっています。共通テスト利用入試は共通テストのみと共通テスト+競技歴に分かれており、共通テストのみの方が4倍と倍率が高めです。

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早稲田大学の学部間併願状況

学部間併願状況は早稲田大学のホームページからチェックできます。2022年度の学部間併願状況を見ると、最も多いのが文化構想学部と文学部の併願で5,245人でした。ただ平均的には教育学部の受験者が様々な学部と併願をしており、商学部や社会科学部、文化構想学部、文学部で4,000人台の併願を記録しています。

特に商学部は、入試形式で細分化されており、すべてまとめると5,302人となり、文化構想学部と文学部の併願の人数を超えます。人気が高い政治経済学部では法学部との併願が796人、社会科学部との併願が743人ですが、商学部の数学タイプが685人というのがポイントです。つまり、数学利用者の文系学生は政治経済学部と商学部の併願をする傾向にあるということです。

一方、理系学部でチェックすると、理系の学科がある教育学部が理工系3学部それぞれで300人台の併願が確認できます。(参照:早稲田大学)

まとめ

早稲田大学の倍率は、推薦入試に左右されやすく、今後の入試改革次第では大きな倍率の変化があるかもしれません。そのため、倍率が落ちた=人気が落ちたということではなく、むしろ少数精鋭の学生が集まったという見方もできるのです。

大学の定員厳格化の影響で、多くの人を集めてできる限り合格させる手が使えず、量よりも質を求める傾向に多くの大学が追随する中、早稲田大学はその最先端を歩いています。慶應義塾大学とは一味違うところをどのように入試に落とし込んでいくのか、その動向に注目です。

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